チャコちゃん先生のつれづれ日記

きものエッセイスト 中谷比佐子の私的日記

着物が繋ぐもの 399

2020年12月31日 14時52分11秒 | 日記

サンキューで今年を閉じたいと思う

コロナのおかげで絹のすごさが分かって、それが科学的にも検証できた

絹を身に付けていると免疫が上がる

この免疫が上がることはチャ子ちゃん先生が見本だ、風邪は引いても一晩で治る、他の病気には一切ならない、なんといってもここ40年医者はおろか薬も飲んでいない。すべて絹のおかげである。

いち早く絹のマスクを作ってほうれい線を薄くする手伝いが出来た

それぞれ家にある着物の裏生地などを使って作る人が多くなり、秋桜舎としては稼ぐことはできなかったが、提案できたことがうれしい

 

いろんな人が着物をもっと普及させようと行動を始めている

そういう動きもコロナのおかげだ

時代はじっとしていない、時代に合わせるのではなく。時代をリードする気概が必要かと思う

それには「基本」というものがる

家を作るのに土台が大切なように、時代を作るのも基本が大事

 

いろんな着物の着方が提唱されているが基本のないものは美しくない

「用の美」つまり日常に使われるものは「美」があって「用」をなす

その「美」はどこから来るかと言えば家庭の「躾」。大人の「忠告」。その大人が今この国には少ない

「大人の女」がいなくなって久しい

だから「基本」が崩れる

 

チャ子ちゃん先生このコロナのおかげで自分自身を深く振り返る時間があった

会社の引っ越しにあたり今までの仕事の整理をした、倉庫に眠っていたたくさんの資料や自分のやってきた内容の切り抜きや仕事の内容を改めて見返したところ、着物の仕事を始めたときから「日本の文化を繋ぎたい」という基本姿勢がぶれていないことが分かった。思ったよりすごい人なんだなチャ子ちゃん先生!

 

かこにもっどるのではなく、先人たちの知恵をきちんと伝えていくのがこの年まで生きた私の役目なのだろうと認識

それでですな、生意気にも「YouTube」を毎日してみようと思いついた

( ̄∇ ̄;)ハッハッハ 母や祖母、またその上の女たちの知恵を私なりに解釈して繋いでいきたい

此れも着物が教えてくれたこと

 

1月4日20時30分からどうぞユチューブに登録してくださいまし

COLORIAM公式チャンネルへ

 

それにしても深く深く自分を見つめ、広く広く世界を見る一年であった

コロナ騒動に感謝

 

皆様一年このブログを読んでいただき心から感謝します

来年もまためげずに続けていきます

皆様の健康を祈り今年のご挨拶にさせていただきます。ありがとうございました

 

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有馬記念

2020年12月27日 08時31分36秒 | 日記

馬は美しい

学生のころ乗馬をやっていた

その当時は表にも出ていけて(車が少ない)土の道も多く馬と共に自然のつく示唆を堪能できた

障害物競走などは上級のことで、チャ子ちゃん先生はただ馬に乗ってそれこそ道草くいながら空をながめながら楽しんでいた。馬は人の心がよくわかり、競争をしたい馬は私を振り落とす

一緒のグループにいた人は長じて時代劇映画の合戦場面などに駆り出されていた

 

生まれながらに競争をさせられる馬を可哀そうだと思い競馬場なには足を運ばなかったが

蚕のことを研究するようになり、農水省の審議員などに選ばれたとき、中央競馬も農水省の管轄である子緒が分かって、「いってみたいな」とつぶやいたら当時の課長さんが早速案内してくれた。それがなんと「有馬記念」

 

フアン投票で選ばれた馬たちがバトックを誇らしげに闊歩してる姿に感動

馬は馬好きが分かるらしく、私の前を通るとききちんと目を合わせてくれる、その中でいっちまいに

「あの子がいいですね」

「本命の馬ですよ」

「ご祝儀あの子にします」

馬券の買い方など詳しく教えていただき、その時の騎手が岡部さんで、それ以降岡部騎手が乗った馬を買い続けた

 

競馬場は怖そうな男たち、あのイギリスの競馬場のような上品さはまるでなく、男たちは殺気立ちギャンブル狂いの集い

幸いロイヤルボックスに案内されたので優雅に観戦できたが、この観客席の落差っていったい何だろう

「女性にもっと来てもらったらいいですね」

「アイデアありますか?」

「女性誌の記者さんたちの声をかけて記事にしてもらったらどうです?」

「春にオークスという牝馬だけのレースがあります」

「それD1ですか?(やっと覚えた言葉)」

「もちろんです牝馬のダービーのようなものです」

「それいいですね、来年ですね」

 

興奮したまままず大内順子さんに電話。この方見た目より乗りやすい

とりあえず競馬場に行ってみたいということで年があけて府中競馬場のレースをご一緒する

中山競馬場とは違う雰囲気で、女性たちが喜びそうだ、ということであっという間に「オークスを楽しむ会」ができた

 

イギリス風に着飾って集まろうということになり、いろんな方がにぎやかに華やかにオークスに集まった。その時も岡部騎手に軍配、みんなに岡部岡部と連呼したチャ子ちゃん先生

 

中央競馬は至れり尽くせりの接待をしてくださり女性たちは大いに楽しんだが、養蚕農家が少なくなり、政府は養蚕農家の援助を打ち切ったときこの会は消えた

 

蚕がまた政府や役人の姿勢を教えてくれた

 

 

 

 

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くよくよする

2020年12月26日 07時46分24秒 | 日記

「ま・いいか!!」と思う楽天的なところと

「ああでもないこうでもない。ああすればよかった。こうすればよかった」とくよくよする癖がある

大きなことでは「ま・いいか」と腹をくくることが出来る人なのだが、小さいことにくよくよする

なんだろうね

 

年賀状のはがきを購入した

計画性がないので頭に浮かんだ枚数を頼んだ、だけどもう少しいるかなと思いさらに50枚をうわ乗せして頼んだ

「余分だったかな?普通のはがきに替えておこうかな?ああー無駄遣いしちゃった」ぐずぐず考えて、ずーーと考えてその余分だと感じる50枚のことが頭から離れない

 

この度は、スタッフの独立のお知らせ、住所変更のご案内もありいいんじゃあないの?と慰める

そして印刷所に依頼に行った(いつもは手書きで印刷をすることは何十年もなかった)

「持ち込みはがきは一枚5円いただきます」

「えっなぜ?」

「そういいうことになっているんです。案内にもそのことは明記しています」

「見ていませんでした。知りませんでしたわ」

えええーと一気に不愉快になる(自分の不注意は棚に上げる)

郵便局はとなり、返してこようと思った。購入したばかりだもの、でもかっこ悪いな断られたらいやだしなあーーぐずぐず(こういう時勇気がない、いいわとかぶってしまう、日本人的うわー。この性格の為いろんな失敗をしている。お金持ちになれないのはこの性格だ、これを正さなければいけないのだ)

「どうなさいます?」

「ああお願いします仕方ありません」(ああー進化できないねえ―せっかく進化するチャンスもらったのに、ああーあ)

 

それでも上乗せした50枚は印刷せずに持ち帰る

ぐずぐず、くよくよしないようにするには、事を起こす前にしっかりと、何のために何をするのかをきちんと計画することがが大事。そういえば幼少のころから「私がかぶればいい、私が我慢すれば波風たたぬ」と思ってきたことを思い出した。いい人演じるのはこれを最後にしよう

いい人演じるとくよくよぐずぐずするんだなと腑に落ちた

 

あの余分な買い物は郵便局の売り上げに寄与したんだわ

持ち込み料のお金は印刷屋さんの売り上げに協力したのよね、えらいじゃあないの(おめでたい性格)

 

それにしてもあのトランプ大統領をごらんよ!

偽ニュースを信じている人たちに忌み嫌われているけど、己の使命、世界規模の自由を獲得するという信念をもって行動をしている。嫌われることを恐れていては、ほんとうの使命は果たせない

彼は神に対していい人をしているので堂々とできる

 

見習おうっと

 

 

 

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本当の歴史が見えてきた

2020年12月22日 15時21分42秒 | 日記

今回のアメリカ大統領の選挙はただ一国の首長を決めるという単純なものではないのね

私達は長いこと「見ざる言わざる聞かざる」の状態にあったことが明るみに出ている

歴史を語れない国は亡びるという言葉を聞いたことが在るが

私たちの国の歴史はあの敗戦のときから隠されてしまったようだ

九州の田舎育ちのチャ子ちゃん先生は、日教組が力を持つまでに時間差があり、幸いきちんとした日本の歴史を学ぶことが出来た。それと同じように日本の社会も、日本の霊魂も学べた

