チャコちゃん先生のつれづれ日記

きものエッセイスト 中谷比佐子の私的日記

東京から元気を出そう

2011年03月31日 17時26分14秒 | 日記
とにかく暗い
遠くに行ったような雰囲気
そうだパリだロンドンだニュヨークだ

東京はいま節電で駅も町も本当に暗い
でもこの程度でいいのかもしれない
あまりにもギンギンに明るかった

あの歌舞伎町ですら
暗い

携帯電話の取替えに行ったが
ヨドバシカメラでさえ節電している

デパートも6時までなので
6時過ぎたらデパートの回りも閑散としている

皆早く帰って食事をするので
飲食店も人がまばらそして暗い
デハ地下は20%の売上げの落ち込みだという
でもこの状況で結構善戦している

「ミシュランガイド東京」は星の数がパリを抜いて世界一位
2010年は三ツ星東京11軒、パリ10軒
名実ともに世界で一番食文化が発達していることが実証された

魚や野菜などの食材が多いので
料理の幅が広く種類が多い
器と食事の盛り合わせも世界に目を向けても群を抜いている
さらに
専門料理店が多い
寿司、てんぷら、ソバ、揚げ物や、懐石
何代も続いた専門店が軒を並べている

飲食店だけが気を吐いているわけではなく
各々の家庭料理も絶品
主婦の知恵や技術が「食」に生かされている

「食文化」だけ取り上げても
日本は世界に誇れる味と素材、そして腕を持ち
その味覚の細やかさをわかる舌も持っている

どんな状況の中でも
私達は「食」に工夫を凝らしてきた
その先人達の生活の知恵を思い出し
日本を誇りに思って生きていきたい

街が暗くっても良い
素材の良さに感謝して
元気に生活をしよう

日本食が世界で大人気という
しかし
板前さんが韓国人であったり中国人だったりして居るらしい
日本人の日本人の手による日本料理を世界に発信しよう
そうして
「食」からの経済復興を始めよう

日本人が心をこめて作った料理は
世界で一番おいしい
その技術の輸出をしても良い

東京の人たちが元気に経済を廻すことが
被災地の人たちを勇気付けられる第一歩かもしれない

公園の花見もやろうではないの
少しずつつぼみが膨らんできた
明日「小芥子」のお話会のあと公園の夜桜散歩

あすのナイト・コスモスは散らし寿司
黒部の開沢恵子さんが「蛍烏賊」を送ってくださるとの事

それに
龍言の女将さんからこけしにと越後の日本酒が送られてきた
さあ
花見でいっぱい
お待ちしています

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

無能のリーダー

2011年03月30日 13時24分40秒 | 日記
結婚式、祝いのパーテイ、審査会、講演会の自粛
このたびの東北沖地震で
チャコちゃん先生にも生活の波及が来ている
時間が出来たそのお陰で
家の中が整理できている
屋根の或る家に住んでお風呂も入れてご飯も食べられて
こんな平和なことは無い

改めて
普通の生活が如何にありがたいかがわかる

地震でオーラソーマのボトルが16本割れた
「これも機会かな」
もう教えるとかイヴェントをするとか
そういうことはもうやめて
日本の国のために日本文化の普及に
日夜努力をする方向に向かいなさいということだ
と結論をつける

新しいボトルを購入する値段で
ボトルの棚を外し
其処に新しい家具を入れた
残ったボトルはガラスの扉の中に納まり
そこからエネルギーを発してくれる

新しい家具に何を入れようかと
今までの自分自身の仕事の整理をする
そうするとノートやメモ書きが出てくるが
そこには
日本をこよなく愛するチャコちゃん先生がいる

上り坂を一心に登ってきて
色んなものを取り入れ
世界の文化にも興味を示したが
これから下りなくてはならない
重荷を一つずつ外しながら今度はゆっくり下りていく

作家の五木寛之さんの文章にもあるが
日本は山登りにたとえると
今下り坂に居るのではないかーーと
山登りはのぼりとくだりがセットだ
上りっぱなしでもダメ

くだりの方が技術を要することは
山に登った人はご存知だろう

元の基地に降りてくるのだが
登る前とはそこは意識的にも違って見える筈だ

日本の現状は
身に付け過ぎたお荷物というか贅肉を
一生懸命落とそうとしているのだ
そういう時だからこそ
リーダーが無能の方が色んなものが見える
この世に意味の無いものは存在しない
そうすると
彼は無能であるがゆえに今は存在価値がある

