チャコちゃん先生のつれづれ日記

きものエッセイスト 中谷比佐子の私的日記

雨の中の撮影

2017年10月30日 11時36分59秒 | 日記
雑誌の仕事を始めて50年にはなるが撮影の時雨だったことは一度もない
それが自慢であったし、神様に感謝をしていた
ところが昨日と一昨日台風22号の真っ只中
土砂降りの中で撮影が行われた

しかしカメラマンの腕がいいのか暗さがなく
逆にしっとりとした着物の写真ができあがりこれはまたこれでいいなあと思う

最近ある勉強を始めてから
「自分の力なんて何程もない、全て神様のお力で扠せられている」
という思いが強くなってきた

「自分がやってる」
という強い意志で行ったことはたいてい金銭的に失敗をしている
それが続いていたのにもかかわらず
私のどこが良くないのかと猛烈に反省しまた果敢に挑む
そしてまた金銭的に失敗をする

私の失敗はいつも金銭的
これって私になにを教えているのだろうかとここのところ検証をしている

まだ結論は出ていないが
気分的にお金を湯水のように使いたい性格を正そうとされているのではないかと思う

この年になって気がつくなんて

と雨脚を眺めながら激しく考える
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久方の天気

2017年10月27日 11時42分29秒 | 日記
我がルーフバルコニーは今大変革ちゅう
鳥が運んできた雑木が土もないのにすくすくと育ち
空いっぱいに枝を広げている

チャコちゃん先生フト不安になった
この木の根がコンクリートを突き破り下の部屋の天井に届いているのではないか?
思い立ったら吉日

またそういうときに運良く(運悪く(笑))助っ人が現れる
30代の若者、体力は心配ない

早速その木を切り倒してもらう
なんと!
驚くなかれ!
その木の根はコンクリートを所狭しと張っていた
しかも毛細血管のような細かい根を張り巡らしていてその厚さ10センチ強!

その層の下を我がねぐらと定めたゴキブリの家族たちが数十匹
さすがの男も「ギャッ」
その場所に涼しい顔をして近づいたセキドこともなげに15匹捕獲
そして水に流す

「うえーー」なんと!

植物の生命力はすざましい、水を求めて伸びていったらこの有様
びっしり根を張り巡らしているのだもの堂々と枝を広げているわけだ

件の若者
「とにかく完成するまでやりますから」と次回からは長靴、ゴム手袋持参で本気
そこへまた市ヶ谷時代の植物に詳しいスタッフが現れ
彼女も自前の長靴持参で
「比佐子さんは口出し無用」と進めている


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108円の雨がさ

2017年10月20日 15時47分48秒 | 日記
東京は晴天だったので大分に行くのに傘を持参しなかった
ところが飛行機を降りてみると霧雨
両親と兄の眠る市内のお墓につくと少しの間雨は止んだ
拭き掃除をして花をいけお墓から離れた途端本気で雨は降り出した

市内に戻り
傘を買おうとしてショッピング
いづれもおしゃれで高額
今更傘を購入しても変えれば死ぬほど置き傘がある

3000円を節約してなにになるといいかせても
何故か新しいのを買うのは馬鹿馬鹿しい
どうせいっときだものとおもいながらなおも駅構内にできたショップを吟味していたら
なんと
108円と書いた札を見つけた
ビニール傘だこれで十分!と飛びついて購入

しかし
どうしてこうも安くできるのか
今度はそちらが気になって、作る人の心まで心配する私がいる
コンビニですら700円。先日買ったので覚えている
108円どうして?

ホテルまでその傘のお陰で濡れず
幼少の頃から母に連れられていっていた和装小物やさんにその傘で行く
3000円の半襟を購入 「3000円の傘を買わなくて偉い」と自分を褒める

結局108円の傘も一緒に飛行機に乗って我が家に帰ってきた

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絹は強い

2017年10月16日 15時06分30秒 | 日記
思えば蚕がまだ桑の木の害虫であった頃(桑蚕)
雨にも負けず風にも負けず太陽の紫外線も避け微生物の攻撃にも目もくれず
湿気も害虫もものとはせずひたすら繭の中にいる蛹を守る
それが絹糸のもと繭

この繭から引いた糸を私たちは布にして着物に仕立てる
だからこそきぬはつよい

絹の育った過程を考えると
こういう理論も成り立つ

最近は温室育ちの繭がほとんどだが
それでも遺伝子は強い

絹と自然の関係を考慮して
もっともっと絹に親しみたいと思うし
絹に恐れを抱く心を一掃したいとも思う
しかも自ら浄化能力を持つ布は他にはない

こういうことを声を大にして話したいと思うけど
なかなかチャンスがないのが残念
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突然寒くなりました

2017年10月14日 21時58分23秒 | 日記
15度でしかも雨寒い東京
袷の着物が間に合わず雨コートで寒さを凌ぐ

「サトルエネルギー学会」の集まりに顔を出す
科学者はすでに「無意識」を科学し始めた

チャコちゃん先生は今課題が「無意識」なのでシンクロに喜んでいる

自我意識
潜在意識
個人無意識
普遍無意識
光の意識
人間は五重塔のような意識体

個人意識の中に溜め込んだ色んな思い
マイナスやプラスの思い
それがどのように出るかでその人の人生が決まっていく

人生の舵取りは全て自分であることがこの意識のことを勉強すると分かる
いい思いを引っ張り出すのはとてもかんたん

笑顔、喜び、感謝、愛、受容
もっと簡単に言えば
嬉しい
楽しい
面白い
と思っていればいいらしい


今日も楽しく寝床に入ろう

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なんだか騒々しい

2017年10月03日 17時37分36秒 | 日記
女性の時代だと言うけど
大人の男が女にかき回されている
大人の男と書いたけど明治の男が姿を消したら
大人と呼ぶにふさわしい男はいなくなった

大人の男に育てられたチャコちゃん先生は幸せだなと思う
父はかっこいい
優しくて毅然としていて女どもを迷わせなかった
そういう男に育てられたので
昨今の政治屋の男たちを見ると女に振り回されてもしかたがないかと思う
つまり腹が座っていない

肚が座らなくなったのはつまり男が着物を着なくなり
帯を締める、正座をする、袴を履くというような肚中心の衣服の着用がなくなったから

都庁の光景
男たちが女知事をを待っている
私が古い女だからかも知れないが、男の平身低頭は居心地悪い
でもその中で女が優雅に振る舞うとこれがまた絵になる
がしかしーーー

女の時代というのは
女が男っぽく振る舞うのではなく、男の論理で動くのではなく
優しさと慈愛の中で「和」を持って尊しとする
ということだと思う

二者対立、優劣を競う、数の論理、強いリーダー
そういうものはもう過ぎ去った時代の亡霊だと思う
これからの時代
女の感性が世の中を良くしていく
女知事は其処に気がついているのだろうか
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