彼是7,8年前であろうか、祖谷で写真ブームになったことがある
好奇心のある土地の人たちは一眼レフカメラを我も我もと買った
それも半端のカメラではない、数十万のカメラだ。
仕事の合間にカメラを携えて山の風景や花など、腕自慢、カメラ自慢
に興じ、ちょっとした空きスペースがあると展示して競い合ったものである。
あのときの熱はどこへやら、跡形もなく話題にもならないが、
バカチョンカメラで撮っていて、土地の人によく言われるのが、
「そんなカメラで撮れまい、おらも、写真好きじゃが、
持っているカメラは凄いぞ、100万近いしたわい
それ持って三嶺、天狗と駆けずり回ったものよ」
「ところで、おやじさん、そのカメラ、今でも使っているの?」
「久しゅう使わんでの、この間どうなっているか物置から出してみたら
レンズにカビがきていたわい、カメラ屋に持っていったら、修理に
えらい高いこと云われてそのままじゃあー」
祖谷には高価な一眼カメラがカビだらけになって、物置から
ゴロゴロ出てくるそうである。
好奇心のある土地の人たちは一眼レフカメラを我も我もと買った
それも半端のカメラではない、数十万のカメラだ。
仕事の合間にカメラを携えて山の風景や花など、腕自慢、カメラ自慢
に興じ、ちょっとした空きスペースがあると展示して競い合ったものである。
あのときの熱はどこへやら、跡形もなく話題にもならないが、
バカチョンカメラで撮っていて、土地の人によく言われるのが、
「そんなカメラで撮れまい、おらも、写真好きじゃが、
持っているカメラは凄いぞ、100万近いしたわい
それ持って三嶺、天狗と駆けずり回ったものよ」
「ところで、おやじさん、そのカメラ、今でも使っているの?」
「久しゅう使わんでの、この間どうなっているか物置から出してみたら
レンズにカビがきていたわい、カメラ屋に持っていったら、修理に
えらい高いこと云われてそのままじゃあー」
祖谷には高価な一眼カメラがカビだらけになって、物置から
ゴロゴロ出てくるそうである。