しかし
目的が決まったらきちんとしたリーダーがいないと
私達は道を迷いもとの場所に戻れない

一人ひとりが「公」の何たるかを考えないと
この国は消えていく
今日本を心から愛したい
日本を誠実に愛するリーダーが欲しい


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

懐石料理

2011年03月29日 13時57分21秒 | 日記
京都の友人から
「必要な物があったら送るから言って」
と電話を戴いた折
「近じか京都に行くのでおいしいものを食べさせて」
と甘えてオネガイしていたが
久しぶりの懐石料理をご馳走になり
胸がいっぱい
腹もいっぱい

味はもとより
器の吟味
盛り合わせの美しさ
何もかも一幅の絵の中で運んでいく

ココのところ
デパートが6時閉店で買い物もママならず
ありあわせのお惣菜食事であったので
晴れの食事に目も舌も触覚も五感がおお喜び

平和というのはこういうこと
板長さんから
「お見舞いに」
と戴いたかぶと煮
「被災者じゃあないのに申し訳ないわ」
「じゃあ私が持ってかえろうかナ?」
「イエイエもちろん私が戴きますよ」

当たり前のように持っていた
漆のお椀も
「口当たりがいいわねえ」
軽い清水焼のご飯茶碗も
「手に抵抗無く載るのねえ」
と箸一つにも研ぎ澄まされた感性を感じて
久しぶりに会ったおしゃべりより
料理や器に感心して静かな食事

「ココまで感じ入って食事をしていなかったわ」
始めて懐石料理を戴いたときは
大人として扱ってもらえることに感動し
あらゆるもの一つ一つを丁寧に賞味していたことを思い出す

今また改めて
日本の食文化の繊細な美に感動する
この一食を存分に味わって愛でたい
これが平和

新幹線から眺める富士山に
「どうかご無事で」
と祈らざるを得ない

浜岡原発に近いあたりを通り
美しい富士山を守ってくださいと手を合わせた
いつもは気に求めないで通り過ぎていたのに
今は一瞬一瞬が大事

浜岡原発早く止めてくださいな
これを止められるのは国民と総理しかない

「衣・食・住」の安心こそが人間社会
新幹線に乗っている間
足の指から頭まで一つ一つを確認しながら感謝した
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

おもてなしの心

2011年03月28日 18時32分03秒 | 日記
チャコちゃん先生の長姉
小林宗静米寿の祝い茶事に浜松まで
タナカと山岸さんといってきた

東京駅の薄暗いトンネルから
銀ギンに明るい浜松駅に着き
なにやら呆然とする

お薄の席では
米寿の白にかけて白輪島を
市中佑圭先生に作っていただきお祝いで贈ったが
その白輪島の中棗を早速使ってくれた
そのため水差しなどの周りは黒塗りで統一
いやがうえにも白輪島の棗が輝く

濃茶席では宗静自らのお手前
久しぶりに見るお手前は
あい変わらず流れるように美しい
この方はお濃茶のお手前は昔から淡々と流す
眺めているほうは息を殺してみてしまう
凄いなあ

「戦後から本格的にお茶を始めたーーー」
と話しをする中で
その頃も戦争が終わりまだ復興もままならないとき
丁度今のような社会現象の中で
「こういうときこそしっかり座ってもてなす心を学びなさい」
「茶道こそ日本人の心の全てが含まれているから」
と二番目の姉とともに母から諭されて始めたと語った

もちろんその頃幼児のチャコちゃん先生は蚊帳の外で
そういう話があったこともこの日始めて知った

「ですから今回もこういう状況ですからやめようかと思ったのですが」
自分の茶道は戦後の復興とともに身に付けたものであるから
今回もしっかり心落ち着けて予定通りに開いたと

「お先に」
「どうぞ」
と言いながら床の間に飾った一輪の花を愛で
掛軸に書かれた言葉に納得し
使われた茶器を寿ぐ

その人の持ち物をただ褒めるのではなく
今そこにはいないその器を作った人に思いを馳せる

そのときの所作が言葉がそれぞれに思いやる心がある
同じ場所に居る人たちが
自ら居心地の良い状態を作ろうと努力する
そこにはきもの姿がふさわしいく場を引き締める

諸外国で日本人の静かな行儀のよさが話題になっているが
茶道を知らない人たちも
おもてなしの心を遺伝子の中に持っているのだと思う

技術の国日本といわれ世界をリードしてきたが
これからは
日本人のおもてなしの心が世界を平和に持っていくのではないだろうか

秀吉の時代から
茶室は平和で安心な場所として
時の権力者達の一刻の安らぎの場であった

平和で安心があって
はじめて「おもてなしの心」の余裕が出来る

日本人の意識の高さを世界に広げよう


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

開花が遅い

2011年03月26日 12時36分02秒 | 日記
「桜の開花が遅いわね」
「放射能が出ているからかな」
「寒いからじゃあないの」
「賑やかな花見をしている気持ちではないから」
「もう少し眠っていようかーーなんてね」

