京男雑記帳

洛中で生まれ育った京男が地元視点で見た日常風景や話を雑記的に掲載

イカ天・・・中国料理の日3

2017年02月19日 04時45分30秒 | 洛外・食



↑民生 萱島「イカ天ぷら」さすがにサイズは小にしてあります。

この記事は、「中華料理の日」と同じ日の夜に食べたものです。
病院関係でランチタイムが遅れ、あれだけのモノを食べたので、お腹は全く減っていなかった。
でも京男Jr.2に味あわせるために、萱島の民生に連れて行ったのです。
彼の会社の本部が横浜の中華街近くにあるらしい。だからこのクラスのモノが食べられるのかも知れない。
でも横浜の中華街をテレビなんかで見る限り、なさそうなんです。
神戸の南京街だって、最近だめだと思う。
本日の民生は、神戸の南京街にあるお店。
大阪の梅田のヒルトンプラザ ウエストにも民生はあります。
でもお店の前に椅子がズラッと並んでいるのを見るとゾッとするのですよ。
味は同じなのかもしれませんが・・・私のイメージではない。
神戸南京街のお店もいまの建物の前は好きだけど、いまは好きでないかも。
しかも観光客がいっぱいだしね。


↑青菜炒め、これも素晴らしい一品だと思います。

1981年神戸ポートアイランド博覧会が開催された。南京街の南楼門ができたのが1982年。それぐらいの時、民生も建て替えられたと思います。
お店の存在は、当時いっしょに仕事をしていた建築家から聞いていました。昔のバラック時代によく行きました。当時、お店に入ると広東語かな?の元気な声が飛び交っていた。客も中国人が多かったと思う。その頃、憶えたのが「イカ天ぷら」。


↑豚アバラ甘酢

当時は、花時計の向かいぐらいの地下にあったインド料理の「ゲイロード」によく行っていた。そうそうあの通りに「キングス アームス」がありました。ローストビーフが名物のお店。この2軒は、震災で無くなった。「ゲイロード」は、場所を変えていまでも営業しているけど、変貌が怖くて行けません。いまならインド料理なんて珍しくないですからね。私がロンドンの「ゲイロード」でインド料理に目覚めたのです。日本では、神戸しかなかった。



民生がバラックみたいな建物だったのを取り壊し、新しいお店に変わるという最後の日に偶然であったのです。
その日、いま書いていた。ゲイロードでいっぱいインド料理を食べた帰りにです。
なんかお店に入らないといけないと、思ったのです。お腹なんて減っていません。
でもお店に入り「イカ天ぷら」を注文した。
食べながら店内を見回しておりました。なんか涙が出て来た。この風景が無くなる・・・。
予想通り、次ぎに行くと、南京街に門が出来て、とても綺麗になっていた。
しかも神戸ポートアイランド博覧会で観光客がドッと押しかけた。
店内に入るととても綺麗になっていた。でも・・・あの怪しげな雰囲気が無くなった。神戸の魅力は港町の胡散臭さみたいなものだと思う。
船員が買う中古の服や電気製品が所狭しと並んでいたガード下。
その周辺の飲み屋街の怪しさ。
あれが味わいだった。
それがおばさまのグループがウロウロして・・・。


↑カレーライス、なんで?と思うでしょ。中国風のカレーライスというのは、いいんですよ。家でも簡単に時間をかけずに作れると思います。さっぱりして美味しい。

好きだった「ギリシャ・ビレッジ」だって地上げでなくなった。
ムサカやアラモサラダが美味しかったのに。
京都でいうと「第一楼」、今の大丸の駐車場のところにね。
いかんいかん、昔の話をしてもしかたない。


↑ゴマ団子、これは黒胡麻餡。昨日のモノより確実に上です。



この萱島にある民生は、当時の民生と同じような匂いがするのです。
ここは、京阪の特急に乗ると見えていた。でも実際に行ったのは4、5年かかったかも。
この日も四条から京阪に乗って夕方行ったのです。
京男Jr.2に「イカ天」を食べさすためにね。
もちろん、京男プロトタイプ糖尿1号は、買い物を済ませ、タクシーに乗せました。
京阪の萱島へ行くのは結構邪魔くさい。
特急で枚方まで行き、各駅停車で萱島まで行くのです。
萱島の駅に着く前に電車の窓からお店が開いているか確認するのですよ。
(電話で聞いてもいいのですが)行って店が閉まっていたら、ダメージがキツすぎます。


↑杏仁豆腐

お腹が減っていないかったけど、本日の写真ぐらいは食べました。
京男Jr.2も美味しいと食べていた。
しっかり味を覚えるように。
やっぱりデザートはカレーライスね。(笑)
昼に食べた、ごま団子と比べるとレベルが違うというのも京男Jr.2は理解したと思う。しかも写真を撮って、長女、次女、次女の婿にLINEで画像を送って悔しがらせたのは言うまでもない。

めでたしめでたし。
※どうも最近、京都の風景や生菓子がすくないですね。ちょっと弱い反省。

和菓子
中村 肇
河出書房新社

↑これから暫くの間、京男の和菓子本のお知らせをさせてもらいます。説明は1月27日の記事をご覧ください。(色のかわっている部分をクリックすると表示されます)

Twitter→@kyo_otoko
コメント (2)
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