チャコちゃん先生のつれづれ日記

きものエッセイスト 中谷比佐子の私的日記

富岡製糸場

2017年05月29日 19時24分51秒 | 日記
8年ぶり富岡製糸場に行ってきた
ユネスコ文化遺産に登録され
まず上州鉄道の車両が一両から二両に
見学も充実した物になっていた

「赤い襷」という映画撮影も昨年行われて
この秋封切りになる

この富岡製糸場で働いた女性たちは
殆どが藩士の子女
家庭教育もできていて頭の良いひとが多かった
そして彼女たちは各地方に散らばって
その土地の製糸場のリーダーになっていった人が多い

よく
「野麦峠」の女工哀史を言う人がいるが
富岡も岡谷も製糸工場で働いた工女さんたちは
働きながら教育を受け
立派な淑女に成長をしている

そういう真実の歴史を私たちは知る必要がある

何故ながら
製糸場で働いた工女さんたちのお陰で
日本は近代国家を築くことができたのだから

蚕と工女さんが明治の日本の経済を支えたと行っても良い

また富岡製糸場をユネスコ文化遺産に決定させた影の功労者
富岡市長にお会い出来たのも嬉しかった
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

相撲と歯医者

2017年05月28日 18時01分30秒 | 日記
どういう因果かやこちゃん先生は東京場所が始まると両国通となる
両国にかかりつけの歯医者があって
そこにお世話になっている

そうして少しずつギバが増えていく
両国の駅は華やいでいてお相撲さんの鬢付け油の匂いもいい
浴衣姿の力士とすれ違うことも多い

やはり大きい
しかし浴衣姿は堂に入っている
真っ赤な博多献上の帯をしていてもなかなかいい

真紫の浴衣に目を見張ったこともあるが
最近はやはり今時に落ち着いている人が多い

稀勢の里と隠岐の海のフアン
稀勢の里にはもう待ちきれないと思うほど横綱になる日を待った

チャコちゃん先生は結城紬大使とやらを結城市から任命されているが
年に一度茨城県の新春パーテイにお邪魔する
そのとき一度だけ親しく口を利くことができて
嬉しかった

横綱は栃木の大麻で組み上げたのだが
その日は生憎参加できず大麻の横綱を見ることができず残念であった

しかし
この どこと歯医者が連動するのだろう

東京場所が近づくとドキッとする
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

楚々とした女

2017年05月27日 20時03分57秒 | 日記
昨日二十代のお嬢さんが群青色の地に白抜きの桔梗の柄を染めた浴衣に手を通した姿を見て
「まあー楚々とした風情でお似合いね」
といったところ
「そそって?」
「うーーん」

どう説明すrのが正しいのか詰まってしまった
優しいとも違う
どこか恥じらいがあって優しい感じか

「恥じらいって?」

日本の女に対しての最大の褒め言葉なんだけどな

常に楚々とした女でありたいと思っているが
昨今は自我の強い女のほうがわかりやすいようだ

またそういう女のほうに惹かれる男も多い
男が女を演じるとき
まず練習するのが楚々とした女だと親しいゲイに聞いたことがある
男が本当に心底憧れるのは楚々とした風情を持つ女なのかもしれないと思う
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今日は新月

2017年05月26日 14時18分04秒 | 日記
新しく始めるのには最もいい人言われている
占星術の先生が
「新月には自分の願望を紙に書くといい」
と教えられている

願望っってなんだろうと考える
考えるようではもう若さがないということにもなる
心の底からのの願い事は
日本人が自分の国を誇りに思ってほしい
という願望だ

日本を心の底から愛してほしい
心の底から誇りに思ってほしい

国旗を掲げない
国歌を歌わない
天皇陛下を敬わない
日本史を勉強しない

世界の王の上に君臨している天皇陛下を知らない

こういうことを書くと危険だと人は言う
そうだろうか
日本人が日本を誇りに思うことがどうしていけないのだろう
おかしな国になってしまった

新月の願望は
日本人が自分の国を誇りに思うようになること

そうだな
それと後三キロ体重を落としたいな
よろしくよろしく
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

帯が追いつかない

2017年05月24日 13時57分32秒 | 日記
春から初夏のにかけての帯の柄
つまり
あやめや杜若
牡丹や薔薇、ゆり
あっという間に花が咲き
うっかりすると帯の出番がなくなる

今年もついに藤の帯を締める暇がなかった
藤は思いがけず早咲で
友人はフジの花の着物を作って10年手を通してないと嘆く

ふと見ると今に自分の年には派手なのかと相談があり
「かまやしない着なさいよ」
と煽ったら
なんとたたんだままにしていたので糸が弱りほつれてしまったそうだ

「絹は生きている空気に当てて呼吸をさせないとだめね」
こういうこと失敗の体験があってかしこくなっていく

季節を追うのも考えものかなと最近感じるが
やはり着物を着る醍醐味は季節を着ることにある
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする