チャコちゃん先生のつれづれ日記

きものエッセイスト 中谷比佐子の私的日記

ご飯湿布

2019年11月30日 12時23分00秒 | 日記

塗りの庭ばき、中途半端に足を突っかけていたら3センチくらいの段差のからつるりと滑って捻挫したーすぐさま天才整体師の平田京子さんのところへ。ここは予約がいっぱいだけど急を要するからとねじ込む

最後の時間に入れていただき「 痛いぎゃあー」と言いながらも、行きはびっこ、帰りは足袋がはけたーやはりすごい

蕎麦をいただき久しぶりだからとお茶の時間ーすると好転反応が出てきてズキズキ痛む、「痛いよ」「ああそうでしょうね、帰ったらご飯湿布してお風呂には入らず休んでね」「はいでしゅ」

ご飯を温め、油紙と包帯を用意、足の患部に直接ご飯を置き、油紙を上から固定し包帯を巻く、絹の靴下を履いて休む。夜中まで痛んでいたが朝目が覚めたら全く痛みは感じず、包帯を外したら腫れも引いて普通に戻っているー

患部に当てたご飯は黄色に変色。熱と痛みをとってくれたのね!

通常通りに足袋も履けた

捻挫は十年ぶり「眼が疲れていて腰の骨が固くなってる、何したの?」

「パソコンの前にすわっれ原稿書いてた」

「何日間?」

「集中したのは5日かな」

「骨盤が歪んで居たよ、洋服着てたの?」

そうだ3日間は洋服だったんだ、湯文字から離れていたんだった‼️

湯文字恐るべし

 

捻挫がチャコちゃん先生の体の調子を教えてくれた

平田先生のところにも半年ぶり。体のケアをしてくださいという体内からのお知らせが捻挫だった.ありがたやこうして教えてくれる

自分に不都合なことは、ちょっとゆっくり自分自身を見ましょうと言うシグナルだと思う。普通に歩ける幸せ噛み締める本日

 

 

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ハッカーは何をしたい?

2019年11月29日 11時49分39秒 | 日記

仕事関係の知人からメールが来た

文章がおかしいな?と思いつつ1日後にお会いするので3回目にきた時添付フアイルを開けてみたー中身がいきなり英語になっていておかしいと思い彼のメールを削除した。

 

添付ファイルを開けたのが失敗‼︎

ご本人に会い「Uさん変なメールいただいたけどどうなさったの?」

「えっ!チャコちゃん先生のところにも行きましたか?」

「何かあったの?」

「添付ファイルあけましたか?」

「変な英語でびっくり」

「ああ申し訳ないウイールスにやられたんです。直ぐ検査してくださいl」

 

打ち合わせの場で直ぐ関戸に電話をして専門家に来ていただいたら当方も

やられていた‼️

「全てを退治できないので当分使わないでください」

聞くといま日本中で大変あこと担っているのだという

巧妙すぎて治す方の技術が間に合わないのだそうだ

 

幸い原稿は入稿した後で、しかももう古いので買い替えなければね、と言ってた時なので被害は少ない

それにしても何が目的なのか

「目的なんてありませんよ。自分が如何に凄いかを世間に見せびらかして満足したい」

 

次の本の原稿は手書きにしようと思う

手書きの方がいい文章温かい言葉が出てくる、これがなんとも味が出る。しかし文字の転換に慣れているので漢字が出てこない。辞書引く手間が窓ろこしい。矢張りワードに慣れてしまっている

 

久しぶりの万年筆も戸惑っていてインクを吸う力を失くしていたー丸善に持って行って見ていただかなくっちゃあ。

 

時代に添っていくって、添い方も今までと違ってきたと感じる

そういうお話会秋桜舎で開いてます

 

 

https://www.kosmos-chako.com/

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

着物が繋ぐもの 263

2019年11月27日 10時00分24秒 | 日記
絹の凄さを語りたい
蚕の吐く糸の要素はヒブロインとセリシン
ヒブロインを固めるのがセリシンの役目、双方ともにタンパク質
特にヒブロインには10種類のアミノ酸が含まれている
今科學の世界ではこの蚕のヒブロインをどう利用するかに大賑わいだ
そのため養蚕は活発になればいいのだがその養蚕も「無菌蚕の飼育」というブライラー化された養蚕業を政府が奨励している

蚕の三令まで人工飼料
これだけでも噴飯ものなのに、無菌蚕は最後まで人工飼料
「ナカタニさん蚕は人類に役たっているんですから何も繊維だけにこだわることもないでしょう?」と学者の方たちに云われる

しかし蚕は「糸」を吐いてその糸を有効利用してきた日本人の着物のしたて、一ミリも残布がない着物の裁断、こんな衣類の作り方が他にあるだろうか
蚕の命を尊んでこの着物の形を考えた先祖の心

ヒブロインにはコレストロールを抑制し免疫力を高める要素が一番強い
また皮膚の再生にもペプチドの効力で肝臓機能をサポートする
こういうことが21世紀に入って次次に発見されて、医学界、化粧品業界を小躍りさせている

衣類としてもヒブロインは多孔質であることから水分を溜め込まず通風性がよく、吸湿性に優れ、なおかつ光の乱反射で生地そのものが美しく照り輝く
更に直接肌につけることにより免疫力を高め、皮膚の再生を促進するので肌はすべすべ。静電気は起きない。何よりも人体との親和性に富む

一方セリシンは皮膚の保護をし水分を外に逃さないので常に適当に肌は潤う
セリシンのタンパク質を使っての石鹸や化粧水やシャンプーは大人気。セリシンには髪の毛や、爪などを丈夫にする要素が含まれている

着る、飲む、つける今蚕の役割はどんどん広がっていくが養蚕農家は確実に減っている
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

着物が繋ぐもの 262

2019年11月26日 09時47分49秒 | 日記
一週間ぶりのブログ
この間「大嘗祭二つの布」の原稿を書いたり、撮影があったり、日帰り講演にでかけたりーー
しかしどんなに時間がなかろうがブログを書いていたチャコチャン先生おサボりも甚だしい
そしてわかったことがある

自分に課せたことを一度サボると二度三度とズルズル...サボっていくものだなーーと
そういえば今までの稽古事、二度三度とサボっていく間にいつの間にかやめてしまうけーすがあったなと振り返る

数え上げても多い
子供の時のお茶、お琴、ピアノ大きくなって水泳、ヨガ、社交ダンス、英会話、フランス語ーーああ
続いているのは声楽のみ35年

これほどにおサボり専門の私が続いているのが「きもの探求」趣味と実益が伴っているという人がいるが、最近は実益はない
しかし着物の探求は続くおそらく死ぬまで続く

探求すればするほどきものは「おいで、おいで」と深みに誘っていく
今回もそうだ縁あって大嘗祭に向けての「斎服」作りのプロヂュースを頼まれた
そして「あらたえ」について「にぎたえ」について取材を重ねる内、大嘗祭そのものの意味を知らなかったことに気が付き、その内容を調べ始めたら「古事記」に行き着いた

かなり前、蚕の歴史を調べている時、古事記のオオゲツヒメの頭から蚕が生まれたというところを思い出し、改めて古事記を取り出し読み始めた。よその方の古事記ではなく原文を読もうと頑張った。そうしたらなんと、大嘗祭の内容はすべて古事記にあった

大嘗祭は日本の文化技術に感謝し、その継承を誓い、日本の祖霊に命のつながりを感謝する祭祀であった。本来は同じ日、国民ともども一緒になって祭祀につながっていたのだ
大麻と絹は日本で最も重要な布であり人を健康にまた心根を磨く布でもある。なんと言っても「神御衣」(かみみそ)なのだ。

この二つの布がいま息絶えそうな状態になっていることと、日本が瀕死状態とはつながっていることもまた着物が導いてくれた

着物の語りかけが続く限りおサボりはできない

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

あら不思議!髪の毛染まっちゃった

2019年11月20日 10時37分20秒 | 日記
4月に髪の毛はもう染めないと決心しだんだん白髪頭になっていくのを面白がっていた
しかし世間の見る目というのは複雑
女性の中でも「かっこいい」と言ってくれる人と「やめてよ」という人は半々
安藤孝子なんて「もとに戻らへんだったら口きかんからね、嫌やわ」
まではっきりと反対

殿方の反応は、無視 気が付かないふり 勇気あるね(皮肉か?)若い男性は「カッコいい」
ところが影で
「ナカタニさんも年なんだね」だって 嫌な奴(表で堂々と言えよな)

美容家のサチコさんが白髪になったとき「男性からのお誘いがぱったりよ、男の人は女の白髪頭みると引くみたいね。比佐子さんが何処まで頑張れるかな、私も研究しながらカットしていくけどね」と応援姿勢、強い味方だ。

本人の意識は「年相応」という気分になってきた
今まで自分の年齢など忘れていて、いつも新しいことを面白がっていたのに
まずパーテイや会合に出なくなった
氣持ちが自分の中で「年だから」という感覚にしらずしらずになったらしい
これは悪いことではないが「聴く」という姿勢が強くなり発言をしなくなった

白髪が目立つ自分自身を嫌ってはいない。むしろ新鮮で面白い

そういう時シャンプーがなくなりもちろんリンスも切れた
絹の石鹸をシャンプー代わりに使いリンスは「これいいですよ」と頂いたものを使って二週間立ったら、あら不思議白髪が染まっちゃった
はじめのうちは白髪とやや黄色味帯びた髪の毛が混じっていてそれはそれで面白いと思った。ところが続けて使っている間に染まっちゃった!黄みを帯びたブラウン

なんだろうこれ
まあそのまま続けてみようと思う
そうなったら俄然皆さん「最近の髪の色いいですねえ」だって

白髪をシルバーグレイと言っておしゃれに持っていこうとするけど
結構テクニックが要るものだということここ7ヶ月で勉強した
この先どうなるかは神のみぞ知る

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

わからないものはわからん

2019年11月19日 09時33分29秒 | 日記
大枚を払ってユーチューブのセミナーに行くことになった
身の程知らずとはこのこと
飛行機のチケットをパソコンで申し込むのに1時間もついやする御仁がユーチューブなどをやろうとすることが間違っている
と気がつくまでに1日かかったーーがもう払込みしたために返金はなしということ

リアルなセミナーに行くまでにすべてパソコンでの学習となる
無知文盲ここまでいたれり、というほど鈍いしわからない
疲れ果て公園を散策
「あああ私はこんなことで時間を取ってはいけない、本当にやることはもっと違う」
とやっと気づき、本来の執筆、講演というアナログに戻ることにした
しかもチャコちゃん先生には天命がある「きものを通して学んだ日本文化を次に繋げる」
これを忘れていたわけではないが、ユーチューブでそれをやればもっと広まると思ったまで、その作業を自分でやろうとしたところが大間違いだったのだ

さて払い込んだお金でやっと気づいた自分の哀れさ、高い月謝だったがそれも良しと思っていたら神の助け、助っ人がやってきた
しかも浅草神社の注連縄奉納の儀のとき
6年ぶりの再会
「何してるのいま?」
「パソコン教室開いてます」
「なぬ?」

カクカクシカジカと顛末を話し私の代わりにセミナーを受けてもらうことにした
昨日リアルセミナーがあり一緒に行った(本当は申込み本人しか出席できないというが、あまりにも無知なので代わりに勉強をさせてほしいと頼み込んだ)

二時間聞いてる私はちんぷんかんぷんだけど彼女は
「わかりましたよ、今までの情報も頂いて比佐子さんのユーチューブつくりましょう」
「ほっ」
とにかく「大嘗祭と二つの布」の執筆中でまだ半分しか原稿ができていない
余分なことに動いているからだ

折から担当者から電話が入り「後の原稿21日まで大丈夫ですよね」
「はいっ!」
お元気な声で答えるチャコちゃん先生

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

人は心の底から忘れられないものを残しているようだ

2019年11月18日 15時43分12秒 | 日記
朝から晩までじっとしていれば反省も後悔もないかもしれない
動くことで色んな思いが生じてくる
「あああの一言は余分だった」
「もう一つお話しとけばよかった」
「もっと褒めればよかった」

そんな事毎日ある。と思いませんか?
それが生きているということだろうけど

認知症にかかった仕事仲間がいる
時々電話が来る
「私昨日までボケていたの、なにか失礼なことしていない?」
「大丈夫よお声聞けて嬉しいわ」
そしてまた一ヶ月くらいして電話がある
「私昨日までボケていたの、何がなんだかわからなくて、失礼なことしてない?〕
「元気な声ね何も心配することないわ」

はっと我に返って私に電話をしてくる
30億の会社を切り回していたが相方が亡くなったら急にボケてしまった
つまり私に失礼なことというのは
支払いが滞っていないか
仕事をドタキャンしたのではないかという不安のようだ

認知症にかかっても遥か底の潜在意識の中に「恐怖」という感情が残っているのだろうかと彼女からの電話にはできるだけ明るくおおらかに話を持っていくようにしている

本当は頂いていないお金もあるそれが多分気になっているのだろう
時々正気の時思い出すのだとしたらまだ人生終わりにできない

その日を完結して暮らすのが理想
そうできたら嬉しい

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

着物が繋ぐもの 261

2019年11月17日 20時26分03秒 | 日記
今日はちといそがしかったわい
早朝御殿人の三木さんからお電話をいただき、大嘗祭の諸々をお話くださるということでお泊りになっている八重洲のホテルに急ぐ

14・15日の大きなお役目を卒えられホッとしたのかつやつやしたお顔で若々しくゆったりとしていらっしゃる。お土産のお品を見せていただき、どんなことだったかを根掘り葉掘り聞く。取材記者というのは本当に色々と細部に渡る質問をするのだけど、嫌がらずお答えになる。そして二人して大声で笑う。チャコちゃん先生の質問がおかしいから。

2年にわたってのお役目本当にお疲れさまでしたと心から申し上げる。
取材した細かいことは今度出す本に詳しく書くつもり、それの許可もしてくださった
どうして大麻?何故に絹?と改めての質問にも明快に答えてくださる。ありがたい感謝。

もう徳島にお帰りになるというのでお送りして、せっかく八重洲にいるので大丸の呉服売り場に顔を出す
「和ギャラリー」という売り場の鈴木さんにご挨拶。彼女が京王デパートの売り場に立っていた頃月一回チャコちゃん先生の教室を開いてくださっていたので、その時の話と今の現状に話が及び、着物の将来を話し合う

更に八重洲にいるので日本橋の丸善まで
ここの3階ギャラリーで絞りの寺田さんの個展があり、今回は草木染で絞りをしたという。そしてトークショウにきものサロンの編集部にいる相澤慶子の登場と聞いている。昔の我がスタッフ。嫌がるかもしれないけど顔を出した。
待ち合わせも元スタッフの田中清子。彼女も本格的に草木染を始めているので喜んで参加。

雑誌の誌面上ではいい仕事をしていると感心していた
もともとキリッとした美しい人だけどきちんとメイクし、藍染の本郷さんの着物に、紫根染の袋帯を合わせ、さすが着物のコーデイネイトも決まってスッキリ。

最初に「私の先生の中谷比佐子がいるのでやりにくいのですがー」と笑いを取り、淡々と現場での情報と感想を語る。その姿に「昔の比佐子さんみたい」と田中がつぶやく

きちんと取材をし、しっかり作り手と向き合っている。着物の本道を歩いている姿に胸いっぱいで感動をする

最後にも「草木染を世に広めたのは中谷です」なんて言ってくれて褒め言葉のシャワーを頂いた

あとに続く人をきちんと育てることができたとチャコちゃん先生自画自賛
田中も「いい編集者になっていますね見事だわ」と相澤を褒めていた

終わりは古事記のレクチャーをして今日は執筆作業全くできず休むことにする
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

