飛行機さつえい奮闘記
旅客機の写真撮影やヒコーキ旅が好きなこうへいのブログです!
ツイッターアカウント作りました!是非フォローお願いします!





こんばんは。航空機に乗った際、離着陸時に電子機器の使用が制限されているのはみなさんご存知の通りかと思いますが、
本日2014年9月1日より電子機器使用に関する制限が緩和されました!!
今まで撮りたくても撮れなかった美しくてダイナミックな景色、目の前をタキシングする航空機、お見送りするグランドスタッフ…これが撮れるようになりました!
その他にも『離着陸時のGPS受信機の電源ON』、『離着陸時のエアバンド受信』など…ヒコーキに乗る際の楽しみが大幅に増えました!
実は私、この電子機器使用制限緩和に伴い、急遽日帰りで飛行機に乗ってきました!離着陸時のデジタル写真をまずは速報版としてお送りしたいと思います!

【 写 真 】

私が搭乗したのは2014年9月1日の羽田⇒鹿児島JAL1865便と、同じく9月1日の鹿児島⇒羽田JAL1872便です。機材は両方とも737-800、JEXの機材・乗務員での運航です。
保安検査場の前にはこのような張り紙がありました。


安全のビデオが流れている時間帯は電子機器の使用ができませんでしたが、本日からできるようになります。


羽田空港でのお見送り。


D滑走路を横断中。ランウェイ05へ向かっています。


後続にはエバーキティ。ランウェイ34Lにはゆめジェットの姿が。


テイクオフ!


遠くにディズニーランドや浦安の街並みが見えました。この後雲に突っ込みます。


携帯電話は機内モードにしておけば利用は可能です。Googleマップをキャッシュさせて、現在地を表示させてみました。


鹿児島空港アプローチ中。かろうじて…桜島。








着陸帯を通過。まもなくランディング。


鹿児島空港到着!


スポットイン直前。


約2時間ほどの滞在でとんぼ返りします。鹿児島空港のお見送り。


鹿児島空港ランウェイ34へランナップ。


ランウェイ34よりテイクオフ!


すぐにライトターン。


モヤッていますが、鹿児島空港が眼下に見えました。


なんとか桜島の全景が見えます。


羽田空港アプローチ中。鴨川市上空です。


木更津駅付近。ランウェイ34Lへのアプローチ。


木更津駐屯地。


有名な魚の眼。


右下は木更津のホテル三日月。


東京湾アクアライン。


D滑走路横を通過。


羽田空港は雨が降っていました。まもなくランディング。


バウンドしながらランディング!フルリバース!

【 動 画 】
カメラの上にスマートフォンをくくりつけ、離着陸時の動画も撮影してみました。ブレとシャッター音は気にしちゃダメです。

【140901】JAL1865便 羽田空港離陸


【140901】JAL1865便 鹿児島空港着陸


【140901】JAL1872便 鹿児島空港離陸


【G P S】
いつも上空で電源を入れるGPSロガーも、今日は搭乗時より電源を入れられます。離着陸時のログをPCに表示させてみました。

羽田空港離陸時。


羽田空港離陸時。


鹿児島空港着陸時。


鹿児島空港着陸時。


羽田空港着陸時。

【機内アナウンス】
JAL1865便で行われた機内アナウンスをすべて収録してみました。録音がうまくいかず、切れてる部分もあります。

【140901】JAL1865便機内アナウンス集



話は前後してしまいますが、今まで電子機器の使用制限に関しては航空法により禁止されていました。
 ◇ 航空機の運航の安全に支障を及ぼすおそれがある携帯電話その他の電子機器を正当な理由なく作動させる行為は禁止されております。
    (航空法第73条、航空法施行規則第164条の15)

航空機の運航の安全に支障を及ぼすおそれのある電子機器の使用制限について
http://www.mlit.go.jp/koku/15_bf_000005.html



この電子機器使用制限が2014年9月1日より、以下の概要で緩和されました。

 2.航空機内における電子機器の使用制限(2014.9~)   
   ○ 航空機の安全な運航を確保しつつ、旅客の利便性を向上させるため、使用制限を緩和いたします。
    ◆主な見直し点
      ● 電子機器から発射される電波に対する航空機の耐性に応じて航空機を区分し、その区分ごとに
        使用可能な電子機器と時間帯を拡大
        ※航空機の耐性の区分により運用が異なりますので、航空機内で使用可能な電子機器については、ご搭乗の航空会社にお問い合わせ下さい。
      ● 着陸の後、滑走路を離脱し誘導路に入った時注)から、全ての電子機器が使用可能となります。
        注)誘導路がない空港については、着陸の後の滑走が終了し駐機場に向かった時



上記が国土交通省が作成した概要図です。タイプⅢ、及びタイプⅣの航空機は今まで通り離着陸時は電子機器使用不可ですが、これは一部のヘリコプター等のことのようです。
日本の空を飛ぶ旅客便(ジェット機・プロペラ機)のほとんどで離着陸時に電子機器を使用できるようになります。


電子機器の使用制限は解除になりますが、一部の通信をする機能は引き続き使用禁止のようです。いわゆる機内から機外へ通信するものは着陸後地上滑走時を除いてすべてNG、無線式マウスやBluetoothヘッドホンに関しては電波耐性のある機体のみ使用可能となります。


この告示改正に合わせて、日本の航空会社各社は一斉に自社のアナウンスを発表しました。これは日本航空(JAL)の告知画面です。各社によって方針は異なるようで、例えばスターフライヤー(SFJ)はVHFスキャナー受信機(いわゆるエアバンド)の使用はトランシーバーとの見分けが難しく誤解を生む恐れがある為、使用禁止とするそうです。

飛行機さつえい奮闘記では、今まで撮れなかった離着陸時の写真も掲載することにより、搭乗記のクオリティの向上を図ります!これからも飛行機さつえい奮闘記をよろしくお願いします!…私は機内に入るとずっと取材で忙しくなりそうです…w

さて、次回は今回搭乗したJAL便…ではなく、実は8月29日から31日まで、別の航空会社で別の所を飛んでいました!用意が出来ましたら記事アップします!

にほんブログ村 その他趣味ブログ 航空・飛行機へ

コメント(14)|Trackback(0)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする


     


にほんブログ村 その他趣味ブログ 航空・飛行機へ