松明 ~光明を指し示して~

暗闇を照らし赤々と燃える。が、自身が燃え上がっては長くはもたない。火を消すことなく新しい松明へと引き継がれねばならない。

全国学力テスト学校別成績の公表 ~その2~・・・おかしいと思いながらも

2014-04-26 18:51:44 | Weblog
   
 学力テスト学校別成績公表は、悪いことばかりではなく、学校教育の進歩にもつながるが、気をつけなければならないこともいくつかある。これらを列挙してみると、

・学力向上よりも学力テスト対策になってくる。
・このテストで測れる学力のみが学力となる。
・芸能、体育教科、人間教育などの指導が軽く扱われる。
・想像力、創造力、追求力がなくなる。
・高得点をとった学校や子どもが優秀な学校や子どもと言われる。
・勉強のできない子どもは馬鹿である。
・できない子どもは学校嫌いになる。
・できる子どもは優越感を持つ
・学校の序列化や学校間の競争が生まれる。
・越境入学が増える。
・学力の格差が生まれる。
・教師中心、教え込みの指導になる。
・学習塾へ通うのは当たり前になる。
・学習塾の指導法が学校教育にどんどん入ってくる。
・深く豊かに学ぶことが疎かになる。
・知的な教養を持った教師がなくなる。
・受け身の子どもが多くなる。
・子どものコミュニケーション能力が落ちる。
・子どもの精神内容が低下する。
・人間の価値観が変わる。
・その他

これらは杞憂かもしれないが、知らないうちにこのようになる傾向を恐れる。



※学級づくり、授業づくりに協力します。お声を掛けてください。ホームページ「浜松授業研究の会」のお問合せ、ご連絡に記入してください。または、このブログのコメ ントに記入していただいても結構です。