チャコちゃん先生のつれづれ日記

きものエッセイスト 中谷比佐子の私的日記

明治天皇100年式年祭

2012年07月31日 09時20分08秒 | 日記
明治天皇がお隠れになってちょうど昨日が100年目だった
明治45年(1912年)7月30日 61才(満59才)
14才で122代目の日本国の天皇陛下におなりになって45年の在位

京都では未だに「天子様は江戸に逗留中」という解釈
本来は京都の御所が住処だと未だに思っている人が多いという

今日から江戸に下がるという言葉も使う
東京という言葉は京都の東という意味だと京都の方に教わった
京都人は並々ならぬ誇りが有り
「天子様の留守を預かっている」という感覚である

東京は田舎者と決めつけられたこともある

其れはともかく
昨日は明治神宮が輝いていた
サチコさんとチャコちゃん先生は明治神宮にとてもなじんでいて
20年来月に一度は誘い合わせて早朝散歩をしているが
年の初め100年式年祭があると云うことで
明治天皇の絵物語がパネルで正参道に長く長く設置されていた

其れを一枚一枚眺め説明をしっかり読んで歩くと30分はかかるが
江戸から明治に至る歴史
また日露戦争や日清戦争における明治天皇のお気持ちなどが
よく分かる

江戸から明治の改革の嵐が勉強不足のチャコちゃん先生にもよく分かる
それぞれの立場の要人たちは
開国するにしろ
旧来の日本にしておきたい人たちにしろ
みんな命を賭けて真剣に取り組んだ様子が手に取るように分かる

ついつい今の要人たちの人間性と器量を比較したくもなってくる

明治天皇はもちろん開国派の王政復古を望んだのだが
そのためには諸外国の文化を緊急に取り入れることが必要と思い
衣食住の日常の外国模倣から始められたようだ

チャコちゃん先生はむかし
明治天皇がきもの文化をないがしろになさったと思っていたのだが
日本の文化を否定したのではなく
まして拒絶したのでもなく
とにかく進歩していると信じた西欧の文化をとにかく身に着けることから
日本が開国をしたということを諸外国に知らせる必要があったのだと理解できる。いまは

それにしても明治神宮は居心地がいい
大正4年から始まった各県からの献木が
いまは根付いて親木になり参拝者を憩わせてくれる

今はもう誰も口にしない
和魂洋才をもとめて日本づくりをしたことがわかる

今度は11月3日明治天皇生誕の日にぜひ明治神宮へ

明治維新と今の改革はどこかで似ているかもしれないと思う
静かなデモとええじゃないかの踊は通じているような
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商品説明

2012年07月30日 10時47分31秒 | 日記
庭用のホースが壊れて新しいのに代えた
部品とその付け方が図で詳しく解説しているのだが
これが全く理解できないチャコちゃん先生

出張で留守にしていたのとここのところの猛暑で
スカイガーデンの植物がなんとなんとみんな頭をたれている
早く水を与えないとと気がせくのだが
解説書の理解が出来ず図の順序に添って組み立てたが
いざ水道の蛇口をひねると上に勢いよく噴出して顔にかかる

私は欠損品をかわされた!
とアノトキの店員の顔を思い浮かべる

植物は待ってはくれないこのままだと全員討ち死にだ
ああ

そうだ事務所のK氏にたのもう
夜勤明けで帰宅するk氏をとっ捕まえ
「おねがいおねがい」

「これを上にきゅっとあげると良いんですよ」
「えっそれだけ?」
「蛇口ひねってみて下さい」
「ああ大丈夫上に水が上がってこない」

組み立てはばっちりだったのだが
蛇口の下につく輪っかを上に押し上げて固定するという作業が抜けていた
其れが説明の中で抜けていたのだ!
イヤよく見ると矢印が示している

基本的に説明書を見ただけでうわずって
「絶対理解できない」
と自分に暗示を掛けてしまう
「大丈夫だ」
と言う暗示を掛けたことが無い
それくらい説明書を読むのが苦手なのだ