着物が繫ぐもの 260

2019年11月16日 09時53分18秒 | 日記
12月末に発刊予定の「大嘗祭二つの布」の原稿書きに明け暮れている
といえば聞こえがいいが出歩いたり、お人がいらしたり、サスペンスドラマを見たり、もっとひどいのはユーチューブのシャンシャンパンダにハマっていてそれを見ている時間が長い

20日で仕上げる予定が全く進まず少し焦ってきた

しかし日本が本当に特別な国だということもわかってきた
本当はもっと早くにわかっていなければいけないけど、私達は敗戦と同時に自分の國の文化を蔑ろにしてきた

古事記の教科書は初等科で読むようになっていたのだが昭和20年に封印されている。その教科書が復刻されたと聞いて早速購入。こんな難しい日本語を当時の小学生は読み理解していたのだろう。すごいことだこの学力。

ただ今日本は先進国48カ国の中で学力は40位であると先日新聞に出ていた。ある友人が「日本人は無能だ」と罵っているがあたっているのかもしれない

そういう時「大嘗祭」が厳かに行われた
税金を使ってもいいのか?どうしてあんな科学的でないことにお金を使うのか?という国民もいるらしい。

しかし
古事記を読むとそういう批判はなくなる
大嘗祭の基本は祖霊に感謝、そして私達の衣食住にたいして、その技術が途絶えないことに力を注いでいる祭りだ、更に國の平和を促進する祭り
國の祖霊は天皇陛下が中心になって守っていらっしゃるが、実はそれが私達一人ひとりの祖霊でもある。天皇はよく「国民は我が子」という言い方を代々なさっている。このことを私達国民が理解することが、「國體」を作ることになる。

日本人一人ひとりが自分は「神の子」と理解すれば争いも憎しみ妬みもなくなるであろう
「大嘗祭と二つの布」を書くにあたって、改めて古事記を読み直したら、やっと自分が日本人であることに真から、心の底から誇りを持てるようになった(おそいんだよ)

またもやこのことは着物が教えてくれた
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

着物が繋ぐもの 259

2019年11月14日 11時45分08秒 | 日記
大嘗祭の日である
世の中ではこの大嘗祭を「天皇の秘儀」という人が多いがよくよく取材してみると、国民全体が國の祖霊に感謝する日だとわかってきた
國の祖霊は天照大御神様ではない
天照大御神様を含めた祖霊、その頂点にいらっしゃるのが天之御中主の神様であった。そして皇室をお作りになったのが高皇産霊神さま。実行されたのが天照大神。
形式を整えたのが天武天皇と持統天皇

高天原で生活をなさる神々様は田を耕し米や粟を植え、畑で野菜や果物を作り、機を織る生活をしていらした。その生活があまりにも楽しく自然と調和していたので大地に住む人達にも同じような生活をさせたいとの思いが「天孫降臨」になる
その天孫降臨の精神を取り戻し、祖霊に感謝する
その形式が私達のお盆とか新年の神迎え、各地のお祭りに現れている

だからこそ国民みんなの祭祀でもある
国民の祖霊を天皇陛下が祭祀の祭主として感謝し祈ってくださることになったのが大嘗祭であろうかとチャコちゃん先生は思う

大嘗祭に必要な二つの布「麻と絹」この二つの布を成ぜ何故と追っかけているうち
大嘗祭の中身がこのようなものだとわかってきた

民俗学の先生や歴史・考古学の先生方の書は「こうであろう」ということを古文書を紐解いておかきになっている。でも一番理解しやすいのは古事記だ
その古事記の教科書を封印してくれたのは敗戦の時占領した連合軍で、日本人の感謝の気持、また自然との共存共栄の考え方を根こそぎ外してしまったのだが、皇室の行事だけは昭和天皇の我が身をお捨てになった当局との交渉でかすかに残った。それが大嘗祭

世界の平和、国家の安泰、自然災害の防御、国民の幸せこのような祈りを国民全員に変わって天皇陛下が感謝してくださり、そして初めて我が国の祭祀の祭主のお成りになる
あす5時までの神事を感じながら感謝を祖霊に捧げよう



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする