飛行機さつえい奮闘記
旅客機の写真撮影やヒコーキ旅が好きなこうへいのブログです!
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2013年06月02日(日) JJP164便 鹿児島→成田12:20→14:15
A320-200 JA01JJ 座席:29A 鹿児島SPOT:9 鹿児島SPOT:100C 高度:37000ft 速度:970km/h 601mile 455円(内訳:運賃5円 座席指定料250円 支払い手数料200円)



帰りの便も運賃が5円、座席指定料や支払い手数料を含めると455円という暴挙です。出発前に簡単な荷物整理の為、カードラウンジに立ち寄りました。最近はLCC+ゴールドカードでカードラウンジを有効活用していますw


地方空港のカードラウンジは通常のドリンクバーのみならず、ご当地ドリンクが用意されていることもあり、鹿児島空港も用意されていました。
ゆず原液を、コップに入れ、ディスペンサーの炭酸水で薄めます。そうすると美味しいゆずスカッシュの出来上がり!ゆずの爽やかな香りが炭酸水とベストマッチ!


その他にもはちみつ黒酢やゆずドリンク、沖縄でもあったマンゴードリンクなどもセットアップされていました。


成田行きGK164便は9番ゲートより定刻での出発の模様です。


鹿児島空港に新しく新設されたジェットスターのカウンター。出発ロビーの右端に設置されていました。


パタパタ式表示板にもジェットスターのロゴがしっかり追加されています。


保安検査を受けて9番搭乗口に着くと丁度折り返しGK164便となる機体が中部より到着しました。本日の機体は1号機のJA01JJのようです。


出発ロビーは既に搭乗待機列。かなりの乗客が乗るようです。アナウンスではスムーズに搭乗が進むよう、ジェットスターの搭乗の仕方についてしきりに案内していました。
就航3日目となるこの日、まだまだジェットスターに初めて乗るという方も多いからかと思われます。


12時10分、後方の16列目~30列目の乗客より搭乗開始。


ボーディングブリッジ操作盤には広角のカメラが取り付けられているのですね。目の前にある機体をリアルタイムで見るというのはなんだか変な感じですw


座席は行きと同じ29A。機体は12時23分にショートプッシュバックを開始。出発ロビーからランウェイ16を使用して離陸する機体を見たことから、この機体もランウェイ16で離陸するのかも…と思っていましたが、ランウェイ34を指示されたようで頭を南側に向けます。
後方には羽田から到着したばかりの12時25分着JAL1865便がタキシング、隣の10番スポットに入っていきます。

12時28分、ランウェイ34に向けてタキシング開始。先行機は12時15分発のSNA83便。SNA機に続いてランウェイ34に進入し、12時33分テイクオフ。離陸してまもなく、機体後方に桜島が見えました。ほどなくして雲の中に突っ込みライトターン開始。180度旋回し、霧島市、志布志市上空付近でレフトターンし、一路成田を目指します。


ベルトサインが消灯しました。まだ少しずつ上昇しています。


宮崎県沖に出たようです。どうやらここは航空路のクロスポイント。飛行機雲が綺麗にクロスしていました。


37000ftでレベルオフ。偏西風に乗って時速970km/hですっ飛ばします。


この日の搭乗客は164名+2名の166名。約91%という驚異的な搭乗率でした。しかし私の隣の席は空席、そして前の列の3席も空席、後方の30列目もまるごと空席。ほとんどの列が6席全て埋まっていることとなります。
実はジェットスターは30列目を非常用席なのか、体が不自由な方の為の席なのか分かりませんが、予約を受け付けていません。
その為、29列目に座ると後方座席には人がいないため、フルリクライニングすることができます。


富士山が見えてきました。ジェットスターのオレンジ色のウイングチップと一緒に。




千葉県が見えてきて、電子機器使用NGのアナウンスがありました。関東地方は若干の雲がありましたが、概ね晴れている模様。
13時40分、ベルトサインを点灯させ、さらに降下。九十九里海岸が眼下に見えたあたりでギアダウンし最終の着陸態勢に。
成田空港は北風が吹いているようで、ランディングランウェイは34R。B滑走路は成田空港ターミナルよりもかなり北側に位置しているので、あたかも空港ターミナルをローパスしている感覚に陥ります。
13時54分、成田空港ランウェイ34Rに着陸。接地点がかなり伸びてしまったようで、Bランの丘を通り過ぎ、B2誘導路から滑走路を離脱。ターミナルへ向かいます。
後続の着陸機は同じくジェットスターのGK114便。こちらは14時25分到着予定なので、30分近く早着です。


14時02分、成田空港スポット100Cに到着。13分ほどの早着となりました。素晴らしい!


今回搭乗した便に乗務していた乗務員さんのうち1名は、以前お世話になったことがある乗務員さんでした。
ログブックを返却してもらった際に、以前一緒の便に乗ったことがある旨を言ったら、降機の際に『思い出しました!』と、私のことを覚えてくれていました。
便数が多くなってきたとはいえ、数多く乗っていると以前お世話になった乗務員さんとまた会う確率が高くなります。
今日の乗務員さんは以前会ったことのある方かな、それとも初めてお会いする方かな、と考えるのがとても楽しいのです(^^ゞ


