チャコちゃん先生のつれづれ日記

きものエッセイスト 中谷比佐子の私的日記

笑顔

2009年11月28日 17時06分50秒 | 日記
笑う門には福来る
昔からの言葉
色々と話し合いをしたくて
名古屋に出かけた

9月11日に開店したその店は
S氏の笑顔で10月・11月右肩上がり
「商売は笑顔一番!」
と信じている笑顔で話しかけてくる

花の金曜日でお願いしていた
ホテルが取れず
問屋街に最近できたというホテルに

此処の全てのスタッフの
笑顔のやさしい事
風呂も部屋もいまどきのホテルにはない
ゆったり感があって
値段はいまどきのヴィジネスホテル並

「私の懐にあわせていただいてありがとう」
と先ずはお礼

朝も全員の笑顔が温かい
フロントで
「皆さんの笑顔美しいですね」
と声をかけたら
さらにこぼれるばかりの笑顔を頂いた

外に出ると
銀杏並木が朝日にあたり
ゴールドに照り映えている
「銀杏が美しいですね」

すると運転手さん
「この横の道の桜並木もいいですよ」
櫻は蕾から花そして若葉
さらに紅葉のこちらの葉は見事でしょう
と嬉しそうに話す

何分かの客に
わが町の美しさを話せる人は豊か
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冬支度

2009年11月27日 09時49分09秒 | 日記
いまわが公園が光輝いている
紅葉が見事
その下でビニールハウスのおじさんたちの
冬支度が始まった

囲いを強固にし
窓などつけて入り口の隙間を
出来るだけ少なく工夫をする

見とれるくらい上手に出来上がる
こんなに器用なら
色んな仕事があるだろうにーー

落ち葉の掃除を丁寧にしている人もいる
きっと
家でもきれい好きだったのだろう

落ち葉をかき集めて
焚き火でもしたいところだが
この都会
条例で焚き火禁止

あの中にイモを入れて焚き火したら
イモがおいしいだろうに
落ち葉は常緑樹の根元にばら撒かれる
それもいい

しかし
「焚き火だ焚き火だ落ち葉刈ーー」
なんていう童謡は理解不能の言葉になる

化学科学頭と学の教育は
きっとクロン人間しか育たなくなる
自殺児童の多い昨今
考えたい
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リーダーシップ

2009年11月26日 09時43分26秒 | 日記
リーダーシップと言うのは
どういうことだろうと思う
いま
鳩山総理にリーダーシップがないと
マスコミや評論家は責めている

独りの人の意見に従うのが
リーダシップがあると言う向きも居る

チャコちゃん先生は
リーダーは責任を取ることだと考えている
そして
指針を与えることだと思う

指針は南を示す
と言うことは北がわかるわけで
指南という言葉は磁石から来ている言葉だ

そう
指し示す方向が間違わないのが
リーダーシップであろうか

「吾について来い」
と言うリーダーシップを求めると
依存症を増やす
依存症の人は自分で責任が取れない

父とよく魚釣りに行った
私が行きたいといわない限り誘われなかったが
つり道具の扱い方
餌の付け方は見よう見まねで覚えるが
どこに魚が居るかは自分で探さなければならない

釣った魚をもらうのは簡単だが
どう魚を釣るかと言う作法は
自分でおぼえなければ身に付かない

ある意味
父は私のリーダーだったのだと今思う
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安いものはいい?

2009年11月25日 09時46分07秒 | 日記
デフレスパイラルに入ったと言う
久しぶりに銀ブラすると
外国の超高級品の店か
日本の激安の店がひしめいていて
おのぼりさん状態で
タナカとキョトキョト

その不審行動を
「ナカタニ先生!」
とみともの社長に見咎められる

「今おたくのイヴェントホールにいってきたのよ」
秦泉寺さんの竹染めの数々を見てきたところだ

ヴァリ島の竹のほうが良く染まると聞いている
何から何までの手仕事は高い
なかなか買えるものでもない

しかし
このすばらしい布を作るために
どれだけの人の手が掛かっているか
その人たちが生活をするだけの費用が必要でもある

しかし安いものは
大量生産で人件費の安いところへ流れていく
其れは発展途上国といわれている国へだ
そうすると国内では
手仕事など後の人たちに継承は無理

手仕事の仕事は30工程くらいが人の手

消費の身になれば
安いものはありがたい
しかし国の文化の継承となると
どうなのだろう

複雑な姿をしている銀座は
胸が痛い
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おまけ

2009年11月24日 10時54分46秒 | 日記
待ち合わせの場所に現れたサチコさんは
江戸前の粋な着物姿だった
黒朱子織の7分丈のコートが人目を引く
カッコいい
「すてきよ!」
「今日は逆ね」

