京男雑記帳

洛中で生まれ育った京男が地元視点で見た日常風景や話を雑記的に掲載

初音

2009年02月10日 06時06分08秒 | 和菓子

京都鶴屋鶴壽庵「初音」

「初音」って、広辞苑でひくとウグイスやホトトギスがその年初めての鳴き声とあります。
そうなんだ。
NHK大河ドラマ「天地人」の架空の登場人物の名前もそうやね。
「初音ミク」というのもありますね。「歌声ソフトウェアシンセサイザー(ボーカル音源)」というヤツ。音階と歌詞を入力すると合成音声によるボーカルパートやバックコーラスをパソコン上で作成することができる。すごいソフトがあるものですね。


青麩焼き、薄紅あん


この和菓子、なんで「初音」かは、ようわかりません。
でも春らしい感じがするのでそれでいいのかな。



冬牡丹または寒牡丹。
花は、普通の牡丹といっしょやけど、特別な管理をすると冬の間に咲かせることができる。
雪よけのワラ囲いがいい雰囲気ね。
京都では、雪はほとんど降らへんからほとんど飾りやね。

「そのあたり ほのとぬくしや 寒ぼたん」高浜虚子


二條若狭屋「寒牡丹」


煉切、黒こしあん
コメント (8)
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