チャコちゃん先生のつれづれ日記

きものエッセイスト 中谷比佐子の私的日記

ゲイさま

2021年09月30日 09時56分16秒 | 日記
パークハイアットホテルがあるビル地下で用を済ませホテルの扉を抜けたら、「うん?」男同士が手をつないで歩いている
「なぬ?」興味津々のチャ子ちゃん先生
早速後をつける(暇だよね)

前にゲイの夫婦とニューヨークに一緒に行ったとき、ゲイの集まるところばかりに連れていかれ、ゲイに関しての偏見は全くない。それどころかゲイの友人も多い
しかし今目の前の二人は外国人で白昼堂々と手を繋いで楽しそうに語り合っている。時々立ち止まって写真を撮っている。新宿が初めてなのかな、やたら都庁舎にスマホを向けているもの。パークハイアットから出てきたから宿泊者なのだろうか?後ろからしげしげ観察する

すれ違う人の反応が面白い
高齢者の男性はとたんに目を三角にする。マスクをかけているので口のゆがみまでは見えないけど、たぶん歪んでいるんだろうなあ
若い女性は道の隅に行く、子供たちは全く気付いていない。高齢者の女性も顔をしかめているのがマスクを通して分かる
そういう人達の反応を全く気にせずのおふたり、固く手をつなぎ合って目的に向かって歩いていくようだ

チャ子ちゃん先生が帰るべきビルも通りすぎ、シテイ―ホテルの前に差し掛かると、いつも無駄口をたたき合う黒人のぎゃるそんが路のお掃除をしていた。まず彼が目を丸くして二人を見送り、後ろにいる私を見て目配せ、私は頷きハイタッチして別れる

すたこらすたこらつ、バス停も素通りということは絶対何か目的を持っていると確信
二人は昔住んでいた我が家の方に行く、久しぶりの道のりには、火傷して治療した外科病院があり、花屋さんも健在、しかし悉皆屋、果物や、豆腐や、肉や、お惣菜や、乾物屋、魚や、八百屋、畳やなど小さな懐かしい店はなくなっていて、駐車場やマンションが建っていた
どこまで行くのかな?まあいいかげん引き返そうかと思った矢先、目線の先にゲイの友人がたっていた。思わず手を上げて合図をしようと思ったより早く、その友人と件のふたりが駆けあい抱き合って、マスクを外しキスし合っている

ありゃあそういうこと!
と思いきや三人は少し離れた銭湯に入っていった「男湯」の暖簾を分けて入った三人を見送り、なんなんだろう?

どこまでも好奇心を満足させたいチャ子ちゃん先生、早寝をするゲイの友人に夜電話をした
「もう寝るとこよ」
「わかってるいいから教えて、今日あなた外人と銭湯にはいったでしょう?」
「へっ見てたの?」
「そうよ」
実はと銭湯に至った話をしたら彼は爆笑、げらげら笑いころげ
「ヒサコちゃんらしいわね、あの銭湯はそういう場所なの、海外にも知れ渡ったみたいね」
「それこそ濃密接近じゃあないの」
「いいのよそんなこと」

世の転換期はこういうことにもあり。ということ?
別のゲイの友人が「すべては愛あればこそ」なのよ、いいじゃあないのと諭された
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今日は自民党の総裁選

2021年09月29日 10時29分05秒 | 日記
政治は日常を作るものであって、国民の暮らしを助けるためにある
国民の暮らしを助けるための仕事をするのが国会議員だと思う

そういう理想をかざしたのが聖徳太子の憲法だよな、たった17条の中に国を思う、民を思うことが記されている
この思いを受け継いでいるのが日本国の民だと思う

日本人はしなやかで強く、懐が深い。それを利用して様々な不条理のことを押し付けているのが昨今の政治家たち
和をもって尊しとす 上を和ぎ 下睦び、という条文はあまりにも有名。太子は大和の民の根本は「和」という思想を貫いたのだお思う
この第一条が大和魂となったのではないかと勝手に思っている

日本という国の前は大和の国であった。あくまでも和にこだわった国づくりだ

チャ子ちゃん先生は着物の色の原点を探しているうち聖徳太子の冠位十二階に出会った、6色の濃淡で冠位を決めていた、その冠位のもとをたどると五行思想であった。しかし五行は「仁、礼、信、義、智」「青、赤、黄、白、黒」でありその一番上に「徳の紫」を置いている。太子の「徳」というのは十七条憲法の「和」に匹敵するのではないだろうかと勝手に思った
然もこれらの色の染の材料まで決められていたので、日本の色の世界は広がった。ここに色彩文化が発達した

色を決めたことで第一次産業の隆盛を促し、民はそれぞれに研究をして手仕事を発展させた

国づくりの根本が「和」にあると思っている。和を大事に思う国民とその和が全くない政治家の温度差は大きい。国を思う政治家はこの国の第一次産業を発展させるべき政治を目指すことが望まれる
地方に行くとあまりにも多い休眠田に心傷む。国が手を引いた養蚕産業ではあちこちに無人の桑畑が残されてる。日本の農地は農薬で荒らされ、の役を扱う農民の命も奪っている。日本の土地は昔から肥沃、それをやせさせたのは政治家の利権。水戸黄門のセリフではないが「もういいでしょう」と例の印籠を突きつけたい

この国は国民が立派なので成り立っている

さてさてどの方が自民党総裁になり、秋の総選挙を引っ張っていくのか?

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聖書と日月神事

2021年09月28日 11時28分37秒 | 日記
聖書と日月神事を今年は読み比べている
特定な宗教を持っているわけではないが、やはり日本の神道が心に合う
無宗教でいるので、読み比べが出来るのであろうか

日月神事も聖書も最近は預言書という人がおおい
日月神事、一二三神事、ひふみ神事といろんな書き方があるが、昭和19年に画家の岡本天明さんに自動書記として降りてきたもの
私達が読めるのは昭和36年までの物、その先もあるらしいがあればぜひ読みたい

二つの書物の違いは一神と多神
日本人独特の目に見えるものすべて神宿るという考え方は聖書を読む国の方にはあまり見られない
日本人が日本を理解するためには、神道をよく学ぶことが早道の湯に思う

飛鳥の時代仏教を受け入れた日本、その教えも神道に同化していく懐の深さを持っている
室町にはキリスト教を受け入れている。それすら日常の中に取り入れているが、根本は自然崇拝や世万の神だ


日本人の根本はここにあると思っている
その信仰を取り除こうといろいろと他国の人々は手を下しているが、それがなかなかできなかったが、この度のコロナ事件でどうにか日本をつぶす方向が見えてきたらしい。つぶれるかつぶれないかの瀬戸際にいる
その記載が日月神事に書かれている。「でんぐりかえる」という言い方であるが、その前に多くの人が消えるともある。それを避けるには「覚醒」日本人押しての魂を思い出すこと、こんにゃくのようになっつぃ舞った国民に、それが出来っるかどうかも問うている

聖書の方は神をないがしろにし、悪魔に魂を売って、「人でなし」人ではない人間になっていく人々が地球を支配し、奴隷を作って自分の快楽を追求するが、とことんのところで神の怒りを受ける。つまり現在がそうらしい

二つを読み比べていると、人間愛と、生きとし生けるもの目に映るものすべてに愛を持つ民族の違いがよくわかる
アインシュタインが予言した「日本が世界の盟主になる」という言葉は、これからの日本に与えられたものであろうか
昔からワンネスを心掛けた日本人の存在が、きっと世界のお手本になる

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着物が繋ぐもの 452

2021年09月27日 10時21分58秒 | 日記
悉皆屋さんとの会話
「先生良く汚すね」
「ほんとね、すぐ出さないから汚れが定着してしまうのね」
「そうだよ、汚したっと思ったらとにかくその汚れ水で落としておいてくださいよ」
「はい」
「うちのお客さんの中で一番汚れがひどいのが先生だよ、まあ毎日来てるから仕方がないけどね」
「はい」

先日ある別の洗濯屋さんに着物を出したら、汚れすぎているうちでは綺麗にできません。と返された
内心「綺麗にするのがお宅の仕事でしょう?」と思ったけど、まあ病院で言えば「手の施しようがありません。自宅で死ぬのを待ってください」
ということなんだろうなあ

ところが、長年付き合いのあるこの悉皆屋さん
「せんせいここのシミのところ砂子を撒いてもらおうか」
「いいわねそうするとまた違った着物になる」
「お金かかるけどね、先生の着物素材がいいから勿体ないよね」
「ハイお願いします。この帯はこのシミの場所刺繍の花入れて入れてくれるといいけどどうでしょう?」
「ああ預かっておくよ」

悉皆屋さんの仲間内でお互いに着物を盛り上げてくれるのだ
「ねえ黄ばんじゃったこの麻の長襦袢色染めしてもらえるかな」
「いいよ何色?赤は一枚ではだめ、桶が赤くなるのでね、今一つの桶しか使っていないので、赤染めるんだったら何枚がまとめてくれて言われている。薄い色にしてよね」
「藤色か萌黄色」
「染屋さんに聞いてみるよどちらがいいかね」
「じゃあ見本の色私ておくわね、どちらでもいい」


津京友禅の作家さんたちのこともわかっているので
「この着物は○○さんでしょう?ここのシミのところに一輪書いてもらおうか、それに袖口がやけているので色のせしてもらおうか」
「そうよよくわかるわね、私から連絡しなくてもいい?」
「着物みりゃあ先生のとわかるよ」
「そうねではそちらもよろしく」

こうやって死を迎えるはずのものが見事に生き返った!

尼崎の町医、長尾和宏先生の「絶対に死なせへん」というお気持ちで患者と向き合っている姿勢と共通する
長尾先生の書物を読むと心底元気になる

早期診断、即治療
これは病にも着物にも同じ道

人の命も物の命も大切にし、真摯にかかわっていた日本人の先人達、居間こそその姿を取り戻したい
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山岸幸一さん

2021年09月24日 09時23分54秒 | 日記
本日NHKの「美の壺」に出演
一昨日「見てね」と電話をもらった。大いに嬉しい出演だ

幸一さんと出会ったのは夏の暑い盛り50年も前の8月だった

その時チャ子ちゃん先生は「パピリオ化粧研究会」で高橋雅夫先生の指導の下、紅花の勉強で米沢に滞在していた
八月の早朝まだ日が昇る前に紅花の花を摘み、其の花を臼で衝いて紅花餅を作るところまでを実習する

紅一斤、金一斤と言われるほど高価な紅。その紅を口に付けることで毒けしが出来る、歴代のやんごとなき方々や公家はみなこの紅を口に付けていた。目尻にもつけて、目の予防にもしていた(眼鏡などない時代)、更には関節炎や難聴にもこの紅がつかわれていた。
最上川沿いの紅花は日本でも最高級品が生産され、「紅花御殿」などもあった(今も何軒か残っている)
紅花は最上川を下って日本海に出、若狭から京の都に運ばれた。その通路にいま線路が通っている
紅花餅は京都で加工され口紅になり、また麻の布に染められてのち、その麻のエキスから染料を取り、絹に染めて目病み用にも使われた
紅花のもとのもとは口紅や食色、そして殺菌力が強いので民間療法の治療用にも用いられていた

「ナカタニサンは着物着てらっしゃるから紅花染めの職人をご紹介しましょうか?」
「着物を染めている方がいらっしゃるのですか?ぜひ」
ということで町のはずれの工房赤崩という村を訪れた

紅花で染めた紬が衣桁にかかっていてその美しさに心奪われた
化粧用の紅花という頭しかところは見たことがなかった。その時山岸幸一さんは25歳という若さ
幸一さんの実家も米沢の織屋で米沢織物を動力機で生産していた。その家の次男なので跡は継がず、自分は従来の日本の染織の道で身を立てたいと独立したのだという。紅花以外にも「草木染」の反物を見ているうち、何か懐かしく見慣れた色合いだなあと思って、目を上げると「この本が草木染の教科書です」となんと山崎青樹著
「うワッ!私が着物の道に入ったきっかけは、お父さんの斌さんの草木染を拝見してからです!」
紹介者を差し置いて一気に二人の会話が弾み、年が明けたらすぐ「紅花の寒染め」を見学するという約束をして帰った

次の大寒の日から3泊、丑三つ時に始まる寒の水での紅花染めを見学した。寒の水で染めるのはその時期水の中には不純物がなく、その自然の温度も最も紅花にふさわしい。寒の水で染めた紅花は布に強くしみ込み色があせたりもしない、そして幸一さんは、草木染だけではなく、蚕の飼育、糸取り、機織り、更には染の材料の植え付け、すべての工程をこの赤崩で行い、その尊い姿を見て育った子供たちがきちんと跡を継いで、日本の本当の染織を行っている

今夜19時30分NHK「美の壺」ぜひご覧いただきたい
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イベルメクチンの効果

2021年09月23日 10時21分20秒 | 日記
友人が「念のため」といってチャ子先生に、イベルメクチンを二錠手渡してくれた。貴重な薬なのでありがたく頂戴し帰って神棚に供えた

あろうことかワクチンを一回目、二回目を打ったので安心ですよとという人人に囲まれての打ち合わせがあった
今はワクチンを打った方からコロナの感染者が増える時代、打ったことを自慢げに話す人々に囲まれ背筋が寒くなった
そしてもちろんマスクを強制されている
このマスク
トイレの汚れの100倍汚いものだという検証結果が出ていることももちろんご存じない方ばかり
「私は絹のマスクをしている」といっても決して清潔ではない。自分が吐いた炭酸ガスをまた吸っているのだから。第一菌はマスクなど防御にはならないほど小さい。終わって急ぎそこを出て木陰でマスクを外し深呼吸

帰宅し手洗いうがいをして「松葉茶」を飲み恒例のFBライブをしてやすむ
そして二日目朝から鼻水が止まらない、食欲もない、意欲もない関節がだるい、「さては」と思い熱を測ったが36度5分。通常は35度台なので微熱がある。きっとワクチン接種人に囲まれたからだと思い、友人にいただいた「イベルメクチン」を一錠服用。
なんと
1時間もしたら爽快!
友人に感謝の電話をしたら「比佐子さんはもともと薬飲まない人だから効き目も早いね、よかった!」と喜んでくれた

別の友人が北里大学の先生方が
「治験をしたいのでコロナの初期患者の方を紹介してほしい」と言われているという話を聞いていたので、またその友人にもかくかくしかじかと連絡をした
「でしょう?予防にはもってこいの薬よね、私も何人かに情報を渡したけど皆さん喜んでいる。もうワクチン打った人の傍に行ってもっ大丈夫よ」
「ワクチンパスポートはそういうためにあるのかなあ」(笑)

幸い私はこのワクチンがmada一年前に出来たこと、まだ治験もしていないこと、今は人体実験のために打たれていること、その目的は人工削減にあるということを早くから知っていたのでワクチンは打たない。そういう動画はビルゲイツが堂々と流していて、その動画を2年前に見た

まさかと思ったが、そのまさかが今。チャ子ちゃん先生は着物のことをあれこれ追及していて、彼らの計画が奈良時代から日本に向けられていることを知った。飛鳥にも日本は唐にやられていて、それまでの神代語に変わって漢字が日本の文字となっている。そのためその前の日本の歴史はすべて消されている。日本は世界で最も古い尊い国であり、競争せず、分かち合い、愛溢れる民族であったこと、しかもその尊い遺伝子は脈々と私達に流れている。その遺伝子を操作する目的もこのワクチンにあることを私達は知るべき、子供たちに残したい日本の文化、それがこのワクチン接種で消されようとしている

みんな気が付いている
何かおかしい。どうかご自分の魂に沿った情報を取って自分の道を歩んでほしい

ワクチンを打った方は「松葉茶」が毒けしになるみたい。お城や昔の家に必ず松が植わっていた風景を思い出してほしい。松には神が下りてくる、その松の葉が人の体を守るということ、日本人は知っていた。本当に優秀な民族。日本を知れば知るほど、国を民族を尊敬できる。アインシュタインがたった45日日間しかいなかった日本の印象を、「この地球で最も尊い国、こういう国を残してくれた神に感謝する」という言葉をかみしめたい
動物たちも毒消しに山の松葉を食べている
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着物が繋ぐもの 451

2021年09月22日 09時57分12秒 | 日記
骨格着付けの細かいことは「きもの解体新書」中谷比佐子著に書かれているけど、此処でも説明
まず足袋を履く
足袋を履く人間は男と決まっていた・女は外に出に会生活が長く、外にでないというのは旅のことだが、その為女の生活に足袋は必要なかった
その変わり、草履やわらじを履く、今でも楽屋草履というジャンルの履き物があるが、それが元も一般的に女が履いていた草履
いづれも親指一本と他の四本の指を分けて履く。ここが日本人の知性を尊ぶ最高の形だと思う

脚には二本の骨がある。親指を動かしている骨は内側で方向を定めている、四本の指を支えている骨は外側から骨盤に向かっている
いづれにしても骨盤を支えているのだが、その大きな力を発揮しているのが足袋や草履。それを意識して母指球(親指の足裏に膨らみにある)に力を入れて歩くと、背筋も伸び、ひざも伸びてつまずいたり捻挫したりしない、まして腰痛などの縁も切れる

家の中で足袋(五本指ではない)を履くことをお勧めする

更に湯文字をつけるのは言うに及ばず、骨盤の安定のため必需品
帯を締めるひもを締める、すべて肩甲骨を動かすことで着物の着崩れは皆無になる。しかも横隔膜も広がり深い呼吸が出来るようにアンるので、血流もよくなり顔に艶が出る

いいことづくめの「骨格着付け」
しかも自然素材を身に付けるということもそれにプラスされる

すでに着物を着ている方も、ブラッシュアップを兼ねて以下の教室に連絡を取ってみてくださいな
東京 着物スタイル研究所 関戸朋子(セキドトモコ)
   〒 164-0012中野区本町5-29-5-304 080-5035-5519

   相沢京子
  〒123-0857 足立区本木北町9-5 フオーラム和光
 
千葉 ヘルシーラボ キムラ 木村稲美
   〒297-0023茂原市千代田町2-4-16  090-3680-9623

大阪 田中美咲 「着物美人塾」 
   〒530-0046大阪市北区菅原町 2-6 アーパネックス中の島 702
    090-6673-2704

本部は秋桜舎 マンツウマンでの指導
   〒160-0023 新宿区西新宿4-32-6-1009
    03-5350-4261 090-3223-0341 
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着物が繋ぐもの 450

2021年09月18日 11時11分07秒 | 日記
「骨格着付け」を目指しているチャ子ちゃん先生
骨を美しくすることがたおやかな着物姿になる
しかし明治の文明開化でやってきた「パンテイ」という西洋の下着の普及で、すっかり骨の存在を忘れて着物を着ることになってしまった
ところがこの下着に対しては西洋でも近代の流行。つまりココ・シャネルのスカートやズボンの流行からこの下着の普及が始まっている
西洋の女もこのパンテイをはくよになりこの下着にふさわしいフアッションが出来上がったため、大いに活動的になった

日本の場合鹿鳴館華やかな頃ハイソサエテイ―のご婦人たちはじめて履くパンテイに戸惑いを見せ、それを履くぐらいなら舞踏会に出席しないとまで言い出す夫人もいたらしい。
古い婦人雑誌を見ると、パンテイのはき方というイラストがあるまず腰をかがめて、左足からまたの中に足を入れ、そのあと右足を入れ腰まで(ウエスト)まで胴体の部分を引き上げ、紐を結ぶ(当初はゴムではなかったようだ)
ストッキングの履き方もある、当初はパンテイストッキングなどなく、ガーターベルトを腰につけ、靴下は丸めてつま先からをその中に入れて履いていく、その場合も左足から(理由があるね)

こういうイラストに沿って洋服を着ることにうんざりした人、おもしろがった人、得意になった人ということで、その時代の生き方が変わってくる
多くの女性は「パンテイ」になじめなかった。個人的な話で恐縮だが多分母は一生履かなかったのではないかと思う。姉たちは自分で縫っていた。しかし着物を着るときは履いていなかった

多くの女性が日常的にパンテイ―を履くようになったのは大正時代に入ってからだという。日本橋の白木屋百貨店が火事になったとき、まだほとんどの人が着物で作業をしていた、救援活動隊が窓から飛び降りる人を受け取っていたのだが、着物を着ている女性はパンテイを履いていなかったので、恥ずかしくて飛び降りず焼け死んだ人が多かったという話が流れた。それ以来女性はいかなる時もパンテイ―を履くようになったのだそうだ(よくできた話だと思うけど)


それ以来着物を着る人の姿勢が悪くなってきている
というのは下半身が安心になったので、神経が下半身に届かず背筋が伸びなくなったし、腰に肉が付き始め、腰が弱くなるとポッコリお腹になり、そのポッコリを隠そうとして寸胴に補正をする。そうして段々自分自身でない補正という肉に頼り、本来の自分の骨のありかが分からなくなって、ますます姿勢が悪くなりそのうち面倒で着物と縁を切る

自分の骨を信じると着物の着方も違ってくるし、着付けの時間も短縮できる。次回はそれを解説
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ご飯湿布

2021年09月15日 09時20分59秒 | 日記
ここ数日捻挫の足をかばって散歩は控えていたが
チャ子ちゃん先生の心の目が変わったのか、草花が異様に張り切っているように見える
存在のアッピール力が半端ではない
秋草は楚々とした風情の花が多いけど、その楚々とした姿の奥に芯の強さを感じる

コスモスなんてその代表だわねえと、花に言って聞かす。そうよと言わんばかりに首を振る
日曜日は出かける場所に往復タクシーを使うくらいにびっことを引いていたが、「ご飯シップ」のすごさ、昨日は遠出もできた。遠出といっても四谷まで

此処には大好きな「坂本や」というカステラ屋さんがある
昔大物政治家が入院先から「今最も食べたいお菓子」と秘書が頻繁に坂本屋に行ったという話を聞いたことが在る。その方はもともとグルメ、卵の味、ザラメの分量なども指示したのだそうだ。店主はその要望を満たすべく、ご本人もいろいろと研究をして今の味に落ち着いたという

この話は大物政治家の担当記者から仕入れた話だ
「ふーーんどんな味なのだろう」
と店のありかを聞いていってみた。「おいしい!」
以来すっかりフアンになった。特に焼きたての耳がおいしい、ザラメが集中しているもの

近くに東京一といわれる「たい焼き」やさんがあり、市谷に事務所を持っていた時はスタッフたちが阿弥陀で買いに行く人を決めたり、お金の額を決めてりして遊びながら買ってきていた。
「へーカステラ屋さんもあったのだ」

テレビなどで宣伝されるカステラや長崎のカステラをカステラと思っていたので、店を見てもみていないのだななあ,何かすべてに言えるなあ「思い込み」という癖

昨日は店に入ったら「今日のカステラ売り切れました」の張り紙
そこは長い付き合い
「楽屋お見舞いに持っていきたいの、何とかならない?」
「今追加を焼いているところですよ、40分待てますか?」
「まつまつ」

早速通りから離れたお屋敷街を歩くことにする
「ああー金木犀の香り」今年はお花の色が強い
「百日紅だ」白と赤の百日紅が自分の季節を終わりにしようとしているみたいに、少しうなだれている
「あら朝顔がまだ咲いている」そうよ俳句では秋の季語ですものね。朝顔というのはお屋敷では植えない花のようだ、庶民の花なのだななあ

健気に力強く咲いている草花を鑑賞していたらあっという間の40分

自分用の焼き立てカステラあつあつ、しかもザラメの耳もおまけ。まだスキップはできないけど、むやみにニコニコして家路についた。
「捻挫お見舞い」と秋桜の花を持参してきた友とばったり、お返しにアツアツのカステラを分けてお土産に、二人は紅茶を入れてザラメの耳をほおばる

「もう歩いてるの?」
「そうご飯シップ」
「なるほど」

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着物が繋ぐもの 449

2021年09月14日 09時37分11秒 | 日記
歩き方が悪いといつも思う
男歩きをする
太ももの骨が外側に向いている?そんなことあるのだろうか?

洋服の時は思いっきり男歩き
しかし着物の時は裾が内側につぼまっているのでいやでも女歩きになる
女歩きは内またとは違う。一本の線を見立ててその線に向かって足先を出していく。それが着物を着たときの歩き方だと舞踊家に教わった。一本の線を内側に踏み込んで歩く内または舞踊家の歩き方

無理やり内またで歩くとひざが曲がる、ひざが曲がると背中が曲がる。着物を着てる人で背中が丸くなっている人のなんと多いこと。それは内また歩きを女歩きにすれば改善されると思う

無理に内またにするとお尻が下がり腰が引ける、腰を引くとポッコリお腹になってしまう。最近男も女もポッコリお腹の人とよくすれ違う、多分腰がしっかりしていないのだなあと観察。腰が引けると背筋が回画り猫背になるのは理屈通り

チャ子ちゃん先生の辞書には「努力」という文字が欠けているので、何かの目的のために努力をするっていう感覚は皆無。楽しいからやる、楽しくなければすぐやめる

想いきっり声を出すと気持ちがいいので「声楽レッスン」は続いている。着物は着ていて気持ちがいいので続いているし、着物から学ぶことのなんと多いこと。着物に対する疑問を紐解いていっていると、日本の歴史にぶち当たり、その歴史を紐解いていると日本人の魂を知ることになる。その魂を紐解いていると世界の神々がお出ましになり、結局は世界を統治していたのは日本の「皇尊」ということが分かってくる

全ての文化の始まり、すべての科学の始まり、すべての思想や哲学の始まりはすべて「日本」こういう尊い国に生まれて生活していることに感謝しかない

それにしてもその尊さを教えない教育はおかしい
今はあの江戸時代の鎖国をありがたいと思う気持ちがある。先祖が培った文化があの時代に完成した。今でも着物の柄のほとんどは江戸時代の模様が生き生きと活躍

前に江戸時代初期の浮世絵を見た。そこには茨城の海岸に「浮舟」が下りてきて(いまでいうゆーほー)そこから着物を着た妙齢な婦人が「蚕」の卵を持って出てきた図
「後世の人が描いたんでしょう?」
ともっぱらお評価だったが、私は日本の天皇が「浮舟に乗って」世界中を統治していたという古い書物を読んだことが在るので、とてもうれしく
「結城紬はこの婦人が広めたのかもね」
と言葉を発して皆っさんに顰蹙を浴びた。しかし今でもその浮世絵は本物だと思っている
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