チャコちゃん先生のつれづれ日記

きものエッセイスト 中谷比佐子の私的日記

声出し年忘れ

2009年12月31日 12時43分11秒 | 日記
IBUKIを生み出した松尾恵理子さんと
二人忘年会
二人してカラオケで肚から声を出そう
とチャコちゃん先生筑波まで出かけた
なんと
ピザやラーメン、焼きソバなど食べているうちに
カラオケルームでたっぷり3時間

なにをした?
おしゃべり
と言うより有意義な来年からの企画の話

IBUKIは呼吸と色
その色は全身に使うきものにこそ活かしたい
アップはこんな色こんな柄こんな素材
と語り合っていくうち
二人とも歌うことなど全く忘れて
ウキウキ会話が弾む

ご主人のこうちゃんも仲間に入る
彼は盲目なのだが
色の波動が認識できる
「ナカタニセンセイそのコートの色いいですね」
「そう嬉しい」
「きりっと可愛いセンセイにぴったり」
「ふふふやったあー」

今年はつれづれでも「色」がテーマ
来年はさらに奥深いきものと色を探し出す

さてさて
元旦は満月
今からでも遅くないので
新しいノートを購入し
月が燦々と降り注ぐ夜半までに
300の願い事をそのノートに書き記してほしい
300だ、299でもだめ、300だ

300を書いているうちあなた自身の変化も
きっちり見つめてほしい
300の願望
2010年の12月31日に
そのノートをもう一度あけてみて?
其れまではあけないのがルール
そしてお炊きあげをどうぞ

全部かなった人いたぞ!

今日は神棚の大掃除をしていたら
なんと榊に根が伸びてきた
これからこの榊を植えましょう
今年の仕事に根がつくのだろうか
土と火、水は大事

来年がもっともっと
あなたにとって良い年でありますように
そして今年の応援感謝します
ありがとう!!

またねーーー
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門松

2009年12月29日 16時04分24秒 | 日記
家々に門松がたった
昨日今日と連日大掃除
自宅のガラス拭きが終わり
熊の神社に行くと
門松の群れはきれいに片付いて
神官の一人が穴掘り

「ご精出ますねお炊き上げの穴ですね」
「毎年掘っていますからなれていますけど」
「しかしずいぶん肥えた土ですね」
「毎年焼いたお札が栄養になっているのでしょうね」

古いお札を納める小屋も完成
気の早い焼き鳥屋も店を構え
さらにヤタガラスの提灯にかわり
注連縄も新しく
そう
年迎えですわ

しかし先日ある方が話してくれたが
寺や神社によっては
お炊き上げ用のお札の紙を矧ぎ
洗ってそのお札をまた使うのだそうな

木のお札より紙のお札のほうが安心かも
また
此処熊野さんのように
確実にお炊き上げしてくださる神社に
皆さんお参りしましょう

「ヴェン」
と名づけた寅ネコが今日も弁財天のそばで昼ね

呼ぶと煩そうに寝返りを打って竹やぶに隠れてしまった
機嫌のいいときは
ヒョイひょいと岩を渡り
チャコちゃん先生のひざに乗る

今日は気分が乗らないようだ
「帰るわよ」
と呼びかけると
「ニャン」
とうす目を開けて一声

お正月までののんびりひと時かもしれない
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人力車

2009年12月28日 11時26分47秒 | 日記
ヒタヒタヒタと地下足袋の音
人力車に乗って一番の感動が
車夫のリズムカルな足音だった

昔はそれに土の上を走る車輪の音も加わったであろう
エコエコと騒ぐ人たちに
人力車のよさを味わってほしい

スピードも人間の鼓動とあっていて
心地よい

車夫にメタボはいない
姿が美しい
健脚であることは云うまでもないが
口跡も抜群

昔はひたすら客を運んでいればよかったのだろうが
今は観光なので道案内しながらだ

それにしても25台出て
13台が連なって走るのは見事だったデ
黒の人力車に赤いひざ掛け
藍の半纏藍黒の股引黒の地下足袋
客は着物姿の「麗人?」ばかり

吾妻橋から向島まで人力車行軍は見もの
自転車に乗った老人が
「何事?」
と振り返りその行列を見ようと身をそらしたら
前車輪が上がり
慌てて自転車からおりていた
そういう姿もしっかりと目に映るスピード
それでも目的地には確実に着く

華やかな年忘れ比佐子つれづれ

花を添えていただいた柳家三三さんありがとう
そしてお集まりの皆様に感謝!
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稀有な例

2009年12月26日 09時54分09秒 | 日記
今までご自分のお金を
政治につぎ込んだ総理がいただろうか
昨今の鳩山総理の献金問題で
鬼の首を取ったように大騒ぎしている向きがあるが
政治にお金をつぎ込んでいただき
ありがとう
とチャコちゃん先生はお礼を言いたい

ボランテイア仲間が
かの母君について言うには
「お母様日本で一番ボランテイアにお金を使ってくださっている」
こういう話は表に出てこない

さきがけを作ったときも
民主党を作ったときも
鳩山家の資産がなければ誕生しなかったのではーー

そのことに何も恩着せがましい顔もしていない
権力を行使すると言う姿勢もない
身内の献金は贈与税になると言うが
親が子にわたすお金は皆贈与?

それにしても
前内閣が国民に現金をばら撒いてしまい
国にお金がなくなったのだもの
予算を立てるに大変だわ
よくやってるよ

2000年以上前
「和を持って尊しとする」
と日出る御子が日本の憲法を作ったが
いま其れを受けて「友愛」

日本が精神の豊かな国を目指して
心のリーダーになればいい

今日はこれから
心の豊かさを実感するつれづれイヴェント
みんなの笑顔と着物姿が楽しみ
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極秘

2009年12月25日 11時23分39秒 | 日記
目が三つあったと言われる男
空海・くうかい・弘法大師
両目の間の眉間が開いていた
と言われている

と言うより
高野山芸術の展覧会があったとき
確かに三つ目の空海像と言う絵を見た
眉間のところは
第三の目とも呼ばれていて
其処は透視能力を発揮するところだ

チャコちゃん先生もイッチョ前に
考えをまとめるとき
この第三の目に力を入れて集中させている

さて空海
実は三つ目の肖像は
よく昼寝をしている大人に
子供がいたずらをして真ん中に目を墨で書いたりする
実は
あの肖像画は
空海が昼寝をしているとき
子供がいたずらで目を書いたもの
なんだそうな

歴史の真実は
わからんて

そのときに生きていても
どういうめぐりで世の中が動いているのわからん

自分の目をいつも涼しくしていなければ
とつくづく思う
そうそう
チャコちゃん先生の目の充血も
少しずつ消えてきた

あれも
目を意識しろと言う
ウーチャンのお知らせでやんすよ

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顔の不思議

2009年12月24日 12時35分29秒 | 日記
久しぶりのフエイシャル
顔をマッサージしてもらいながら
微妙な手の動きに
顔って皆一緒だなあ
と感心する

眉が一本
目が三つ
口が二つ
なんて人はいない

全世界皆一緒
肌の色が違うだけ
顔のパーツは同じなんだ
と一人ひそかに感心する

顔の骨格は一人ひとり違う
配置も違う
パーツの形も色々

その色々が同じ顔を作らない

この顔誰が作ったの?
作ってくれた人に感謝だわね

今日はクリスマスイヴ
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冬至

2009年12月22日 10時06分09秒 | 日記
今年は柚子がよく出来たらしく
山持ちの方から頂く
特に今年は寒いので
ブルッと来たら柚子ドリンクを飲む

アユルベーダーでは
蜂蜜を熱で溶かすと毒になると教えられているので
甘さはシロップ
これって一種の木の液ですからね

そうそう生の蜂蜜はそのまま食べると非常によいと
値段はシロップのほうがはるかに安価

柚子を絞った後の外側は
料理の風味に使ったりお風呂にばさっとーー
今日は柚子湯だぜ

オレンジ色は冬の色暖かそう
体の芯からあったまる
南瓜も食べようぜ

今日は一陽来復
陰にはしっていた気が今日から陽に移行
だから早稲田にある穴八幡神社では
今日から一陽来復のお札が売り出される

あのオバQの生みの親、安孫子センセイが
「うちはね、穴八幡さまの一陽来復を張り初めて、小判がわんさか降ってくんだよ」
と教えられ
すわーーとナカタニと冬至の日にお札を求めて
まっしぐら
寒かった!あの頃の冬至毛皮を着て行ったわね

「神社に毛皮を着てくるなんて不謹慎!」
と列に並んでいるおばさんたちに叱られた

そのせいか
我が家には余りご利益はなかった
それでもいまだに習慣化している
お札は冬至から年末までの売り出しだ
その歳の恵方にお札を貼るのは
除夜の鐘と共に、節分の二回しかチャンスはない

穴八幡が年々きらびやかになっていくのも時代か
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仲間

2009年12月21日 10時35分29秒 | 日記
昨日は声楽デヴューに二人
清見さんと吉村さん
ともに
「肚から声を出したい」と
チャコちゃん先生と仲間になった

帆足卓也先生はいきなり3人のレッスンに
ニコニコ笑いながら応じてくださる

清見さんは立派なメゾソプラノで
吉村さんはソプラノで歌がうまい
と評価

帆足先生がおっしゃるには
「幾つになっても声帯は成長し続ける」
もちろん正しい発声が基本になるがーー

ずぶの素人でも
肚から声を出したいと云う思いだけで
鍛えれば声は出る

歌を上手に歌うのはその人の情感の出し方

その情感は
日ごろの行動に既に現れているという

お会いしてまだ全く声を出さないときに
帆足道子先生は
「キヨミさんのお顔はメゾね、ヨシムラさんはソプラノね」
と顔の骨格で察知してらした

プロと言うのはそういうものらしい

二人とも
「来年の発表会にきものを着てでたいわ」
なんてのたまっていた
「そういう目的を持つだけでも驚異的に進歩するよ」
と帆足先生
たのしみ!
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美しい富士

2009年12月19日 09時57分47秒 | 日記
今日も東京は快晴
青い空を背景に白い富士山
しかしこの富士山の中に行方知れずの人が居る
またその裾野の樹海では
眠っている人もいるかもしれない

しかし遠くから見る富士は
端正な姿を崩していない
内面に抱えたもろもろのことは
微塵も感じさせない

人が悟ったらこういう姿になるのであろうか

話は飛ぶが
日露戦争のときの東郷元帥は
富士のごとく端然としていたらしい
端然と云うのは何もかも分かった上でーー
ということ

それに反し乃木は自分の思いだけで頑固一徹
と言うより我個だろうか
彼が指揮官でなければ尊い命はもっと輝いていたはず
同じように動じない大将も
全てを受け入れ動じないのと
我を通して動かないのではだいぶ違う

動きすぎるのも困るし
ただ単に自説を通して動かないのも困る

わが総理はどうなのだろう
軸は国民の民意においているようだが
その国民がハッキリしない

何もかもひっくるめて
超然と立って導いてほしい
日本には富士山と言う見本がある

富士山は人物の鑑だね
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寒冷期

2009年12月18日 09時53分38秒 | 日記
いよいよ寒冷期
東京は冷蔵庫みたい
あのユニクロのヒートテック
飛ぶように売れているという

生まれて初めて
ユニクロ商品を購入
確かにあったかい

タナカとデパートで買い物
「暑いあつい」
とコートを脱ぎジャケットも脱ぐタナカ
見ると首周りから
ヒートテックのタートルネックが見えている

「おばさんもヒートテックかね」
若い人はヒートテックを素肌に着てその上にジャケット
おばさんは肌着の上にヒートテック
さらにセーター、またその上にジャケットと着膨れ

そういえば
あのお洒落なサチコさんは
ヒートテックの上にカーデイガンを引っ掛けただけ
ユニクロ商品はシンプルで色で勝負なので
使い易い

いまや銀座に堂々の店を張っているユニクロ
この寒冷期に勝負あったと言う感じだ

外国からの安価なフアッションがあふれている銀座
一方超高級品のメゾンは老舗は良好
外国有名店の撤退もあり
今銀座に店を出すのはチャンスと
昔から銀座で商売をしている店主は言う

「ナカタニさん銀座はきものやさんが少なくなって寂しいから考えたら?」
考えたら?といわれても
先立つものがねえーー

でも構想はしっかり持っているチャコちゃん先生ではある
今生で実現できるといいなあ
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