京男雑記帳

洛中で生まれ育った京男が地元視点で見た日常風景や話を雑記的に掲載

ぜんざいとハンバーグ

2017年02月06日 05時00分20秒 | 風景
またまた2月2日吉田神社の節分風景です。
晦日そばを食べた後、鬼が暴れているのをみていました。
そして先日の写真を撮影。
昨日、実家に行きこの間の写真をヨドバシカメラでプリントしたのを渡す。


↑吉田神社節分、厄除 福ぜんざいの店

昨日、父親は散髪に行ったのです。
そこのおばあさんに、鬼と撮影していたのを目撃されていたそうです。
そやから京都は嫌なんですよ。
恥ずかしいところを地元の人(まあ、私らも地元ですけど)に目撃された。
京都は狭い土地なんです。こういう現象が必ず起こる。あの写真を撮った時間は数秒だったのにね。その姿を誰かに撮られているかも。RQ-1プレデターやスパイ衛星から見られていたかも・・・。


↑父親は、お餅が堅いと言っていた。そんなことないと思うけど。それより口直しの塩昆布か山椒が欲しかった。

次ぎは、「福ぜんざい」を食べました。
福ぜんざいは、私も食べるのは初めてだったのです。
父親は、母親といっしょに節分に来て、この店は認識していたらしいけど、母親に「食べようと」言えなかったらしい。
「糖尿病のあんたがぜんざい!」と雷が落ちることでしょう。
それと母は、こういうテントのようなお店で食べるのは絶対嫌いな筈。
河道屋の年越そばもそう。河道屋本店は同じ町内なので、母親は社長とかと顔見知りだったから、嫌なんだろうな・・・。妙にカッコを気にした母ですからね。


↑こういう風景、幼稚園や小学校の頃は興奮した。お年玉をもって子供買いでした。芭蕉せんべいの屋台があったのにな・・・。型抜きのゲームとか、串カツだとかも好きだった。ウサギか猫、犬の肉だと言われたけど、美味しかった。

何はともあれ、父親は念願の「晦日そば」と「福ぜんざい」をゲットしたのでした。
昔は、この福ぜんざいのお店の側に、かく谷老舗も年越そばを食べさせるテントもありました。
2軒の年越そばを比べた記事があります。ご覧になりたい人は「年越そばを比べた記事」をクリックしてください。


↑京都大学百周年時計台記念館

さて、ランチとしては、晦日そばとぜんざいでは、お腹が膨れない。
どうしよう・・・。
そうだ、京大へ行こう!
そういうと父親は、「和進会で食べるんか?」と言う。
「そりゃ京大病院の食堂やがな」と京男。
ボケと突っ込みをテンポ良く会話した。
関西人は、いつもこうあんですわ。


↑ハンバーグデミグラスソース 594円!

無理矢理、京都大学に連れ込んだ。
「懐かしいですな・・・」とかなんとか言いながら。
時計台の建物の売店なんかも見学させた。
角帽が売っていたから「欲しい?」と言ったら、「いらん」とすげない態度。
せめてちょっと被って記念撮影と思ったけど・・・。
「この売店では、卒業証書や学位や博士号なんかも売っているんや」などと説明。
「そろそろ早稲田大学卒から京都大学卒に替えたらどうや」なんて言っておりました。


↑大きさもちょうどいい。父親完食。

次いで大学正門西側の「カフェレストラン カンフォーラ」につれて行く。
最初、ちょっとおどおどしていた父もこれぐらいになると落ちついえ来た。
席に着いて、父親は「ハンバーグデミグラスソース」、私は「サーロインステーキ」を注文。
値段を見せると父親は唖然とした。
ハンバーグデミグラスソースが594円也
サーロインステーキ(120g)864円也
サーロインステーキは、節分祭限定だったようです。


↑サーロインステーキ(120g) 864円!節分祭限定。

これならハンバーグやパスタを食べたくなったら、家から歩いて来たらいいでしょ。
さっき食べた晦日そばより安いしね。
歩いてきても、それほど遠くない。
私なら10分、父親なら20分ぐらいかな。
市バスで1駅だしね。
博物間もあるから結構楽しめると思うな。70歳以上なら無料だしね。

大学全体に言えることだけど、閑を持て余している高齢車をシニア学生としてうけいれたらいいと思う。学びたい高齢者もたくさんいると思うな。


↑満足できますよ。

昔は、京都大学なんて汚いイメージだったけど、最近は綺麗になりました。
そういえば、学生運動をしていた人達がそろそろ高齢者になっている。
閑を持て余しているんだから、ヘルメットと角材で再び老人運動をしたらどうだろう。自分たちのため、国会に押し寄せる。このまま行くと老人は邪魔者扱いになりますよ。しかも搾取される。人数はたくさんいるんだから、やったらいいと思う。
いい運動になる。まあ、身体があまり動かないのと転けたりしたらすぐに壊れる欠点はあるけどね。警察も現役の機動隊では、対抗できないから機動隊OBで対抗。
それを中継する放送局もOBでやる。
みんな、生き生きしてくるだろう。医療費も大幅に削減できる。
いいと思うのですが・・・。
なんて妄想を頭の中で描いておりました。

和菓子
中村 肇
河出書房新社

↑これから暫くの間、京男の和菓子本のお知らせをさせてもらいます。説明は1月27日の記事をご覧ください。(色のかわっている部分をクリックすると表示されます)

Twitter→@kyo_otoko
コメント (2)
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