↑いまは、半夏生が見頃かな
7月になりましたね。
それにしても本格的に京都らしい蒸し暑い日々です。
喉には優しいけど、動くと全身汗まみれ。
外出から帰ったらシャワーの日々。
もっとも京男のアクが抜ける時期。
もっとも家に居る時は、確実にクーラーのスイッチONです。
いままでの薄着から秋のような服装で机の前に座っている。
昨年から隣の部屋のクーラーを動かし、サーキュレーターでこの部屋に冷気を送り込んでおります。
部屋が狭いからクーラーの冷気が暴力的なんです。
昔なら問題なかったのですが・・・。
↑塩芳軒「半夏生」
寝る時もクーラー無しでは無理。
先週、寝汗が原因で汗疹になり、皮膚科の世話になりましたからね。
シャワーを1日数度浴びるのですが、ケアをしないと皮膚が困ったことになります。
アクも抜けすぎるとだめなようです。
「おれは山菜か!」
まあ、これから夏なんですからしかたない。
↑羽二重、白こしあん
雑用で外に出ることも多い。
その時の服装がまた難しい。
夏仕様なら上は汗が快適に蒸発するタイプのTシャツと半ズボンとサンダルなんですが、行く場所によってはクーラーが効いていて、脚が冷えます。
以前ならそんなの問題なかったのです。
でもショッカーにサイボーグ手術をされてから、冷えには気をつけるようになりました。二十歳代からサラリーマン時代でも夏は半ズボンと決めていたのに、そうもいかない場合もでてきました。残念。
京都駅なんかを歩くと匂いに閉口する。
外国人が多くなっているからか、体臭がたまりません。それと汗臭さ。
回りをみわたしても、皆さんは案外平気みたいですね。
私だけなんだろうか?
脳出血の後遺症で、第39野と40野(音の情報へ変換部位)がピンポイント的に弱くなったのです。困ったことなんです。脳って不思議なんです。そうなると脳の他の部位が「こりゃいかん」と活性化してくれるのです。最初、なんのことかわからなかった。五官が鋭くなってしまったのです。音、匂い、触感、視覚、おまけに閃きなんかも。
匂いなんかも、鋭くなった。なったのはいいのですが、それがつらい時がある。
汗臭さやモノが腐敗する匂い、ストレスの人が発する匂い、トイレなんかもどこにあるかすぐにわかる。(これは父親を連れて歩いていて便利ではなります)
でも匂いを防ぐためにマスクをするのも暑いし・・・。音もそう、騒音がつらい。ノイズキャンセルのヘッドセットをつける場合もあります。音楽を聴いているフリをしてね。
↑紫野源水「緑陰」
香りのブレンダーなんかをしたらいいのかも。
そういえば香道で匂いを当てるのがありますね。
あれもいまならすごく楽にできるかもしれません。
味覚だて同じです。
悪い材料がわかってしまうのです。
知らなかったら幸せなのにね。
↑本葛製・葛焼
まあ、これもなにかの役に立つのかも。
脳のOSがメジャーアップデートをしたのはいいけど、取り扱い説明書が付いていないのです。自分で使いながら探るしかない。
まあ、楽しくもあり苦しくもありです。
この夏、うまく汗をかいて、なりきります。
和菓子 | |
中村 肇 | |
河出書房新社 |
↑これから暫くの間、京男の和菓子本のお知らせをさせてもらいます。説明は1月27日の記事をご覧ください。(色のかわっている部分をクリックすると表示されます)
Twitter→@kyo_otoko