関東地方は梅雨入りし、前日まで雨予報が出ていましたが、そんなのどこに行ったんだというくらい気持ちいい青空。


往復910円の空の旅が終了しました!行きも帰りも定刻どころか早着!こんな値段で乗ってしまって本当にいいの?という感じです。

さて、今回の鹿児島・熊本旅行。前々から書いている通り、偶然にも往復910円のジェットスター便が取れてしまったことから始まりました。
成田空港は朝6時発と、かなり辛い時間ですが無事に乗ることができ、行きも帰りもノントラブル。
一番のトラブルといったらミラーレス一眼をたたき落として壊してしまったことでしょうか。飛行機代910円、カメラ代79800円と、訳がわかりませんw
そして鹿児島・熊本では残念ながら雨が降ってしまいましたが、観光にはそれほど影響なく、温泉に浸かりながらのんびりできました。
鹿児島で食べた白くまは本当に美味しかった…!まだまだ桜島も訪れていない場所がたくさんあるので、ぜひまた鹿児島を訪れてみたいです。そして熊本は阿蘇のほうに行ってみたいですね。雄大な景色と美味しい空気をこの体で体感したいです。

怒涛の遠征・旅行ラッシュであった今年前半ですが、これで7月中頃まで旅行・遠征の計画はありません。梅雨の季節ですので1ヶ月ほどのんびりしたいと思います。
…突発でまた何処か行くかもしれませんが…w
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雨が上がった6月2日、この日は熊本よりバスで鹿児島空港へ移動し、12時20分発のGK164便で成田へ帰ります。
熊本発鹿児島行きの高速バス『きりしま号』は途中鹿児島空港を経由するので、熊本からの移動にもってこいです。時間は2時間半ほど掛かりますが、熊本交通センターから熊本駅に向かい、新幹線に乗って鹿児島中央駅まで、そこから空港バスに乗って鹿児島空港に行くのとほとんど時間的に代わりありません。
そして往路の鹿児島中央-熊本を新幹線で移動して、バスのチケット購入時に領収書を見せると通常3600円の料金が2750円に割り引かれます。


5番のりばは予約なしで乗れる福岡行き高速バス。6番のりばに熊本空港行きと鹿児島行きのバスが発着します。
福岡行きのバスの本数が多いこと…。多い時間帯は5分ヘッド、平均で10分ヘッドで運行しています。熊本交通センターから博多駅バスターミナルまでは2100円、約2時間で結んでいます。
九州新幹線ができたのに未だに九州はバス文化が根強く残っているのですね。一方九州新幹線の利用率が悪いようで、前日までの予約で『つばめ』が往復5500円、さらに1000円のお買い物券付きの乗車券を販売しているようです。


熊本空港に近い…というわけでもない益城熊本空港ICより九州自動車道に入ります。雲がかなり低く、山々にぶつかっています。


人吉の近く、山江SAでトイレ休憩。


熊本交通センターから約2時間20分で鹿児島空港に到着しました。鹿児島空港の到着ロビー外には足湯があります。


日曜日ということもあり、多くの方で足湯は埋まっていました。私も入りたかったのですが、別の物を見たかったので。


別の物というのは鹿児島空港航空展示室の『SORA STAGE』。


展望デッキに繋がる通路を利用し、航空機の歴史や鹿児島空港の歴史、モデルプレーンの展示を行なっています。




各種航空会社のモデルプレーンと一緒に説明文もあります。おそらく鹿児島空港に就航している航空会社と思われます。


この航空展示室、比較的新し目。ANAにはボーイング787が展示されています。


一番驚いたのが就航して間もないジェットスター・ジャパンが展示されていたこと。ちゃんとリアルタイムで展示の追加を行なっているのですね。その他にもPeachなどがありました。


展望デッキ手前のフロア。


747-300のエンジンファンブレードが展示されています。巨大!


この美しい曲線美のファンブレード、1枚100万円以上すると聞いたことがあります。スパスパ切れそうです。


小型機の垂直尾翼くらいはあるのではないかと思うようなこれはANAの747-400に付けられていたウイングレット。展望デッキから見るとワンポイントアクセントくらいに小さいウイングレットですが、近くで見ると巨大。大人の背丈以上はあります。


『Mock-up 航空機内体験コーナー』。


ここにはJACのDHC-8-Q400のモックアップが置かれています。実際に訓練でも使用するとのこと。


前方はQ400と同じ4列シート。こちらは何故かレザーシート。後方は3列シートとなっておりSAAB340を模しているものと思われます。
こちらのシートはSAABのシートと同じ。


前方座席より。ジャンプシートも座ることができます。


窓が繰り抜かれており、普段だとありえないアングルより撮ることもできたりします。


後方ギャレーも再現。


Q400は初めて乗りましたが(といってもモックアップですが…)やはり天井が低いですね。座席に座ろうとした時、荷物棚の縁に思いっきり頭をぶつけました…w


展望デッキに繋がる通路にはまるーいエンジンカウル。


747-300に付いていたエンジンカウルをくぐって展望デッキに出ることができます。マニア心をくすぐる楽しい航空展示室『SORA STAGE』でした。


ようやくここから飛行機の写真ですw といってもあまり時間がなかったので、ほんの数枚ですが…。


この日は視程はよかったのですが、かなり低い位置に雲があり、霧島連峰は見ることができず。




JALの777-200がプッシュバック開始。JA771JのOne world塗装機です。


ランウェイ34に着陸してきたANAの777-200とクロス。


風は140度より7ノット。ランウェイ34を指示されたJAL機にとってはテイルウインドです。しばらく風が収まるのを待ち、離陸していきました。
展望デッキ前にある『KAGOSHIMA』の文字と一緒に。


機体は明るく写りますが、上空はどんよりした黒い雲が立ち込めています。羽田や成田では撮れなそうなこの天気、こういうのもアリかもしれません。
午後順光の展望デッキ、また鹿児島で撮影したいですね。今度は霧島連峰をバックに撮ってみたいです。

