チャコちゃん先生のつれづれ日記

きものエッセイスト 中谷比佐子の私的日記

席順

2012年04月09日 10時58分53秒 | 日記
政治家ー官僚ー財団役員ー企業役員ーマスコミーフリー
というわけでチャコちゃん先生は末席
別にかまわないのこういうこと
でもオモロイ

政治家は挨拶が終わると姿を消す
その次は財団役員、そして企業役員
官僚とマスコミは最後まで席に居る

政治家は挨拶がなれている
だけど全く内容が残らない何だ?声は立派
最後は自分のピーアールと
「これからちょっと京都に行くので失礼します」
と来る

後の政治家も似たり寄ったり

でもこう言う立派な肩書きがその会には必要なのであろう
声の出し方目線ゼスチャー4政治家の其れは参考になる

こう言う挨拶の時に現れる政治家は比例区が多い
昔で言えば全国区だね
つまりは票とりかな

話は飛ぶが昔新聞記者に聞いたことがあるが
「田中角栄の偉いところは知人の告別式通夜には必ず顔を出すことだね」
「そんなことがどうしてエライの」
「政治家はめでたいところに顔を出して宣伝する方が得策だからださ」
「お葬式では挨拶はないから?」
「そうだよ、焼香あげるだけも多いよね」

「結婚披露宴に出席するときは最後まで座っているそうだ」
「そんなの当たり前でしょうに」
「いや政治家にはなかなか居ないよ」

そういえば大女優にお会いしたとき
「どんな会でも最後まで居られないときは初めから出席を断る」
その代わり一旦出席したら最後まで居る
とおっしゃっていたな

というような会話を思い出しながら
肩書きの重い男たちを観ているチャコちゃん先生

こう言う男たちから肩書が外れたらどんな人生を送るのかな
長々しい挨拶を聞きながら想像する
上から目線の男はきっと家族からも疎んじられるね

昭和の初期までご用済みの男たちは町内会の世話係になって
少年たちの思想指導をしていたし
また「若衆宿」を作って男を教育していた歴史もある

肩書を外した後こそその男の真価が問われる
いまのうちから覚悟して生きた方がいい
と余分なことも考えながら末席に居るチャコちゃん先生
コメント
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