毎年染芸展の表彰式では
桜の花の下を通って会場に行く
今年はつぼみも固い

事務所を出る前に東北の女将さん達から電話を頂いた
やっと宅急便が活動を始めたので
心ばかりの日常品を送ったお礼だ

「本当に助かったわありがとう」
「愛の宅急便でした!」
「そちらも大変なのにありがとう」

フリーペーパーの比佐子つれづれは届いていて
「表彰式に行くんでしょう?皆さんに伝えて」
こんな状態だけど決してきものからは離れない
だから良い作品を作り続けてください

ひっくり返った部屋を片付けているお客さんが
きものを見るとホッとする
震えているおばあさんにきものを羽織らせたら落ち着いた
そして笑顔が出てきた
などの報告をもらっていると言う

蚕は自分の命を守るため
繭を作り其れをシェルターにする
繭から出来た絹だからこそ
人の心を温かく包んでくれる

そのような思いを力強く伝えていくからと
明るい声で話してくれる

「お客さんの中ではまだ様子のわからない方もたくさんいるけど」
信じて待っている
そのためには自分が自分の居る場所で元気にして居る以外は無いわ

「もう花見の季節でしょうそちらは賑やかにやってね」
「ありがとう」

しかしその桜の開花が遅れている
そういえば「暑さ寒さも彼岸まで」
と言う言葉もむなしく冷たい風が吹いている

表彰式のご挨拶でその女将さんの言葉を伝えたら
皆さん喜んでいた
「励みになりますとつたえてください」
「今回でやめようと思ったのですが女将さんの言葉で続ける気持ちになりました」

励まし励まされる
人と人の心の交換は際限が無い

国民のほうが意識の高い国というのもすごいな
櫻も皆が落ち着いて喜びを享受する時期まで
少し待っているのかもしれない

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

鶯の遊び場

2011年03月25日 11時07分24秒 | 日記
昨日・今日二日続きで鶯が飛来し
櫻の花の蜜をお腹に入れている
昨年鶯がガラスに激突し
脳震盪を起こしたのをチャコちゃん先生
レイキを必死にかけて蘇生させた
オッホン

生まれて始めて傍で鶯見て
サラに触って本当に美しい鳥だと感嘆した

同じ鶯かどうかわからないが
今回は花の緋色と鶯色が良く調和して
私達の目を慰めている

毎日毎日現れる雀達が
「キミイ、ここはボク達の場所なんだけどなあ」
と言う面持ちで
遠くから鶯が軽やかに飛びまわる姿を見続けている

其処へヒヨドリがやって来て
あの長いくちばしで花を食い散らす
その乱暴な姿にあきれ果てたように眺めていた鶯
ひらりと飛び去ってしまった
「うんもうーー」
バードウイッチしているチャコちゃん先生がっかり

美しい
可愛い
穏やか
優しい
動植物でも人間でもこういう人は愛される

放射能が飛び散っているらしい東京でも
鳥たちが遊ぶ姿をみて心落ち着く
そういえば
地震のその日カラスの姿が全く無かった
公園の猫も姿を隠していたらしい

「猫が日向ぼっこを始めたから地震は退いたのかもね」
とネコニイサンは感想を述べる

サチコさんところのココちゃんという猫も
地震から暫くいくら呼んでも姿を現さなかったそうだ
姿を現すと玄関から外に出たがる
外の方が安全だと知っているのか
「ここんとこやっと普通になったわ」
と教えてくれた

人間より小動物のほうがアンテナが確かなよう

甥の子供が乳幼児で水探しに親戚中が走り回っている
遠くの親戚も店頭から水が消えて送れない
と連絡が来た

政府が車に真水を汲んで
23区配って歩くぐらいの事をしないと
未来を背負っていく子供達が傷つく

自然が予定通り季節を告げていることが嬉しい
そういう日本でありたい
だからこそ
人間の手に負えないものを作るのやめようよ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

支えあう優しさ

2011年03月24日 10時19分47秒 | 日記
いま日本は優しさにあふれている
自分の出来ることで何かしたい
そういう気持ちが充満していて嬉しい
その日本人の優しさが世界に広がるといい

沖縄では「妊婦と子供連れの家族」を受け入れる
プロジェクト「つなぐ光」が立ち上がった

稲川組など8・9・3の世界のオア兄さん達
自分の身分をひた隠しにして
救援物資を2トントラック10台で被災地に行っている
これは元8.9・3のネコニイサン情報
この筋の大手の山口組、住吉組その他小さい組も支援部隊を作ったそうだ

「警察との折り合いは?」
「其処は見ぬ振りよ良い事やってんだから」

道理で新宿の大手安売り雑貨店はがらんとした品薄だった

都内に住む友人達も自分の家で3家族くらいはお引き受けできるわ
と自治体にホームステイの受け入れを申し込んだと言う

ここへきて都内の水も安全ではないとだと
でもよヨドバシ浄水場は地下にあるんだよ
どうして被曝したの?
新宿区はその水を飲んでいるんだものね
やたら不安に陥れておかしい

野菜も食べても健康には差し支えないです
と言うソバから首相決定出荷停止ーーと
何が本当やら

ところで
2004年の真夏に東京電力が自社の原発を全部一時止めたとき
停電にならなかったけどなあ
こんな古いこと思い出してしまった

日本人の優しさを永久に続かせるために
この際日本で一番危険な
浜岡原子力発電所の炉を全部止めようではないの
東海地震が来たら
東京は全滅日本は消滅

能登に住む鶴見さんから
「仕事場をこちらに移しませんか?」
とありがたい申し出
「でも近くに原発があるでしょう?」
「いえ、地震の後住民の反対で今は止まっています」
珠洲に作る予定だった原子力発電所も中止になったのだそうだ

そういえば先日うかがったとき
山に風力を送る鉄塔がいっぱい風車のように立っていた
「風力で十分なのなのね」
「そうですよ」

浜岡を止めないと
この能登ですら汚染地域になる
浜岡原発のことはこの方に聞こう
古長谷 稔さん
http://www.stop-hamaoka.com

菅さんせめて浜岡原発の中止を決めて!
そうしたらあなたの超大ミスを中ミスにしてあげる
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

.出荷停止

2011年03月23日 11時05分10秒 | 日記
茨城・福島・栃木・群馬、関東の野菜どころは
今政府に出荷停止を命じられている
そのうち千葉、東京にも同じような命令が下るのだろう

チャコちゃん先生は
数字に弱いのでどうしてダメなのかが良く分からない
一説によれば
今の放射能物質の数字は10年毎日100グラム以上を食すと
おかしくなる数字であるとも言われている

路地ものがダメって言っても
土はエンエンつながっていて
ビニールハウスの物はいいという単純なものではなさそう

関東の野菜を食べてはいけない
となってくると
「身土不二」という考え方は消える
日本人は自分の土地でできたものを食べるのが
血液を美しくする最大の方法だと信じてきた
この考えを壊すのは
原子力発電ということになる

菅さんは原子力発電をまだ推進したいのだろうか
日本中に原子力を作って
どんないいことが起きるのだろうか
クリーンエネルギーだから21世紀は原子力の時代と
アメリカのオバマ大統領はそれを大統領選の目玉にしている

今日本から「原発ハンタイ」のデモでも起きたら困るのだろう

中国に住むセキドの義弟から彼女にメール
「呼吸は大丈夫ですか、食べ物はありますか、早く逃げなさい」
これは他の国の人たちの平均的な感想だろう
ドイツやフランスなど
ヨーロッパの国のほうが日本の政府より危機感を持っている

菅さんは
日本の農作物が全てダメという太鼓判を押して
いよいよ輸入に本腰を入れるのだろうか
菅さんは日本人でありながら
どうして日本を大事にしないのだろう

放射物質が多いといわれる土地には
どうぞ麻を植えて欲しい
麻を自由に植えることを禁じたのもアメリカだ
いまだに麻を植えられないのは世界でも日本だけ
どうして・?

麻を大麻大麻と怖がらせないで
麻をもっと有効利用したらいい
麻を植えることで土が肥えていくことは
多くの実験者が証明済み
菅さんは今すぐ麻を植えル許可を下すべき

それにしても群馬は日本でも有数な養蚕農家の或るところ
桑の樹も環境汚染には強い
今年は桑を植えて蚕を育て
日本中の人が蚕の吐いた絹を着て
放射能から身をまもろう

この機に日本の農家をもっと元気づけたい
それには関東の野菜を食べることだわ

何でも怖がらせて外国のものを輸入しようとする姿勢は
この大災害を機会に国をもっと愛する方向いきたい

一般の日本国民は
心から思いやり、助け合い、協調性を発揮している
日本人の魂が生き生きと輝いている
しかし
菅さんあなた方だけが己の利害だけで動いている
そうすると
もう一度天からの鉄拳が降りそう

道連れにしないで!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

日本を信じよう

2011年03月22日 13時35分46秒 | 日記
週刊ポストの今週号
この「日本を信じよう」
と言う表紙の言葉につられて購入
最近の週刊誌でこんなに日本国民を勇気付ける号はない

見開きの力強い文章
 こんな時だからこそ 自分達たちの力を信じよう
 こんな時だからこそ 希望を持って前を向こう
 こんな時だからこそ 他人のために働こう
こういう文章から始まる見開き
他の内容も一読の価値がある

世界の人たちが驚いている日本人の優しさと秩序そして誠意
皆がその資質に気がつき素直に表現しているのだと思う

「お役に立ちたい」
この気持ちが時としてお節介になったりもするが
いまはそのお節介が尊い
不運は孤独から来る
みんなの気持ちが常に被害にあった人たちのところに届く事が大事

私たちに日本人は
「公のため」に気持ちを一つにし易い気質を持っている
国民全体が一丸となる
この資質をうまく使ったのが先の戦争の国民一丸火の玉だ

そしてさらにこの資質を利用しているのが
「骨抜き洗脳教育」を仕掛けたアメリカ合衆国
昭和20年12月から各日刊新聞が「太平洋戦争史」と言う連載を始めた

それには
日本軍がアジアの国々に対して残虐行為を始めたので
米軍はその行為を止めるために
無差別爆弾や原爆を落として日本軍に戦争をやめさせた
一切は日本の軍国主義が悪かった

そして日本の教科書から修身、日本史、地理を外した
君が代も音楽の教科書から外した

「日本人は本当に卑劣なことをしたのだ」
と自虐史感を持たされて65年
日本を好きになれない人が多かった

しかも「公」のことを考えるより
個人を大切にすることを叩き込まれたので
ひふみ神事でいう「我よし」の考え方が広がっていた
自分さえ幸せであれば良い
自分さえ金儲けで成功すればよい
自分さえ、自分さえーーーー
そして一人ひとりが孤立し一致団結が出来ないようにされた

しかし
今回の大災害は日本人の心の底に眠る「公」の心を揺り動かした

被災を受けた80歳くらいの婦人が
助けられたヘリコプターに乗るとき
自分を抱きかかえている人や周囲の自衛隊員の方に
「ありがとうございます」
と丁寧にお辞儀をして中に入っていった

疲労困憊の中で人々を思いやる気持ちこそ「公」だ
こういう人たちの姿をみて
私達は気がついた
日本人本来の思いやりの心
お互いを認め合う心

「国が滅びれば個人の幸せなど無い」

日本を信じる
日本人を信じよう
自分自身を信じよう

「公から私へ」
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

大地震体験者に感謝

2011年03月21日 10時40分45秒 | 日記
十日町で中越地震にあった滝沢久美子さん
「救援物資を送るから」と連絡があり
今日届いた

水、トイレットペーパー、飴、せんべい、お米、笛
笛を購入しようと楽器屋さんまで出かけたのだがすでになし
よかった!
そして
「噂に振り回されないように、噂が一番人を疲れさせます」
「運を天に任せ、居場所を知らせる笛だけはいつも身近に置いておきましょう」
と言う短くて優しいメッツセージも入っている
さすが地震体験者至れり尽くせり
新潟もゆれていると思うけど
「東京ほどではないでしょう」

そのほかにも今日はヤハリ能登地震経験者の
山田さん鶴見さんからの贈り物
さらに阪神淡路地震を経験された大竹さんからも

今日はなんと嬉しい愛の日
東京はまだ宅急便が動いているからありがたい
時間限定だとしても
これらをお福分けしたいなあと思っていたら
明日から「やまと」も東北地方に運行できると言う
なんと良いタイミング

お彼岸のお中日に皆さんからの愛をたっぷり
母さん父さんありがとう天から守ってくれているのね
パチパチと感謝の礼拝

つれづれの日、ナイトコスモスの日
皆さんにこの愛を味わっていただきましょう

3月26日土曜日のつれづれ13時30分から
4月1日金曜日のナイト・コスモスは18時30分から
いづれも予定通り開催

そうそう
京大の原子炉実験所助教授小出先生は
福島原発は予断は許さない状態だけど
むやみに怖がるのではなく
雲の状態を良く見ているといいとおっしゃっている
雲が放射能を運ぶ可能性があるらしい

今日天気図を見ると
雲は太平洋に動いている
こういうときはたとえ放射能が出ても海に流れていく
人は今は助かるけど
こういう状態では環境汚染はなはだしい

天災から人災へ移行している今の状態
「国民内閣」を作りたい
都市機能が日々おかしくなっている

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする