チャコちゃん先生のつれづれ日記

きものエッセイスト 中谷比佐子の私的日記

裏切りは身内

2012年04月03日 08時29分17秒 | 日記
リヤ王は家族の裏切りにあって狂ってしまう
マーガレットサッチャーは身内の保守党内のクーデターにあい
そして今86才の身は認知症
わが小沢一郎は身内の民主党の裏切りあい故なき罪を着せられ
座敷牢しかし我が道を歩んでいる

だいたい王者への裏切りは身内から

マーガレットサッチャーの映画は大人は観た方がいい
自立した女が国を導いていきそして仲間に裏切られる
1950年代上流社会の人たちが国を治めていた下院
そこへ労働階級の女が入っていくことすら難しい
ましてや政治は男社会だ

男の自分たちがいえないことをサッチャーに言わせようとしたのか
ヨーロッパ初の首相となる

政治家って何だろうと思う
「私はただ英国大帝国を守りたかった」
英国人の誇りを見せつけられるサッチャーの言葉
英国の大衆は英国に生まれたことを誇り高き民族として認識

その誇りが多くの貧しい国々にどれだけの負担をさせたかは今は
オイトイテ
自分の生活も大切だが
国の威信の方がもっと大切というこの国の首相

わが小沢一郎は
「国民の生活が第一」
国民の生活が豊かになれば国も豊かになるという考え方
だからみんなでこの国を作っていこうという

多くの国民はそのことに同意して
政権交代に一票を投じた
しかし現実は国民のことはもとより国の存続すらパスした
政治屋たちにこねくり回されている

権力を持つことは凄いこと
持ちなれない権力と金を持つと人は一寸先も見えなくなるようだ

サッチャーが失敗したのは「税」の問題だった
国を強くするためには税を国民から一律に
しかもユーロには入らない

こう言う問題は後の時代が判断を下すのだろうが
いえることはサッチャーは自己のための政治はしていなかったと言うこと

裏切られる方にも素はある
信念を貫く通すにはその信念をかんで含める努力も必要
賢い人は一を聞いて十を知るというが
一般は一つ一つ丁寧に説明してくれないと真意が分からない

サッチャーも夫を亡くし孤独が認知症に向かったのだろう

誰でも迎えるその世界

国の違いはあっても人間として真っ当に生きることを
教えてもらった映画でもあった
コメント
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