秘境という名の山村から(東祖谷)

にちにちこれこうにち 秘境奥祖谷(東祖谷山)

茅刈り

2005年03月30日 | Weblog
友人の市岡さん、ちいおりのスタッフ片岡さんとちいおり滞在中の
ドイツ人の男女、自分の5人で京柱峠の茅場に茅刈りに、、、

スタッフの片岡さんはアレックスの精神に共感して大学卒業後
ちいおりのスタッフとして二年あまり奥祖谷に居たが四月に
インドに一年ほど勉強に行く事になっていると、、、
異色の若者である。
ドイツ人は共に自国の大学生で男性は19歳、、
女性は16歳で三階級特進で大学入学、、、ともに入学と同時に
一年間の社会勉強の機会を与えられて、まずは日本の
原風景が色濃く残っている奥祖谷を選んだと
しばらく祖谷の居て、その後各地を見て回るらしい。

途中、、徳島大学の若い先生が家族ずれで見えられた
祖谷の植生を研究されている方で茅場の植生をテーマ
にされるとか、、、
昔何処にでもあった日本の原風景 茅場が少なくなって貴重であると
ちいおりの茅葺の修理に茅を刈り、刈った跡に日が良く当たり
そこに貴重な珍しい植生が芽生えていると、、、
それが村の財産となり、原風景が残る。

茅葺屋根の修理に茅を刈る行為がそれだけに留まらず
植生の芽生えと原風景の保存に役立っているという
サイクルの妙に目からうろこの一日であった。


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