MERS感染者145人に=サムスンソウル病院は部分閉鎖―韓国
中東呼吸器症候群の名が示すように、人がラクダと接触することによって感染するMERS。ところが、現在、韓国では、このMERSが猛威を振るっております。
最初の患者の報告は5月とのことですが、日本国の外務省は、ようやく今月12日に海外安全ホームページにおいて渡航情報としてMERS情報を掲載しましたが、”感染症危険情報”に基づく渡航延期は出していないそうです。また、マスコミ報道などでは、専門家の見解として、マスクや消毒などで対策をとれば感染の可能性は殆どはないと説明しており、こちらも危機感は薄いようです。しかしながら、韓国のMERS、楽観視しても大丈夫なのでしょうか。韓国側も、感染は病院内に限られており、通常の日常生活にあっては感染の心配はないかのように説明しています。その一方で、患者情報や採られている対策等の情報からしますと、コロナウィルスの感染力は、相当に強力なのではないかと推測されるのです。その理由は、MERSは、「現時点では持続的なヒトからヒトへの感染を裏付ける証拠は見つかっていない(6月2日のWHOの見解…)」とされていますが、韓国には媒介となるラクダは生息しておりませんので、患者数の増加は人・人感染の結果としか考えられないからです。実際に、せきやくしゃみといった飛沫感染は認めておりますので、やはり、人から人へ感染するのでしょう。また、感染の拡大を防ぐために、韓国保健当局は、医療機関のみならず、交通機関やホールといった一般の建物などに対しても徹底的な消毒作業を実施しております(患者の発生した村全体の消毒も…)。この行動から推測されるのは、コロナウィルスは、患者の体内から飛沫として対外に排された後も、長期にわたって感染力を維持しているのではないか、というです。つまり、発病によって隔離される前の時期に(潜伏期間は10日程?)、患者が行動した範囲において、コロナウィルスがそのまま生存している可能性が疑われるのです。仮に、コロナウィルスが長期的な感染力を備えているとしますと、楽観は許されないことになります。
コロナウィルスについては不明な部分も多く、上述した推測も杞憂に終わるかもしれませんが、MERSの流行は、国民の不安を掻き立てると共に(致死率36%とも…)、マイナス影響は経済にも及んでいると報じられています。日本国にMERSが上陸した場合にも、対応に不手際があれば同様の状況に見舞われることが予測されますので、日本国政府はMERS対策を徹底するとともに、外務省も、大事を取って”感染症危険情報”の案件として扱うべきではないかと思うのです。
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コロナウィルスについては不明な部分も多く、上述した推測も杞憂に終わるかもしれませんが、MERSの流行は、国民の不安を掻き立てると共に(致死率36%とも…)、マイナス影響は経済にも及んでいると報じられています。日本国にMERSが上陸した場合にも、対応に不手際があれば同様の状況に見舞われることが予測されますので、日本国政府はMERS対策を徹底するとともに、外務省も、大事を取って”感染症危険情報”の案件として扱うべきではないかと思うのです。
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