説明書はチャコちゃん先生のように理解できない人にも
分かるように書いてもらえないのだろうか
どんな説明書でも今のところ理解でき無いと決め込んでいる
手が動かないのは気持ちが否定しているからーー

重傷だよ

おかげで植物は生き返った




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浴衣カップル

2012年07月29日 08時57分42秒 | 日記
花火には浴衣が決まりものか
昨日も電車の中は浴衣姿の若いカップルで賑わっていた
ちょっと前までは
女の子だけが浴衣で相手はジーンズにTシャツと言う決まりスタイルだったが
今年は双方ともに浴衣

どうも女の子がリードしているらしく
電車から降りるとき男の子の襟元をチョット直したりしている
日本人の遺伝子なのかなと思ってみる

きものを着るとだいたい女の方が男の世話を焼く
その姿はほほえましい
決して逆は無い

父と母もそうであったが
私たちも何回か仲人をしたとき
ついつい襟元とか羽織紐に手が行っていた

急にお母さんになってしまう
面白い

いつも家で威張っているご主人も
奥様とお茶席に座ったときなど夫人がこまごま気を遣っている
こう言う姿はきものでしか見ることが出来ない

気に掛けながら一歩下がって歩きいつも控えている感じを見せる
そうすると女も美しく見える

洋服だと一緒に腕を組んで歩調を合わせて歩く

浴衣のカップルも女の子の方が少し控えめで居ながら
それでいて心砕いている風情が見える
だから此方の見る方もほほえましく見てしまう

通常だったら絶対手を繋いで歩くカップルであろうに
女の方が少し遅れて相手の袂を握るようにして歩いている

そこへいくと女の子同士のグループは全く違う
今はやりの大きなリボンを頭に付けしかも帯にまでレース
ほとんどコスプレの世界だ
浴衣姿のほんのりとした色気など皆無
其れを求めようとする方が無理だと悟る
彼女たちは自分だけの世界に居るのだもの
自分が自分を気に入っていればしれでいい
他人はこの世に居ない

浴衣は男にも着せた方が良いとつくづく思った


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ええじゃないか

2012年07月28日 12時23分51秒 | 日記
祭りは人の心を高ぶらせる
オリンピックの入場式はいつの時代もその国の意気込みが現れ
またその国の文化が見て取れて興味が尽きない

あれを見ながら
明治維新の「おかげ参り」を連想
おかげ参りは60年に一度伊勢神宮へお参りをする風習を誰かが始めた
江戸時代だ

当時の人口3200万人参拝者は500万人
江戸から片道15日かかっての参拝に人口の6人に一人が行っていたことになる
それくらい盛んなおかげ参り

それを仕掛けた人が1867年8月にしかけ
「ええじゃあないか」の大狂乱
しかしおかげ参りから37年しかたっていなかったし
しかもその年の12がつ、王政復古がなされると急に静かになったので
いまでは誰かが政府を倒すためのひっさくに使ったという認識だ

当時の記録を見ると
「ええじゃあないかええじゃあないか」と踊っている人の頭の上から
小判が降ってきたり
人の家に踊りながら入り
「もらってもええじゃあないか」とその家の宝を持ち出すと
「くれてやってもええじゃあないか」とおおじる
男が女に化けたり
今でいうコスプレで大騒ぎ
そうやって時代をいつの間にか変えてしまった庶民

毎週金曜日官邸でのデモも
「ええじゃないあか」
と踊りながら官邸から首相を担ぎだして歌いながら意見をしていく
そういう事を毎週繰り返すと
面白く変わっていくんだろうなあ
とロンドンオリンピックの映像を見ながら考えていた

浴衣着て阿波踊りや東京音頭
歌詞をかえて踊りまくるというのも手かなーーーと

踊っている人の頭へ内閣総辞職、解散などの日程が下りてきたり
内閣機密費がバラまかれたり
問題の大臣が神輿のように担がれて落とされたり
「ええじゃあないかええじゃあないか」

まつり好きの日本人にしかできない国つくり
「ええじゃあないかええじゃあないか」

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いじめ

2012年07月27日 11時21分38秒 | 日記
ここのところこの話題一色「いじめ」
加害者は人にとても興味があるのでは無いかと思う
気になる自分流に動かない人を気にする
旨く会話が出来ないのでいじめる

いじめられる方に問題がある
と言うことを識者が仰って居るが
加害者は問題のある児をいじめるのでは無く
自分と気の合わない児
それでいて自分と気を合わせてほしい児をいじめる傾向にあると思う

いつの時代もいじめはあるし
その対応策も当てはまらない
それは常に「ひと」が中心だからと思う

其れには家族の中でもっと人間としてのつきあい方の基本を学び合う必要がありそうだ
兄弟が少なく兄弟けんかは経験が無い
そうするとチョットした言葉にも傷つく
取っ組み合いのけんかをしていれば
少々のことにはびくともしない

友人の所に三人の男の子が居てある日お邪魔しているとき
三人の組んずほぐれつの大げんかが始まった
ガラスは割れる机は音を立てて倒れる
「うわーー」
恐れおののいている私を尻目に彼女は平然とコーヒーを入れている

「大丈夫すぐ鎮まるから」
4を見計らって母の一喝!
今度は仲良く片付けが始まり窓ガラスの損失を3人のお小遣いから徴収して
3人ともつきものがとれたように清々した顔をして
母の入れたコーヒーを飲んでいる
チャコちゃん先生にはチョット決まり悪い顔してーー

女だけの姉妹も同じ、けんかは栄養
双子の姉妹を育てている友人
「今思春期だからもう毎日けんか」
「止にはいるの」
「ぜんぜん夕べも始まったけど私はアイロン掛けながらうるさいなあと思っていただけ」
そのうちどちらかが泣き出し母親に仲裁を求めてくる
ここが男の兄弟と違う

女の子はどこかで母親に甘えているのだなと思う
「自分たちで解決なさい」
ほっておくと眠気には勝てなくてどちらかが寝てしまい朝を迎える

食事の場ではふたりとももう普通に話をしている
「二人ともごあいさつは?」
「昨夜はお騒がせしましたすみません」
と二人ともにぺこりと頭を下げて学校に出かける

やはり家庭でもっと発散させることが必要だとつくづく思う
其れには母親の肚が座っていないとダメ

とチャコちゃん先生は思う

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ねえあなたチャコちゃん先生?

2012年07月26日 09時42分09秒 | 日記
「ナカタニさんブログかいている?」
「はい」
「チャコちゃん先生の日記というのがそう?」
「ええお読みになって下さったんですか?」
「中谷とあって同じ人かなと思ってーー」

バレエ教室の先輩がにこにこ笑いながら話しかけてくる

「やっぱりそうなのね何の先生なの?」

ヘタッピーの私のバレエ姿を見ていると
先生と言う名のイメージとはなかなかすりあわない
だからこそ良いのだと思う

「先生」と呼ばれ続けているといつのまにかそういう顔になってくる
態度も先生らしくなってしまう
其れがイヤで「先生」と呼ばないで
と若いとき「先生」と云われるたび、ナカタニですとかヒサコです
なんて言い換えていたのだが
ある日

「相手の名前を忘れたとき先生というのが一番妥当なんだ」
と言う言葉を発している人をみて
「先生」というのは必ずしも尊敬語では無いのだとわかり
少し気が楽になったことがある

確かに名字で呼ぶのも名前で呼ぶのも何かはばかられ
そのとき一番云い呼び名が「先生」だ

セキドも「センセイ」が直らず人前でも呼ぶので
其れには辟易しているが
「其れも癖で一つの名前ですから」
と云われてみると変に納得してしまう

チャコちゃんセンセイとヤッタのは物の弾み、ごろがいいかなと言う程度
いつもあまり考えていない
つまり「センセイ」という呼び方に照れを表したのかもしれない

学校の先生
お医者様
国会議員や地方議員
弁護士
講師
指導者
こう言う方は先生と自然に呼ばれて当たり前の顔が出来る

日本の言葉の中で便利な言葉の一つかもしれない

でも「チャコちゃん先生」この呼び名は気に入っている
中谷比佐子と別人格になるところがいい

大人になって声楽を始めたのも老の時期からバレエをはじめたのも
下っ端からの出発で先生臭さを外したいと思ったから
其れはある程度成功していると思っている
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老について

