チャコちゃん先生のつれづれ日記

きものエッセイスト 中谷比佐子の私的日記

着物が繋ぐもの 516

2023年03月30日 10時27分17秒 | 日記

「私の着物の着方の修正をお願いいたします」という問い合わせが最近多い

わたしは母や姉の着物を着る過程を「なんとなく」チラチラ見ていて、何となく着物を自己流に着ることを覚えた

そのうえ着物の撮影の時に女優さんが着ていくのを先輩編集者が助けていて、その手順を何気なく見ていて覚えた

更に、着物の撮影の時着付け師が着物を着せる手順を見てさらにきちんと覚えていった

 

そして自分で着物を着て動き回るようになると、いろいろと不都合が出てくる

変に裾が割れる

胸元がぷかぷかする

プロの着付け師の様に着てみても自分の肌に合わない部分も出てくる

そういう疑問が出たとき姑から「比佐子さんそれは寸法だと思う」というアドバイスを頂いた

そして改めて「きものはオートクチュール」なのに、みんな標準寸法で着ている確かにおかしい

と姑に寸法を測っていただき、姑の手できもにゃ長襦袢肌着まで縫っていただいた

 

確かに自分に合った寸法は着崩れもなく着心地がいい

「比佐子さんは姿がいいキモノが生き生きする」

と姑は褒めたたえてくれた。然も洋服を着て外出するときは見送りはなし、きものをきて「お義母さん行ってきます」と声かけるといそいそ玄関まで送ってきて、ニコニコしながら背中を押してくれる(現金なもんだ)

 

そのうちやはりもっといい感じに着たいという欲が出てきて

「そうだ着物を着て仕事をしている芸者さんや旅館の女将さん、銀座のママさんなどの着物の着方を取材をしてみよう」と思い立ち、一年かかって僧侶や神官、狂言、能装束、地唄舞や日本舞踊家、流鏑馬の武士装束などなどの着付けをしっかり見ていくと、自分自身の着方の不都合部分もたくさん出てきて、一つ一つ参考にしながら、比佐子流の着方を作り出した。

とそれは

母や姉たちが来ている着方と同じであったし、姑のアドバイスに耳を傾けていれば十分であった

外へ外へと答えを求めて行って、結局は答えは自分の中にあった!ということと同じだ

 

「ああ、なんだなるほど」

とおっしゃりながら、チャ子ちゃん先生の修正を聞いてくださる

また一人先人たちの知恵を伝えることが出来たと嬉しがっている

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

着物が繋ぐもの 515

2023年03月28日 11時18分49秒 | 日記

「ナカタニサンと初めて会ったのは昭和51年だよ」

「ええーでは50年も昔?」

「ホラこの写真」

トンボメガネのサングラスに白いきものを着た30代のチャ子ちゃん先生

風俗史学会の研究会で最上川流域の紅花畑を視察して、温泉に入るという研修旅行であった

パピリオや資生堂の口紅を作るとき紅花が必要であると、それぞれの研究室の方が中心に案内してくれた

視察なのだが体験も含んでいたので、紅花餅を作ったり、紅花の花を臼で衝いたり、足で花を踏んだりしながらの研修、着物を着ているチャ子ちゃん先生は体験はパスで皆さんの体験する姿を眺めていた

とそのとき

「きものを着ている人がいるので、この花で染めをしている人のところにも行ってみましょう」

と研究員の方が話を持ち出し、ぞろぞろと染織をしているという工房に向かった

 

山がまじかに見える農地の真ん中に綺麗な小川が流れていて、その水は最上川にそそいでいるのだという工房に入った

「赤崩草木染工房」と木に彫り込まれている文字を見て

「なぬ?草木染という言葉は山崎青樹さんしか使えないはず、なんと!」

と思いながら紅花で染めたというのれんをくぐり、座敷に上がると青年がいて紅花染めの説明を始めた

 

