チャコちゃん先生のつれづれ日記

きものエッセイスト 中谷比佐子の私的日記

着物が繋ぐもの 488

2022年05月31日 07時20分52秒 | 日記
基本的にチャ子ちゃん先生は白い花に惹かれる
この季節に咲く泰山木の花は大きくてシンプルそれでいて存在感がある
草木染の大家山崎青樹先生がよくこの泰山木を染めていらした
青樹先生はもともと日本画家を志望していたので、花や植物の素描に味がある
泰山木の花は白だと言い張って(チャ子ちゃん先生)白地の帯に濃い緑の葉っぱ、白は胡粉で描いた。胡粉なので立体感があり出来上がりは素晴らしかったが、摩擦に弱く帯締めを締めるときの注意深さが必要だった

自分でその困難さを打ち明けるのは、面白くないので青樹先生には話さなかったが、その後淡い茜色の地色に泰山木の花だけを大きく素描し、花びらを浮き上がらせるために、花の淵を茜の濃い色で描いて可愛くも品のある帯が出来上がった
青樹先生は、花の本質を見てこのように優雅な花に仕上げたのだ、やはりプロだなあと感心して、出来上がったその場で購入。鼻高々で白大島に合わせていたら、仲のいい呉服屋の女将さんが
「同じのを染めてほしい」
人と同じものを持つことに趣味のないチャ子ちゃん先生
「これでよかったらお譲りしますよ」

青樹先生も同じものはほとんど作らない
そこが画家の心意気なのだろう

草木染はお父様の山崎斌さんの長年の研究を継いでいらっっしゃる。画家の道を断念し、草木染の道に入ったからには、草木染めを徹底して研究しようという姿勢をお会いするたびに感じた

新しい植物から生まれた色の話をなさる時の高揚したお顔は今もはっきり思い浮かぶ、高崎の仕事場に伺うといそいそと植物を片手に、この焙煎でこの色、あの焙煎でほらこんな色、そして平安時代の清少納言などが描いた色を、この植物で染めてみたけど、どう思う?という質問もあり、果てしなく話が進んでいく

販売するという気持ちが弱く、染め上がった反物を年月を感じさせるタンスにしまい込み、その反物を手放すときの寂しそうな顔も記憶にある。その頃のデパートの呉服売り場の方々が、「展示会」という名目でお披露目のチャンスがあったが商売っ気の強い営業マンには箪笥から反物を出さなかった強気の姿勢も思い出す

公園の泰山木の花を見ていて、青樹先生を思い出したが、肝心の帯の行方が知れず
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着物が繋ぐもの 487

2022年05月30日 09時50分01秒 | 日記
昨夜は友人の嶋田恵子の古希の祝い
発起人の一人として着ていくものに頭をひねる
古希の色はオレンジなので華やか、その話を恵子さんにしたら、ワンピースをオレンジにするという。しかもノースリープなのでストールもオレンジだと。髪の毛もややオレンジ罹った色に染め、もう全体オレンジ
「夏ミカンだね」
「あら失礼ねネーブルオレンジよ」
どこが違うのかわからないけど

チャこちゃん先生司会したりするのでネーブルオレンジと一緒に立つことが多い。その色を壊さず、かといって失礼にもならず、その上に存在感もなければー--洋服はなかなかむつかしい。一張羅の黒のイブニングドレスは逆に目立つ。著名なデザイナーの物なので優美なのだ
さてやはり着物

色物はやめよう
柄が派手なものもよくない(私が主役ではないものね)
塩漬けの無地は艶がありすぎる
江戸小紋はちょっと地味かな、客ならいいけど
白地は目立つ
うー-ん

と悩んで一重の黒留めに落ち着いた
この留めそでは「ひなや」の創作もので織ではなく手組の着物
手組なので地紋に見える手作業の糸の模様が面白い、裾の方は色糸を入れているので、華やかではないが落ち着いた明るさがある
帯はきものの地紋と合うような波紋の紗袋、帯留めは真珠、帯揚げは絽の飛びしぼり、五つ紋なのだが抜き紋に出来ないので金糸の縫い紋

決まった!

久しぶりに比翼の留めそでを着たので、後ろえりが動かないようにと木製の洗濯ばさみで襟と比翼を留めて着つけた

全身を鏡に映し「イイじゃん」
此れならネーブルオレンジをたたえつつ自分自身の存在感も健在

さて目的地に着くまで人の視線が熱い
いいぞいいぞと思いきや、紳士がそばに来て
「あのー申し上げにくいのですが、衿のところに何やら異物がー-」
「えっ」sentakubasami
「お取りしましょうか?」
「ははあハイ、恐れ入ります」
と小さくなる




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いきなり夏ll

2022年05月29日 08時29分56秒 | 日記
夏日になるらしい
自然の営みも科学で変えようと言う人類が現代
科学が発達して便利で楽になった部分も多く、その恩恵に預かっている毎日でもある

昔村上和雄先生を取材させていただいた時
科学者が神の存在を認めることを公に言ってはなら無い風潮があるが、でも人間ができ無いことは多い
遺伝子は読めても、この遺伝子を誰が書いたの?
という追求がなければ、遺伝子が読めた。ということにはなら無い
あの有名な「サムシンググレート」という呼び方がそこから生まれたのだが
どこまで行っても、科学者は「神を凌ぐ」ことはでき無いし、凌いでは行け無い、そこの領域に入ってはいけないー

その領域とは自然の営みであり、生きとし生けるものの生死の決定
でも今
人の命を弄んでいる人たちが現れ、私たちはその手の上で転がされている
私たちが素直に従うべき相手を見間違っているのではないかと最近感じる

何が真実か見極めることの難しい昨今
真実の追求ではなく、自分自身が居心地の良い方向を見定めることが、生命を誕生させた神の意志に従っているのではないかと思えてくる

牧者と羊
という例えが旧約聖書によく出てくる
国の運営が牧者、国民が羊、羊を機嫌良く平和に幸せにするのが牧者のお役目だそうだ
牧者ばかりが太り、羊が痩せれば結局国は治らない

しかし日本の国は、それぞれが自立して同じ線上に暮らす公平を基盤としている民族
権力を持った人は義務が大きくのしかかる。その義務は人のためのものという考え方なのだが、今は違うね!
さーーて夏が来ぬ

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歩き巫女

2022年05月27日 09時08分50秒 | 日記
久しぶりに昔の男友達と談笑
チャ子ちゃん先生より二回りも若いので、「おとこ」のなやみもあり、同性、やカミさんには話せない、そういう時年上の女友達は重宝するらしい

年齢的にも60歳というのは人生の岐路にあって、悩みも深い
多くの60歳を見ていたが、その年になると男は幼児がえりするか、また一旗揚げようと行動的になるか、このまま自分の趣味に生きようとするかいろんな姿を見てきた

さて件の男友達は
まさしく幼児がえりした男を持て余しているカミさんの姿があり、今までもっていた肩書に縛られて謙虚になれない夫にうんざりしているらしく、夫に対する態度が日々あらあらしく、粗雑に扱われ自信を無くしていた

思い切って一人旅に出かけた
露天風呂につかりゆっくり体をほぐしながら星空に見とれていたら、人の気配がして振り向くと「女」それも抜けるような白い肌を持つ女が美しい笑顔で男を見つめている
慌てふためいて出ようとすると
「お待ちになって」

一人旅の男の話に耳を傾け、コチコチに固まった男の心をゆっくりほぐしていく話術、そこで女は自分は「歩き巫女」という職業を持つ女で、心を病んだ男たちを相手に仕事をしていると告白

男は心を開放し、自分の部屋でさらに女との時間を持った

翌日も二人は豊かな時間を過ごした、男はすっかり心が開放され、今後自分がどう生きるべきかも見えてきたように思ったので、時々会えないか?と問うと女は嫣然と微笑みながら
「ご縁があればどこかで」
とかわされたという

「歩き巫女」はこの日本には奈良時代からある女の職業で、「白湯文字」という名でよばれていて白装束に、編み笠の装束で神社を根城にしていたらしい
チャ子ちゃん先生は「湯文字」を追求していたら歩き巫女の存在を知ることになったが、令和のこの時代にもまだ続いている職業なのだと、そちらに興味をそそられ聞いていた

件の男友達はその旅をきっかけに、自分に自信を取り戻し、カミさんとも良好な関係を構築できたと喜んでいた


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参政党

2022年05月26日 10時36分39秒 | 日記
参政党の演説を聞いた
そう
この30年何をしていたのか?
自分の世界の中だけに縮こまっていた
それでしあわせだったか?
うん幸せと思っていたが、年々目減りする収入、取り立てられる税金、今でも一度に支払うことが出来ず分割で支払っている

大いに働いて稼いだが、次の年は一気に収入がガタ落ちして、前年の収入から計算される税金の高さに目をむく
それでも国民の義務として、会社を経営している長として税金は収めねばならない

昨年は会社を小さくして、身の丈に合った生活になった

40年前は日本は経済国として胸を張っていた。糸へん景気もあり着物関係者がニューヨークのビルを購入していたり、またハリウッドのホテルを購入し、客を無料で日本から連れて行ったりもしていたり、著名な着物学院は毎年100人を海外に連れ出し、きものでその国の繁華街を行進したり、その国の長との懇談やパーテイを企画して「着物文化使節」と銘打って鼻高々だった
その頃郵便局にお金預けると複利でお金が増えて行った

世界の優良企業の50社のうち、日本は32社まで入っていた。日本人による日本の企業だった
現在は五十社の内一社、しかも42位
子供や孫が勤めている大手の企業の長は外国人がほとんど、名前は日本名、商品の名前も日本語なので多くの人は気が付かない
伊勢の有名な団子屋さんも今や経営者は外国人

テレビ番組もあるときから韓国物が多くなったと思ったら、其の局のエライサンはその国の人達に代わっていた

新宿に住んでいると今でも多くの外国人が爆買いしている姿を見る、またデパ地下でも新宿に根を下ろした外国の家族たちが買い物をしている
外国の人達は団体で動くのでわかりやすい

日本がつぶれていく
今勇気を出して日本を再建しなければと発信していることに、あらためて今の日本を考えるいいきっかけを提供してくれた
政党としてはわからないというのが正直な気持ち




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日本を捨てる

2022年05月25日 10時10分50秒 | 日記
日本を捨てると日本の良さがわかるとよく言われる
日本を捨てるということはどういうことかと言えば、世界の日本を見るということではないかな、海外に引っ越すことではない

着物のことをずっと研究していると、息が詰まることが在る
そしてなぜこういう衣服に自分が囚われているのかがばかばかしくなり、着物を捨てて海外に出てみる

そうすると絵画や(特に印象派)彫刻、陶器磁器などに、日本人の物を見る精密さ、モノにはすべてに命があるという思想の上で手仕事があることを知り、きものには、日本人の知恵や思想、感性のすべてが入っていることを改めて理解し、気持ちも落ち着き、自分自身を日本に迎え入れて帰国する

そういうことを何回か繰り返し、日本が好きになった。日本が愛おしくなった
着物を尊敬するようになった。でも古い日本を今に生かしたいとは思わない
昔はよかった!とも思わない。今が一番いい。今が好き

しかし今がいいと思うには、古い日本を知らなければいけない。それは歴史だ
歴史があるからこそ今がある。歴史から学ぶことは多い
真実の歴史を語れる人は少ないが、真実は探さなくても自分自身の感覚の中にある
また「智慧」は学んで身に付けるべきものであると思っている

「チャコちゅうぶ」では日本のすごい所を引っ張り出して話しているが、それは私自身が「すごいなあ」「へーそう?」と思うからこそ話せている
小さな町の歴史の中にそのすごさがあったり、その人の歩んだ道のりに感嘆することが在り、何故のこの手仕事と思うとその工夫の知恵の深さに感動する

自分が日本人であることもいったん外してみると日本の良さがよくわかる

今日も20時から「チャコちゅーぶ」







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自分で考える

2022年05月24日 09時28分57秒 | 日記

自分で作った苦しみ、じぶんで引き寄せた悲しみ、大体負のほとんでは自分が作っているね、悲しみ苦しみは同情してもらえるもの、人の情けが欲しいときは弱っている自分をさらけ出すといい
悲しみや苦しみは誰でも一緒に分かち合ってくれる
しかしそれは日本人だけの特質で、他国の多くは弱みを見せると徹底的にたたきのめす

でも相手の喜びを心底一緒に喜んでくれる人はそんなにいない
それが出来る相手は心からの信頼がある相手
明治の文豪たちは、自分のもつ卑しい心、人をうらやむ心、人をさげすむ心をどうやって清き心に出来るかの小説を書き続けている。小説が哲学にもなっていた
「魂を磨く」というのが日本人のテーマでもあった

最近ジャック・アタリという人の話に感動する日本人が多い
日本のマスメデイアも持ち上げている
彼が話してるのは「利他の心」なのだが、日本人の根底には昔から他人が利することを喜ぶ、という心がある。

それがいつの間にか自分さえうまい汁を吸えればいいという感覚の日本人に育て上げられ、他国の人が「利他の心」の話をすると感動する。というより日本人なら自分の奥底に眠っている感覚と同調するのだろうか

善と悪とに分けてしまうのは簡単だが「その中行く心」という言葉があるくらい、「中道」を歩むのは思慮深さがないと無理
あっちが悪い、こっちがいいとじゃんけんで決めてしまうような単純さは、本来日本人の魂の中にはない

いいわるいはとことん話し合い、最終的には人生経験豊かな長老が判断する
そういうコミュニテイがこの国にはそこかしこに存在していた

相手を好きな理由、嫌いな理由とことん煎じ詰めることを突きつけられているのが、今の状況ではないだろうか
本来の思慮深い日本人に戻るのは「自分で考える」ということになるのかな

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見守る人

2022年05月23日 08時57分26秒 | 日記
まず親、そして学校の先生、教授、更に会社の社長、各市町村の長、各県の総主長 政治家たちの長、総理大臣、日本の場合は天皇陛下、そしていろんな場で上に立つ人々

以上のような立場の人は「見守る人」として責任と義務を与えられた人たち、だれから?神様だ!と思っている
でもそれを自覚している人は少ない。私達の目にわかるのは「天皇陛下」
我が天皇陛下は祭祀の王、日本の国だけにとどまらず、世界の平和と安泰おも見守っていらっしゃる
見守るということは「祈ること」神から与えられた任務を遂行、神は喜ばしい

さて親に戻る
昨日どこの町にもある「カフェ」で友と待ち合わせをしていた、其処へ親子ずれがやってきて席に着いた。お父さんもお母さんも黙ってスマフォとにらめっこ、3歳位の子供は、だんだん飽きてきて椅子から降りてあっち行ったりこっちいったりとうろうろ、友人が見かねて両親に
「危ないからちゃんと見守ってあげてちょうだい!」
とその子を抱っこして両親のもとに連れて行ったのだが
「ああー-」
で終わり、今度はチャ子ちゃん先生
「お茶のみにいらしたんでしょう?休憩したいんでしょう?それだったらお子さんも一緒に三人でその時間を大事にして、可愛いお子さんではないの、おいくつ?」
子供が指を三本立てる
「そう三つなの?偉いわねえ三つと言えるのね!」
「ああーすいません」父親
幼子はニコニコと父親の膝に上がっていった

3人のおばさんがじっと見ているので、さすがに二親はスマホを仕舞い、子供と話し出した
店を出るとき、子供が私達に小さな手をひらひらさせてバイバイという
その地位にいる人は「見守る」責任と義務があること、権威とか権限ではなく、見守って相手の成長を助けていく、親から始まり上は天皇陛下まで、そのお役に選ばれた人が自覚を持てば、世の中は一気に平和になる




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肌感覚

2022年05月22日 09時03分19秒 | 日記
この五月は
袷を着たり、単衣になったり忙しい
たまに着物に手を通す方は、袷か単衣かでお悩みだと思う
肌感覚というのがあるが、ここまで着物を着ることが少なくなると、この肌の感覚も怪しい
大体化学物質てんこ盛りの食事をし、石油繊維の衣類に身を包んでいると、肌感覚どころか、内臓の感覚もおかしくなってくる

先日一日のんびりしていたので、BSテレヴィで古い映画を観ていたら、間に入るコマーシャルのほとんどが
「認知症になる、骨が弱くなる、白内障にかかる、耳が聞こえなくなる、髪の毛が薄くなるなどなど」
怖がらせることばかり言って
それには
「このサプリがいい、この健康食品がいいなどなど」
の連呼

此れでは逆に病人を増やすだけではなく、自分の直感とか自分の肌感覚は根こそぎなくなっていく

自粛自粛で人を外に出さず、人との会合は禁止して約三年、こういうテレビを毎日見ていたら人は未来に希望を持てなくなる
外に出たらマスク、蜜は避ける、会話は控えめ
人間としての必要最低限の人とのつながりが無くなり、自分自身の肌感覚がなえてくる
そうするとただ黙って誰かの命令通りに動く人間家畜状態

仲間と会うからこそおしゃれもしたい、其れには健康であることが一番

はるか昔
占領軍が日本の町にどっと現れたとき、軍服以外の普通の人達の服装がびっくりだった
真冬なのに半袖、まだ寒いし人との食事の場で半パン、初夏に毛皮のショール
季節の変化など全く感じない人たち、またTPOの装いも無視
それにすぐ同調する女達

今電車の中で見る風景は戦後見た進駐軍の家族の人達と同じ
自然と共に季節を愛でる感覚は日本人にも薄くなったのかもしれない


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約束したでしょう!

2022年05月20日 08時02分23秒 | 日記
約束は違えると怖い
「約束げんまん」と小指を絡まして約束をしたことがある思う
「約」と言いう字は糸へん
つまり糸を勺で縛り付ける織の工程のこと
糸で縛る、糸で結ぶ、まとめる

つい最近まで
新聞や古雑誌、古本はは紐でまとめていた
その紐は大麻だった

最近は約束はするけど紐は結べないという方が増えている
こういう方はやはり約束は守れないのではないかと思う
約束は守るためにあるのだから
何といってもこの文字は、縛った上に「束」ねるのだもの、二重にも三重にも縛られる

約定
となると身が引き締まる。これは公的な約束事だ
「約定を取ったから安心」
といえない社会が現在

口約束はしない方がいい、ほとんどの場合守られない
「えっそんな約束したかな」

節約
これからの世の中に最も大切な行為かもしれない
あの2024年の渋沢栄一氏の顔が1000円札になる新円切り替え
この約束の年何が起きるか?
それまでせっせと節約して「金」を買っていた方がいいかもという経済評論家もいる、配当のある株もいいかもと

日本の学生の奨学金は貸付で、卒業してから国は取り立てているが、留学生に関しては、国は逆に渡航費や滞在費、授業料を支給している
こういう国に私達は住んでいるのだから、自分で自分の生活を守らなければならない

未来はお金などいらない社会になるらしいが、それまではやはりお金がモノをいう。だからこそ自分で自分の身を守らないと、国は何も「約束」はしてくれない

約束の糸の縛りが弱くなったので、証書などが出てきて逆に官に縛られていく
約束の糸を大麻にすると浄化もできる
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