2012年07月25日 14時55分57秒 | 日記
今年は「イチローさん」たちは変革の年なのでしょうかね
小沢一郎・鈴木一郎

さて大リーグ情報に詳しい友人によると
イチローさんは今年でマリナーとの契約が切れるのだという
契約更新をする前にイチローが打って出た手が
ヤンキースへの移籍いやトレード

記者会見でも云っていたように
「若いチームになってきたのに自分が居てよいのだろうか」
明日のチームの姿を想像してみると自分の姿がそこには無いのではないか

其れだったら日本に帰る野球をやめるなどの選択肢がある
しかしイチローはさらなる上の階段を上がってみようとお決意をした
「老」というものを誰よりも感じている

スポーツ選手の寿命は短い
世の中は38才から伸びていくがスポーツの世界はそのあたりの年が
現役の交差点
そこでどの道を取るかは本人の生き方次第だ

老を受け入れながら
その老をきちんと把握しながら
これからの人生の道を自分で決めていく
イチローの中にはどんな繪が描かれているのだろうか

50才を迎えた友人が
「ショック50年も生きていてこの程度なのか」
からだはどうしても若い人より劣ってきた
「其れを受け入れなければならない年代が50才なのか」
運動の選手は肉体的な老を誰よりも早く感じる
だから自分の人生設計を描きやすいのではないか
そういう意味では一般人の方が老をなかなか自分のものに出来ないように思う

老いを忘れ若々しく生きようという風潮がある
しかしチャコちゃん先生は老は老
人葉必ず老いる
どう老いるかの絵を自分で描るひとが老いない

二人のイチローは其れが出来ている

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イチローの記者会見

2012年07月24日 10時07分25秒 | 日記
今朝8時イチローの記者会見を見た
マイナーズからヤンキーにトレードされたという
その記者会見の中
まずいままでのフアンに挨拶し
そのとき言葉を詰まらせ、目にはうっすら涙も浮かびー

世代交代に道を譲る
そして自分も新天地でもう一度挑戦
その姿が凜として美しい

アメリカのおもしろさは
同じ記者会見の場で前半はマイナーズの関係者
後半はヤンキーの関係者に囲まれての会見

イチローはいつも英語の質問に日本語で答える
今日もその姿勢を崩していなかった
日本人であることをいつも意識して国際的に生きている
そこがイチローのすばらしさだと思う

日本人として日本国に生まれたこと
其れを誇りに思っていなければこう言う大切なときに
母国語は使わない

秋の森林を思い出した
誇っていた葉が地上に落ち其れがまた再生に繋がっていく自然の循環
イチローはいま
新たな自分を体験しそこで刺激を受けながら
また大きく成長していくのだと思う

堂々としていながらいつも誰にもこびない姿勢
自分の行く道がはっきりと決まっている人の腹の据わった受け答え
日本人の誇り

チャコちゃん先生はいままで二人の有名人のサインをいただいている
一人はイチロー
もう一人はやわらちゃん

今日はイチローのサインをお見せしましょう
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一人百姓

2012年07月23日 11時03分03秒 | 日記
松宮隆さんが昨年9月に軽井沢に引っ越して
「農業をヤル」
と畑を借りて土作りから一人で始めた
「アートテン」という農法で

