チャコちゃん先生のつれづれ日記

きものエッセイスト 中谷比佐子の私的日記

maskと二年

2021年12月31日 09時48分18秒 | 日記
昨年コロナ流行の兆しの中菌がわからないとみんながおびえていた。直観として「マスク予防」だと思い、いち早く絹のマスクを作った
絹はどんな菌にも強い成分がある、ただの絹ではなくセリシンが付いたもの、更には塩漬けの絹をマスクにっ使って販売していた
更に殺菌力の強い紅花染めがいい、抗菌作用がある藍染がいいとエスカレートしていった。そのうち安倍のマスクの登場

コロナ菌の解明によって菌はタンパク質に弱いけど、布目を潜り抜けてしまい喉に付着するという学者の話を聞き、其れには自分自身の免疫を上げておくしかない。と割り切った

腸を暖かくする、消化の良いものを食べる、加工物や添加物のあるものは口にしない、排泄が盛んな朝は重いものは食べない。最も消化が働く昼食を主にする。夜は細胞に消化力が集まるので、軽く済ます。毎晩入浴して体を温め11時までには寝む。「正式な白湯づくり」をしてそれを飲む

果物、野菜を中心に常に作り置きはしない
重曹とクエン酸で嗽をし、絹石鹸で手を洗う。重曹とクエン酸を溶かしたものを持ち歩き喉が渇いたらそれを飲む

何せ食べすぎる傾向があるので、朝食を抜くことにした
食べすぎは体の免疫を下げるので風邪をひきやすくなる。いつもそうだった風邪ひいたなと思う時はその数日食べすぎだったことが多い

というわけでマスクをしない一年を過ごした
面白い目に合う。高級料理店や高級レストラン高級商店に入ると、恭しく不織布(これは一番肌によくない)をささげつつ
「どうぞマスクをなさってください」とくる
「あらごめんなさい」と言いつつ、懐から紅花染めのマスクをだしてつける

maskに全く意味がないと知っているのですぐ外す
マスク無しでも大丈夫というところも結構ある
昨日はバスの運転手さんが私が座ると出口のドアをいきなり開けて冷たい風を社内に入れていた。無言の注意なのだろう


ゲイの友人と待ち合わせたとき
「ねえ○○私今日奇麗なのかな?みんなが振り返るの」
「バカねあんたがマスクしてないからよ」
良いお年をお迎えくださいまし
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果物の皮の天日干し

2021年12月30日 09時51分28秒 | 日記
ゆず湯やばらの湯は体に優しく気持ちがいい
そうだ
リンゴやミカンの皮を捨てずに天日干ししてお湯に浮かせよう
そう思いついて果物の皮を大事に取りおき、お湯に浸ける分量になるまで太陽に当てて干す。時に花をも加える(今は洗濯に使う網袋に入れてお湯に浮かす)

温泉の元などが市販されているが、よくよく説明を読むとケミカル系のものが入っている。それはそうだ「生」は製品にはできにくいもの

果物天日干し湯、これがなかなか気持ちがいい。ものを大切にしているという満足感、太陽の恩恵をいただいているというう感謝の気持ち、そういう自分に安心するのか、体も温まり熟睡をする(マインドって大切)

絹の余り布があるので、それをタオル代わりにする。ごしごし体をこすると、体がつるつるしてくる。セリシンのおかげ。お化粧を落としも絹の布で顔をこするときれいに取れる、石油系のクレンジングは使わないで済む

とにかくケミカルを避けている
自然のものを使いつくすことがよいことだと自分に言い聞かせているのだ

農薬がかかっているだろう野菜も、「ありがとうありがとう」と波動の高い言葉を浴びせ、本来の自然の野菜に帰ってもらっている。そのために霊気がある.臼井先生が鞍馬山で21日間の絶食後に導かれた、マントラとお印。日本にはいろんなお宝がごっろごろしている。外にばかり求めてきた私達は、今こそ内なる日本の知恵を思い出して身に着けたいと思う

自分の吐いた息をまた吸ってしまうマスクから離れる日がいつ来るのだろう。「マスクしてください」と言われるのが面倒なので、それを強く勧めるデパートなどに行かない。おかげで、無駄なものを買うという悪い癖が無くなった

