秘境という名の山村から(東祖谷)

にちにちこれこうにち 秘境奥祖谷(東祖谷山)

奥祖谷春点描  暮らしの春

2012年03月13日 | Weblog
山のべの庵に帰りし老ひとりもくもくとして畑打ちにけり

春かぜと温もり来たり九鬼のさと畑打つ土の香りのうれし

春雨に畑打つ土の砕け散り若菜の苗をやさしく包みし

老ひとりきびしき野辺に住みにけり宿世の習ひ皺に刻みし

刻みたる齢の皺のふかかりし労のみ多し山のくらしよ


惜別の限りに降りし雪の果

祖谷の里引きて手をあて春火鉢

ものの芽に太き雨滴の温もりし

畑打の農婦ひとりと廃家かな








テラオ兄さん 鉄砲玉のように即興で句作

鎮魂の想いをこめてなごり雪

ババ達が誘いあってく癒やしの湯

ほど地にも水差す様ななごり雪

マンサクも白く彩るもどり雪

もどり雪お辞儀してるよ福寿草

短歌 題 月曜日の新聞に
悲しみの 記事でうめてる新聞紙 わこちゃんの歌 心なごます

テラオ兄さん写真 今朝13日10時過ぎの戻り雪 








































12日朝10時過ぎ撮影 今井の里
















テラオ兄さん写真 11日朝 10時ころに撮影
廃家の野辺に咲き始めた花


















萌え出るもろもろの芽



















春の終わりに見る 忘れ雪、雪の果て
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 奥祖谷春点描 暮らしの春 | トップ | 菜菜子の気ままにエッセイ(... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事