京男雑記帳

洛中で生まれ育った京男が地元視点で見た日常風景や話を雑記的に掲載

左義長

2019年01月16日 05時48分30秒 | 社寺


昨日は、鍼灸治療の日でした。
そうなのに外出すると病院の方に歩いて行くのです。
「身体よ、何処にいくんや?」と思ってもどんどん歩いて行くのです。
病院方面には、なんの用事もない。食事をする訳でもない。
ただとっとこ歩くのです。
まあ、まだ治療の時間には時間があるので歩いてみた。





今熊野神社が見えてきて気付いた。
「左義長?」と。
そうなんです。
今熊野神社は、本来の小正月に左義長(さぎちょう)をやるんだ。
素晴しいと思う。
普通なら14日にやるますよね。
でもやらない。素晴しいと思います。
お手伝いをする人の都合でお休みの日に実行するのは楽です。
でもやらない。意味がないから。



左義長は、小正月にやるのに意味がある。
意味のない行事はしない。
それでいいのです。
どうもこの当たりを大人の都合でやる傾向がある。


↑聖護院からきたはるのかな?


↑祭壇

取材に来たら、そのことをしっかり主張して欲しい。
意味のない行事はやるべきでないのです。
結果的に参加者も少ないだろう。でもそれでいいのです。
手作りでやればいい。
宗教行事なんだから。
最近、宗教というと「そんな行事に我が家の子供は参加させない」なんていう親もいる。色んな考え方があってもいいけど、左義長が宗教行事で宗派の勧誘を後でするなんてことはないのです。


↑火付けセット、ライターがあるけど・・・


↑玉串

今熊野神社の左義長では、修験道も仏教も神道も行事に含まれる。
祝詞の後で般若心経もとらえるのです。
どんな人でも自由に参加できるのですよ。
素晴しいと思う。


↑山伏さんが場を清める時に使う。矢の本数が少ないけど・・・。

なんて思いながら、鍼灸の時間が迫ってきたので、行事に参加できない京男でありました。
そういえば節分を確かやりますよね。
節分に参加しようかな・・・。

和菓子
クリエーター情報なし
河出書房新社

↑京男の和菓子本が新装版になりました。初版を出版した2013年1月26日時の記事新装版が出版した2018年1月19日の記事をご覧ください。
(色のかわっている部分をクリックすると表示されます)(色のかわっている部分をクリックすると表示されます)

Twitter→@kyo_otoko
コメント (2)
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