この人の名が山岸幸一ということを知った

そして座敷に置かれている本棚に山崎青樹さんの美術出版から出たばかりの草木染の本が置いてある

説明が終わり、みんなが染め上がった布を見ている時

「山崎さんをご存じなの?」

と高ぴー態度で聞くと

「師匠と仰いでいます」

「あらそうなの私もよく存じていますよ、私ナカタニヒサコと申します」

「ああーお名前聞いています先生に、ああそうですか、よくいらしてくださいました」

と丁寧な応対、先ほどの高ピー態度を恥じるチャ子ちゃん先生

 

紅花は寒の水で染めるのだという一がきっかけで3年間、新年あけてすぐ小寒のころから泊まり込みで「見学」丑三つ時の染なので寒い眠い、そしてその道まっすぐの山岸幸一さんの仕事ぶりをずっと応援している

自然から教えられるとおりに生きていらっしゃるので、三人のおこさんのうち二人は仕事を継ぎ、工芸展での入賞も果たす腕前に成長

親の背を見て育つといはよく言ったものだと、いつもの座敷に座って、喜々として後を継いでいる子供たちの成長をまぶしく見た

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

花寒

2023年03月27日 09時31分36秒 | 日記

櫻真っさかりに無情の雨、そして寒い

そのことについてあれこれ言う方もいる(わざと雨を降らしているとか)

しかし現実をそのまま受け入れることの方が大切だと思う

その雨のおかげで木々の緑が深くなってきた

雨上がり、薄日の刺す木々の緑の美しさ、土がたっぷりと水を含み、栄養分を木々に渡している

木も土も光も風もみんな心ひとつにして春を演出している力を感じ木

 

それにしても今東京は外国人観光客で大賑わい

大きな男たちがこれ以上の大きさはなかろうという荷物をもって、しかも軽々と持って電車に乗ってくる

降りる所に大きなホテルはないので、きっと民宿なのだろうなあと思いながら彼らの会話を聞いている

 

この花寒の季節に早半そで、袖の外に現れる筋肉は流々

寒くないのだなあ

 

季節に合わせて着るものを決めていく日本人との感性の差は、気温の接し方で伺われる

彼らは日本の何を見て帰るのだろう?

 

会合の場所に出向いたら入り口を占領しているのも外国のお客様

蛇の目の傘に目を注ぎびっくり表情

しかし彼らはここでも半そで、「おどき」と言いながらにこにこして分けて通る モーセだよ

 

街にあふれている外国のお客様はほとんどがアニメが目的なのよ、と若い友人が教えてくれた

雨の中レンタル着物で町を歩くアジア系の女性たち「其れでも着物を着たい」と思っている姿がいじらしいなあ、と感心する

彼らは元気がいい、気分が高揚しているので電車の中でも姦しい、もちろんマスクもしていなければスマホもたたいていない。多くの日本人の姿と対照的でこれもまたおもろい風景

 

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

着物が繋ぐもの 514

2023年03月26日 08時55分30秒 | 日記

成瀬優さんの生涯をかけた個展が終わった

 

新装なった都立産業貿易センタは人のぬくっもりが感じられないけど、今の世はこういう感じだと思う

きものを楽しむ新しい展示という工夫がされていて、来場した人たちがゆったりとっ作品を見、そして寛げる

成瀬さんの人柄もあるが、「自我」が表に出ていないので、作品が一人で自己主張をしていて、作者はするりとその陰にいる。こういう表現分かりにくいかもしれないけど、平ったくいえば来場者が着物を見て楽しんでいて、その作者がたまたま僕です。という感じの位置に成瀬さんがいる

畳の場所では着物を購入したい人が鏡の前で色選びをしているが、ただ反物をの色が顔にどう映るかをみるだけで、鏡もひっそりとしている

チャ子ちゃん先生の講義がトップで、そのあと赤坂の芸者さんたちが成瀬ブルーの引き着を着て踊ってくださる

そして献茶、音楽と盛りだくさんに楽しめるようになっている

この引き着の美しさ感動的。着物の持つ魔力を感じた

着物は自分自身が大喜びしたいんだと思う。考えたら明治以降着物はいろんな決まりに縛り付けられいる。それはあたかも官僚が国の実権を握り、いろんな戒律を作ったときから、すべてのことに変な決まりごとが生まれ、其れに人々が縛り付けられてきたのと同じだ

 

今回の成瀬さんの個展はそのようなしばりを取っ払って生きることを提言しているようにさえ思う

その証拠に訪れる人のなんと表情の柔らかいこと、正しく「和をもって尊し」

そしてみんなが今ここで生きていることに喜びを持っていた

 

こんなに人を楽しませてくれる個展はめずらしい。今後はこの形になっていくのだろう、それが着物の生きる道にもつながる。「技」を競うのではなく、技はあってあたりまえ、そのうえで着物自身が喜ぶ場所を見つける

ここまで人を楽しませるだけ楽しませたので気になる

「赤字にならない?」

「いえ全然大丈夫ですよ」

とニコニコ顔の成瀬さん

凄い!

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ねぎらい

2023年03月25日 09時42分18秒 | 日記

会釈が人に和を与える

いつもの京王バスに乗ったら

「こんばんは」と運転手さん

「お願いします」とわたし

「あいがとうございます」と運転手さん

 

こんなバスの運転手さん初めてだなあ

乗る人乗る人みんなに「こんばんは」と声かけて、料金を入れると「ありがとうごあいます」

30人以上かな乗ってきたけど、年配の方の何人かは「会釈」していたが、ほとんどの方は無視、素通り

無口のまま席につき、いえ立ってる人もスマホを開いて眺めている

 

みんな「こんばんは」と返したいのだと思う、だけど不意打ち食らって何言っていいかわからない

マスク生活が長いと顔の表情もよくわからない、自分を隠してしまう心地よさになれてしまっているのかもしれぎょっ

電車を降りるとき

「すみません」と声をかけると「ぎょっ!」としたような目をする人も多い、思いがけない言葉や行動が出ると、みんな仰天するようになっている。だから平気でぶっつかってくるのだ

 

本来の日本人って礼節を重んじている人が多いのだけど、マスクに隠れてしまって会釈もしなくなったようだ

バスを降りる人にも

「おきをつけて」と運転手さん

「ありがとうございました」とわたし

 

もういいのよマスク外して、そして本来の会釈上手な日本人にもどりましょう

バスの運転手さんも何かに気づき自分から率先しているのだと思った

お互いのねぎらいや挨拶は心が豊かになる

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

芸者さんの所作は美しい

2023年03月24日 10時37分04秒 | 日記

いま明日までだが浜松町の東京産業貿易センターの五階で、東京手描き友禅作家の「成瀬優」さんの個展が行われい居る

生涯をかけた大展示会にチャ子ちゃん先生その会場でお話しさせていただいている

私のあとに赤坂の芸者さんたちの踊りがあり、その前にサービスとして芸者の着付けを見せていただける

芸者さんの引き着は成瀬ブルー、大体古典柄または黒紋付での着装だが、あでやかなブルーもなかなか美しい

 

そして思うことは、芸者さんたちから漂う優しいお色気

みのこなしはもちろん、姿態全体に柔らかさがあり、どこにも無理のない動きが美しい。無理に「しな」を作っているのではなく、自然の骨の流れがそのまま柔らかい

こういう美しさは体を鍛えていないと成り立たない

見せかけのなよっとした仕草は下品に映る、だけど鍛えた肢体の「なよなよ」は心がうきうきするような美しさだ

 

「垢抜けした」という表現があるが、芸者さんたちの身のこなしには、鍛えた柔らかさがあり品がある

手の動き、目線、首の動き腰の動き、足運びすべて自然の流れに沿ってる

 

日々の踊りの稽や、もてなしの茶道で人に対する心遣い、接待などの積み重ねがそういう佇まいを身に着けていくのだろう

 

終わったあと、元浜町の芸者だった女人と待ち合わせをしていたが、待ち合わせの場所にちかずいてくる彼女の姿が

「もう粋」

歩いてくる姿に見とれる

 

どこが違う?

周囲の様子を見極め鍛えた体をしなやかに使っている

心配りが全く違うし、いつも笑みを浮かべている(それは職業柄身に付いたものだと)

 

芸者さんたちは、アスリートと同じような訓練をしている。ただそれが勝負で点数が出ないので一般の人にはわかりにくいし、お座敷文化が廃れていく日本では、このような美しい所作に接する機会も少ない

成瀬さんはいい個展をしているとつくづく思う

ぜひいらしてくださいな

 

ということで

今年の暮れはお座敷遊びをみんなで行うことにした

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

飛び込み営業

2023年03月23日 09時55分33秒 | 日記

 秋櫻舎を設立したころ京都西陣の帯メーカ「渡文」さんに大変なことを依頼された

「全国の呉服屋さんを回ってうちの帯を見せてきて来てほしい、売らんでもええ」

そのころ「渡文」さんだけが撮影時に帯を締めてもいいといってくれて、雑誌や広告、テレビ撮影に気前良く帯を貸してくれていた

そう

青山にある広告会社の仕事をしていて、塩沢紬のポスターを作るということでスタイリストを頼まれていた

その塩沢に合う帯が見つからず(買い取ればという時代)姉や母の帯を使うという頭が働かず、すべて新しいものを見せるのがポスターであるという思いが強かったので、帯を撮影に貸してくれるところを探していた

帯を見せない写真を撮ったらいいと思いつき、カメラマンやデザイナーとの打ち合わせに青山にいくと、其処にまーーるい顔のお兄ちゃんがニコニコ顔で座っていて人懐っこく「やあこんにちは」と関西アクセントで声をかけてくれた

だれ?

京都の帯メーカーの専務さんだと紹介され、一気に帯の問題が解決されたけど、肩から着物を滑らした写真を撮りましょうという私の提案も捨てがたく、両方作ることになった。ポスターは塩沢の組合も肩から着物を滑らした写真の方を選んで、この時代ちょっとした話題になった

 

さてその専務は雑誌撮影に帯を貸すということで、名前が全国に知れ渡ったけど、小売り屋にもっと名前と商品を知ってほしいということで考え付いたのが、私の全国行脚

 

その時丁度チャ子ちゃん先生の第一冊目の「若い人のための着物の本」主婦と生活社 1974年 の制作をしていた時で、その本にも帯を協力、そしてその本を1000冊購入するという申し出があり、出版社も大喜び、私は自分の本をもって飛び込み宣伝をして歩いた

 

車の免許を取ったばかりの友人が助手兼運転手をすることになり、日本全国を一年かけて歩き、すべてはその街に行ってここぞと思うところに入っていく方法を取ったので、本当の飛込だ

「渡文」さんはメーカーなので、取引のある問屋を通すというルールを守り、問屋名を印刷した用紙も私の本と共に渡していた

 

玄関払いもあり、お茶やお菓子を出してくれる店もあり、話だけは聞いておくわという店など、様々な扱いにあって、その都度へこんだり喜んだりしながら、その土地の産物や土地にしかない文化などに触れることが出来た

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

国土愛

2023年03月22日 08時20分49秒 | 日記

プーチン、トランプの逮捕劇は世界の動向を大きく変えるニュース

日本では今ワールド野球で沸き立っている

チームプレーの美しさ、正しく「和をもって尊しとする」という日本人の魂がさく裂している感じ

一人のスーパースターの存在が、みんなをスターにしてしまうということを私達に見せてくれている

そう

私達は一人一人それぞれの個性を持ったスターなのだ

だからこそ自分を大事にしたい

自分自身を信頼して生きて行きたい

自分自身をまず愛していきたい

全てはそこから始まっていく。そして本当に自分がやりたいことをやっていきたい

 

自分を大事にすると、人を大切に思い、さらに自分が住んでいるところがすきになる、そしてそのまわりひいてはじぶんのくにをあいするようになっていく

 

やりたいことが見つからない

そうかなあ

目の前の仕事を心を込めて丁寧にやっていれば、必ずやりたいことが見えてくる

 

まずは自分を見つめて愛することなのだとおもう、すすると今どの方向に行くべきかが分かってくる

自分を愛し、家族を大切に思い、住んでる土地を愛し、更に自分が生まれ育った国を大切に思う、その国に住む人の平和を考える人が上に立つ人の定めだとおもう、其処へ至っている人を逮捕という形をとっている国は病んでいるとしか思えない

 

今日も列島は野球で沸き立つ、日本人の魂が選手たちに反映していくのだろう

国土愛をみんなが感じる一日になる

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

和の風水

2023年03月20日 08時36分33秒 | 日記

きものを左前に着るのはどうしていけないの?

の疑問から風水にたどり着いた話はどこかでも書いたが、着物って本当にいろいろのところに連れて行ってくれる

事の発端は飛鳥時代の「高松塚の壁画」が発掘されたとき

そこに描かれた壁画の女性たちはみんな襟を左前にして着ていた、しかもチョゴリのような衣装だ

てっきり写真の「逆版」だと思い、知人が勤めている新聞社に電話をして

「貴方のとこの新聞写真が逆版よ」

と大騒ぎしたけど、そうではなくその襟合わせが当時は正しかったという結果

何故?

スカートの色が五色、これは五行から

聖徳太子の冠位十二階にたどり着くと、染色のことも気になってくる

アメーバーのように広がった知識の中で「和の風水」が生まれた

 

この風水は大陸からの輸入された陰陽五行が基本になっているけど、日本人独特の宇宙観が入っていて日常の生活に密着している

茶室の作りなどまさしく風水を除いては考えられない、もちろん作法もそうだし、床飾りにおいておや

茶室から始まった「お茶の間」の作りも風水だ

屋根の形、間取り、色 つまりはすべて使い勝手がよく空気の流れがよいことが和の風水の基本

そいてそれは全てが調和していることが必須

 

こういう風水を彼岸の入りから三日間行っていて、今日が最終

この風水の中には十干十二支、二十四節気、東西南北、八方、体と間取りの関係、掃除の仕方までこと細かくあるが、これは昭和の初期までの家庭のしつけの中で身に付けることが出来た事ばかり。昔のお母さんは知っていいた。それをいまさらという気もするが、いや今こそ必要な知識で、それが知恵につながっていく

そんなことを感じながら、お人に伝えている和の風水

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

色いろ起きるのよ

2023年03月19日 07時59分36秒 | 日記

ここんところ「失敗」の連続

毎日失敗している

どんな小さな失敗からも学びがある

きっとそれを感じなさいと言われているのだろう

この毎日の失敗がいつ終わるのだろう?何が原因なのか、それを紐解いてもわからない

相手の気付きをチャ子ちゃん先生の失敗で見せているという場合もあるようだ

これはなかなか複雑でもある

自分の失敗だと思うから、その原因を探す。失敗には必ず原因がある

しかし原因がなかなか

そういう時は相手の気付きに手助けしているということが分かり、見えない方はいろんな方法を思いつくものだと感心する。人間の思惑などと次元の違うことを下してくる

 

キリスト信者を弾圧いたいたいたサウロが、どんなにひどい目にあっても笑顔を絶やさず、相手を憎まず、恐怖に恐れおののかない教徒をみて、少しずつ考えが変わり、ついに神の光に包まれ、キリストの使徒となり「パウロ」と名前も変え、異国の人たちにも神の教えを告げていく、この話がなんだか分かる年齢になったよう

サウロは、自分が鞭うっている相手こそが正しい道を行っている人たちだ、自分が行っていることはいったい?という疑問を持ち、失敗の人生を歩いているのではないかと思い始めてしまう。

 

昔の人が「失敗は成功への道」という言葉を残しているが、小さな失敗も何かと意味を持っているということ、「失敗をした」とわかることこそ素晴らしいことではないかしらん。なんて自我自賛、なんだか失敗を正当化しているような文章になってしまった

でもぼつぼつ失敗から足を洗わせてくださいな

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする