チャコちゃん先生のつれづれ日記

きものエッセイスト 中谷比佐子の私的日記

ナイト・コスモス

2009年07月31日 09時51分14秒 | 日記
本日金曜日の夜から
「ナイトコスモス」が始まる
この名前は加奈子命名

夕日が富士山に隠れ
そう我ががオフイスのビルからは
夕日は四季富士山に隠れる
其の前に空を焦がして

その後の夕焼けケシンフオニーは
都庁の窓を染める
なかなかの眺めじゃて

それらの借景に目を奪われつつ
チャコちゃん先生の
きものから学んだ漫談をお聞かせしやんしょう

黒部の開沢恵子さんが作ったお米
それでお結びをつくり
EMで育てた野菜を食べた鶏の卵で
卵焼き(これセキドガ自慢の一品)
EMで作ったきゅうりや茄子の糠づけ
梅とらっきょはタナカがつけたもの

スタッフ全員参加の手作り夜食で
チャコちゃん先生の
きもの日記の生ライブ
是非いらしてください

とととと参加費5250円

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いぶき

2009年07月30日 09時23分35秒 | 日記
息吹き
気(い)吹き
気吹戸主(いぶきとぬし)

松尾恵理子さんが
マインドカラーという名称をいぶきに変えられた直後
チャコちゃん先生
「大祓詞」のなかに
いぶきという神様が登場していることに
気がつき驚いた

其の話をすると
「へえーそうですか」
と早速大祓詞を読む

いぶきで全てが調和し清らかになるという

マインドから呼吸に意識を移した松尾先生
2年ぶりにお会いしたが
さらに色に対する進化があって驚くばかり
ついに日本人の魂に色が映った

呼吸と色
一人ひとりの違いがこの呼吸と色によって
どういう人生を送るとよりいいかまでが
解明される
つまり自分自身の天命との出会いが早まる

あるピアノの先生が
このいぶき思想をを取り入れて
子供達に新しい曲に取り組んでもらったところ
技術も理解力も数段に進歩したという

当方では9月から
このいぶきの総論を
松尾恵理子先生を迎えて教えていただく

理恵子先生は
パーソナルカラーを日本で初めて始められ
その後大学の先生と組んでマインドカラーを発表
さらに進化していぶきとなった

マインドカラーが出来た当時
旺子さんに紹介していただき
いたく感動をした

紹介者の旺子さんと二人で
楽しく学んだ頃を思い出す
旺子さんは花に活かし彼女の花の波動のよさは
このいぶきによるもの

いつの世も紹介者のお陰で
色んなものとの出会いがある

橋をわたしてくれた人がまずは尊い
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色いろいろ

2009年07月29日 09時22分58秒 | 日記
いま比佐子つれづれでは
今年は色がテーマ
日本人の色の認識度は一瞬で
38色以上を見分けることの出来る目と感性がある

この微妙な色の感じ方を
平安時代の女流文学者は自然との交流の中で
美しい表現で描く

チャコちゃん先生がきものの世界に入ったきっかけは
草木染
植物の花や茎、樹皮、葉からの色の美しさと
其の心理的な意識の深さに
いまだに追求の目が話せない

色は風水にも関連
色を選ぶことで貴方の運勢の傾向も分かる
十干十二支にも色がある
日本人の色彩感覚および其の色彩に対する
自分自身の思考の深さは
他の国の追従を許さない

日本のコヨミには
毎日の色の光がある
それは13種類
其の光の色には
私たちを守ってくれる神が一人ひとり居る

つれづれではこのようなお話をさせていただいている
先日は大乗220文字の般若心経にも光の色があり
それは言葉そのものに色霊があることでもある

きょうは人の内側の光と色を呼吸を通して発見した
松尾先生にお会いする
波動表現
色彩表現
発信パターン
それらを素粒子で表現する

色んな色彩学を学んだが
素粒子パターンを使ったこの「いぶき」という色彩学は
その人の遺伝子に直接対応していて
自分自身を発見するには最短

5年ほど前から参考にさせていただいているが
今日はまた新しい発見があるかもと楽しみ

何より松尾先生との再会が嬉しい
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もう秋

2009年07月28日 09時32分27秒 | 日記
トンボがスイスイ
蝉がなく
ボツボツ処暑
なのに梅雨前線はいまだ日本列島を狙っている

日本の四季もおかしなことになり
二十四節気もあって無きがごと
季節を愛でる人もなく
それならばと季節をなくしたのかもしれないね宇宙は

ここ十二社は江戸時代月の美しいところで
池に船を浮かべ
三味線の音色に身を任せながら
芸者と小唄、端唄の掛け合いを楽しんだらしい
殿方はーー

婦人達は昼間重箱の手弁当を持って
船で短歌を楽しんでいる
俳句は男の遊びで
短歌をたしなむのが当時の女達の教養

自然チャンも、人の目に注目を浴びたため
おおいに四季をことさら見せ付けたのかもしれない

自然も甘えん坊
見られなければ、気付かなければ
暴れて気付かせるしかない

公園の木陰で
チョットたたずむだけでも
蝉や虫たちの声
そしてこのはを震わす風の音も聞こえる

自然に目を
自然に耳を
そして自然に心を

自然はきっと人と寄り添ってくれる

はや命を終えた蝉を
白黒の猫が手玉にとって一心に遊んでいる
これも自然の景色の一つ

チャコちゃん先生は
ひたすら公園の桑の葉を盗み取り
それを袂に隠し
わが蚕に
「ホラホラ朝ごはん」
とばら撒いている
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もうビックリ

2009年07月27日 11時07分22秒 | 日記
「わーすごい」
「こんなにきれいになって」
「しんじられない」
朝から歓声が上がっている
なにがーー

つれづれの仲間が大汗かいて
草木染のきものに汗染みを作ってしまった
泣きそうな顔で着物を持っていらした
「直るかしら」
ダメだったら色をかけてしまってもいいけどーーー
藍と刈安で染めた萌黄色
彼女にはとても似合っていた

そこで登場!!!
わがタカハシきものドクター

「し、新品みたい」
ニタリと笑うダンデイタカハシ
「職人は出来ないだろう?といわれると意地になってやるんだ」

もう絶対だめ
と諦めずどうぞお持ちくださいな
わがタカハシが職人魂にかけてきれいにする

お誂えー染み抜きー色がけーかけはぎー繰り回し
きものには色んな術があり知恵がある
それが今途絶えそうな時代

こういう職人気質の人たちが元気な国は
本当の人間がはつらつと生きる
現実の中でーー

日本をいい国にするには
物や人を活かすということかもしれない



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写真

2009年07月25日 12時43分29秒 | 日記
講演をした後
いらした方たちと一緒に写真を撮ることがある
其の写真を送ってきてくださった方がいて
頂いた写真を見て
「きゃあーーーーーー」
なんておばああーさん

アーユルベーダー医学の恩師蓮村先生が
「ナカタニさん老化は病だよ」
とおっしゃった声がガンガン響く

私は健康を自負していたが
重病患者であるよチャコちゃん先生

アア重い病に罹っている

治すためには
毎日きちんと鏡を見て
しかも甘い気持ちではなく他者の目で

食べるものと睡眠
「もう年なんだもの」
なんていって気を抜かないように

若いときには考えられなかった努力が必要
リフトしたい気持ち
分からぬでもない
痛がりやで臆病なチャコちゃん先生
リフトなど絶対出来ない
注射そのものが怖いもの

努力しかないね、快食、快便、快眠
しかも腹八分目ではなく
ハラ六分だよ

やんなっちゃう
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戻り梅雨

2009年07月24日 11時43分30秒 | 日記
梅雨前線は多くの人を連れ去り
たくさんの土を流している
一方で
米の田んぼを潤してもいる
良い悪いはどの立場に立っているかだ

戻り梅雨のお陰で
芯いりの帯が締められる
というのは
大暑に入ると
チャコちゃん先生は
羅とか絽ツヅレの芯のない帯を締める

これは涼しい
きものは透けたまま着ることができないが
帯は透けたまま締められるので
夏の醍醐味を装える

大暑まで梅雨空という年も珍しい
10日も前に梅雨明けセンゲン
アレは何だったのだろう

更に良いのは
水撒きの労力からの開放
植物に水を撒くのはいやなことではないが
ここまでの雨はありがたい

今日はサチコさんとトークショウ
どんな展開になるのか
しっらっないっ!

担当編集者の江口奈緒さん
浴衣デヴユウーで司会進行
加奈子さんのお着付けだよ

本日新宿ブックフアーストⅠF 19時から
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千葉のおばさん

2009年07月23日 11時39分33秒 | 日記
久しぶりイーーー
千葉のおばさんにバスで会った
ご自分の体の二倍はある荷物を背負って
バスに肩身狭そうに乗っている

チャコちゃん先生主婦を真面目にやっていた頃は
千葉のおばさんの世話になった
何年も
きゅうり、南瓜、トマト、饅頭などなど
荷籠いっぱいつめて千葉から売りに来る
それが新鮮で美味い

玄関に荷解きすると
近所の主婦がざるを持って駆けつける
邸宅のお手伝いさん、奥さん、銀座のママなどなど
みんないくばく買った後
千葉のおばさん手作りの饅頭を馳走になる

色んな階層の女が集い
レシピの交換会になる
こういう姿も
インターネットでの宅配便
軽トラックでの産地直送などで
すっかり影を消していた

紺絣のモンペ
娘のお下がり?花柄のブラウス
白い割烹着
手には軍手
日本手ぬぐいの姉さん被り
これぞ古典千葉のおばさんスタイル

少し前まで総武線に乗ると
この古典姿の
元気で明るい姿に出会ったものだ

何か胸がキューンと熱くなった
「どの当たりまでいらっしゃるの?」
「笹塚近辺です」
「お身体気をつけてね、昔よくお世話になったのよ」
「伺いましょうか」
これぞ物売りの原点

彼女が持っていたチラシの裏側に連絡先を書いてくれた
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終わりよければーーー

2009年07月22日 11時12分07秒 | 日記
タロちゃん偉かったね
自分自身を統括して結束の力を生みだしたもの
だからと言って
彼の仲間を推す気はないけどーー
かれは人として信頼できる

多くのトップは
自分自身の総括ができない人が多いもの
失敗は
「あの人が言ったから」
「あの人のせいで」
と自分自身の責任はとろうとしない

責任を取るということは勇気のいることだわ

今は明治維新より改革のエネルギーがすごい
明治維新は国内だけだったけど
現在の改革は世界も相手

みんな
燃え盛る火の中
吹きすさぶ風の中
さらには激流の中

この中で自分自身を保つことが一番重要のようね
自分をよく知ろう
日本をよく知ろう
自然をよく知ろう

大変な時代に生きていることを認識して
見つめて生きて生きて生きてーー

自分を知る目安に
どうぞチャコちゃん先生の十二支シリーズを読んでね
「午歳」出来ましたぞ
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着物をたたむ

2009年07月21日 10時48分35秒 | 日記
きものはたたむのが面倒
という人が多い
呉服屋の主人で
「ナカタニさん立ってきもののホンダタミが出来ますか?」
「いいえ出来ません」
じゃあ
と10枚立て続けに本だタミをしてくれた
今は亡き大手呉服店の主

嬉しそうだった
自慢でお鼻ヒクヒク

本来の着物をたたむ
という精神からは大いに外れている
きものの衿を下にして
それはまるで人間を逆さにしているような
感じがして薄気味悪かった

着物をたたむときは
中の空気を押し出すように縫い目に沿って丁寧に

それが面倒だといわれると
次の言葉は出ない

面倒なものほど美しい
手をかけるからさらに愛着がでる

先日テレヴィで「官僚」のドラマを見ていたが
あの時代昭和三十年代
木綿が輸出規制に合う時官僚の一人が
「これからは化学繊維という手間のかからない繊維が主流になる」

そう手間のかからない石油の繊維
私たちは便利に使った

しかし木綿消費の中で国産木綿はゼロ
しかも日本綿は虫がつかず農薬を使わない
自然に対しての優等生ほど
かの組織に嫌われた

着物を立ってたたむなんて
きものをないがしろにしたからだろうか

きものお美しく着ることは
たたむところからですわね
縫い目に沿ってたたむと全ての折り目が正しい
浴衣のお嬢さんご自分でたたんでいますか?
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