次回は最終回、GK164便で成田に帰ります!
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今回は熊本のゆるキャラ、くまモンでいっぱいの記事です(●・(エ)・●)
ご存知の方も多いかもしれませんが、『くまモン』は熊本県庁が2010年より『くまもとサプライズ』キャンペーンにおいて展開している熊本県PRマスコットキャラクターです。
『くまもとサプライズ』は九州新幹線の全線開業に合わせ、熊本県民が日常にあるサプライズを見つけ、それを他の人へ広めていって再発見をする、あるいは熊本県の魅力をアピールする、また、サプライズでお迎えするというもの。その一環でアートディレクターの水野学氏によって生み出されたキャラクターがくまモンです。
ゆるキャラグランプリ2011王者でもあり、現在は熊本県営業部長として『くまモン隊』を結成し、日本全国で熊本県の魅力をPRしています。


そんなくまモンを求めて、はるばる熊本に訪れる観光客も多いようです。私もそのうちの一人ですw
くまモンの著作権は熊本県庁が持っており、県の許可を取ればくまモンの絵柄を自由に使用することができるようです。街にはあちこちにくまモンがいました。今回は街にいたくまモンを紹介したいと思います。
まずは熊本駅にいたくまモン。


辛島町直近のアーケードには全体がLEDで装飾された目が怖いくまモンw


東横イン交通センター前でもフロントにくまモン。


自販機に売られていた水にもくまモンバージョンが存在しています。


熊本城の天守閣から見えるくまモン。これは熊本信用金庫が4月26日より展示を始めた壁画です。大きなくまモンの上に空いている穴の中にもくまモンが隠れています。
これは熊本城の天守閣からしか見えない、隠れくまモンとのこと。


近づくととてつもなく巨大!縦13m、横15mの特大くまモンです。


くまモンの旗がたくさん上がっているここは熊本県物産館。




中にはくまモンのグッズがたくさんあります。大抵のグッズはここで揃えられるのではないでしょうか。その他にも熊本県のお土産を多数取り揃えています。熊本交通センターより近いのでお近くまで来た時はぜひ訪れてみて下さい。


物産館の中にはビリケンさん…ならぬ、くまモンさん。足を触るとご利益があるとかないとかw




さて、本物のくまモンに会って来ました。この日は丁度熊本交通センターで『人権フェスティバル』というものをやっており、このイベントにくまモンが来ていたのです。


イベント前のくまモン。一緒に写真を撮ってもらったりして、ハシャいでいました(゜∀゜)


疲れたのか、置物のようになったくまモンw


ステージでは園児と一緒にくまモン体操を踊ります。




園児が乗っている幼稚園バスに一緒に乗り込もうとするくまモン。やんちゃでフリーダムなくまモン、見ていて飽きませんw




車のトランクに狭そうに入って移動するようです。可愛らしいくまモン、日本全国で熊本をPRしているので、またどこかで会いたいですね。


お昼に食べた珪花ラーメンの足ふきマットにもくまモン。他にもあちこちの店にこのくまモンマットが置かれています。


空港リムジンにもドア横にくまモン。これは阿蘇くまもと空港と熊本交通センターを結ぶリムジンバスです。


工事現場にもくまモン。そして熊本城の築城400年祭のシンボルキャラクターとして生まれた『ひごまる』。


熊本二の丸広場にもひょっこりとくまモン。


雨なのでふらっと訪れた銭湯にも風呂に入ったくまモンw

このように熊本の街を歩けばくまモンに会える…というくらい、たくさんのくまモンがいました。
くまモンによる経済効果は彦根城の『ひこにゃん』を超える勢いのようです。私もまたくまモンを追っかけに熊本に行きたいです(* ̄(エ) ̄*)

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月が変わって6月1日。場所は熊本交通センター付近のホテル。この日は一日中雨の予報が出ていました。
元々、午前中に熊本城を見学、昼前に熊本交通センターでイベントに来るくまモンを見て、日没まで熊本空港で撮影しようと思っていましたが、予定変更。熊本城をのんびり見学し、天然温泉のスーパー銭湯に向かいゆっくりすることにしました。


熊本にもチキンラーメンのラッピング路面電車がいるのですね。

熊本城の開門は8時半。それまで熊本交通センター付近の交差点で、熊本独自の交差点を見学。動画でご覧ください。

熊本市の路線バス 左車線からの右折

大型路線バスが左車線から一気に右折しています…!普通ならありえない光景です。
熊本市の主要な道路は左車線がバス専用右折車線となっており、右折信号で左端に並んでいる一般の右折車両も、左端に並んでいるバスも同時に右折することができるのです。


第二レーンからは一般車が直接左折することもできます。バスの前に割り込むような光景はヒヤヒヤしてしまいます(^_^;)


まもなく開門の時間。熊本城に向かいます。銅像は熊本城の天守閣を築城した加藤清正氏。




早朝なので観光客はほんの数人。築城当時からそびえ立つ美しい弧を描いた『武者返し』と言われている石垣を左右に眺めながら天守閣を目指します。


天守閣が見えてきました。


日本三名城の中では『日本一』と言われている熊本城!これで熊本城、名古屋城、姫路城といった日本三大名城全て訪れました。名古屋城は外観から見ただけなので、まだ中に入ったことはありませんが…w


熊本城は1877年2月19日、西南戦争での西郷軍の総攻撃2日前、原因不明の出火で大小天守閣などの建物を焼失してしまいました。
現在の天守閣は1960年、熊本国体開催と築城350年を期に、大小天守閣や塀などを再建し、本丸一帯を公園として整備したもの。
天守閣は鉄筋コンクリート造りで、内部は熊本市熊本博物館の分館として史料等が展示されており、最上階は展望スペースとなっています。


これは宇土櫓。熊本城の中では大小天守を除いて最大の櫓となります。1877年の原因不明の出火では風上であったことから、消失を免れました。加藤清正が創建した初代天守ではないかという見方もあるようです。


天守閣の反対側に回り込みます。


天守閣と本丸御殿の間にある地下通路、『闇り通路』。本丸御殿は二つの石垣をまたぐように造られた為、このような左右を石垣で囲まれた地下通路があります。御殿への正式な入口となるようです。


