草花好きのひとりごと

植物の栽培記録や鉄道・路線バスなどの趣味について記しています。

原種系水仙

2012-03-01 | 球根植物

原種系スイセンの、ロミエウクシィー 'アトラスゴールド'
Narcissus romieuxii 'Atlas Gold'
種名romieuxiiのカタカナ表記は、苗の入手時のラベルや私が持っている何冊かの書籍を見ると各々微妙な違いがあり、上に書いたのはその中の一つです。
ローマ字だけにしておけばいいのかも(^_^;)

保存してある画像を見たところ、2003年にポット苗を購入したものなので、我が家にやってきてもう9年。
私のいい加減な育て方でも、その間咲かなかったのは一年だけ。

山野草を多く販売していた園芸店に1、2球入りのポットが何種類か並んでいたうちの一つで、種類によって値段差があったものの、安いもので500円くらいしたのでまずこれを一つ買って、咲いた花を見たら気に入ったため、花後に6種類を購入した記憶があります。(花が終わっても同じ値段だった・・・)

園芸品種の水仙を小型にしたような花型の、ルピコラ Narcissus rupicola は特に楽しみにしていたものの、高温多湿に弱かったのかこれだけが夏越しできず、従って一度も花を見ることができないまま終わり、それ以外の6種類が残りました。


これは、ロミエウクシィー 'トレブルチャンス'
Narcissus romieuxii 'Treble Chance'
'アトラスゴールド'とは色違いといった趣の花で、どちらも開花時期はほぼ同じで毎年よく咲いてくれるもの。

6種類育てているうち2種類は、球根の数は増えるものの大きく育ってくれないのか、開花数が少ないけれど、それ以外は咲きやすいようで、園芸好きの知り合いにも分けることができた。
咲きにくいものを人にあげるのは気が引けて、ポットに植えて栽培中。
でも何せ場所が無いので密植状態となり、ますます花が咲かないということに(T_T)


少し前に咲いた、ロミエウクシィー Narcissus romieuxii
選別種とされる先の2種類とは、咲き始める頃の花茎の長さが違うようにも見えるものの、Web検索してみても似たような花の画像も見つかるので、名札違いというわけでもなさそうな感じ。
私の育て方では、数は増えるものの花が咲きにくいので、肥料の成分比を違うものにするなど何らかの工夫が必要なのだろうと思っています。

改めてこの3種類の画像を見ていて思ったのですが、雌しべが長いのがromieuxiiの特徴なのでしょうか。
我が家にあるものを見ると、cantabricusとかbulbocodiumはここまで飛び出ていないような・・・
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