 

当時の若き学生たちが、マルクスやレーニンを学ばざる者学徒と言えない風潮の中、わが兄はマルクス主義にかぶれ、父との確執が父が亡くなるまで続いた

そう

それだけ当時の青年を虜にしたマルクスレーニンの思想が、今剥がれ落ちていく

世界史も日本史もその時の権力者によって簡単に書き換えられていったことが今晒されている

今この時代の大変革を目の当たりに見て、押しつぶし消そうとした過去の歴史を垣間見た者としては、すべてに納得がいく毎日でもある

ありがたいことに

正しい歴史を教えてくれたのは「きもの」だ

着物に全く興味のなかった者が着物が導く扉を一つずつ開けて行ったら、本当の日本の歴史、世界の歴史に出会い、それを検証しようとしていたら、かの国の大統領たちが同じ動きをしていることが分かった

 

目隠しをされていたのが1000年は続いている。いえもっとかもしれない

何のために目隠しをされたのかその理由も大統領選を見ていると自然にわかる

私達はすごい時代の生き証人だ

 

現実世界の(三次元世界)の頂点にいる人たちの、勇気の無さ、自分で責任をとれないおこちゃま、快楽を望み、美酒に酔い、その姿を晒されておびえる人達の群れ、金銭欲、色欲、出世欲、権力欲こういう人達のなんと多いこと、このような人たちがあの国も、この国も、わが日本にも君臨している

その姿がだれの目にも明らかになりつつある

だからこそ自分自身の生き方をきちんとしなければと思う

自分にしっかりとした「軸」を持つことが一番今必要だと感じる

 

すごい世の中だぜ

どちらの世界に行くかの瀬戸際、地球始まって以来の大掃除が始まっているんだもの。掃き捨てられないように「自分でいる」ということだろうか

冬至から小寒(一月6日)までの間に大掃除をして清き心で過ごしたいと思う。これって本来の日本人の良き習慣だよね

 

 

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着物が繋ぐもの 398

2020年12月21日 09時36分01秒 | 日記

昨日は恒例の「比佐子つれづれクリスマスパーテイ―23回目」を決行

そう決行という感じだ!

当初は40人の参加予定者がいらして、東京都の知事が東京コロナ感染者の数字を挙げていくたびに、、お一人減りお二人三人ーーーとキャンセルが続き、最終は25人、遠くは大阪お二人、長野おひとりそれぞれ思いのあるお着物姿でご参加

 

チャ子ちゃん先生自身が「コロナは仕組まれた菌、しかも絹のたんぱく質に弱い、更に免疫力のある日本人はかかりにくい」と何人かの科学者や医者との取材の中で認知しているので、巷に言われるほど怖がっていない

更にこのコロナ怖いはワクチン接種に最終目標があることを知っているので、コロナ騒動は冷静に受け止めている

しかし世の中の90%以上の方は報道を鵜呑みにいしてらっしゃるので、やはり気を付けなければならないとは思っている

 

こういう社会事情の中でパーテイを開催するのはどうかと随分考えた

開催のきっかけは

ジュネーブでバイオリン奏者として活躍中の佐川知子さんの一言

95歳のおばさま、更には92歳のお母さま、このお二人の様子が気にかかり里帰りをなさった、関空で2週間留め置かれやっとお二人にお会いできたのもつかの間、でも一時は容態が厳しかったけど、少し落ち着いている姿を見て安心なさったという

 

東京近郊に住むご子息に会うため上京するという「その時数人でもいいのでナカタニさんのお宅でバイオリンをお聞かせしたい」とおっしゃる

ピアノは10年前に処分しかも狭い部屋に引っ越しているーーー

そうだ!パーテイ―を開こう!

 

佐川知子さんとはFBで友達になり、着物のことあれこれ話し合っている仲、しかもチャ子ちゃん先生主催のzoomに現地時間早朝早起きして参加してくださっている

着物美の本質を求めていらして、西洋の女性の生き方と日本の女性との比較論いつも興味をもって聞かせていただいている。日本への望郷の思いはいつも着物を通してで、それはお育ちの家庭環境の中で生まれているのだと理解できる。明治大正に生きた日本の女たちは一本筋が通り、大人の女として美しい。その姿を知子さんは日本女性の原点として感じていらっしゃる

 

「そうだ!知子さんに振り袖を着ていただき、洋と和の調和を持ったレストランでパーテイを開こう」

レストランもコロナの影響で経営が厳しい、そこも助けられればこんなうれしいことはない

知子さんも、レストランも、そして集まったつれづれのお仲間も、今この時代だからこそみんなで楽しんで少しでも豊かな思い出を作り上げたい。そんな思いが昨日は華やかに花開き、いいパーテイが出来た

 

集まった方々は清き会費とともに楽しく過ごした時間の共有で社会貢献をしていただいたと感謝

そういう時着物の集まりは優雅でたおやかで愛に満ち、みんなの心が落ち着いていて、着物のすばらしさを再認識

皆さんありがとう

 

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着物が繋ぐもの 397

2020年12月18日 10時58分40秒 | 日記

自分の色を知る

色の心理学でたくさんの方法で自分の色を知るという講座がある

好きと、似合う、とその人を健康にする色とはどうも違うらしい

と気が付いたのは、一年365日着物を着続け始めた30代だった

そしてまた年齢とともに自分の色が変わってきた

 

色を顔に当てほうれい線が薄くなるという経験をしたのが「松尾恵理子」さんが提唱した「いぶき」というカラー診断

もともと松尾先生は「カラーリスト」として大活躍をされていた

アメリカからきた色には四季があるという主張の方法だが日本で初めてその試験にパスした3人のうちの一人

 

しかしその方法では飽き足らず、独自で研究心模様も色に関係あると「マインドカラー」を打ち立てた

それでも何か違うということで「呼吸と色」つまり自分自身が出す波動と粒子これが色と感知し合うというところまで研究が進み「いぶき」と名付けられた

 

それを学んだチャ子ちゃん先生、色の中で最も納得した色選びでもあった

特に着物は全身に色をまとうので似合うとか好きとかのレベルをはるかに超えた色選びが必要になってくる

そして勉強の結果「カラースイッチ」という名目で「いぶき」を繋いでいくことが許可されて25年

 

カラースイッチで選んだ着物を着ているだけで健康になり、また愛と光を放つようになってくる

それが分かっていたのだ、講義をすることもなくやっと昨今その重要性を感じ、講義を始めた

最終判断が呼吸であり、それは自分自身で納得しなくては意味がないので「からおけ」に行ってその人の歌い方で、それを聞いたみんなで判断する

本人が自分で納得するまで続けるので結構時間がかかる

 

ことし「彩・色いろ」というタイトルで色の話を進め、最終前と本当の最後がこのカラースイッチ

年が明けて最後のカラオケで呼吸と色の講座が終わる

 

自分のことは自分が一番わからない

それが色によって自分の考え方や過ごし方、人との接触などの癖が分かりなかなか興味深い

自然の中の色をしっかり観察することによって自分自身の性癖が理解できるというのもなかなか深いものがある

松尾先生はすごい仕事をなさったと深く尊敬する

 

ウオームとクリアに二つのタイプ、其れをさらに六つに分けていく

 

わが先人たちは着物の地色に東と西を分けたのもその土地の持つ色の在り方が中心になっている

色の使い方が本能的にわかっていた先人たちの知恵にもっと学ぶ必要があるとつくづく思う

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着物が繋ぐもの 396

2020年12月15日 11時12分59秒 | 日記

神の衣は人

一二三神事にそう書かれている

衣はくるむもの、くるむとはまつわるもの、まつわる相手を神と思った古代の人たちが「まつり」を考えた

衣についていつも考える

日本には八枚の布を繋ぎ合わせた着物が出来た、その意味を常に考える

着るときも、たたむときも、しまうときも

八方を収めるこの衣、神の衣として日本の先人たちは考えたのではないかと思う

 

人が清潔できちんとした衣を身にまとうならば、「神の衣が人」と言われてもいい。人自身が清らかにそして素直な心を持っていなければ、神の衣にはなれない

一般的に言われている「魂を磨く」ということはそういうことなのかと思う

自分自身が神の衣になっているかどうか、そこに日々の焦点を当てれば、おのずと暮らし方の基本が出来る

 