そうチャコちゃん先生はHのコートに帽子の洋装
靴はブーツ

二人して
映画「フアッションに教えられたこと」
を見に行く

アメリカヴォーグの編集長アンナのドキュメンタリー
サチコさんはヴオーグの仕事もしていたし
チャコちゃん先生も
フアッション編集の現場にいたので
お互いに懐かしむ

「あの前の前かもしれないけど魔女のような編集長いたね」
「そうそう、鼻が鷲鼻でね」
「しかし900万部ですよ発行部数」
「其れにしても撮影にお金かけてるう」
「大人の編集者が居るのがいいねえ」
アンナに変わってアメリカヴオーグは倍近く部数が伸びた

自分の仕事を自分が一番信頼している編集者ばかり

現場にいた頃の思い出に花を咲かせながら
食事をしていたら
御酉様の熊手を抱えたご夫婦が
隣の席に着いた

サチコさんすかさず
「今日御酉様?」
「宵祭りですよ」

行こう行こうと近くの花園神社に
人の群れ
「20年ぶりだわ」
「私は30年ぶり」
本殿にたどり着くまで10分
「提灯一個1万円だって」
「そうか伊勢丹は27個だから27万円」
「高島屋はーーー」
提灯の数数えて人の懐を計算しているおバカな二人

「いよっ姐さん!」
と鳶はサチコサンばかりに声をかける

そういえば
レストランでも
サチコサンのコートはボーイが脱がしてハンガーに
チャコちゃん先生のコートは
自分で脱いで自分の手でハンガーに

きもの姿と洋服姿のこの違い
ハッキリしてますな

熊手は昔よりキラキラしていて
購入意欲が起きない
日めくりかって
「お腹いっぱいでよかった軒並み食べたくなるものばかりね」
出店を横目に見ながら帰途に着く

財の神様御酉様にお参りできて
勤労感謝の日はめでたし
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二円の重み

2009年11月23日 11時04分40秒 | 日記
「バレエ映画見に行く」
あたふたとポシェットをもって出かけた
目的地に近づきエレヴェーターの中で
お金を取り出そうとすると

無い
財布が無い
うッ財布移し変えるのを忘れている
自慢のHの小銭要れノコインを数える

998円
シニア料金に2円足りない
コートのポケットを探るが
このシーズンに出したばかりで何も入っていない

何処かに10円落ちていないかと
路上浮浪者のようにウロウロ探す
灰皿の中
階段の隅
エレヴェーターのカーペットをはがす

時々新宿駅で見る小銭泥棒のようだ
その心が良く理解できた

昔ネコにいさんに聞いたことがある
深夜4時間かけて新宿の盛り場を歩くと
最低一万円は拾えるーーと

そうか
やってみるか
でもかのHのコートを着ていて
それやれる?

2円たりないままスゴスゴとかえる

思いがけずに懐かしいお客様がいらしていて
「ああこういうことであったか」
この方たちと会うために2円足りなかったのだと
納得

結局一人で見る映画より
充実した時間を過せた

そういうことなのね
「我」を通そうとしたことで
「今日はそうではないよ」
とウーチャンのお導き

最近ウーチャン張り切っていて
事お金に関して
ビシバシと鍛えられている
1円2円の尊さの教え

使うお金に目を向け始めたら
(遅いよねえ)
贅肉も少しずつ取れてきた

さらにウーチャンは
今の10倍仕事をしろと
早寝早起きすれば実現できるとも

でも今日はこれからサチコさんと映画に行くもん!

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落し物

2009年11月20日 11時04分43秒 | 日記
遠近両用の眼鏡を落として苦労している
「どこで落としたの?」
「落としたところが解れば拾うでしょうッ!」
心配してくれている人にそっけないチャコちゃん先生

赤いふちの眼鏡はこれで4個目のお別れ
一時韓国で眼鏡を作ると安いと評判で
行きましたよ
眼鏡つくりに
一日で出来上がるので
着いてすぐ検眼し一日遊んで
出来上がりを待つ

日本の・・・・で作るとしたら
二泊3日の宿泊と旅費そして眼鏡代まで
その金額の中で出来る

ロウガンになった者と予備軍で
わわーと行って
半分の者はあかすり、残りは博物館めぐり

そんなことをしながら赤ぶち眼鏡を作り
悦に入っていたが
その全部が何処かに行ってしまい
手元に無い

なんでこんなに落としてしまうのだろう
二つはタクシーの中
地図見たり、携帯メールしたりしてそのまま

一つはイギリスの田舎の歩道
最後は全くわからない
消えちゃった!

あーあ
眼鏡は高いのうーーー
眼鏡が必要のない眼になるのが一番なんよ

何が困るって映画や舞台、絵画観賞
あまりにも前の席で見るので首が痛くなる

韓国ではまだ眼鏡作り安いのか知らん
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命日

2009年11月19日 09時35分08秒 | 日記
昨日17日は父の命日であった
親不孝もののチャコちゃん先生
両親の命日を良く忘れる

生家の近くにいないから
これは弁解にもならない

それで

日めくりコヨミがお助けマン
二人の命日をあらかじめ
はがしておき

その日を日めくりしようと思ったら
その日が無い
「そうか今日が命日か」
なんとも情けない親不孝

しかし絶対忘れない
ああこんな言葉も親不孝

はがした日付の紙は
可愛い封筒に入れて持ち歩いている
手帳のポッケに入れてあるので
予定を書くとき必ず目にする

「お二人の子供で生まれて幸せよ」
とたまに呼びかける、た・ま・に
この話を墓研究家の藤村先生に伝えたら

「究極のお墓参りですね」
と褒められた

しかし命日は忘れている
母は花の盛り
父は紅葉の真っ只中
その自然の様子だけは
記憶も鮮明

日めくりの日付紙は
産土様でお炊き上げしていただく
もうすぐ御炊き上げ期間の年末年始が来る
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すっかり紅葉

2009年11月18日 09時53分19秒 | 日記
久しぶりに戻った東京
すっかり紅葉
わが新宿公園も上から見ると錦色の海

ベランダは冬薔薇
そしてあの毛虫に負けなかった
山茶花の蕾が開いて花を咲かせている
よくぞーーー
そこへヒヨドリがやってきて
何事も知らずに花を啄ばんでいる
渡り鳥はたいがい番でやってくるが
この子だけはいつも独り者
山茶花に恋しているのだろうか

今度聞いてみよう

東京も冬になり申した
昨日は三枚のコートの仮縫い
コートつくりの名人中島さん
「人が振り返るようなコート姿にしましょう」
とタナカ、猪俣さんに自信を与えていた

寒冷期に入ると言う
二人とも真綿を入れることに決定
暖かいよ
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風水師

2009年11月17日 09時40分56秒 | 日記
さすが高知の広瀬恵子さん
風水師として素敵な家を手に入れた
赤レンガのヨウロピアン風
チョット小高いところに立つ

背山臨水の家
周りはみかん畑と
それに連なる二階家の家

目鼻立ちのハッキリした窓枠
これは営業がきっとうまく行く
広くて明るい玄関
玄関は顔
きっとたくさんの人が集まる

気心の優しいいい人たちが実際に集まって
チャコちゃん先生のセミナーを受けてくださった
恵子さんも、由希ちゃんも毎日お着物姿
きものの女性が玄関を出る姿は
昭和初期の洋館ときものの取り合わせのようで
心が和む

陽が降り注ぐテラスでテイータイム
現実をチョイ忘れる心地よい空間でもある
オーラーソーマの本社があるデボーラの雰囲気
烏瓜が風に揺れているところが日本風か

願いは必ず叶うという自信が恵子さんにあった
宇宙を信じる心のある人には
必ずギフトがある

彼女はまだ30代
これからますます茂っていくのであろう
成長過程は生意気ぐらいが丁度いい
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