更に「今必要のないものは買わない」ことが出来るようになり、めでたし

石油系のお化粧をしていてマスクをかけていると、肌が段々衰えてきて、シミやたるみの原因になると医学博士が言っていた。マスクするときは素顔だね
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あなたは何の役

2021年12月29日 10時14分45秒 | 日記
世界中の人みんな役者
自分で広げた舞台で演技している
いろんな役を演じる人もいる

それぞれのお役ご苦労様と考えると、どんな人も愛せるようになる箸役役くkやyしsはhもちろん自分自身を一番愛さなければ舞台は成功しない

一人何役もこなしている人もいるし、一つの役をとことん追求して一生を終える人もいる

憎まれ役、敵役、尊敬を一身に集める役、詐欺師の役、人を殺める役、強盗のの役、人を喜ばす役、刑事の事の役、研究者もう数え上げたらきりのない役者揃い

とにかく全員主役であり、全員端役、今日は私は主役だったが、明日は陰の人だなという毎日を過ごしている

脚本家もあなた自身、演出家もあなた、しかし総合プロジューサーは宇宙の根源様。この方が一番楽しい

昨日ちょっと疎外されたようなさみしさを味わったのだが
「そうか今日はねたみ根性を知って、それを消すという役をやったのだな」
と思ったら心晴れて楽しくなった

今日はお掃除のおばさん、今日は料理人、今日は先生、今日は主演女優といろんな役を演じていると、ウキウキしてくる
観客も自分自身、しかし大きな観客は宇宙の根源様

とにかく人は体験するためにこの地球に来ているのだから、体験をたくさん積んで、それをプロジューサーに見せることで、更にご褒美をいただけるようだ。そのご褒美は毎日に喜びを見出すというものだけど



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歓びを見つけるのがうまい日本人

2021年12月28日 10時28分07秒 | 日記
日本人の思考って他の国の人と違う
どこが違うのかということを人の会話をよく聞いているとわかってくる
昨日は超贅沢な世界にいた知人が、ある時
「これでは本当の人生をを歩んでいることにならない、いただいた命の無駄遣いをしている、申し訳ない」
とにわかに発奮して、贅沢な世界を捨て、身障者介護の資格を取り、お金がなくても清く明るく生きている人たちと交わり始めた

「世間知らずだったと思う」
体に不備があっても一日を大事に生きて、なおかつその時間を支えてくれる人に感謝の気持ちをしっかりと心からえられ伝えられる人々がいることに驚いたという
見えない目を手や風のおと、言葉のニュアンスで、色や形を想像し、それを言葉にすると、まさしくその通りなので驚くとも

何でも手に入り、思うままの生活が出来ていても、そこには
「人よりいい生活をしているという傲慢さしかなかった感じがする」
あえて言えば貧乏人を軽蔑していたとも
「友達が出来たのよ」
「おおぜいいたでしょう?おともだち」
「いいえ知人だわね、友達ではない」
友達はお互いを認め合って、支え合い、思い合うもの、そこにお互いの認識が重なって喜び合うもの、それが友達だと位置付けていた

「今日もあなたに会えてよかったわ」
「今日もあなたが元気そうで嬉しいわ」
「少ないけど分け合っていただきましょう?」
こんな言葉自分がいた世界では聞いたことがないと言って笑っている
綺麗にゴージャスに着飾っていたけどどこか冷たい風が吹いていたようにも思う。自分がいかに幸せかを吹聴していただけかもしれないと

そういえば日本人の幸せ感は超富豪と超貧乏の人以外は、毎日幸せを感じているという統計がある。日本人は喜び方が上手な民族だと、ドイツの学者がつぶやいているのを聞いたことがある

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着物が繋ぐもの 467

2021年12月25日 09時04分54秒 | 日記
昨日は「墨流し」の染織工房「高孝」さんへ取材対談に行く
墨流しの流行の先陣を切ったのが高橋孝之さん「高孝」の主宰
この墨流しの技法は太古の昔からあり、正倉院御物の中にも時々見ることが出来る。それは和紙に染めるのがもともとの習わしであった
本家は越前墨流し

