チャコちゃん先生のつれづれ日記

きものエッセイスト 中谷比佐子の私的日記

着物が繋ぐもの 346

2020年06月30日 09時34分22秒 | 日記

常に着物を着ている人が洋服を着るとまるで印象が違ってしまう。という経験をよくした

着物を着続けるとご自分の体形のことをすっかり忘れると同時に洋服の選択を誤ってしまう人をよく見かけた

日本の女性は着物と洋服で自分自身の雰囲気を替えられて幸せだと思う

その幸せをもっと生かしてほしいとよく思っていた

 

また逆に

洋服ではあまり目立たない人が、着物を着たとたん「ご令室」になったり「ご令嬢」になったりする

更には「こんなに色っぽい人だったの?」という雰囲気をお持ちの人も出てきて着物の姿の面白さをひそかに味わっている。ご本人はあまり自覚に乏しいので、ほめてほめてほめまくる

日本の男性は心の中と別なことを言う癖があるので、いいなあと思ってもなかなかご婦人を誉めない

その点ヨーロッパやアメリカの男性は通りすがりに「トレビアン」とか「グレート」「エレガンス」などの言葉を投、振り向くとウインクする。そういうことが出来ない日本の男性は日本の女性をきれいにする努力を怠っていると思う。だからチャ子ちゃん先生日本男児に成り代わり褒めまくることにしている

 

さて着物から洋服になったときの洋服の選び方、独断と偏見ではあるが、ドッレシーにするかスポーテイーにすると洋服のあなたの良さ、着物のあなたの良さが現れる

 

お洒落には作法がある

女がおしゃれを忘れたらもう社会に顔出さない方がいいとさえ私は思う

高齢になった二人の「男と女」の映画にあるようにしわを無理やりのばすより、自分自身の心の豊かさ、経験に培われた優雅さを表に出すのが美しい、そして言葉の優しさ

 

荒い態度心のこもっていない言葉はどれだけ人を傷付けるか、着物を着ているときはかろうじてそういう態度を隠す気持ちがあっても、洋服になったとたん「素」の自分になってしまう。ということはやはりいつも「素」を磨いておかなければならない。みんながその人の場所で「居心地がいい」と思えることが、社会の豊かさになっていくーーとチャ子ちゃん先生は思う

 

年齢とともに自分自身の欠点や至らなさを指摘する人が少なくなる。幼いころの母の叱咤や友人たちから受けた苦い指摘、上司や夫から発しられる真実の欠点、そういうものを時々思い出すのも着物を着たときの立ち居振る舞いに役立つ

 

そして自分自身を自分でほめたたえることが最も必要

だってこの私はこの世でたった一人しかいないのですものね、しかも死ぬまで付き合っていくのですもの、いい仲になっていたいものですわ

 

 

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あなたはあなた自身をもてなしていますか?

2020年06月29日 17時28分28秒 | 日記

久しぶりに日比谷を歩いた

新装なった東京会館に足を運んだ

笑顔と優しい物腰でのサービスにゆたっりとした気持ちになった

マスクをつけているので「目の表情」に注意を集中しているらしい

目が温かい

皇居の緑が大きな大きなガラス窓から一望できる

車が絶え間なく行き交っているけど音は全く聞こえない、防音の設備が万全

 

用もなく急ぎの話題もなく何となく会って時間を共有してる二人

こういう無為な時間を一緒に過ごせる友がいるのがありがたい

話題がないわけではない、だけど黙って目が合うとお互いに笑うだけでいい

全く違う種類のお茶を注文しそれぞれがその味に没頭している

 

これは自分自身をもてなしているのだと感じる

一人だと落ち着かない

三人だと話題を探す

二人だから自分に入れる

二人とも何も考えていない、ただゆったりと椅子に座っているだけ

 

どちらからともなく「ぼつぼつ行こうか」

「割り勘」という作業だけが現実

二人で苦笑

 

 

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オンラインミーテイング

2020年06月28日 17時32分52秒 | 日記

三時間半

オンラインミーテイングを野田幸子さんと行う

カラリアムでチャ子ちゃん先生の「オンラインスクール」を作ることになりその打ち合わせ

大きなテーマは「尊い日本を繋いでいこう」

日本人の美徳を探る

日本に生まれたことへの感謝と誇り

この様な内容で5講座を8月1日から始めることにした

 

今一番好きなことは「日本の良さ」をあらゆる方面から探っていくこと

これを始めるともううれしくなって時間が止まる

野田幸子もそうで二人で盛り上がりながら話進む

 

そして気が付いたことが在った

日本人が世界の国々の人に比べて経済的に恵まれていないという評価を投資家たちが声高々に語る

日本とアメリカの同年代の高齢者を比べると、同じお給料をもらいながらアメリカの高齢者は日本人の10倍もの資産を持っているという

 

この違いは何か資産運用が幼い日本人は現金だけを持っているのでお金が増えない、それはいい資産運用の指導者がいないからだという

「お金がないから貧しい」といわれてしまえばその通りで、今この社会はお金があるといろんなものが手に入る

手に入った結果はどうだろう、次へ次へと欲望が出てくる

 

資産運用や投資の勉強会では大勢の人が集まるが、日本の国をもっと知る勉強をしましょうといっても集まる人数は少ない。それくらい金銭的に切羽詰まっているのが現在の状況だ

 

むつかしい時代だけどどこを軸に考えるかでその人の一生は変わっていく

豊かさというのはどういう状態をいうのか人さまざまであろう

そういう根本的なことに疑問を投げつつ講座内容を詰めていった

 

どの方向を選ぶかでこれから先の人生が一気に変わる

もうグローバルではない一国一国が自分の国をどのように守っていくのかを必死に考えている。他国に行って戦争などしている場合でもない。自分のことに開け暮れている。そういう時「国の誇り」が理解できる人は落ち着くだろう

滝つぼに落ちていくのか、ゆったりとした平原で楽しく過ごせるのか、一瞬一瞬の選択にかかっている

 

さあ丹田に氣を集めてすごそう

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着物が繋ぐもの 345

2020年06月27日 12時59分45秒 | 日記

蚕からコロナウイルのワクチン誕生!

九州大学の日下部宏教授の発表

ビルゲイツが作っているわけのわからない高いワクチンよりこちらの方が明快で安心

しかし政府は国民全員にビルゲイツのワクチンを進める法律まで作るという

ドイツはお断りしたのよね

ビルゲイツのワクチンが出来る前に九大が研究発表してくれてうれしい

 

それにしても「蚕」はどこまでも人間に愛を注いでいる

ただ黙ってなすが儘

先日は放射能を当てた蚕の生育発表会に行ってきた、蚕がアゲハの蝶の青虫みたいに大きくなっていた。怪獣

これって何のために?つまり放射能も使い方で人の命を守るということ

科学者というのはーーーーやめようね、一生懸命なのだから

 

蚕を見ていて

「あなたは何の目的があってこの世に姿を現したのですか?」

とじっくり聞いたkとがある。その時は人の衣服の材料になるためと返事があったが

古事記の昔から繊維の王者として君臨している

せめて思いを伝えたいと「着物解体新書」を書いた

今日は最後の校正、カラーのページは一切なし、イラストと白黒写真、地味な本になるね

しかし「蚕」「桑」「蛹」「絹」の解体が第一章

でも着物の本など出版したこともない出版社から、着物の本が出るということにチャ子ちゃん先生は意義を感じている

 

着物のことがわからないけどチャ子ちゃん先生の原稿をチェックしながら「日本ってすごい国ですね」という言葉が出ることがうれしいのだ

そう日本はすごい、尊い国だ

またもや蚕のおかげで人の命が助かる

古来蚕を大切にし蚕の命を尊んだ先人たちの想いがこういう形で結集するのだろう

 

蚕ワクチン秋までに商品化できるらしい、どこの製薬会社と組むのかは決まっていないようだが「リーズナブルの値段にしたい」と教授は話している

 

これを機会に養蚕が盛んになっていくのだろうな

チャ子ちゃん先生の想いと少し違うがそれでも養蚕技術が伝承されることを喜ぶべきかもしれない

 

 

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着物が繋ぐもの 344

2020年06月26日 12時40分47秒 | 日記

繭の出来具合の報告が方々からくる

今年は自粛が長かっただけに労働力が不足したところもあるようだが総じて順調

跡継ぎのないところは「ぼつぼつ限界かなあ」な#日本文化は着物からんて弱音を吐いている

「とにかく続けてくださいよ」と口では言うがやすしで、今までは「ジャンジャン着る人を増やしますからね」といえたが、今は全く沈黙。「たいへんですねえ」とお愛想しか言えない自分を恥じる

 

「行動」というものがむつかしい

現実に養蚕を手伝える体力もなく、長年養蚕業に従事する人を増やそうと努力してもなかなか定着できず、「入口、出口」という言い方をされ、養蚕をしても、糸を作る人をどう確保する?その糸で布を作る人は?と先へ先へととい詰められると「こりゃ一人でできることではないわな」と腰が引けてしまう

 

過去に何度も声をかけ、賛同する人達を集め教育まで行ったこともあるけど「対価」でつまずく

そういう苦難に合いながらも「夢」を持ち続け、とにかく日本の絹の再生をもくろんでいる

そこへコロナだ

 

自然とともに生きないともう次の時代に生きてはいけない

人類はそういう瀬戸際に来ている、身土不二の生活こそがこれからの時代にピッタリ、自給自足の世の中が来る

「いいぞいいぞ」

とにかく着物がこの日本にどうして生まれずっと着続けられさらにこれからも着物のない日本は考えられない

その入り口が養蚕でしょうに

「無菌蚕の養蚕」もじわじわと広がっていっている

そこでできる繭のほとんどは「サプリメント」に回されている

「いい糸」を作るのが目的ではないので、とにかく蛹になればよい、繭を作ればいいという状況だ、こういうのって蚕にとってはどうなんだろうな

蚕はせっかく長い糸を作っているのに、「必要なのは蛹だよ」といわれれば生きているのが嫌にならないかな、自殺する蚕も出てくるかもね(馬鹿言ってる場合ではないぞ)

 

サプリメントで必要なのは蛹、その蛹は蚕が糸を吐いて繭を作りその中に入って変態を遂げなければ蛹にならない。蛹になった後蛾になり卵を産み次の世代に命を繋ぐ。

そういう生命の順序の中の途中を人間が勝手に「ここだけ必要」と循環を壊していいものだろうか?

 

今後の時代はそういう人間のエゴがきっと粛清されるだろう。コロナはそのために人々に与えられたのだ

 

蚕の使命を全うするためにやはり着物を着ようとする人を増やすしかないな

着物って本当にいろいろ文化を包み込んでいるんだよ、と声を大にして言いたい‼

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スカイガーデン その2

2020年06月24日 10時16分13秒 | 日記

何せ30年

スカイガーデンにはいろんな思い出がある

一時は風水ガーデンをもくろんだので9個のマスを作り真ん中にテーブルを置いた

八方向の色の花を置いて楽しんだ

八方のエネルギーをいだいたのか仕事は順調で忙しく楽しい毎日だった

いつも来客にあふれていた

 

古代朝顔をいただいたつれづれ仲間のおひとりが8月一日に亡くなったら、次の年から古代朝顔は8月1日に咲き始め、それはいまだに続いている

日の本という古代百合を持っていらした方が亡くなったときから百合の季節にはモンシロチョウが現れて、部屋の中まで入り美しく舞う、最近はアゲハの蝶になっているので、「あちらの世界で位が上がったの?」と聞いたら、羽をひらひらさせていた、今年はまぐわいまで見せてくれた。幸せなんだなきっと

 

コンクリートの上に人工芝を置いたので日照りが収まり夏涼しく過ごせたが、昨日書いたように根がその人工芝の下を張っていて人工芝を取り除いた時そこはゴキブリ王国になっていた。蟻も巣を持っていたがどうもゴキブリにやられたらしく姿は見えなかった

 

その雑木の葉がひと晩で丸坊主になった日があった。みると10センチくらいの丸々太った青虫が4匹で食べつくしたのであった。そのうち青虫は姿を消したがしばらくしてなんとも美しい大きな蝶々がスカイガーデンで優雅に舞って消えた

 

梔子の鉢をいただき、いよいよこれから香り豊かな花が咲くと思って楽しみににしていたら青虫に一気に食べられ、それも小さいけど美しい蝶になった

虫も鳥もよくお出まし、カラスは毎日あいさつに来て雨の前日や、地震の起きる前日にうるさく鳴くのだが、ある日赤いバラを口にくわえぴょんぴょんとフエンスを歩いている姿にみんなで爆笑、写真を撮り忘れ悔いた

カラヤンと名付けたらますます鳴き声が高くなりガールフレンドを連れてきたのでマリアカラスと命名した、それがうれしかったのかつがいになり最近は二人でいちゃついている。巣作りをするのに薔薇の添え木を縛った大麻を食いちぎり、自分たちの愛の巣へ持ち運んだ模様、百合の添え木の大麻もとられて今は百合が傾いている

 

大きなパラソルの陰でお茶しながらのおしゃべりも楽しかったが、突風で吹き飛ばされ道路に落ちた。けが人が出なくてほっとした日もあった、その後は怖くてパラソルが出せないでいる

 

たのしみながら自然の力強さを教えてもらったスカイガーデンだった

 

7月18日土曜日「名残を惜しむ会」をいたします

よろしかったらいらしてください、時間は10時から19時の間いつでもどうぞ

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スカイガーデン

2020年06月23日 10時02分38秒 | 日記

引っ越しを決めた

このスカイガーデンに惚れてほれて身分不相応な家賃稼ぎに明け暮れた30年

「家一軒買えたね」と友人たちにいわれる

其の通り

スカイガーデンから見える景色に惚れた、新宿中央公園の緑を独り占め、更に都庁舎をはじめのビル群を遠くに見る

ここに来たときは都庁が工事中で、空が広く遠くに豊島園の花火、神宮の花火、隅田川の花火まで見えていた

温泉もあり地方からセミナー参加にいらした人が温泉に入るのが楽しみだといっていた

 

一番初めの仕事が「中谷比佐子の着物組」朝日新聞社、朝日新聞社初めての着物ムックで期待を背負ってみんなでガンバッタ。遠くの人は寝泊まりしていた

そうだこの本で今は時めく「豊田一幸」さんが着物ヘアメイクデビュー、一幸さんにこの時いただいた梅の小鉢が今も元気。彼?は性格のいい子だった。表紙は鶴田浩二のお孫さん加奈ちゃん安藤孝子の一人娘

 

その後「十二か月の着物」や「着物という農業」などなどたくさんの本を執筆した場所でもある

10年前までは原稿用紙に万年筆で文字を埋めていた。どういうわけか一冊を5日で書き上げるという目標を自分に課せていた。ある日早朝机の上でウトウトしていたらヒヤッと冷たいものが頭に降りてきて顔を上げると壁に青龍がいて「あらー」なんて挨拶したらすーと消えていったこともあった(一度キリ)

 

スカイガーデンの周りに山茶花の鉢を並べた

これは愛知県の春日野というところにあった蚕糸試験所が(チャ子ちゃん先生ここで蚕の博士さんたちに蚕のことを学んでいた)研究所を閉鎖することになり、その土地で植物を育て始め、まず山茶花を購入したわけ、ここスカイガーデンの当初の植物は名古屋からのお嫁入。(5年位前だったか跡地を訪ねたらスーパーマーケット、マンションになっていた)

 

一時は手土産にお花の鉢をいただくことが多く、土を盛って、直植えなどしたためにジャングル状態になっていた時期もある。それはそれで居心地のよい場所になっていた。そのころ、鳥が運んできた雑木、土もないところでめきめき育ち大木になった

さすがに「いったいこの根はどこに行ってるのだろう」と心配になりコンクリートを突き破って、下のお部屋にこんにちはと顔出したらどうしよう!と真剣に心配を始めたら、若き男性が「僕何かお手伝いすることないですか?」と現れ、実はしかじかと話すと長靴片手に再度現れ大木を切ったのだが

「どうも根が張りすぎているようですよ」

その根を外す作業を始めたら、なんとスカイガーデン一帯に根がはりめぐされていた!

さらに驚くことは、少しでも土があるとそこに根を下ろし葉を茂らせていた

 

「根を張る」ということはこういうことなのかと半端でない生命力のすごさにただ唖然

 

軸をブラさないよう、根をしっかり張りましょう

なんて気軽に言っている自分の中途半端な甘さが恥ずかしくなった

 

 

 

 

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着物が繋ぐもの 343

2020年06月22日 11時40分13秒 | 日記

夏至に入ると薄物を着るのだが今日はなんと19度寒いのなんの

確かに夏至のころは気温がままならない、いきなり30度になったりもする

そういう時のために

目で見るものは涼しいが着るものは暖かいという先人たちの知恵が着物の柄に見えるのだろう

日本人の色彩感覚というのは「色の意味」を肌に感じている気がする

「白」は清潔感「青」は涼やか「緑」は調和「赤」は情熱「橙」はあ暖かさ可愛さ「黄」は喜びなどなど

そういう色の意味を感じながら着物を身に着けている人が多い

洋服より色が多彩ではなやかになる

それがうれしい

 

昭和40年から50年にかけての絽の振り袖30種類を拝見

「美しい」「かわいらしい」

振り袖を着る時期は10代から20代前半、肌がつやつやピリッと張っていて目もキラキラしているお歳だ

はっきり言って美人も不美人もない。みんなかわいい

この時期に着る夏の振り袖を親たちはどんな思いで誂えたのだろう

 

また昭和のこのころは「糸」がいい、ふわっとしてとろんとして流れるドレープに見とれる、もちろん日本の絹だ、正真正銘の日本の絹

どんなドレスにも勝る可愛さ美しさ

どんなドレスよりお品がある。日本が誇る絽の振り袖

 

ひそかに着てみようかなあっと画策している

というのはチャ子ちゃん先生10代20代は最も生意気で背伸びして「かわいらしい」という言葉が一番堪えられなかった

そのため美しい着物なんてもう絶対に視野にない

親はどんなに残念であっただろう、プチプチの肌を最も強調し、華やかに見せてくれる絽の振り袖

暑いからこそ絽の振り袖を着ている若い娘から清らかな明るいエネルギーが伝わり、大人たちは意味なくうれしくなるのだ。そういう魔法の力を振り袖は持っている。わが先人たちはそれぞれの年に合わせた表現をしっかり身に着けていたと思う。此れこそ無形資産だ

 

私達は先人たちから受け継いだ「無形資産」を今こそ見直すときかもしれない

 

それにしても絽の振り袖の美しいこと

 

 

 

 

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夏至、新月、日食

2020年06月21日 18時31分18秒 | 日記

夏至、新月、日食

ここまでまとまるのかと思うほど三つ重なりなぜかワクワクとする

このワクワクという言葉を使いたくないと思う一方で、それに代わる言葉も見つからない

言葉ってその時の心を表すのに最もいい表現方法なのだなとこの言葉を考えた人に敬意を表することにする

 

明らかにエネルギーが変わった

気持ちがウキウキする、トンネルから出て光を存分に浴びた感じだ

今まで見えにくかったものが鮮明に見えてきた

そうなんだ!と自分自身の内面に納得する、自分に自信が出た、軸が定まった

このうれしさを持ち応えて後半を生きて行こう

 

天体のエネルギーと地球の波動、そしてそこに暮らす「私」の波動

その三つの波動の調整がかなった。うれしい

これはあらゆる人に同じ感覚が生まれていることだと思う

そこに目を向けるだけでこれからの世界が変わってくるのだろう

 

天照大神が岩戸開けてお身を表した瞬間の神々はともかく動植物すべての悦びと似ているのではないかと思う

 

みんながうすうす思っている闇の世界に光が当たりみんな光になる

それを蓮村誠先生(アーユルヴェーダ―の医学博士)は「五次元の世界」とおっしゃっている

多くの覚醒したかたがたも「これからは五次元世界に移行」と

コロナがその流れを速めてくれたようだ「感謝」

争いのない協調の世界が来て、みんなが豊かで楽しい生活に入る模様

 

そういえばアメリカの大統領がトランプになって世界は戦争に巻き込まれていない

そういうことも五次元移行の徐行なのかな

 

もうコロナ以前には戻れない

覚悟を決めて新しい次元に一歩進まねば

この地球に来た目的を思い出し

ご自分の「無形資産」をみんなで共有する時代なのかもね

孤立ではなく協調の日々を送るのでしょうね

 

日食は浄化少しずつ世界はきれいになっていく

 

 

 

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土と共に

2020年06月20日 16時13分01秒 | 日記

基本は百姓の血を引いているのだと思う

土を触っている時間が好き

土の冷たさと、土の暖かさに心の奥がじわーと温もってくる

電磁波塗れの1週間をたった数時間土の上で過ごす事で、身体中が正気を帯びる

 

風水の勉強を始めた頃、師匠の鮑黎明さんに付いて地方への風水鑑定にお伴した

師匠は手取り足取り教える人ではなく,疑問に感じたことを質問する事で、丁寧に答えてくれる

 

ある時、土地の売買の場にお供した、土地の真ん中、四隅に立ち風の通りや、太陽の角度、さらには遠くの山の形や、近くの家家の形をチェック、最後に中央、四隅の土を口に入れて味わう

当然のことながら弟子のチャコちゃん先生もそれに倣う

始めは拒否反応があり全く違いがわからなかったーしかし何回か付き合ううち、土の味が酸性、アルカリ性、さらに迷っている土、もう痩せこけた土、何かに囚われている土などとわかるようになる

他所から運ばれた土は元々の土と馴染みが悪く、多分そのままその土の上に家を建てれば争いの絶えない家族が出来上がるー土は雄弁

風水調整で、どんな土地でも、過ごしやすく豊かな波動を生み出す土地を作ることができる

 

そういう勉強をしたので、土に対して特別な思いがある

土を傷つけない農具と言うのも良き作物を作るのには欠かせない

 

今は人がいかに楽に仕事ができるかが優先なので、土の心はそっちのけ。そんなことを思いながら土に塗れている一日

明日は夏至

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