これがよく見る熊本城。黒い瓦と白い漆喰が美しいお城です。


熊本城のゆるキャラ、『ひごまるくん』。


雨がポツリポツリと降ってきたので、天守閣の内部に入ります。


この鯱は天守閣が1960年に再建された際に大小天守屋根に設置されていたもの。平成19年に落雷や台風、経年による亀裂、破損などが確認された為、安全面を考慮し、新たに鯱大小2対4体が設置されました。


江戸期の熊本城下縮小模型。


現在の熊本城と変わらぬ形をしています。消失前の熊本城は図面や写真が多く残っており、忠実に再現しているとのこと。


再建前に作成した1/100の縮小模型。


天守閣最上部まで上がってきました。宇土櫓の他、二の丸広場が見えます。


東側。


南側。よーく見ると『くまモン』が描かれている建物があります。これは熊本信用金庫。信金の創立90週年事業で制作し、4月26日に完成したそうです。


こちらは小天守閣より。


続いて本丸御殿を見学。大広間は畳60畳分の広さ。奥にながーく続いています。


縁側は風通しがよく、気持ちいい。


昭君之間。いわゆる対面所で、藩主の会見の場として使用されました。本丸御殿の中で最も格式の高い部屋で、慶長期の特色である鈎上段を設け、室内は床の間や違棚、付書院などを持つ書院造りとなっています。


壁や襖などには中国の前漢の時代の話で、匈奴(現在のモンゴル)に嫁がされた悲劇の美女、王昭君の物語が描かれています。


昭君之間の漆塗りの折上げ格天井には、四季折々の美しい花々、木々、植物が描かれています。 天井画は全部で60枚あります。


次は宇土櫓を見学。国の重要文化財ですが、内部の公開を行なっています。


外周の廊下は武者走りといい、戦闘の最前線になります。下部には石や弓矢を放つ穴が開けられています。歩くと板張りの床がギシッギシッとキシミます。


姫路城と同じようなとても急な階段。


最上階からは大小天守閣がよく見えます。


このように歴史を感じさせる建物は大好きなのです。遠い昔、同じ場所に戦国武将が立っていたと思うと、数百年昔のことでも身近に感じます。


11時より熊本交通センターにて、熊本のゆるキャラである『くまモン』が登場するイベントがある為、一度熊本城を離脱。熊本交通センター内のフードエリア『桂花』で熊本ラーメン。


熊本城なのに千葉城!千葉城は、応仁・文明年間に出田秀信によって築かれた。秀信は、守護菊地重朝の代官として藤崎八幡宮の惣政所を務めていた。文明17年菊地重朝の命に従って出陣し、矢部馬門原の合戦で討死、嫡男重綱が跡を継ぐが父ほどの威勢も無くなった。明応5年に守護菊地氏の命により鹿子木親員が隈本へ入り、藤崎宮の維持に当たるため隈本城を築くと出田氏の千葉城は廃城となった。


横井小楠と維新群像。千葉城橋と厩橋の間に位置する高橋公園の中に、横井小楠のほか、彼と親交のあった坂本龍馬、勝海舟、松平春嶽、細川護久の5人の銅像が維新の群像として立てられています。


勝海舟と坂本龍馬。


本降りの雨。雨粒の音を聞きながら、のーんびりと次の目的地、旧細川刑部邸に向かいます。


細川刑部家は、細川家三代忠利公の弟、細川刑部少輔興孝が正保3年(1646年)に2万5千石を与えられて興したものです。この建物は、その後、子飼、現在の熊本市東子飼町で下屋敷として使用していたものを平成2年から4ヶ年かけて移築したものです。同邸は建坪300坪あり、唐破風の大きな玄関は、重臣などの訪問や当主だけが使ったとされています。また、入側造りの表御書院は、江戸時代の大名邸宅の造りを残しています。


雨で熊本空港に行く予定が流れてしまったので、歴史ある建物の中でのーんびり。






折角なので温泉に入りたいと思い、近くを検索したら、城の湯というところが天然温泉を使用している模様。
温泉に入りのーんびりしていました。


熊本は熊本ラーメンの他に、馬肉が有名のようですが、あまり好みではないので、夜ごはんも熊本ラーメン。昼に食べた『桂花』の隣にある『こむらさき』で頂きました。
こっちのほうがさっぱり系のスープ。とんこつ好きな私にとって、九州はラーメン天国です(゜∀゜)

次回は熊本のゆるキャラ、『くまモン』特集です。街のあちこちにくまモンがいました(* ̄(エ) ̄*)

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桜島フェリーターミナルより歩いて鹿児島市の繁華街、天文館まで向かいます。


鹿児島市役所前のみなと大通り公園。チキンラーメンのラッピングをした路面電車が走っています。


鹿児島の老舗百貨店、山形屋。立派で趣のある建物です。


天文館で迷子になりながらもたどり着いたのは『天文館むじゃき』。


ここは鹿児島名物のしろくまで有名な『むじゃき』のビルなのです。各階に飲食店が入居しており、そのすべての店で白くまを食べることができます。


白くまとは、かき氷の上に練乳をかけ、小さくカットした果物とあんを乗せたもの。鹿児島ではかき氷の代名詞として古くから親しまれています。




まず1階にある中華料理店で食べたのは黒豚を使用した『黒豚わっぜえか丼』。
黒豚の角煮と、たっぷりのあんがかかっており、美味しい逸品でした。


そしておまちかねの白くま。かき氷のザクザクとした食感をイメージしていましたが、スプーンがスッと入り、口に入れるとスーッと溶けます。
写真からは大きさがあまり伝わりませんが、これでベビーサイズ。レギュラーサイズはこんなの食べきれるのか!?と思うくらい大きいものでした。


天文館は鹿児島の繁華街。アーケードは美しい屋根と装飾で飾られています。


路面電車で鹿児島中央駅まで戻ってきました。鹿児島中央駅のシンボルである観覧車もライトアップ。


この日の宿は熊本に取ってあるので、新幹線で熊本駅まで。


成田から鹿児島空港まで455円、鹿児島中央駅から熊本駅まで6250円…なんだか変な気分です(^_^;)


先発の800系つばめでもよかったのですが、後発のN700系みずほでも変わらないようなので、せっかくなのでみずほに乗ってみました。木目調の車内は雰囲気が良く落ち着きます。
年間何十フライトもしている割に、新幹線は年に1回乗るか乗らないか。どうしても飛行機と比べてしまうのが性で、座席ピッチが広く、エクストラレッグシートかよ、とか、546人のキャパに対して客室乗務員が2名とか非常時は1名につき250人は大変そうだなとか、シートベルトがない…!、電子機器の電源切らなくていい…!とかくだらない事をTwitterでつぶやいているうちに…


あっという間に熊本駅に到着。


先ほど先発していた800系つばめが隣のホームでみずほの通過待ちを行なっていました。800系つばめは号車毎に座席シートの色が違うようです。こちらもぜひ乗ってみたいですね。


熊本駅の改札を出ると、早速熊本県のゆるキャラ、『くまモン』がお出迎えしてくれました。
今回熊本を訪れたのは、このくまモンに会うことが大半の目的なのです(^^♪


新幹線熊本駅から熊本市電に乗り換えるには、長い地下通路を通ります。ここにもくまモン…じゃない。何やら黒い犬が山になっています。


『くろちゃん』という名前で、どうやらJR九州のキャラクターのようです。路面電車に乗って交通センター近くの東横インへ。


街を歩くとくまモンに出会う…というくらい、多くのくまモンがいました。また別記事を上げたいと思いますが、ホテルのチェックインカウンターもひっそりとくまモンが隠れており、宿泊客を楽しませてくれます。
隣の三井アーバンホテルでは、部屋全体がくまモンで埋め尽くされた『くまモンルーム』というものもあるようです。こちらは2名からの予約のようで、お値段もかなり高額…。いつか泊まってみたいです。

次回は熊本観光記です。熊本城へ向かいます!

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鹿児島の市内観光を終え、まだ時間があるので桜島に渡ってみることにしました。桜島へはフェリーが出ており、大人1名150円、約15分の船旅です。


桜島フェリーは24時間運航。昼間は約10分間隔で出ていますが、夜は30分間隔、1時間間隔と徐々に本数が少なくなっていきます。


フェリーは1段目、2段目は車両専用、3段目と4段目が乗客スペースとなっていました。


船内は通常の座席の他にこのようにロビーのようになっている場所もあり、豪華です。


桜島フェリー内のうどんが有名のようです。しかし15分で桜島についてしまうので、早く食べないといけませんw


桜島フェリーは4~5隻ほどでピストン輸送を行なっているようです。隣に桜島よりやってきたフェリーが到着。桜島の山と一緒に。


フェリーが桜島に向けて出港。3段目の甲板前方は見晴らしが良く、桜島に向けて突き進む様子がよく見れます。


桜島が見えてきました。




桜島に上陸!


桜島に来たはいいですが、時間もあまりなく、特にすることがありません。
海岸線に溶岩が冷えて固まったと思われる岩があったので、見に行って見ることにしました。




天然温泉の足湯がありました。赤茶けた湯で鉄分の香りがします。


海岸線は『桜島溶岩なぎさ遊歩道』と名付けられ、整備がされています。まるで違う星にいるような光景が目の前に広がります。








桜島ビジターセンターという所に来てみました。ここは桜島火山の展示を行なっています。


2013年1月1日からカウントされ、爆発的噴火はこの日までで348回、昨日は4回も噴火したようです。元気な活火山ですね。


折角桜島まで来たので、ひとっ風呂。ここも天然温泉で赤茶けた鉄分臭がする温泉でした。気持ちよかったε-(´∀`*)


さっぱりしたところで鹿児島へ戻ります。多くの車両が鹿児島に渡るようで。桜島フェリーは桜島や鹿児島に住んでいる方々にとっての足になっているのですね。


短い時間でしたが、少しだけ桜島に触れることができました。今度はゆっくり訪れてみたいですね。


帰りもデッキに立っていましたが、潮風がとても気持ちいい。背後で出港しているA-LINEは沖縄へ向かうのでしょうか。


あっという間に鹿児島港に入っていきます。


左側に見えている三角の屋根の建物はかごしま水族館。沖縄の美ら海水族館にもいるジンベエザメがいるようです。


私が乗っている船の着岸と入れ替わりで桜島行きフェリーが出発。


鹿児島の街を歩いていて思ったのですが、道の所々にこのような黒い砂が溜まっているのです。
これは桜島から降ってきた火山灰なのでしょうか。活火山と共存するということも苦労が多いことと思います。

次回は鹿児島名物の黒豚と、白くまを食べに行き、一気に熊本まで向かいます。

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行きの飛行機の中で広角レンズを装着したNEXを壊してしまった私、バスに乗って鹿児島空港を離脱し、鹿児島中央駅にやってきました。それにしても鹿児島空港から市内に向かうバスが超満員…!補助席まで使用したギュウギュウ詰め状態でした。
いつもなら一眼レフの広角レンズを持ってきているのですが、今回はNEX一本だけでいいだろう…と思い、一眼用は望遠レンズしか持ってきていませんでした。
この先3日間、カメラなしでは何をしにきたのかわからない状態だったので、急遽現地調達。
鹿児島中央駅のビックカメラでNEX-5Rの上位機種、NEX-6のパワーズームキットを買ってしまいました。
EVFが付いているNEX-6、お値段はかなり張ってしまいましたが、自業自得なので仕方がありません。


NEX-6を手に入れた私はようやくいつもの調子に戻ってきました。観光前にまずは鹿児島ラーメンで腹ごしらえ。


鹿児島の天気は曇りところにより雨の予報。鹿児島中央駅でレンタルしている電動自転車で市内を巡る予定でしたが、歩いて巡ることにしました。
これは鹿児島中央駅前にある『若き薩摩の群像』。江戸時代の末期に国禁を犯して海外留学を果たし、日本の近代化のために尽力した薩摩藩の青年藩士17人の銅像が観光客を出迎えてくれます。このように鹿児島市内にはいくつもの銅像があるようです。
※以降の説明文は鹿児島市のホームページより引用しています。


九州新幹線『800系つばめ』の石像。


鹿児島市電の路面電車には各種ラッピング車両が走っています。偶然見かけたソラシドエア塗装のラッピング路面電車。


『大久保利通銅像』。大久保利通は、西郷隆盛と同じ加治屋町に住んでおりました。
少年時代は、西郷とともに郷中教育を受け、やがては、薩摩藩を動かし、倒幕の中心人物となり、明治維新を成し遂げました。
銅像は没後100年を記念して、昭和54年9月26日に設置されました。


市内の各所にはこのような観光オブジェが設置されています。


市内7ヶ所に鹿児島にゆかりの偉人たちの像とその解説板を設置しているとのこと。


ザビエル公園。
1549年、イスパニアの宣教師フランシスコ・ザビエルは鹿児島・祇園之洲に上陸。約1年を鹿児島で過ごしたザビエルは、日本にキリスト教をはじめ、さまざまな異文化を伝えました。
明治時代に日本最初の仏和辞典を作成したラゲ神父が、ザビエルの功績を讃えて建てたザビエル教会は第2次世界大戦で焼失しましたが、その石造りの旧聖堂の一部とザビエルの胸像がザビエル公園内に残されています。


フランシスコ・ザビエルは歴史の偉人として小学校で習い、覚えている方も多いことではないでしょうか。


照國神社。大きく白い鳥居が美しい神社です。




『西郷隆盛銅像』。貧しい下級武士の子として鹿児島城下に生まれた西郷さんは、名君島津斉彬の薫陶を受け、倒幕そして明治維新という大事業へ向けて東奔西走しました。
その間、奄美大島や沖永良部島に流されるなど、さまざまな苦労もありましたが、江戸城の無血開城はじめ明治の新政府樹立に大きな功績がありました。
後に、私学校を開設し子弟教育に専念します。
そして、西南戦争の大将として新政府軍と戦いますが、田原坂の敗北、城山で自刃と、巨星は50年の熱い生涯を閉じました。


お堀を蓮の葉でうめつくされているここは…


鶴丸城跡!


鶴丸×鶴丸城跡!またの名を日本航空城跡!w


城内は鹿児島県歴史資料センターになっているようです。2008年の大河ドラマで一躍有名となった『篤姫』の銅像が設置されていました。


大粒の雨が降っていましたが、止んだようなので鹿児島の街並みを一望できる城山展望台に登ってみます。ルートを間違ったようで、車道口より登ることになってしまいました…w
鹿児島本線のトンネルにあった『敬天愛人』。天を敬い人を愛する。西郷隆盛が学問の目的を述べた語として有名です。


道端に咲いていた紫陽花。


『西郷隆盛洞窟』。西南戦争最後の司令部であった場所で、西郷隆盛が亡くなる直前まで過ごした洞窟として知られています。


青々とした森林が生い茂る車道をテクテクと登り…。


城山展望台に到着。桜島も頂上だけ少し見ることができました。初めて見た桜島、第一印象は『でかい!!』


桜島の標高は1117m、日本のみならず世界でも有数の活火山であり、現在も活発に活動を続けています。


帰りはスイスイ。遊歩道を歩いて下山していきます。


鹿児島救急医療センターには西南戦争の銃弾跡というものも残っています。


塀をよく見るとポコポコと穴が開いています。これが西南戦争での政府軍の銃弾跡のようです。


鹿児島救急医療センターは元々西郷隆盛が設立した学校、『私学校』でした。現在は石塀のみが残っています。
これで鹿児島市内の観光は一通り終了。鹿児島は歴史が多く残る街でした。
時刻は15時半。時間はまだあるので、フェリーで桜島に渡ってみることにしました。次回は桜島の旅行記です。

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ジェットスター・ジャパンの成田-鹿児島線就航初便である5月31日のGK161便で鹿児島空港に降り立った私、時刻は8時と早い時間なので、しばらく鹿児島空港で撮影することにしました。
しかし鹿児島空港の展望デッキは那覇空港のようにワイヤーフェンスの手前に柵がある劣悪環境と聞いていたので、出発ロビーで撮影することにしました。


出発ロビーはガラス張りでウォッチングにはもってこいですが、撮影環境はあまりよろしくありません。薄い青色の飛散防止フィルムが張ってあり、あまりシャープには写りません。


使用滑走路はランウェイ34。空港ターミナルは西側に建っているので、午後が順光になります。羽田空港の第二ターミナルと同じ環境と考えればイメージしやすいでしょう。


鹿児島空港は日本エアコミューターのメッカ。SAAB340やDHC-8-Q400が次々に発着し、南側エプロンにはたくさんの機体が駐機していました。


私が乗ってきたJA09JJが折り返しセントレアに向けてプッシュバック開始。私が乗ってきたGK161便は20分ほど早着でしたが、この便は早発とはならず、ほぼ定刻での出発となりました。
出発前にカードドアを開けたり閉めたりしており、グランドスタッフがまだ慣れていないことが伺えられました。
鹿児島空港のグランドハンドリングはJALが行なっているようで、今まで扱ったことがないA320-200に手こずったのでしょうか。


タキシング開始。


セントレアへ向けて飛び立って行きました。うーんかなり視程が悪い…。晴れたら背後は霧島連峰が見渡せるとのこと。


8番スポットはPBBが付いているものの、DHC-8-Q400がスポットイン。乗客は歩いてターミナルへ向かっていました。


鶴丸塗装のSAAB340は…確か初撮影のはずです。誘導路とターミナルの距離が近く、小さいSAAB機でもトリミングすることなく撮影することができます。


出発ロビーを出て、展望デッキにやってきました。噂通りワイヤーフェンスの手前に柵がある劣悪環境。


どんなに頑張ってもワイヤーまでレンズが届きません。
一部ガラス張りになっている箇所はありますが、ガラスが汚れているのと色が入っているのが気になり、撮影にはあまり向きません。


しかし、保安設備がある箇所はワイヤーフェンスが柵のすぐ手前まで来ており、そして垂直に立っていました。
唯一展望デッキで撮影できる場所とも言えそうです。


鹿児島空港は誘導路が一本の為、後方の誘導路を塞がないようにショートプッシュバックし、自走で方向転換する方式。


DHC-8-Q400などはかなり手前に駐機し、プッシュバックを行わず自走で方向転換します。


湿度が高く、プロペラベイパーがぐーるぐる出ています。


未だに飛んでいるJAC旧塗装機もプロペラベイパーぐーるぐる。


久しぶりに会うことができましたが、この機体は塗り替える気があるのでしょうか。尾翼は旧JASを彷彿させる唯一の塗装機なので、いつまでもこの塗装機であってほしいですね。


ANAのA320-200と背後はチャイナエアラインの737-800。鹿児島空港は国際線も就航しています。着陸と同時に折り返し便の出国審査開始のお知らせがありました。


先ほど出発ロビーで見たJA8888。いつの間にか出発して、そしてもう戻ってきました。働き者です。


『KAGOSHIMA』の文字と一緒に撮ろうとしましたが、タイミングがずれてしまった。難しい(^_^;)


8番スポットに到着したDHC-8-Q400のJA850Cは『JACフェスティバル2012 in 宮崎』の最優秀作品であった絵がL1ドア横に貼られていました。
これだけ近くまで寄れるのも鹿児島のスポットならではでしょうか。今度は晴れた日に霧島連峰と絡めて飛行機を撮影してみたいですね。

次回は鹿児島市内を散策します。久しぶりの旅行記!

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2013年05月31日(金) JJP161便 成田→鹿児島06:00→08:05
A320-200 JA09JJ 座席:29A 成田SPOT:104 鹿児島SPOT:9 高度:36000ft 速度:750km/h 601mile 455円(内訳:運賃5円 座席指定料250円 支払い手数料200円)


梅雨入り直後の5月31日~6月2日まで、鹿児島・熊本旅行に行って参りました。
事の発端は今から遡ること4ヶ月。1月22日の夕方のことです。下記のようなメールが私のメールボックスに入りました。


この日はジェットスターが新規就航路線として
新千歳-中部
中部-福岡
中部-鹿児島
成田-大分
成田-鹿児島

の5路線を発表しました。その記念でJetMail会員限定セールとして、1時間限定、及び5000席限定で5円での販売を行うとのこと。
この手のセールは基本的に先のスケジュールがわからないので不参戦なのですが、お遊び気分で5月31日より新規就航する『成田-鹿児島線』を狙ってみることにしました。
途中でタイムアウトでセッションが切れたり、現在混み合っています状態の画面が出たりと苦労しましたが…


5月31日(金) GK161 成田06:00⇒鹿児島08:05
6月02日(日) GK164 鹿児島12:20⇒成田14:15

往復とも5円で予約できちゃいました…!金曜のGK161は今までにない早朝便。そしてこの便は鹿児島線の就航初便となります。
帰りのGK164は夜便にすると値段が高くなり、そして金曜日帰りや土曜日帰りにしても料金は高い…。ホテル代を考えても日曜日帰着のほうがよかったので、こちらを予約しました。ということで往復10円!


運賃:5円×往復…10円
座席指定料:250円×往復…500円
支払い手数料:200円×往復…400円
合計:910円



片道が455円、往復で910円。この値段には笑うしかありませんねw 今まで数多くのLCC格安チケットを取ってきましたが、もちろん最安値です。
こんな値段でちゃんと支払いが通るのか心配でしたが、ちゃんと支払い完了されて私のジェットスターアカウントで管理することができるようになりました。

そんなこんなで出発当日。例年より早い梅雨入りにより、関東地方は雨が降るようで…。

6時発の飛行機に乗るのであれば、余裕も考えて3時に起きて3時半頃に出発しなければいけません。
もちろん電車はないので、バイクで成田空港へ。幸いにも運転中にかぶったのは霧雨程度で、4時半頃に成田空港到着。
Webチェックインを行なっているので、すぐに保安検査場に向かいます。

実はあろうことか、最近撮影に使用しているNEX-5Rを機内でたたき落としてしまいました。
ボディの電源入らず、電動ズーム起動せず、そして撮っていたSDカードも破損という最悪の状態でした。よって機内までは写真はなしでテキストのみでお送りします。


保安検査場前にあった出発ボードには早朝は見事にジェットスターが埋め尽くしていました。そして一番先頭にあるのは鹿児島行きGK161便。私が乗る鹿児島就航初便です。
5時前は保安検査場は1レーンしか開いておらず、通過まで10分ほどかかってしまいました。搭乗客が集まるにつれて他のレーンも開けることでしょう。GK161便の搭乗口はC。JAL6161便との共同運航便となります。

5時30分、搭乗口Cより後方の列(16列目~30列目)の乗客よりバスへの搭乗開始。アナウンスは就航初便などのアナウンスはなく、いつも通りテキパキと搭乗準備が整っていきます。
本日の搭乗機は9号機のJA09JJ。機内に入り、自席に着こうとしたときに今まで撮っていたNEX-5Rを床に叩き落とし…。飛行機撮影用に一眼レフカメラも持ってきているのですが、望遠レンズしか持ってきておらず、広角レンズはNEX-5Rに付けていた16-50mmのみ。
旅のお供には欠かせないカメラが故障し、血の気が引きました。


どうしようもないので、とりあえずスマートフォンで撮影することにしました。本日の席は29A。先ほどまで雨が降っていたので、窓が濡れています。そして雲の隙間からは晴れ間が。

GK161便は定刻より9分早い5時51分ドアクローズ。すぐにプッシュバック開始。客室乗務員さんの非常時デモストレーションが始まります。
成田空港は北風運用のようでランウェイは34R。普段なら東側のC誘導路を大回りするか、新しくできたB滑走路西側のE誘導路をタキシングしてランウェイ34Rに向かうのですが、早朝だからか旧Bランの丘があったB誘導路をタキシングしてランウェイ34Rへ。
ランウェイ34Rには成田空港着陸1番機であるカンタス航空のジャンボ機がランディングし誘導路へ。
GK161便はランウェイ34Rに進入し、06時04分テイクオフ。しばらくランウェイヘディングへ飛行し、レフトターン。鹿児島へ進路を向けます。


6時14分、ベルトサインがOFF。


この日の乗客は150人。83%とかなりの搭乗率です。キャプテンアナウンスが入りました。
『本日はジェットスター、GK161便をご利用頂きましてありがとうございます。この便は皆様のご強力により定刻よりも早く出発することができました。
ジェットスターは本日より鹿児島への就航を始めました。ご搭乗のGK161便は鹿児島への初めての便となります。鹿児島の皆様にとっては新たな翼になりますよう、乗務員一同努力して参ります…』

ジェットスターはすごい勢いで路線拡大を進めていますね。6月からは松山空港へ就航するようで、ますますの路線発展が期待されます。


機内販売が始まりました。私は『スモークサーモンとクリームチーズの田舎風サンド』を注文。


以前ジェットスターに搭乗した際に食べましたが、朝食にぴったりのサイズで味もとても美味しい。値段は800円と少し値がはりますがお気に入りの逸品です。元々激安運賃で乗っているので、少しでもお金を落とします^^;


航路上は気流が穏やかでしたが、水平飛行中に突然雲に突っ込み、高度を下げるという場面が何度かあり、ベルトサインは点灯させなかったものの、ところどころ揺れている状態でした。
そんなことよりもカメラが故障したことによる今後について考えることで精一杯でしたw


書いて頂いたログブックは鹿児島空港就航初便について書いてくれました。そして初めて貰ったジェットスターの大型シール。
今回の便はコックピットクルーは3名、キャビンクルーは5名の全8名での運航でした。この8名のクルーでNRT-KOJ-NGO-KOJ-NRTの4レグをフライトするそうです。


7時23分、電子機器使用制限のアナウンスがあり、7時27分、ベルトサイン点灯。
降下中は雲に覆われ地上が全く見えない状態。鹿児島空港はランウェイ34運用のようで、左席からは桜島が綺麗に見える…予定だったのですが、雲に隠れてまったく見えず。
あとで鹿児島空港で撮影されていた方に聞いた話ですが、鹿児島タワーとファーストコンタクトした際、パイロットさんが『これからよろしくお願いします』と日本語で挨拶したようです。
7時40分、鹿児島空港ランウェイ34にランディング。ジェットスターが初めて鹿児島の地を踏みました。
タキシング中、チーフパーサーより以下のようなアナウンスがありました。
『本日よりジェットスターは鹿児島空港に就航致しました。今後も皆様のご期待に添えますよう、クルー、スタッフ一同尽力して参りますのでご声援のほどよろしくお願いします。』
鹿児島に住んでいる方にとっては関東に安く、関東に住んでいる方にとっては鹿児島に安く行くことができるようになります。
ジェットスターが鹿児島の新たな顔として、広く定着してくれたらいいですね。


7時45分、鹿児島空港9番スポットに到着。約20分の早着です。


機体前方ではパイロットさんが乗客一人ひとりに挨拶していました。乗ってきた機体をボーディングブリッジより。


出発ロビーでは人だかり。鹿児島就航初便ということで、鹿児島空港では初便に搭乗した乗客のお出迎えが行われていました。
ジェットスターのCAさんを始め、薩摩剣士隼人、薩摩犬つんつんと鹿児島のご当地ヒーロー、そしてジェットスター・ジャパンの社長である鈴木みゆき氏もいらっしゃいました。


鈴木みゆき氏とジェットスターのパイロットさんでしょうか。三本ラインなので副操縦士さんですね。


出発ロビーでは到着した乗客全員に記念品の配布が行われていました。
中身はGK161便の搭乗証明書、マウスパット、ネームタグ、そしてジェットスターのパンフレットでした。
5円の運賃で乗ってきた成田-鹿児島線。乗ってしまえば何ら変わりありません。さらに記念品まで頂き、こんな運賃で乗ってしまっていいの?と思ってしまいます。


鹿児島空港は出発客と到着客が同じ動線を歩きます。8番スポット横より到着したばかりのジェットスター機を撮影。
展望デッキはワイヤーフェンスの撮影状態が悪いらしいので、出発ロビーよりジェットスターの出発を見送ることにしました。




鹿児島空港の出発ロビーは昔なつかしパタパタ表示。
次回は出発ロビーや展望デッキで撮影した鹿児島空港での写真です。
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