飛行機さつえい奮闘記
旅客機の写真撮影やヒコーキ旅が好きなこうへいのブログです!
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大和ミュージアムに向かう前に、昼ごはんにしました。折角だから海軍カレーでも食べてみたいなぁと思っていたら、大和ミュージアムの隣のカフェで海軍カレーあるみたい。


士官の海軍カレー! ノーマルの海軍カレーもあったのですが、少しグレードの高いやつにしてみました。ローストビーフが乗り、とても美味しかったです。
なにより呉の港を見ながら食べれるのが良かった!


大和波止場。大和ミュージアム海側の大和波止場は実物大の戦艦大和をイメージした公園です。かつて大和を建造した造船所や、行き交う船を見ることができます。


海上自衛隊の船も停泊していました。TV-3508、練習艇の『かしま』です。


大和波止場にあった時鐘。叩いてみたら意外と大きな音がしてビックリしたΣ(´∀`;)


さて、大和ミュージアムに入ります。


大和ミュージアムにはシンボルとも言える全長26.3mの1/10戦艦大和があります。設計図や写真、潜水調査水中映像などをもとに、可能な限り詳細に再現されています。
1/10とはいえ、とてつもない大きさ。元の戦艦大和は全長263m、全幅38.9m、基準排水量64000トンの史上最大の戦艦。未だに大和より大きな戦艦は作られていないみたいです。




1/10の大和をいろんな角度から。
































精巧な模型に圧倒されました。大和はとても美しい戦艦ですね。


大和の1/10模型の他にも魚雷や砲弾など各種の展示物があります。


零式艦上戦闘機六十二型、通称ゼロ戦。現存しているゼロ戦はとても珍しく、私も初めて見ました。


私の祖父は戦時中、ゼロ戦の整備を行なっていたと子供の頃よく聞かされました。ゼロ戦は基本的に一人乗りですが、後部に椅子を置いて、パイロットと一緒に飛行性能のテストをしたこともあるそうです。


太平洋戦争前半は長大な航続距離、重武装、優れた格闘性能により、連合国の戦闘機に対し圧倒的な勝利を収めた。
しかし後継機の開発の遅れにより前線で運用され続けた結果、大戦中期以降には、大量投入された連合国側新鋭機に対する零戦の機体としての優位は失われ、日本側の熟練搭乗員の損失や物資の不足などの面からも零戦の戦闘力は劣勢に追い込まれた。大戦末期には、他の多くの日本機と同様、特別攻撃機としても使用された。(Wikipediaより抜粋)


とてもシンプルなコックピット。運用されていた5年間の間に10,430機が生産された。


戦艦長門の軍艦旗。


ちょっと休憩。3階には船のシミュレーターなんかもありました。リアルなんだけど意外と難しいw


戦艦大和の進水記念、有田焼の風鎮。


戦艦大和は1945年4月7日、米軍の猛攻を受けて沈没しました。


現在の大和は長崎県男女群島女島南方176km、水深345mの地点に沈没したままです。
2009年1月になって「大和」の母港であった呉市海事歴史科学館・呉商工会議所・中国新聞・日本放送協会広島放送局等、広島の経済界やマスコミが中心となって寄付を募って引き揚げる計画を立ち上げ、数十億円規模の募金を基に船体の一部の引揚げを目指している。一方で、遺品の引き揚げに立ち会った大和乗組員が複雑な気持ちを抱いたという証言もあるそう。


大和の偉大さを感じることができたミュージアムでした。この後電車やバスを乗り継いで、広島空港に向かいました。
先に書いた、2012年01月16日:ANA686便(広島⇒羽田 787-8)に繋がります。

さて、今回の広島旅行、ボーイング787に乗る!ということが最大の目的でしたが、厳島神社や大和ミュージアムなどの観光もし、またお好み焼きや海軍カレーなどを食べれたことにより充実した旅行になりました。
残念だったのは少し天気が悪かったことでしょうか。呉では晴れていたらレンタサイクルを借りて、潜水艦などを見に行こうと思っていましたが、軽く雨が降っていたので大和ミュージアムでぬくぬくしていました。
また機会があったら行ってみたいですね。

次の遠征ですが、2月初旬を予定しています。スカイマークの成田-福岡便が往復とも3800円で予約できたので、とりあえず乗ってきます。現地で何をするかは全く決めていませんが、おそらく福岡空港で撮影でしょうかw

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2012年1月16日、この日は広島駅から呉に向かいました。目的は『海上自衛隊呉史料館』と『大和ミュージアム』。


広島駅から朝の通勤電車に揺られること約50分、呉に到着!呉は造船業が昔から盛んな場所で駅前には大きなスクリューのオブジェがあります。


呉市交通局の路線バス。京成バスが色褪せたようなカラーリングw


呉ではアニメ'たまゆら'の舞台探訪をしていました。そのうちPilgrimage‐巡礼‐に掲載したいと思います。
ひと通り回った後は海上自衛隊呉史料館、通称『鉄のくじら館』に向かいました。


びっくりするほど存在感抜群の潜水艦!!この潜水艦は2004年3月に退艦し、2007年より海上自衛隊呉史料館にて展示されているゆうしお型潜水艦の『あきしお』。
全長76m、全幅9.9m、基準排水量2200トン、水中排水量2900トンの大きな潜水艦です。
ボーイング747-400が全長70mほどなので、ジャンボジェット機より大きいのですねw


呉史料館の入館は無料。しかし、中は無料とは思えないほど展示内容が充実していました。
館内は大きく分けて機雷除去の展示コーナーと潜水艦コーナーの二つ。


海上自衛隊に掃海艇があるのは知っていましたが、機雷除去をしている船とは知りませんでした。太平洋戦争終わって60年以上も経っていますが、未だに機雷が見つかるのですね。


潜水艦コーナー。ベッドやトイレ、デスクなどがあり、潜水艦の生活を見ることができます。


潜水艦での食事。意外と普通かな。


外に展示してあるゆうしお型潜水艦『あきしお』は内部見学もできる模様。


ブリッジから潜水艦へ。


船内に一歩踏み入れた瞬間、船の匂いがしました。大きな船体な割に居住スペースは意外とコンパクトで狭い!


展示潜水艦の時計は全て午後1時45分で止まっています。2004年3月3日、潜水艦『あきしお』は除籍になりました。自衛隊旗を降下した後に乗員が退艦し、最後に電機担当者が艦内の電源を全て切り退艦します。
潜水艦『あきしお』は2004年3月3日午後1時45分18秒に全ての電源が切られ、その一生を終えました。
潜水艦内の時計は親時計式で、電信室の親時計に艦内の全ての時計が合っています。
親時計式になる前は、担当者が毎日艦内を周り時計をあわせていましたが、今ではその必要はありません。(艦内説明文より)


潜水艦ハッチ。通常はこのハッチより乗降します。


居住区域には3段ベッド。頭ぶつけそう…w


魚雷搭載口らしいけど…こんな狭いところでどうやって積み込むの…ww


潜水艦の中心部、操舵ルームにきました。中央には潜水艦の目玉ともいえる潜望鏡。


潜水艦は座って操舵するのですね。前方を見るカメラやモニターもなく、完全に無視界で航行するのですね。


操舵ルームの写真などなど。












潜水艦は大きな船体な割には見学できるエリアはほんの一部のような感じでした。エンジンルームとか見てみたかったなぁ。次回は海軍カレーを食べて大和ミュージアムに入ります。

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宮島水族館へ来てみました。実は漫画'ぱすてる'で宮島水族館がでたので、館内カット探訪しに来たのですが、どうも2008年よりリニューアルの為閉館し、2011年8月に再オープンした模様です。
見事に館内は変わっており、'ぱすてる'の舞台探訪どころではありませんでした…ぐぬぬ。
まぁまぁ、嘆いても仕方が無いので純粋に水族館を楽しむことにしました。館内説明はパンフレットから抜粋です。


海のめぐみコーナー。広島を代表する海の風景である牡蠣のいかだを再現しています。またその周辺に生息する生物を海中と海上から観察できます。


生きた化石、カブトガニ。


ペンギンプールでは丁度お食事タイム。


飼育員は一匹一匹名前を覚えているみたいです。食べていないペンギンを名前で読んで食事を与えていました。よく見分けつくなぁ…。


隣ではトドが眠そうに大あくび。


15時30分よりアシカショーが行われるようなので行ってみました。かなりのお客さんが入ってる。地方の辺鄙な水族館の割にこのお客さんの入りはスゴイんじゃないだろうか。


アシカといったらこのボール乗せでしょうかw 芸達者なアシカくんでしたw






写真じゃ芸達者なアシカくんの勇姿がなかなか伝わらないので、動画でも撮影w


いやしの海。海底から撮ったような写真に。
海のいきものたちは、回遊する、群れをつくる、岩のくぼみに隠れる、海底の砂上で生活するなどのすみわけをして暮らしています。そんな模様が観察できる『ゆったり水槽』です。


肉食魚のピラニア。


売店には面白そうな鍋が売っていましたw これでふぐ鍋作ったら楽しいだろうなぁ…w


宮島水族館を出て、再度厳島神社に来ましたが、だいぶ潮が引いている。満潮の時は厳島神社が完全に海上に浮かんでたけど、こんなに違うんだ…w


小腹が減ったので揚げもみじなんかを。


宮島名物もみじまんじゅうを揚げたものです。はじめは'まんじゅうを揚げるとはなんじゃら!'って思っていましたが、友人がブログで美味しいと絶賛していたので食べてみることにしました。


これは新食感…! なかなか美味しいのです。出来立ては現地でしか食べられないので、宮島訪れた際はお勧めしたいものですねw


日が暮れてきたので宮島離脱。天気は生憎の曇り空でしたが、宮島は美しい場所でした。紅葉谷って場所もあるようで、秋にでも来てみたいですね。


宮島行き船とすれ違い。宮島口行きは満席に対して宮島行きはガラガラ…w


電車で広島駅まで戻り、広島に来たからにはお好み焼きを食べたい!
ということで、『みっちゃん総本店』ってところが有名みたいなので、行ってみました。


久々の広島焼き、美味しかったですw 駅の近くだし、また広島きた時は寄ってみよう。

広島で一泊して、翌日は呉に向かいました。てつのくじら館と大和ミュージアムに行ったのです。次回に続く。

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厳島神社までやって来ました。ここは日本全国に約500社ある厳島神社の総本社。1168年に平清盛が建立しました。
私は現地で気がついたのですが、今年から大河ドラマ『平清盛』が放送されており、あちこちにノボリがたっていました。
ドラマを見て来る方も多いのでしょうね。


海に浮かぶ本殿。


奥には大鳥居。訪れた時間はほぼ満潮時刻でしたが、干潮時刻になると大鳥居まで歩いていけるみたいですね。


大鳥居。




厳島神社の神紋。


能舞台。


厳島神社出たところにあった老松。遠くから見たらイノシシに見えた…w


厳島神社出口付近でパノラマ撮影。




ダンボーさんと大鳥居。


鹿にロックオンされるダンボーさんw


宮島のお土産にはしゃもじが有名ですね。何故かはわかりませんがw あちこちで売っていました。


フラフラ歩いていたら豊国神社にたどり着きました。
天正15年(1587年)、豊臣秀吉が戦歿将兵の慰霊のために大経堂として建立した。畳857枚分の広さがあることから「千畳閣」と呼ばれるようになった。秀吉の死により工事が途中で中止され、板壁も天井の板もない未完成の状態のままとなっている。(Wikipediaより)








次回はリニューアルされた宮島水族館へ向かいます。

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広島空港に降り立った後は安芸の宮島へ向かいました。世界遺産の厳島神社を見学したかったのです。
広島空港から宮島へはいくつかのルートがありますが、私は空港バスで白市駅まで出て、JRにて宮島口へ向かうルートにしました。


白市駅から宮島口駅までは一本で行けるみたい。115系の末期色がきました。
Twitterで友人が末期色末期色って言っており、何が末期なんだ?と思っていましたが、真っ黄色⇒末期色だったのですねwようやく理解しましたw


扉が手動扱い…w


電車に揺られること1時間弱、宮島口駅に到着し、宮島行きフェリー乗り場へ。宮島航路はJR西日本と宮島松大汽船が運航しているようで、ICOCAが使えるJR西日本にしました。
後で調べてみると宮島松大汽船もPASPYが使えるのでICOCAからの利用ができたのですね。


この日は日曜日。多くの観光客が宮島行きのフェリーに乗っていました。どうもJR西日本の宮島航路は遠回りして厳島神社の鳥居に接近してくれるらしい。


約10分の船旅、出港~。


牡蠣の養殖場でしょうか。宮島は牡蠣で有名ですね。


だんだん宮島が近づいて来ました。


望遠レンズに付け替えてお決まりのカット撮影w なるほど~、船をチャーターしないでもこれくらい見れるのですね~。




宮島上陸!


宮島は奈良公園と同じように鹿が放し飼いになっています。観光地だから人馴れしててなで放題…(*´Д`)


世界遺産の石碑ゲット!これで訪れた世界遺産は日光、京都、奈良、姫路城、原爆ドーム、厳島神社、琉球王国の7箇所となりました。あと簡単に行けそうなのは法隆寺くらいでしょうか。一番の難題は屋久島…w


厳島神社のほうへ歩いていると鹿が竹輪を欲しそうに見ていましたw




厳島神社が見えてきました。いつものことですが、一人で来ていると、まぁ写真撮影要員な訳でw 今回も数組の家族やカップルに依頼されていました。
次回は厳島神社を見学します。

『海の見える杜美術館』の美遊味楽ページにこの記事を掲載して頂きました。
世界遺産の島を望みながら、のんびり美術館鑑賞、そして美味しい料理に舌鼓もいいですね(´∀`*)


海の見える杜美術館 | 世界遺産の島・宮島を望む   あなたの知らない、隠れ家「美術館」と最上級フレンチ「レストラン」


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2012年01月16日(月) ANA686便 広島→羽田 19:20→20:40
787-8 JA802A 座席:2H(プレミアムクラス) 広島SPOT:5 羽田SPOT:65 高度:39000ft


広島では宮島や呉を観光してきました。まぁ旅行記は後々書くとして、帰りもボーイング787を利用しました。787に乗る!というのが今回の旅の目的なのでw
広島空港は岡山空港と並んでボーイング787が初就航した空港。とても手作り感溢れるボードが飾られていました。


広島空港の搭乗口はスポット番号ではなく、アルファベットなのですよね。今回の出発口はD、スポットで言うと5番です。搭乗予定時刻は出発15分前の19時05分。


現在ANAのボーイング787には、期間限定でANA BUSINESS CRADELの座席をプレミアムクラスとして利用できます。暫定国内線仕様の787を国内線で乗れるのは正直今だけかもしれないので、奮発してプレミアムクラスを予約しました。
プレミアム特割で26000円ほど。普通運賃のプレミアムクラスが33000円ほどなので7000円ほどお得に利用できました。
プレミアムクラスは優先搭乗が受けられます。JALをよく利用している私ですが、JALでも優先搭乗を受けたことありません。初めての優先搭乗がANAになるとは思いませんでしたw


恩恵を受けて優先搭乗で搭乗機へ向かう…が、優先搭乗の乗客が多すぎてまったく優先搭乗しているって感じがしない。ボーディングブリッジを渡っている途中で、全てのお客様の搭乗案内がありました('A`)


恒例のコックピット撮影。この日乗った機体は行きと同じ、JA802Aでした。


搭乗時ではなく、降機時の写真ですが…これが今回座ったプレミアムクラス♪
本当は窓側に座りたかったのですが、予約した段階で全て埋まっており、通路側の2Hにしました。包み込まれるような大型のシートと、私が座って、更に私の横に一眼レフを置けるくらいの広さがある座席幅!プレミアムクラスは豪華だ!


前席との感覚は広すぎて落ち着かないww 窓側の人が余裕で出れるくらいのスペースがあります。もちろん足も余裕で伸ばせる。あまり広すぎるのも良くなくて、パーソナルモニターが遠くて見辛いですw


自席より撮った写真数枚をMicrosoftICEで結合。めっちゃ崩れていますが…w
ボーイング787のプレミアムクラスは12席しかありません。全客席数が264名なので、本当に限られた一部の方ですねw
座っている人もオトナの余裕がある方々ばかりで、私のような若造にはちょっと場違いのような感じを受けましたww


座席コンソール周り。隣の人と共用の物置と電動リクライニングのボタン、パーソナルモニターの操作用コントローラー、収納ボックスなどがありました。

前方座席は行きの最後部座席とはまた比べ物にならないくらい静か。いつの間にかプッシュバックして、いつの間にかエンジンスタートして、いつの間にかタキシングをしていました。
そしていつの間にかランウェイ28へ進入し、離陸滑走開始。上昇中は特に揺れを感じることはなく、滑らかに上昇していきました。


ベルトサインが消灯してギャレーでは二名のCAさんが慌ただしく準備をしていました。そしてお待ちかねのプレミアムクラスのお食事!


中にはおしながき。


中身は小分けにされている懐石弁当のような感じ。メインは鰈の西京焼き…みたいですが、小さいw
プレミアムクラスではビールを始め、各種のアルコールが飲み放題なのですが、帰りがバイクの私はお茶を…w 電車で来れば良かったぁ…。


撮りながら食べていると、あっという間に伊豆半島上空。帰りは偏西風に乗って早い早い…。


いつの間にか降下開始しているようで、食べ終えたらベルトサインが点灯。そして直後に揺れが。なんかゆったりする暇もないなぁ…w

パーソナルモニターの詳細地図を見ているとランウェイ34Lへのアプローチ。静かにランディングしたのですが、誘導路入る前に急ブレーキ…w


羽田空港に到着! プレミアムクラスのお客様より先に降機とのアナウンスがありましたが、私は写真を撮りたいので最後に降ろしてくれとCAさんに伝えていたのでのんびり降機準備w


隣の方が席を立ったので特徴ある窓を入れて一枚。


プレミアムクラスに乗ると普通席が狭く感じる…w ANAに納入されたボーイング787は1号機と2号機のみ、機内照明をレインボー色にすることができるのです。ダメ元でCAさんにレインボー照明を見てみたい旨を言ったら、二つ返事でOKと!!


レインボー照明に切り替わるまで一分くらい掛かるそうです。一旦照明が暗くなり、青の照明に。


続いてオレンジの照明。


グリーンの照明。


そしてレインボーの照明!! おぉぉぉぉぉ、息を飲むほど美しい…。


このレインボー照明はボーイング社からの贈り物とのことです。多彩な色を出せるLED照明だからできる芸当ですね。








写真を撮ると同時に、コンパクトデジカメではレインボー照明に変わる様子を動画で撮影していました。
1分を過ぎたあたりから、徐々にレインボー照明に変わっていきます。元の動画には私のはしゃいでいる声が入っていたので、音声を差し替えましたw


みんな降機して結構経つのにかなり長居してしまいました。機内清掃なんかもこの後入るだろうし、お世話になったCAさんにお礼を言ってそそくさと退散。
最後の最後でCAさんに『このプレートは撮られましたか?』と言われ、L1ドアの淵を見てみるとこんなプレートがw 


シリアル番号が描かれているプレートも。教えてもらわなかったら見逃すところでした。再度お礼を言ってようやく機外へw


隣には1号機のJA801Aが。羽田空港では並べて駐機するのがセオリーなのですねw

787に乗るだけなら、これから沢山導入されるのでいくらでも乗れるのですが、レインボー照明が搭載されている1号機か2号機に乗りたかったので、今回乗れて、さらにレインボー照明が見れてとても満足でした。
現在、ANAにボーイング787が次々に納入されて、先日は1号機・2号機ではない機体が広島便に投入された模様です。本当にギリギリなタイミングでした。JALもこれからボーイング787を飛ばすので、国内線に投入されるようでしたらぜひ乗ってみたいですね。

さて、次回からは広島旅行記を書いていこうと思います。

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2012年01月15日(日) ANA673便 羽田→広島 7:50→9:20
787-8 JA802A 座席:33K 羽田SPOT:64 広島SPOT:5 高度:40000ft 速度:600km/h


新年一発目の飛行機ネタ、そして新年初搭乗は次世代のエース、ボーイング787です!!もはや説明は不要でしょうw
1月15日現在、国内線ではJA801AとJA802Aの2機体制で岡山と広島を往復しているボーイング787。機内は暫定国内線仕様となっており、いずれは国際線に転入してしまうだろうと考え、乗るなら今しかない!ということで広島へ行って来ました。
この日乗った機は7時50分発のANA673便、JA802A。2号機ですね。ANA673便は64番ゲートからの出発、隣の65番ゲートには岡山へ出発するJA801Aがいました。


搭乗案内の待ち時間でボーイング787についての説明がありました。ANAが世界で一番最初に導入したこと、また787の特徴である大きな窓のことを主にアナウンスしていました。


出発案内ボードにも787-8。


出発15分前、搭乗開始。ボーディングブリッジからはプッシュバックするJA801Aが。


恒例のコックピット撮影。787のコックピット窓は開かないみたいですね。


待ち焦がれた787が目の前に…ワクワク感が最高潮。


787の機内へ足を踏み入れる!扉の奥はコックピット…!




暫定国内線仕様機は2-4-2の8アブレスト。機内はLED照明による柔らかい光。しかし今までの飛行機に比べて若干暗いような感じを受けました。シャッタースピードも落ちる落ちる…w


機内照明やBGMはこのようなタッチパネルコンソールで操作ができるようです。


ボーイング787の普通席シート。シートを倒しても前にせり出す仕組みになっており、後ろの方に気を使う必要がないシートになっています。


バシバシ写真撮りながら、ようやく自分の席に到達…w


自席より。各席にはパーソナルモニター。


ボーイング787の特徴である縦に大きくなった窓。


早速電子式シェードを試してみました。ゆっくり時間をかけて徐々に暗くなっていきます。


これが完全に暗くなった状態。うっすら外が見えますね。青いフィルターを通したような感じになります。
機内アナウンスは従来の機体に比べて音質が上がり、若干エコーがかかっているような感じ。とても聞き取りやすかったです。
ドアクローズし、一旦写真撮影終了。機体はプッシュバックされ、エンジンスタート。767や777のような重低音が効いたエンジン音ではなく高周波数の音が重なった軽やかな音。明らかに静かでした。
羽田空港の誘導路は各所に高低差があり、通過する際に大きく揺れることが多々あったのですが、787は揺れが少なく滑らかにタキシングしていく。足回りも改良されたようですね。
ランウェイ05に進入し、静かに離陸滑走開始。従来機では離陸直後、与圧の為にエアーが吹き出す音が大きく聞こえるのですが、787はその音がしません。静かに離陸しギアアップ。
離着陸時、飴をなめていないと耳が痛くなる私ですが、今回はなめないで乗ってみました。流石に若干の気圧の変化はあるものの、耳の痛さはまったく感じませんでした。


電子機器の使用OKのアナウンスがあったので撮影開始。離陸時は目の前のパーソナルモニターでマップを見ていました。関東周辺では詳細な地図が見れるようです。
現在の飛行速度、高度、目的地までの時間などが表示されています。


パーソナルモニターのホーム画面。このモニターはコントローラーでも操作ができますが、タッチパネルでも操作ができます。レスポンスは若干のタイムラグがありますが、許容範囲でしょう。


通信・接続の画面。シートtoシートメッセージというのがあります。これは他の座席にメッセージを送れる簡易メールみたいなもの。私は一人で搭乗したので使いませんでしたが…w


スカイチャンネルには映画やドキュメンタリー、スポーツの項目がありました。流石に映画はサービスを行なっていませんでした。ドキュメンタリーの中には『ボーイング787世界初就航までの軌跡』というものが入っていました。約16分の番組です。


座席に装備されているコントローラー。主にモニターの操作や音量、照度を調整するものなのですが…


裏にはスーパーファミコンを思い出させるゲームパットとキーボード。下部に付いているのはクレジットカードのリーダーでしょうか。


ボーイング787の安全のしおり。


大きな窓から機外を見ると、長く白い美しい翼。


ノートパソコンも楽々置ける大きな机。パーソナルモニターの下にはドリンクホルダーも装備されており、机をフルに活用できます。突然の大きな揺れで倒す心配もありませんね。


机下部にもドリンクホルダーが装備されており、机をしまった状態でもドリンクを置くことが可能です。机を展開すると流石に圧迫感があるので、ゆったりしたいときに嬉しい装備ですね。


今回の旅行は漫画の'よつばと!'に出てきたダンボーさんを連れて行きました。旅のお供に最適なサイズで、可愛いというね…w


787を侵略したダンボーさんww


機内散策開始。まずはトイレから。


787にはウォシュレットトイレが装備されています。今までのジェット機にはなかった装備。しかし国内線仕様の機体にはウォシュレットトイレは装備されないようで…。ちょっと残念ですね。


CAさんに『翼横のトイレには窓がありますよ!』と言われ行っていました。窓があり開放的なトイレです。複数枚の写真をMicrosoft ICEにて結合しているので湾曲と欠けが発生しています。私が写ってるけど気にしちゃ負け!


機体最後尾のギャレー。国際線にて運用することを想定した機体なので、ギャレーも広々。


クルー用のコンソールパネル。キャビンライトの設定画面が開かれていました。その他にも機内温度の調整画面やアテンダントコールを押した座席を表示するタブもあるようですね。
全て英語表記になっています。


CAさんがコンソールパネルでメッセージを打っていました。乗務員同士の連絡用かな?と思っていましたが、このメッセージが後々登場してきます。


見事なまでにガラガラな機内。折角の787も泣いちゃうぜ。・゜・(ノД`)・゜・。







3Aの座席より。エンジンが見えますね。


L2ドア付近にはバーカウンターが設置されていました。




自席に戻って『ボーイング787世界初就航までの軌跡』を見ていたら、いきなりメッセージが届きました。隣の座席の画面もつけてマップの画面を表示させていましたが、このようなメッセージは来ていませんでした。
どうもCAさんからのシートメッセージみたいです。そこで先程コンソールパネルで打っていた写真を見返すと、同じメッセージを作成しているところでした。
このようなサービスはとても嬉しいですねε-(´∀`*)


ベルトサインが点灯し、機体は広島空港へ降下開始。山肌を縫うようにファイナルアプローチを行い、ランウェイ28に着陸。降下中も飴をなめないでいましたが、耳が痛くなることはありませんでした。


定刻通り広島空港到着!


写真を撮りたかったのでほぼ一番最後に降機。


機内照明が青くなっていました。そういえば、787の1号機と2号機は、機内照明をレインボーにすることができるようです。ボーイング社からのプレゼントみたいですw


広島空港に到着したボーイング787、JA802A。


書いてもらったログブックとは別に、このような787搭乗証明書をいただきました。キャプテン欄に2名の名前があるのは、ダブルキャプテンでの運航だからでしょうね。
この日の左席キャプテンは池田克巳機長、月刊エアライン1月号の福島復興応援フライトで紹介されていました。

ボーイング787は、ドリームライナーの愛称の通り、夢の様な次世代旅客機でした。快適な機内環境でしたが、強いて残念な所を言うと機内では窓側でもGPSの電波が受信できませんでした。
私は上空で電子機器の使用OKのアナウンスがあるとGPSの電源を入れてログを取っているのですが、いつもならすぐに補足してくれるロガーが全く補足してくれず…。
どうやら電波を遮断する炭素繊維と、窓に設けられた電子シェードがGPS電波を遮断しているそうです。この点はちょっと残念でした。

さて、降機した後はバスと電車で宮島は厳島神社へ向かったのですが、実は帰りもボーイング787で帰ったのです。折角なので帰りの搭乗記も続けて書こうと思います。
帰りは奮発してプレミアムクラスを利用、そして降機時には思わず息を飲む美しい……が…。次回をお楽しみに~。

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本日14日は我らが千葉市の消防組織、千葉市消防局の出初式が行われました。最近はめっきり聞かなくなってしまいましたが、前は消防無線をよく聞いていたもので、私にとって欠かせないイベントなのです。


会場の様子。千葉市消防局の出初式は毎年稲毛海浜公園の駐車場で行われていましたが、今年から会場が変わり、フェスティバルウォーク蘇我の臨時駐車場が会場となりました。
また、毎年10時からでしたが、今年は9時30分からとなっており、いつもの如く10時からだろうとのんびり向かってた私は会場に着いてちょっと慌てましたw 9時20分の時点で前方の席はほとんど埋まっており、私は通路最前列に陣取ることができました。


エライ人の話を聞きながらじっと待つ…。写真は熊谷千葉市長。みんな3.11の震災のことに触れていました。今年は災害のない年にしたいですね。


分列行進開始。先頭は千葉市6区の消防署と千葉市消防局の旗を持った大隊長分団。


国際緊急援助隊。制服がとてもかっこいいのです。その他救急隊や救助隊、活動服部隊などが続いていきます。


続いて消防車両の行進。水槽付消防ポンプ自動車のコールサイン『都賀1』


従来の回転式赤色灯からとても目立つLED式赤色灯に変わったコールサイン『西千葉救急1』


とても大きいバスのような車両。大規模災害などに出動し、隊員の支援などを行う車両みたいです。警防課の所属みたいだから、コールサインは『千葉支援1?』


特別高度救助隊。愛称はスーパーレスキュー千葉(S・R・C)。コールサイン『緑救助1』


先端屈折型はしご車。私も何度か見学でバスケットに乗らせてもらったことがあります。コールサイン『中央梯子1』


千葉市消防局は湾港火災や水難救助の為に消防艇も所有しています。3.11の際に発生した市原のコンビナート火災では24時間の連続放水を行い活躍しました。コールサインは『臨港まつかぜ』


2機の消防ヘリが近づいてきました!


1機目はおおとり2号のJA119C。


2機目はおおとり1号のJA03CF。2機のヘリコプターは3.11の際、地震発生10分後に離陸し千葉市の被害状況を確認しにいったそうです。その後おおとり1号は消防庁長官の出動指示により福島県へ向かいました。
4月30日まで捜索活動、林野火災、医療運搬などに活躍しました。


伝統のはしご乗り。肝を冷やす…w


消防音楽隊のドリル演技。




そしてお待ちかねの消防演習。花見川大隊長から訓練開始報告が行われ、スタート。
想定は関東をマグニチュード6.5の地震が遅い、市内の各所で建物火災や林野火災、中高層建物火災が発生するもの。(うろ覚えなので間違ってるかもしれません)


地震発生直後、民家から火災発生!市民と消防団により初期消火が行われていきます。


地震の被害状況を確認していた消防ヘリが海上で要救助者を発見。臨港まつかぜに引き上げられ、更にワイヤーでヘリコプターへ搬送されていきます。


被害状況確認中のおおとり1号が林野火災を発見!


直ちにヘリコプター放水を行い消火!


市内では中高層建物火災が発生。3/0建の建物に多数の要救助者が取り残されている模様。続々と到着する消防隊。


梯子車や三連梯子を活用し、続々と要救助者を救出していく。


すべての要救助者を救出したものの、火災は更に延焼中。大隊長より隊員の緊急脱出指示!火災鎮火を図る為、一斉放水準備!!


一斉放水開始!!!!


臨港まつかぜも放水。


消防ヘリが2機連なって上空をパス。


水しぶきで虹がかかりました。


閉式宣言。チーバくんも参加します。よく見ると敬礼していますw(`・ω・´)ゞ


国旗貢納。


千葉のゆるキャラ3体w 左から『ちはなちゃん』、『風太くん』、『チーバくん』です。

千葉市を守る消防隊、今年もカッコよかったです。このような方々がいてくれるお陰で私たちは安心して眠ることができるのですね。
・今日わかったこと:消防ヘリもサイレンを吹鳴できる。(実際にしてた)
 ぶっちゃけ吹鳴してもプロペラの音でほとんど聞こえないので、こういう訓練でのアピール用みたいなものなのでしょうねw

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私は飛行機好きですが、早くて乗り心地がいい新幹線も好きなのです。前々から持ってる望遠レンズ生かして新幹線の撮影に挑戦してみたいなーと思っており、首都圏で綺麗に撮影できるスポットないかと検索してた所、大宮駅が有名な撮影ポイントの模様。思い立ったが吉日、本日早速大宮駅に行って新幹線三昧してまいりました。


大宮駅ファーストカット。『はやて』や『やまびこ』、『なすの』に使用されているE2系1000番代。大宮駅ホームの北側は順光で綺麗に撮影できる場所でした。


大宮駅ホーム北側から宇都宮方面を眺める。この日は雲ひとつない青空、ポカポカ陽気な日でした。


一番の目的は全部で11編成いる200系のなかで1編成だけ走っている原色塗装を撮影すること!早速200系は撮影できたけど、リニューアル塗装。


E2系0番代。主に『あさま』で使用されるそうですが『はやて』『やまびこ』『なすの』でも使われるみたい。
1000番代との違いは車体に描かれる赤いラインでしょうか。1000番代はピンクですね。


15番線に入線してくる新幹線は正面から捉えることができ、ド迫力!


E3系『こまち』とチュッチュしている、E5系『はやて』。


この『はやて23号』はE5系が割り当てられているみたいですね。E5系は主に朝夕に大宮駅を着発するようで、この日見たE5系はこの車両のみでした。


頭の汚い変なおじさんがやってきた!!
E4系の『Maxやまびこ』『Maxなすの』『Maxとき』『Maxたにがわ』に使用されている車両、架線の影がヒゲのようになり、ますますオジサンに見えるw


E3系2000番代の『つばさ』。400系つばさを撮影したかったけど、だいぶ前に引退してしまったのですね。残念。


200系がやってきた!0系型の顔面、やっぱり新幹線はこの型がお好きε-(´∀`*)




構内のコンビニで昼食を買って待合室で休憩。待合室内には見やすい出発ボードが。


東京方面ではどのように撮影できるのか気になり、ちょっと行ってみることに。逆光だけどこっちも迫力ある写真が撮れますね。


東京折り返しの200系。


広角レンズで。0系とは運転席の窓が少し違うのですね。200系のほうが流線型をしている。


E3系0番代の『こまち』。電車でGO!2で秋田-大曲をすっ飛ばしていた記憶がw


たまにはこんな写真も。なかなかお気に入り。


やってくる200系を狙うものの、原色塗装来ない…(´・ω・`)






線路に白い塊があちこちに落ちていたのでなんだろう?と思っていましたが、雪でした。東北で降った雪がここまで運ばれてくるのですね。


E1系の『Maxとき』『Maxたにがわ』。全編成2階建ての初代MAXですね。この後用事があったのでここでタイムアップ!
この日はいつも飛行機撮影で使用しているシグマ135-400mmをメインに使用しました。初めて新幹線撮影に挑戦した割には上出来!


実は新幹線駅構内の入場は大宮から上野への特急券を買っていたのです。入場券で入ってもいいんだけど、どうせ時間超過で追加料金取られるし、ちょっとでも新幹線に乗りたくて♪


乗る新幹線を『あさま528号』に定めて…


『あさま528号』に乗車。


自由席でしたが空いており、列独占状態。


大宮発車直後、左手にはさいたまスーパーアリーナが。20分の新幹線の旅でしたが快適でした♪

大宮駅は新幹線撮影にうってつけということも分かったし、また来て撮影したいと思いますw
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あけましておめでとうございます。今年も'飛行機さつえい奮闘記'をよろしくお願いします!


さて、新年最初の記事は飛行機とは関係ありませんw
1月6日~10日まで、千葉県市川市の千葉県立現代産業科学館にて、60億キロの遙かなる旅を成し遂げ、世間を騒がせた小惑星探査機『はやぶさ』の帰還カプセルの本物が展示されるということで行って来ました。


到着したのは9時30分頃、大混雑ではないがそこそこのお客さんが入っていました。そして10時よりサイエンスドームにて『はやぶさ』の映画が上映される予定でしたが、既に満員とのこと。


館内はこんな感じ。様々な体験実験コーナーがあり、大人から子供まで楽しめます。


放電球なんかも。球体に手を乗せれば気分は魔法使い?w


さてさて、メインのはやぶさ帰還カプセルなのですが、写真撮影禁止だったので貰ったパンフレットを。背面ヒートシールドは一見すると傷だらけのように見え、壮大な旅をしてきたことをヒシヒシと感じました。
はやぶさ帰還カプセルの付近には警備員が配置され、厳重に展示されていました。


特別展以外は撮影OK。これははやぶさプロジェクトサポートチームに贈られた感謝状。


ハウス食品が作っているビーフカレー宇宙食なんかも。これは売店で500円で販売していました。


常設展エリアに入ると、はやぶさの実物大模型が鎮座していました。人によって大きいと思う方も小さいと思う方もいると思いますが、私は'小さい'と感じました。


『はやぶさ』のプロジェクトマネージャー、川口淳一郎氏のサイン入り。


地球帰還カプセル。


背面には受光センサーやカメラなど。


左下のノズルで小惑星イトカワに接地し、微粒子を採取しました。ノズルから地球帰還カプセルまでは離れており、どうやって微粒子を地球帰還カプセルまで運ぶのか不明でしたが、解説員さんによるとノズル内に微粒子格納容器があり、採取したら自動で地球帰還カプセルに収納されるとのこと。
2個の微粒子を格納する容器が地球に戻ってきたとのことです。


解説員さんに、’ぜひフラッシュ炊いて撮ってみてください、面白いですよ’と言われたので、半信半疑で撮ってみると、3つの球体が光ったw
これはターゲットマーカーというもの。小惑星イトカワに落とし、着陸の目標とするものみたいです。はやぶさ自体がフラッシュを焚いて、ターゲットマーカーを目印に降下したとのこと。


パネルにターゲットマーカーを目印に降下中の写真がありました。この3つのターゲットマーカー、1個目は試し打ちで宇宙空間に放出、2個目は小惑星イトカワに接地、3個目はそのまま『はやぶさ』に乗り、地球まで戻ってきて大気圏で燃え尽きたそうです。
ターゲットマーカーには149ヵ国88万人の名前が刻まれていました。


『はやぶさ』の宇宙空間での推進力、イオンエンジン。『はやぶさ』には4機のイオンエンジンが積み込まれていました。少ない燃料で長時間の安定した推進を生み出します。


大きなパラボラアンテナ。直径1.6mの高利得アンテナで、地球から30億キロ離れた小惑星イトカワ付近でも2k-4kbpsほどのデジタル通信が行えるそう。
その他にも中利得アンテナ、非常用の低利得アンテナなどを装備しています。


『はやぶさ』を数枚撮って、MicrosoftICEで結合。




二階から。


地球帰還カプセルの模型も。大気圏突入時、表面は3000度もの高温になりますが、何重ものシールドや断熱で微粒子が格納されている容器は50~60度くらいで収まっていたとのこと。

新年早々、宇宙の壮大さ、『はやぶさ』の偉業に感動しました。現在、はやぶさの後継機、『はやぶさ2』が計画されています。今回はC型小惑星『1999 JU3』というところを目指すとのこと。
2014年に打ち上げ、2018年にC型小惑星に到着、2020年末に地球に帰還する予定。これもぜひ成功してもらいたいですね。

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