土のエネルギーをあげて
そのエネルギーが宇宙のエネルギーと共振し
作物に影響を与えるのだという

話を聞いたときは
「ふーーん」状態

農薬はもちろん化学肥料、水も不要なのだと胸を張る

そしてその作物が6月初旬に届いた
美味しいことこの上なし
幼い頃に食べた野菜の味であった

土の整理が終わったとき一度見学に行ったが
周囲は農薬農家ばかり
「大丈夫なの?」
たとえ彼の畑が農薬や化学肥料を使っていなくても
農薬は1メートルしか離れていない畑でまかれている
風で農薬が撒き散らかされるに決まっている
「たぶん大丈夫」

アメリカで金に金を産ませ大金持ちの生活もしていた人だ
やっていけるのか
と思っていたが
先週の週末社員旅行をかねて彼の畑を見せてもらった

草ボウボウ
しかし確実に野菜はしっかりと育っている
特にレタス小さく重く葉っぱが巻いていて
其れを畑で食べたら美味しいことこの上なし
甘みがあり、水分が清らかで体が喜んでいるのが分かる

「一人でやったの?」
当たり前の事を聞く
ここでとれた野菜を妻の弘実さんが腕によりを掛けて調理をする
「おいっしい、りょうりじょうずね」
「野菜が美味しいからですよ」

隣のキャベツ畑の農家の人が
松宮さんの農法を見て「自分もやりたい」
と言ってきた
道を隔てたイチゴ農家も
「是非自分たちも」
とアートテン農法を勉強し始めたという

何事も結果
結果が良ければ人々は賛同をする
その原因はやはり宇宙との共生なのだとつくづく思った
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聖徳太子の17条憲法

2012年07月21日 08時56分46秒 | 日記
昨夜は「大和古流21代目の当主」友常貴仁さんに
聖徳太子の17条憲法の原文を読み解いていただいた

一条 和を何より大切に諍いを起こさぬことを根本としなさい

二条 三宝を信奉(仏・法・僧)人は甚だしく悪い人はいない

三条 王に謹んで従うー天皇のことだがーー

四条 政府高官や一般官吏は礼の精神を根本に持ちなさい
   人民を治める基本は必ず礼にある
   上が礼法に叶ってないときは必ず世の秩序が乱れる

五条 官吏たちは饗宴や財務の欲望を捨て訴訟を厳正に審査なさい
   賄賂を得ることを常識にすると賄賂をもらって審査し正確を期さない
   裕福な人は罪が軽くなり
   貧乏な人は罪が重くなる

六条 悪を懲らしめ善を勧めるのは古くから良いしきたりである
   こびへつらう者を集めると国家の大きな乱れとなる
   上に立つ者は人民に対する仁徳を持つように  

七条 人にはそれぞれの任務がある
   権限の乱用は良くない
   よこしまな者がその任につけば災いや戦乱が起きる 権限を乱用してはならない

八条 官吏たちは早くから出仕いたし、夕方遅くなって退出しなさい

九条 真心は人の道の根本である。官吏たちは何事にも真心を持って当たるように

十条 心の中の憤りをなくし、他の人が自分と異なったことをしても怒ってはならない
   自分が完璧ではない、人皆凡人なのだ
   相手が怒っていたら筵自分に間違いがあるのでは無いかと考えなさい

十一条 指導的な立場に居る官吏たちは賞罰を適正に明確におこなうこと

十二条 国司・国造は勝手に民衆から税金を取ってはいけない
    人民にとって王だけが主人である(天皇)

十三条 官吏は公務を停滞してはならない

十四条 嫉妬の気持ちを持ってはならない
    聖人・賢者と言われる人がでないと国は治まらない

十五条 私心を捨てて公務に向かう
    私心があると恨みのここrが出て協調が出来なくなる

十六条 春から秋までは人民は農耕、養蚕に精を出す
    食べるもの着るものの生産を怠ってはならない

十七条 上に立つ人は、ものごとは一人で判断してはいけない、論議を尽くすことが必要
    一人で結論を出すと判断をあやまり国が滅びる

以上は簡略にまとめたもの
この憲法は国の指導者に対する憲法、仏教や天皇制のこと以外は今でも充分に役立つし
人間としての根本を解いていると思う

参考までにーーー
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