京男雑記帳

洛中で生まれ育った京男が地元視点で見た日常風景や話を雑記的に掲載

冬支度

2014年12月13日 04時22分13秒 | 風景・和菓子


自然の色が渋い色になってきた。
そういえば今日13日は「事始め」。
そろそろお正月の準備をはじめる日だ。



最近は、お正月のお節料理を真剣に作る家庭が少なくなってきただろうな。
いつもそんなことをしたことがない京男なんですが、父親がお節料理を部分的に食べたいと言い出した。



「うちは、喪中だからしないんじゃないの?」と言ったけど、食べたいらしい。
食べたいものを調達したり、作ったりしなくてはいけないような雰囲気になってきた。母親が作っていたので、あるのが当たり前と思っているらしい。
我が家では、残念ながらお正月でもいつものと同じなんだけどなぁ・・・。
しかも白味噌のお雑煮なんて、あまり好んで食べないし・・・。
煮た御餅が好きでないからだろうな。
まあ、一応の訓練は受けているから作れるだろうけど。
だから年末からどこかの温泉地に行って過ごしたかった。
でも、ホテルが空いてなかった。
しかも、正月は時間がゆっくりとれるから打合せをしたりというスポンサーもいたりします。



なんて考えながらいつもの智積院を病院に向かって歩いておりました。
昨日は、病院終いの日でした。
主治医の診療室に入ると先生が「あっ!杖がない!」と叫んだ。
京男「ふふふ・・・、今月から杖無しなんですよ」
それからはじまり、血圧の話しになる。
先生も私の血圧と同じように高いらしい。でも血圧の薬は飲んでいないらしい。
「○○先生、人に血圧の薬を処方しておいて、自分は飲んでいないのはちょっとあかんのと違う?」と言った。その後、二人で笑いました。看護師さんもいなかったしね。内科の先生じゃないからこういう話しになるのかも。
最後に「今年一年お世話になりました」また来年の春、お会いしましょうといいながら診療室をでた。
その後、料金精算がすごく混んでいた。
そこにいても面白くないので、リハビリ室に遊びにいった。



リハビリ担当の先生と会に行くことにする。
受付の女性が杖を持っていないのでビックリしていた。
「○○先生は?」というと、呼びに行ってくれた。
なんか故郷に帰った感じやね。(笑)
リハビリ担当の先生と再会。
いろいろとチェックしてもらう。
問題ないとのこと。
今年はお世話になりました。
それでは、良いお年をお迎えくださいと挨拶し、精算の場所に戻った。



手術したのが今年の話しと思えない。
なんか色々なことがあった年だったな。
私自身については、ラッキーな年だった。
普通に歩けることって、すごく幸せなんだと身体を通じて知りました。
それは、身体に刻まれ忘れることはないでしょう。


↑紫野源水「冬木立」




↑煉切、白小豆こしあん

和菓子
中村 肇
河出書房新社

↑これから暫くの間、京男の和菓子本のお知らせをさせてもらいます。説明は1月27日の記事をご覧ください。(色のかわっている部分をクリックすると表示されます)

Twitter→@kyo_otoko
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする