2020年03月20日：成田空港(聖火特別輸送機が来た！)

皆さんお久しぶりです。コロナ禍の中、なかなか飛行機に乗れず、撮れず、ストレスが溜まる生活を強いられていると思いますが、お元気でしょうか？
私は3月下旬より体調を崩してしまい、今もあまりよろしくありません。
動悸、血圧上昇、体重の著しい減少、背中と腰の痛み…次々と体調不良が現れ、強い不安感に襲われ、自分は重大な病気なんじゃないか…と苦しい毎日を過ごしていました。
いろんな病院に行き、血液検査、心電図、レントゲン、CTスキャン、内視鏡…たくさんの検査を受けても異常はなし。
目に見えないコロナの恐怖からでしょうか、精神的なストレスから体が不調になっていたようです。今はまだ浮き沈みはありますが、少しずつ良くなってきている感じがします。
そんなこんなで、仕事以外はほとんどステイホームな2か月です。ブログも完全に手がつかず、ようやく少しずつ更新する気持ちが復活し始めました。

今回は3月20日(祝)の成田空港での記事です。覚えていますか？この日は東京オリンピックの聖火をギリシャから宮城の松島基地に輸送された日です。
この東京オリンピックの聖火はもう説明はいらないかと思いますが、JALとANAの共同運航の聖火特別輸送機『TOKYO 2020号』によって輸送されました。
昨年発表された787-8をベースにした機体、一目見た瞬間、『カッコイイ！！絶対撮りたい！』と思い、松島基地に撮影しにいく予定を立てていました。
しかし、日に日に状況が悪くなる新型コロナウイルス、感染リスクを覚悟で遠出するのはどうか…と考え、松島基地に行くのは中止。
松島基地から成田空港にフェリーされる便を狙うことにしました。情報がほとんどない中、さらに使用するランウェイが分からない中、半分掛けでの出撃です。


この日の成田空港の風向きは北風、ランウェイ34Rを使用すると踏んで、外周と第二ターミナル展望デッキと迷っていましたが、第二ターミナル展望デッキにしました。
これでランウェイ34Lに降りられたら目も当てられない…。ブリティッシュエアウェイズの787が出発。


3月20日の時点で国際線は半数以上が運休していました。その代わり元気なのは貨物便。この日も日本貨物航空は元気にフライト。


LCCはほぼ通常通りの運航。第二ターミナル展望デッキにいるとジェットスターやpeachが繁盛に出発、到着していきます。
そうそう、この日の第二ターミナル展望デッキは金網穴は全部埋まっているものの、そこまで大混雑ではなく。みんな聖火特別輸送機を待っているようです。


私は金網越しに撮影していました。意外と撮れるもんですね。


ジェットスターの出発を見つめる鳩ポッポ。鳩もいつもより静かな成田空港でのんびり日向ぼっこ。


中国東方航空のディズニー特別塗装機。この時期は日本も上海もディズニーランドは閉園していましたが、つい最近、上海のディズニーランドは再開したようですね。


時間は経って出発。まだまだ収容人数は通常時の2割程度とのことですが、少しずつ日常に戻っていけばそれはとても良いことです。




まだまだ現役、747-400Fのアシアナカーゴ。


チャイナエアラインはA350での運航。チャイナエアラインは台湾の航空会社ですが、中国の航空会社、と間違えられることが多いようで、社名変更を検討しているとの報道がありました。
社名変更してもコールサインの『ダイナスティ』は残ってほしいですね！


とても長い787-10、JA900A。もう787のレジとは思えない…(￣▽￣;)
ANAはこの787-10を国内線用777の後継機として11機を発注しており、2022年度から2025年度にかけて導入されます。
今までと違うのはトレント1000エンジンを採用していたのが、GEnxエンジンに変更したこと。トレント1000エンジンにはANAは悩まされましたからね…。

さて、狙う聖火特別輸送機は強風の松島基地を無事に離陸し、成田空港へ向けて順調に飛行している模様。
一時は松島基地の強風で今日は帰ってこないんじゃないか…と心配していましたが、無事に帰ってくるようで一安心(;^_^A


成田-ウラジオストックを結ぶオーロラ航空。この春、ANAとJALもウラジオストック線を開設し、一番違い欧州として人気のウラジオストック。
今はかなり厳しい状況ですが、いつかコロナウイルスが収束したらウラジオストック訪れてみたいですね。沖縄より近いです(;'∀')


フライトレーダーで表示されている便名は『JAL8126』、そして東京アプローチとコンタクトを始めました。アサインされたランウェイは…『34R』！
思わずガッツポーズをしてしまいました！




ランウェイ34Rにランディング。カッコいい…。








JALの機体ですが、L1-L2間、R1-R2間にJALとANAのロゴがあることが特徴です。このような特別塗装機、もう二度とないでしょう。


奥のスポットに入って行ってしまいました。聖火特別輸送機、最高にカッコよかった…。
この機体を撮影できたことで、私の中の東京オリンピックは大成功そのものです←
この数日後、東京オリンピックは1年の延期となってしまいました。本当に来年実施できるのかも怪しいですが、この機体が幻の塗装機にならないことを祈っています。


さて、これにて撤収…と思っていましたが、フライトレーダーを確認すると嵐Hawaiiジェットが飛来する模様。ランウェイ34Rに着陸してきました。




この日の時点では成田ベースでの運用でしたが、最近は羽田ベースでの運用もあるようです。さらに近距離国際線(台北便)にも投入、さらに成田-伊丹便にも投入されることがあるようです。


元NCAのアトラスエア747-400Fを撮影してこの日の撮影は終了！


ガラーンとした第二ターミナル。空港は海外からの旅客が多く、感染リスクが高い…常に緊張状態でした。


欠航便が目立つ出発ロビーボード。


そして到着ロビーボードも欠航が目立ちます。
私の体調不良はコロナの恐怖から常に体が緊張状態になってしまい、様々な不調を引き起こした…と推測しています。
みなさんも心身ともに健康でいてくださいね。そしてコロナが収束したとき、また楽しく飛行機撮影、飛行機旅ができるように、今はできる限り人との接触を減らし、感染抑え込みに協力しましょう！

さて、かなり昔になりますが、実は2018年4月に台湾に行っていたのです。その時の記事を保存しておいてアップロードを忘れていました。
しばらく2018年の台湾旅行記をアップロードしていきますので、ぜひご覧くださいね！

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