着物が最も売れた昭和30年後半から40年代にかけて、着物の産地ではいろんな染織の技法が考案された。その中の一つに「絹に墨流しをする」という技法だ
高橋さんは18歳の時その墨流しの布を見るチャンスがあり「やってみたい」と思った

その頃は師匠が手とり足取り教えるという習慣はなく、何しろ見て覚えるしかない、ましてこの「墨流し技法は」どうやるのか皆目見当がつかない。そこで染めた布を買い取り古い文献で研究したり、また西洋の絵画にある手法を見たりして自分流墨流しを考案しつつ進歩させながら今日がある

始めてチャ子ちゃん先生が墨流しの現場を取材したのが30年も前になるが、
その時反物の長さの(約13メートル)水槽に、片手をポケットの突っ込んで
染料を水面にぽたぽたこぼしていく高橋さんの姿に
「なーーんだ遊んでるんだ」
こんな楽しい染色方法を編み出して面白い人だなと思った
更に染料をというより顔料だが、その上に3秒布を浸すと布に先ほどのぽたぽた遊んだ模様が映る
「ひゃーー」

と驚いてこれは著書「十二か月のきもの」にその時の様子を書き留めた

さて
今回はその水槽に初めから糊を溶かしておくという手法に変わり、更にぽとぽが複雑になって、より不思議な模様をが染めえ上がる。その様子を見ていて、長襦袢を染めていただくことに、調子に乗って、ここに紫とかこの場面に黄色とか口出しして「この世に一枚」を染め上げていただいた

高橋さんは、道具もすべて自前作り、いつも前を向いて様々工夫をしながらキラキラ目を輝かせて仕事に取り組んでいらっしゃる。楽しくないことはやらないという江戸っ子気質が作品に現れている

一月28,29,30日に作品展と体験会を工房で開く
詳しくはHPで来年早々ご案内

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ラドンカプセル その2

2021年12月24日 09時29分21秒 | 日記
またまた入ってきた
この熟睡度朝の気持ちよさ

「来年の花見が出来るかな」と医者に宣告された方がいて、奥様が泣き泣き電話をしてきたので、知りうる限りの話をして慰めた。その時ラドンカプセルの話もした

医者に
「癌治療はもうやめます」
と決断を話しに行ったら
「抗がん剤をやめたら来年の花は見られませんよ」
と言われたという

メンタルに直撃した言葉だ。ご夫妻の意思で「ラドンカプセルに入りたい」とおっしゃったので、ご案内した
ホルミシメジカルはがん予防と、治療の研究を長年しているので、そこでの説明に納得されたようで、一週間の東京滞在で、一日二回はいることになって昨日が初日

カプセルに入る前と後との表情がまるっきり変わり、とても楽しい雰囲気になったのでほっとした
チャ子ちゃん先生がラドンの話をすると、多くの友人がラドン温泉に入ればいいでしょう?という。そのラドン温泉の80倍ものエネルギーが出ていると伝えると、今度は
「そんなに強いのは逆に体に良くないのでは?」
と言葉が返ってくる

まあ体験するしかないのでそれ以上の説明はしないが
ご案内した後結果を見て大安心、そこへ一人のキャンセルがあり
「チャ子先生はいりますか?」
「入る入る」
と勇躍入ってみた。じわじわの体が温まり今回はその温まり具合を確かめる間もなく眠りに落ちてしまった
余りの汗にびっくりして飛び起きる。この汗の中に体にある毒素が一緒に出ている。ラドン水を枕元においてくださっていたのに気が付き、一気に飲む。そうするとさらに汗。サラサラの汗でにおいもない

風水で使う水晶を思い出した
水晶は悪い気を取り込み、中で清らかな気にしてその気を外に出す。それと同じなのっだなあと変に感心しながら、クールダウンの10分を過ぎてすっきり目覚めた

「年末年始も休まずいたしますよ」
「病にお休みはないものね」
早速お正月に予約を入れて帰途に就いた

ホルミシスメデイカル 03-5542-0744(fax) mail beni5656@gmail.com




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言葉は言霊・言波

2021年12月23日 08時20分35秒 | 日記
最近チャ子ちゃん先生耳が遠くなっているので、話し方の優劣がよくわかる
聞こえにくくなっていても、滑舌の良い人の話は100%聞こえる。しかししっかり発音をしていない人の話はほとんで聞こえない

私達は小学校の国語の時間は必ず席を立って大きな声で教科書を読み上げていた
声が小さいと「腹から声を出せ」と注意され、速すぎると「人の耳にきちんと入るように読め」といあわれていた

その先生の注意を聞いて他の生徒はそれに倣う
英語の授業もまず話すことから始めていた
そのせいか、小学校や中学校のクラスメイトにたまにあっても、みんな滑舌がいい。そして
「最近は聞き取りにくくて、年取ったよ」
と嘆いているの
「そうではなくて日本語の発声が悪くなってるのよ」
と慰めている

しかし
外国から日本に住み着いて仕事をしている人は日本語が上手
隣のホテルに勤めている黒人がいるのだが、朝必ずホテルの前を掃除していて
「おはよう、ご精が出るわね」
「ごせい?」
「がんばってるねということ」
「ごせいね、日本語美しいね、頑張るより優しい言葉ね」
とニコニコして喜ぶ

「日本語上手ねどこで勉強したの?」
「アニメね、アニメの言葉は簡潔ですぐ覚えた」
だけど実際の日本人はもごもご口の中ではなすので聞き取りにくい
と笑いながらつぶやく

日本語は一言、一言に霊が宿っていると小さい時から教えられている。だから汚い言葉は口から出さない。やまびこと同じで、バカと言えば自分にバカと帰ってくる。その汚れた言葉は体中を回って、五臓六腑が悲しみ弱っていく。と

丁寧語、謙譲語など勉強するのもいいけど、あいうえおとはっきり口を開けて日本語を話すことに精進したい
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冬至は太陽の誕生日 一陽来復

2021年12月22日 09時31分45秒 | 日記
当時から畳の目ほど日が伸びる
と言われているが、最近は畳のないお家が増えた。事務所を変わるとき、畳のあるマンションを探すのに骨折った。しかも畳のある部屋の方が家賃が安い。面白い世の中だと思う。もう日本じゃあないね

今日は一年中で太陽が最も南にあり、正午の太陽の位置が一年中で一番低い、つまり日照時間が最も少ないというわけ

人の影も一年中で一番長いのであしながおじさん的になって面白い。夏至の時の三倍というので、記念写真を撮っておくといいかも。光の足は長いけど、太陽の熱は弱い

弱い熱の太陽もこの日から強くなるので「一陽来復」と言われている。つまり「陰」の気から「陽」に転じる日。つまり人間の活動の日

「冬至に決めよう」
活動の出発点なので、今日は静かにゆず湯につかりこれからの自分の生きる方向性を決めるといいかもしれない
これから太陽の熱が高まるわけだから、作物は成長エネルギーをいただき、これから活動をし始める。人間も同じで未来の自分を夢見る出発点になるかも

日本では奈良時代からの風習でこの日は小豆粥を食し、持統天皇までは「冬至正月」を祝っていたという文書も残っている
現在は小豆粥と、カボチャ、そしてゆず湯という風習になっているが、どの程度の家庭がこの風習を行うのだろう

このカボチャはポルトガルからの輸入ですから、カボチャが冬至に登場するのは、室町時代以降。黄色は魔除け疫払いを意味する色なので、冬至にはなくてはくてはならないもの
また面白いもので「ゆず湯」というのは「融通」と語呂合わせ。日本人て本当に機知に富んでいる。今日はぜひゆず湯に入って考えを巡らせてほしい

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人の悪口

2021年12月20日 09時32分41秒 | 日記
チャ子ちゃん先生は若い時生意気だったのだろう
「○○先生が中谷さんのこといつも悪口言っていて私達は、其れに洗脳されていて、仕事をお願いすることはできなかった」
今更の告白、思い当たることが在る。そこの雑誌社からは全く原稿の依頼がなかったし、そこの編集者とお会いしても無視されていた
そこの会社に関係ある方たちはまず私と仕事はしなかった

チャ子ちゃん先生はそういう雰囲気を察するのは敏感だけど、対応は鈍感にする癖があるので、全くそういう風潮に屈しない。その態度がいよいよ目障りだったのだろう、悪口は熾烈を極めていたそうだ

だけどそういう悪口を言って心穏やかでいられたのだろうか
現実にその先生にお会いすると、丁寧に接してくださる。しかしひんやりとするものを敏感に感じ取っていたので、鈍感に対応していた

人は誰でも「人に好かれたい」と願うものだ
だから強い人にはこびへつらいよく思われようとする
それも人の本能だと理解している

育った家庭では人の陰口を聞いたら即口を「ひねられ」ていた。他人から受けた屈辱は、屈辱を受ける側に原因がある。という考え方だったので、まずどうしてそういう仕打ちを受けたのか、なぜ相手を怒らせたのかの分析を責められていた。

そのうち人の自分に対する気持ちなど「それは相手の勝手、都合だわ」と思うようなふてぶてしさに変わり、人の陰口など気にならなくなった
「人の悪口は蜜の味」という位人の悪口を言うのは面白い。時々「悪口大会」をしたりする。みんなでワーワー言いながらわるくちオンパレード。それですっきり、性格の悪い人はその時の悪口を相手に言いつけたりするので、おんぱーれど大会は人選が重要(笑)

相手が自分を殺そうとしていても、その人が私を殺す理由を理解することが出来るようになるといいと思っている
それが出来たら、悪口を言った人おも愛せるようになれるだろう

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比佐子つれづれ

2021年12月19日 10時32分39秒 | 日記
このつれづれの会を始めて40年になる
ここ二年は休んでいた
一人の出席者でも行っていたチャ子ちゃん先生の根の部分のお話会
第四土曜日と決めていて、この日は絶対に他の仕事を入れずに開催していた
毎年テーマを決めてそれについての学習
時にゲストをお招きしお話をしていただいた

中目黒に事務所を持っていた時そこから集まった方がいまだにいいお仲間でいる
長い間にはなくなった方もいらっしゃる。勿論足が遠くになった方も。時々どうしていらっしゃるかしら?と思い出している

亡くなった方で印象的な方は、私より一回りもお年が上で、女学校の先生をされていた方、裕福な方で素晴らしい着物や帯をたくさんお持ちで、若いつれづれの仲間に惜しげもなく差し上げていらした

「淑女」という呼び名のふさわしい方で、優雅な身のこなし語り方、深い知識も振りかざさず、淡々とノートを取ってくださっていた
病に倒れたとき病院から電話があり「もう一か月の命らしいお会いしたい」しかし誰にも言わず一人でこっそりいらしてね、という言葉に深い悲しみを抱いた

またもうひと方はいよいよ手術をするという時、私の事務所に古代朝顔の鉢植えを持っていらしいて、「しばらくお会いできないと思うわ」と美しい顔を上げてひっそりと笑って静かに去っていき、そのままお会いできずにいた。しかし頂いた古代朝顔は多くの方に種を差し上げ、広がっている。もちろん毎年楽しませていただき彼女を偲のぶ時間がある

更にもうひと方
「比佐子先生の傍にいたい」とおっしゃって、伊豆の病院から新宿の東京医大へお引越し、出来るだけ病室に顔を出したが、いよいよという日に地方出張で間に合わず、葬儀には出向いた
葬儀の後事務所に戻ると「モンシロチョウ」が部屋の中に入ってきて私の頭の上を数回旋回して表に出て行った
「ご挨拶にいらしたのね」とスタッフたちが分かるほどにひらひら嬉しそうに飛んでいた

暫く亡くなった前後になるとモンシロチョウが部屋に入ってきて舞う。
つれづれの仲間たちに愛されたこの会を再開することが出来て何よりうれしい
来年からまた第四土曜日12時から16時まで、場所は銀座「ゆうき丸」でしばらく腰を落ち着けるつもり
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