着物を愛するチャ子ちゃん先生はいつも、この世にこの日本の着物がどうしれ出来たかを考える

寒さをしのぐだけでない

暑さを防ぐだけでない

どうして先人たちが色や柄に心を砕いたのか

素材の一つ一つに心を込めたのか

作り上げる工程は常に自然からの教えが多い

 

そこを考えると人の衣は神、神の衣は人なのかなあーーーと得心する

 

石油繊維の衣類をぼつぼつ卒業したいね

自然素材の神の贈り物を大切に考えれば、それこそごく自然に、自分を大切にする心と、生きとし生けるものの命を大事にする心が芽生える

 

もう間もなくみんなが幸せになる日々がやってくる、その日々のために楽しさを心待ちしよう

イイ時節になった 時が過ぎて種をまいても花は咲かない

今この時節に自分の種をまくと、きっと華やかな花が咲く

それには「真実」を見る目も必要

 

 

 

 

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着物が繋ぐもの 395

2020年12月14日 15時59分20秒 | 日記

着物のことをチャ子ちゃん先生のところで学んだ人が次々とユ―チューブで着物の発信を始めた

山縣かほりさん。約30年前に出会い、「中谷比佐子の着物組」というムックを朝日新聞社から出版

その時の編集のまとめ役として編集長を任命、素晴らしい頭の切れで一冊をまとめてくれた

出会いは目黒にある美容院のうけっつけをしていて、そのてきぱきとした優しい応対に感心していた

もともとは自分の会社を持ち宝石の仕事をしていたらしい。経家者でないと気づかないことに心配りがあり、とても居心地の良い店になっていた。そのためやんごとなきひと人も紹介したりしていた

しかいし

何かもっと自分に合う仕事をしたいと探していて、「着物の仕事をしてみないか」と誘ってみた

当時はいろんな雑誌の仕事をしていたので、経営者感覚で動ける人が欲しかった

かほりさんは頭がいいのとお育ちがいいので、着物業界の方々にとてもとても気に入られた

 

ムックはあらゆる着物の種類を解説するし、着物と帯の組み合わせ、それをどこに着ていくのか、どういう着方をするのか、そのようなことを追求いsて行くので、一冊編集に携わると「着物研究家」になっていく。もちろん着付けもヘアメイク学んでいく

 

本が出来上がり早速ヘッドハンチングされてかほりさんは着物の世界に入っていった

彼女らしい企画は「着物を着て歌舞伎を見る会」を立ち上げたこと

日本中から歌舞伎好き、着物好きの女性が毎月集まり、それに応じてかほりさんも毎日着物を着るようになり、365日27年間着物を着続けている

中々できることではない。今度はその27年間の着物との生活のあれこれをユーチューブでお話しするそうだ。ぜひ見え挙げてほしい

 

もう一人は片岡貴子さん

チャ子ちゃん先生のところに現れたのは、今から15年前

「妊娠したら着物を着て出産したいと思い着物の着付けをそわっりにきました」

「結婚してらっしゃるの?」

「いえまだです。恋人もまだいません」

ちうような会話をしながらも二人の共通の趣味「カープガール」盛り上がりながら勉強

 

そしてついに愛しい人を見つけるやすぐに妊娠、予定通り着物を着て出産までの日を迎えた

貴子さんも先日「妊産婦と着物」というテーマでユーチューブデビュー

胎児心理学や絹の効用、着物が包む妊産婦への愛などのテーマに沿って勉強も続けていて、お母さんたちを健康に、ここ豊かに妊娠中を過ごしてほしいおいう思いだ

 

着物の力はすごいと思う

着物に出会ったことで人生が豊かになっていく

皆様ぜひ応援してくださいな  https://www.youtube.com/channel/UCRYweiP8uasapbTaQy-taw

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赤穂浪士シーズン

2020年12月13日 11時07分14秒 | 日記

ぼつぼつ討ち入りの日

成功に導くまでどれだけの歳月、知恵、お金そして何より「人を信じる心」が試されたか

この時代を一緒に生きていないので、史実と物語で伺うしかないが

討ち入りが成功した! という結果ではなくその道のりの人々の動きの方に興味がわく

目的達成のための綿密な計画と、強い意志、そして高い志、自分の使命

 

今その討ち入りのようなことがアメリカでなされている

単なる大統領選ではなく、そこからから派生する様々な世界の動き、そして今まで生きてきた自分自身の身の回りでの出来事の意味などが晒されて、納得させられている

人の欲望の強さは聖書の創世期から続いているということも

そして翻って日本を見るとどうも天武天皇・持統天皇の時代からいろんなことが統制されているようなーーー

人間の生き方の根本から正されていくのがこの大統領選のよう

 

赤穂浪士がそうであったように疑心暗鬼に落ちいって離脱していく人もいるだろう。命を落とす人もいる

しかし

目的が人間の幸せのためにあるとしたらすべては結果オーライとなるであろう

そういう宇宙波動になっている気がする

 

人間の幸せって何だろう?私の幸せは?あなたの幸せは?世の中の幸せは?世界の幸せは?動植物たちの幸せは?食物の幸せは?と考えさせられる日々でもある

 

あちらの国の大内内蔵助は「トラさん」が担っている

情報によるとなんと彼が20代のころから、「アメリカ建国精神」のために身をささげたいと思っていたのだそうな

大石内蔵助より長い年月かけてこの日のためにトラさんは準備をしていたことになる

 

さて

パワハラを繰り返したといわれる吉良上野介は朝廷や幕府や臣民に儀礼作法を教える家柄で、愛知県吉良町で取材をしたことが在るが、その土地では治水事業などを行い名君として愛されていた

結局は公平な処置を怠った幕府の責任が赤穂浪士を産んだことになるのだが、情報は常に一方的に流されているので、自分の直感で真実の情報を取りにいかないと、この時代を見間違う結果になっていく

 

直観を磨くのは自然をよく見ることだとチャ子ちゃん先生はおもう。それと自然素材の布を身にまとうこと。そうすると真実を宇宙がきちんと教えてくれる。

 

 

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着物が繋ぐもの 394

2020年12月09日 11時06分00秒 | 日記

チャ子ちゃん先生は八掛に凝る

表に柄の多いものはあまり着ない

紬や江戸小紋、織の縞、お召類を着ることが多いので自然と裏に凝るようになった

基本的に体が細いし、顔も小さい。そうすると大きな柄の着物を着るとまるで七五三

上記のような着物を着ると、八掛と帯に工夫を強いられる

 

若い時

着物のことを本当に理解するのは自分が365日毎日着物を着て過ごす必要がある。そうしないと着物のことは分からない

そうして肩ひじ張って20年間365日着物を着続けた

着物の方もその意気込みが嬉しかったのか、いろんな扉を用意して多くのことを学ばせてくれた

 

着物を着て撮影現場に行くというのが一番勇気がいった

被写体は女優さんだったり美しいモデルさんだったりする、、女優さんの陰口「ナカタニさんはちゃらちゃら着物を着てどういうつもり?」しかしまたある時、CMの撮影現場で、陰口が堪えて、女優さんの手前洋服を着て行ったら、その時の監督が「タニヤん着物着てきてもらわんと困るよ、お前さんの着物での動きを参考にしてるんだから」と

そしてまたある時大手広告会社の打ち合わせでは「おい、借金取りに来たんか?」と皮肉られる

そうするとだんだん目立たない地味なきものになっていく

テレヴィにも出ていたが「地味すぎる」とおしかりを受けていた

 

そういう経験の中で八掛と帯に視点、濃紺の結城紬に真っ赤な通し裏をつけてみたり、大小あられの着物に万筋の裏、ぼかしの着物に八掛は秋桜の手描き友禅、地紋起こしの無地の着物にその年の干支をを八掛に、帯は季節の先取り

八掛の楽しさは鎌倉時代のバサラ大名の筋かもしれない

また江戸時代の贅沢禁止令で町人たちが表は木綿を着ているように見せ、裏にしゃれ小紋や春画を持ってきたそういう日本人のお洒落の知恵を真似しているだだけかも。でも楽しい

 

着物を着るということに抵抗を感じている方が多い

多分それは付け下げや訪問着を普段に着ようとしてるからだと思う

日本には昔から冠婚葬祭という礼服を着る場があり、それ以外の服装はそれぞれ趣向を凝らした姿で自由に好きに着る

着物の下にセーターやブラウスというのも明治時代に流行っている

古着は(ビンテージと言えと言われた)寸法が合わないので、面白く着たらいい。しかし基本は自分さえよければではなく、周りに不快感をもたせる下品さは、着ている人も不幸、それが着物の基本的ルールだと思う

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