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「中央区を、子育て日本一の区へ」こども元気クリニック・病児保育室  小児科医 小坂和輝のblog

感染を制御しつつ、子ども達の学び・育ちの環境づくりをして行きましょう!病児保育も鋭意実施中。子ども達に健康への気づきを。

【危機を超えて(2)】 希望再興のビジョン

2009-01-06 11:06:45 | 国政レベルでなすべきこと
 本日1/6、日経新聞の『経済教室』。作家村上龍氏の論説が掲載されていました。

 「危機を超えて 世界新秩序と日本」という特集の2番目の登場です。

 村上氏は、現状に三つの問題点を指摘した上で、解決策を「短期」と「中長期」の両方の観点から述べています。
 非常に参考になる考え方であるので、まとめを掲載します。

<現状の問題点>
一、危機意識の欠如
 輸出主導の製造業を中心とした日本の国家経済モデルが崩壊するかもしれないが、政府も、メディアも危機意識が欠如している。

一、社会各層の対立と不信の連鎖
 与党と野党、与党内の各グループ、官僚と政治家、内閣と議会、経営と労働、正規社員と非正規社員、富裕層と中間層と貧困層、自治体と中央政府、老年層と若年層、そして国民と国家、さまざまな利害の対立が顕在化し、不信の連鎖が起こりやっかいな悪循環が始まっている。

一、悪循環
 製造業を中心に業績が急速に悪化し、株価が下がり、悲観的になった国民は消費を抑え、内需が落ち込み、雇用が切られ、不動産市場が冷え込んで、倒産が急激に増加し、さらに企業業績が悪化していくという悪循環の中、政治は国民の利益ではなく、与野党、与党内の各グループの利害が優先されて空転し不信がさらに増幅される。



<解決策>
一、短期的対応;マスメディアによるアナウンスメント
 各層、各組織間の信頼を醸成するための、客観的な情報の提供と事実のアナウンスメント。

村上氏より引用)被害者意識を煽り、問題を矮小化してドラマチックに報道することで、不信の連鎖とシステムの機能不全が起こす悪循環が、逆に隠蔽される。もちろんマスメディアに悪意があるわけではないし、怠慢なのでもない。資本家を強欲な悪役と見なす近代化途上、高度成長時の文脈以外での報道ができないだけだ。(引用終わり


一、中長期的対応;希望を持ちうる将来的なビジョンの構築、すなわち、①「環境」と②「親密で小規模な共同体」の再構築というビジョン
 これらは、高度成長に失われたものでもある。

 とくに、②について、
 昔の大家族制・世間にあった親密さと相互扶助を、スローガンだけで現在の家族・地域社会に再現することは不可能。
 「親密で小規模な共同体」は、戦略とある程度の費用と、若干の法整備が必要で時間も必要である。


以上、
 



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朝は、築地市場から

2009-01-06 07:51:29 | 築地を守る、築地市場現在地再整備
6日朝は、築地市場から始まりました。
素敵な一日を!

驚いたことに、
「築地市場を現在地で守っていきましょう」と言って、
資料を配布して回りましたが、
“100%”受け取ってくださいました。
中には、移転推進の考えの方もいらっしゃって、
そういう方には、きっと突っ返される覚悟はできているのですが、
本日は、そういうことが、1軒もなく、
すべての方が受け取ってくださいました。
95%程度の受け取りを予想していたのに、
それ以上のパーフェクト100%に驚きました。

これが、市場内の民意だと思います。
築地市場の現在地での再整備を、
必ずや実現しなくてはならないと考えます。

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1/5 派遣村 中央区へ ( 受け入れ初日)

2009-01-06 06:34:56 | 社会問題

 中央区の二施設へ、派遣村の方々が、移動となりました。 

 診療を終え、遅くなりましたが、22時過ぎ、その施設の一つへ行きました。
 すでに、施設は施錠され、外からは、何も分かりませんでした。 

 ちょうど、区の職員が出てこられたところでしたので、お聞きすると、区の二施設は、両施設各70名ほどの方が、滞在することになったということでした。  
 先のブログにも書きましたが、滞在している方々の体調管理、医療相談、医療が必要な場合の受診、そのあたりがスムーズに行っているのかどうか、まず、気になるところです。 
 区に確認しましたが、下記、引用新聞記事にもありますように、相談員が配置され対応されることにはなっています。

 厚労相も「派遣法改正案、修正前向き」と1/5の夕刊にはありました。 引き続き、フォローして行きたいと思います。


*****関連記事、朝日新聞より*****
(下線や赤字は、重要箇所に、私が記しました。)

年越し派遣村、都内4施設に移転

2009年1月6日1時28分

写真新しい宿泊所に移り、入所手続きをする元派遣労働者ら=5日午後、東京都中央区、細川卓撮影

 東京・日比谷公園の「年越し派遣村」で年末年始を過ごした約500人のうち286人が5日、「閉村」に伴い、東京都や中央区が用意した施設に移った。1週間、都が食事を提供し、東京労働局は関東圏を中心に約3千人分の寮付きの就職先を紹介する。

 千代田区役所では、派遣村にいた75人が生活保護を申請し、医療機関で診療を受ける必要がある人など10人には即日支給された。ほかの申請者は後日、再び面接を受ける。同区は通常より早い1週間程度で結果を出すという。

 申請した男性(56)は千葉県の建設会社に派遣されていたが、「仕事がない」と告げられ、昨年暮れに寮を出て、路上生活をしていたという。「住まいがほしい。今は次の仕事のメドも立たず、不安でいっぱいだ」と言った。

 中央区が用意した小学校跡の一つに5日夕、約80人がバスで到着した。大きな荷物を両手に、毛布やストーブが用意された体育館に入った。昨年末から派遣村にいたという男性(46)の所持金は65円。「寝る場所ができて助かった。仕事を見つけ、今年こそ普通の年にしたい」と話した。

 各施設には、健康や就労に関する相談員が常駐する。施設の提供は12日までで、都は「自助努力が大前提で、今回は人道的観点からの措置。期限までに仕事と居場所を見つけてほしい」としている

 厚生労働省の調べだけでも、3月までに職を失う非正社員数は8万5千人を上回る見込み。村長を務めた湯浅誠・NPO法人自立生活サポートセンターもやい事務局長は「職と住居を失った人々が緊急的に保護され、生活について総合的に相談できる窓口がある施設を国の責任で作っていく必要がある」と訴えた。

****引用終わり*****

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派遣村へ、 そこは、被災地でした。

2009-01-05 07:28:45 | 社会問題
 2009年、日本は、年越し派遣村で始まったと思います。  

 1/4の夜、日比谷公園の派遣村へ再度行きました。  

 急な解雇で、職や住居を失った方々、約500名が集まっていらっしゃいました。   

 本日1/5から、彼等の引き続きの場所を中央区が提供いたします。(4箇所のうちの2箇所) 厚労省の取り計らい、厚労省からの要請への中央区の迅速な対応に感謝いたします。 
 ただ、このような派遣労働者の解雇で、行き場をなくした人が生じるという根本的な日本の問題があるというこの現実、今後解決に向け、課題は山積みです。
 
 医療ボランティアとして協力を私はできませんでしたが、医療相談の窓口で状況をお伺いしました。 
 1/4は、112名(+α、窓口がもうひとつあるため)の方へ対応され、中には、病状が進行し、病院へ搬送のケースもあったということでした。 
 夜、その場所にいらした医師は、小児科医でした。その方は、派遣村のことを聞きつけ、12/31にボランティアとして駆けつけ、今日までのできる部分の医療を担当されてこられました。不幸中の幸いといいますか、小児の患者さんはいなかったということでした。  

 厚労省が開放した講堂、ここは、所狭しと、おそらく一人一畳程度かと思いますが、隙間もなく、年を越す行き場のない方々で溢れかえった状態でした。なお、女性は、別途、ホテルなどを確保し、別の場所で滞在します。 
 この現実を目の当たりにして、“被災地”の印象を強く受けました。まさに、人が起こした人災の発生現場です。 
 日本のセーフティネットが機能しない現実がそこにはありました。  

 さて、本日1/5から中央区として、彼等の受け入れが始まります。どうか対応をよろしくお願い申し上げます。 
 区議としては、彼等個々のケースによりそい、行政との橋渡しの役が必要になるかもしれません。 
 医師としては、引き続きの医療相談、応急処置が必要になると思います。医師会の有志の先生方と、医療の確保ができればと思っています。医療相談のできる場所の確保からはじめる必要があるかと思っています。 


******関連記事 朝日新聞より引用******

都内4カ所500人分の宿泊場所確保 年越し派遣村

2009年1月4日22時45分

 

写真厚労省講堂の開放期限を翌日に控え、今後の対応のため一堂に集まった元派遣労働者ら=4日午後、東京都千代田区の日比谷公園、遠藤真梨撮影

写真昼食の配給開始30分前には、炊き出しを待つ人の長蛇の列が=4日午前、東京都千代田区の日比谷公園、遠藤真梨撮影

写真厚労省の講堂では、朝礼中にタオルで体をふきながら身支度する男性の姿も=4日午前、東京都・霞が関、遠藤真梨撮影

 「派遣切り」などで仕事と住まいを失った人たちに寝場所と食事を提供する東京・日比谷公園の「年越し派遣村」は4日、昨年12月31日の開村から5日間で500人近い人が入村登録をした。派遣村は仕事始めの5日朝に活動を終えるため、実行委員会が厚生労働省などと調整した結果、5日から12日まで、都内4カ所の公共施設に500人分の宿泊場所を確保することになった。

 開放されるのは中央区の閉校になった小学校2カ所と、練馬区にある都の体育館、大田区にある都の労働者向け一時宿泊施設。4施設にはハローワークによる就労相談や都社会福祉協議会による緊急資金貸し付け相談などの窓口を設ける。期限は12日までの予定だが、実行委員会側は、次の居場所が定まるまでは追い出されないとみている。厚労省から施設の開放を要請された都は、「人道的見地から」の措置だとしている。

 派遣村の入村者のうち、希望者は5日に、日比谷公園や厚労省の講堂から、公共施設に移動する。ボランティアが日比谷公園で行っていた炊き出しも5日朝で終わるため、食事は3食、行政側が弁当を提供する。

 「満額回答。皆さんの声と存在が届いた結果です」。村長の湯浅誠・NPO法人自立生活サポートセンターもやい事務局長が4日夜、新たな宿泊場所について村民に報告すると、集まった人たちから大きな拍手が起こった。

 昨年11月末に山口県内の自動車工場で雇い止めとなり、出身地の東京に戻り仕事を探していた元派遣社員の男性(51)は「とりあえず移る場所ができてよかった。ただ、1週間後のことを考えると安心はできない」と硬い表情を崩さなかった。岡山県の自動車部品工場の派遣契約を中途解除された男性(48)も「みんなが集まっていたから圧力がかかって国も動いたと思う。それがバラバラになると不安もある」と話した。

 4日午後には、民主党の菅直人代表代行や国民新党の亀井久興幹事長、新党大地の鈴木宗男代表ら野党各党の幹部も訪れ、福島瑞穂・社民党首が「これは政治災害であり雇用災害だ」、志位和夫・共産党委員長は「政治の責任で衣食住を確保しなければいけない」などと述べた。

 5日は通常国会が開会するため、入村者らは国会へのデモ行進や、議員会館内での集会で、与野党に派遣切りの実情を訴えて対策を講じるよう求める予定だ。

 派遣村の入村者のうち170人超が生活保護の申請を希望しており、5日から手続きに入る。

 このため、東京都千代田区は5日朝から、同区役所1階の区民ホールに臨時窓口を設け、職員OBも動員して生活保護の申請に訪れる人の相談に応じる。正式決定するまでには2週間程度かかる見込みだという。

*****引用終わり****

コメント (1)
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初笑い

2009-01-04 19:49:53 | 仲間・先生

 初笑いは、このブログでどうぞ。

⇒ http://ameblo.jp/pintalife/


 夏目漱石が、「我輩は猫である」を書いているけど、現代版、夏目漱石、「我輩はフレブル(フレンチブルドッグ)である」って感じです。
 回りまわって、教えてもらったブログですが、主人公ピンタの表情が実に豊かなんです。そして、ピンタは、人間社会をこれまた、よく見ています。

 ご覧になられた方は、応援ポチも、是非。

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元旦の新聞から、2009年を読む。

2009-01-04 10:31:37 | メディア・リテラシー
 その一年を知りたく、元旦の新聞には、たいへん期待して、読むことにしています。新聞社の姿勢もよく現われていて、楽しいです。  

 2007年元旦の朝日新聞には、「ロスト・ジェネレーション」という言葉が、はじめて登場したと、私は記憶しています。(記憶違いでしたら、特に“はじめて”という点が違っていましたら、正してください。) 
 そして、実際、2007年は、「ロスト・ジェネレーション」が一つの足跡を築きだした年となりました。
 その後も、彼等の活躍は続いています。  

 2009年元旦の新聞が、とりあげていた内容、キーワードを挙げてみます。 
 時々、私の小言・ひと言を、(小坂;  )という形で挟んでいます。 特に大事なキーワードは、赤字にしています。

<日本経済新聞>
*一面:「サステナビリティ(持続可能性)」あらため「サバイバリティ(生き残る力)」
*一面:トヨタ、太陽電池車で挑む
*<逆境に克つ>少量販売 道は開く
*<逆境に克つ>「いのちの授業」生きる力を伝える
*<逆境に克つ>スーパーが耕す 野菜畑  “第六次産業”としての農業 一×二×三=六次産業、一次~三次のすべてを入れているからそう呼びます。
*<逆境に克つ>おもてなし 外国人魅了
*<逆境に克つ>福祉再生 住民が立つ /ホームの建設 市民が出資
*<逆境に克つ>少子化対策 火を消すな /育む社会 知恵集める
*<逆境に克つ>まちおこし 原石はある
*<逆境に克つ>知財は宝の山になる
*<逆境に克つ>個人投資家 自分流探し 再始動
(小坂;さすが、“株式投資新聞”だけあって、この特集をはずさないのが日経。しかし、例年あるはずのエコノミストによる株価予想が、本紙にはなかった。)
*<逆境に克つ>内憂外患の政治に風穴/ 変革の声は地方から
*<逆境に克つ>環境技術で温暖化阻止自然エネルギー導入機運
「日本は世界でも五本の指に入るほど豊富な地熱資源を持つ。潜在的には原子力発電所七十基が眠るとされる。」
*<逆境に克つ>日本企業 力解き放て/M&A交渉で有利
*時代を変えた4つの転機 09年の起点を探る
1929年10月「暗黒の木曜日」株価暴落
1969年10月 ネット原型 登場
1989年11月 「ベルリンの壁」崩壊
1999年1月 ユーロ誕生
*社説:賢く時に大胆に、でも基本は市場信ぜよ
*コラム春秋:日本人も、あまり捨てたものじゃない。・・・憂いは多く道は険しいけれど、過去と未来に思いを巡らせばまた新しい景色が見えてくるかもしれない。

<朝日新聞>
*一面:陰るハリウッド
*<明日を見つける>本物勝負 逆風の今
*衆院選 予想される顔ぶれと情勢
小島よしお「ブーム そんなの関係ねえ」
(小坂;正月のバラエティでも、ブームが去ったものの象徴として、笑いをとっていた。彼とは、札幌の雪まつり以来http://blog.goo.ne.jp/kodomogenki/e/cd62dfae353af0588573c014ef17c787であるが、是非、再度、ブレイクするのを期待している。)
*みんなが主役 育て発想力!公園でまちづくり遊び
*子どもの声聞こえてる? 首相になったら何をする?
*私の視点 桂文珍 今年の「笑い」大不況でも力をもらって
*揺れる国際社会/冷戦が終った1989年 変化は始まった
*社説:混迷の中で考える/ 人間主役に大きな絵を
*コラム天声人語「英雄のいない時代は不幸だが、英雄を必要とする時代はもっと不幸だ」の名言が歴史の本質を言い当てる。


<東京新聞>
*一面:「ネットカフェ“難民”」あらため「ネットカフェ“住民”」発生
*農は国の本なり、“第六次産業”としての農業
*2009年衆院選 予想顔ぶれと情勢
*諏訪中央病院名誉院長 鎌田実さん 「幸せへの近道」鎌田氏談「99%までは「自分や家族のために生きても、残る1%を「誰かのために」いきてほしい。」
*北の核強まる脅威
*世界を覆う水不足 水ビジネスに商機 福岡市の日本最大の海水淡水化施設「まみずピア」取材
*社説「人間社会を再構築しよう」 「スウェーデン型社会という解答があるかもしれない。」
*コラム筆洗「お金よりも経験のある人の言葉や知恵を大切にする人、困っている牛を助けるような心やさしい人が、最後には大きな幸せを手に入れる。こんな意味がくみ取れる。今年一年、牛をまねて反すうしたい民話である。」


<読売新聞>
*一面:「生体認証」破り入国 韓国の女 08年4月、青森空港   テロリスト対策に穴
*衆院選 予想立候補者一覧
*天皇、皇后両陛下 ご結婚50年・ご即位20年
*安定雇用を創出 ニューディール計画
*対談小泉今日子・橋本五郎 コンサートの熱気 政治にも
*社説:危機に欠かせぬ機動的対応/政治の態勢立て直しを
*コラム編集手帳:北原白秋「からたちの花」の一節だが、こごえた心が人の優しい気遣いやちょっとしたしぐさに触れて目に露をむすぶ作用は、誰もが経験で知っている
*読売信条 
読売新聞は 責任ある自由を追求する。 
個人の尊厳と基本的人権に基づく人間主義をめざす。 
国際主義に立ち、日本と世界の平和、繁栄に貢献する。 
真実を追求する公正な報道、勇気と責任ある言論により、読者の信頼にこたえる (2000年1月1日制定)
(小坂;わざわざ紙面を割いて、新聞社の姿勢を、初心にかえって出している点を高く評価します。あとは、実行あるのみです!)


<産経新聞>
*一面:冷戦終結から20年「経済グローバル化」危機
*一面:年頭に 論説委員長 皿木喜久 日本人の「流儀」にこそ活路
*裁判員制度 誕生の経緯は?
*団塊男性の地域レビュー 「会社人」脱皮の年
*どう動く今年の株価・為替 
エコノミスト8人が予想日経平均株価 8人中7人が下限を6000円台に設定、最低は6000円。上限は、8500円~最高12000円。 1ドル=80円台で推移。
(小坂;日経新聞でもやっていない特集をよくやったと思う。 
 最低の株価を6500円などというのは、ひく過ぎないだろうか?
 どの個別株価も、これ以上の低い値で買っている人の割合は、少ない状態にある。すなわち、大抵の人は、今の株価より高く買っている。そういう人が、これ以上手放す可能性や動機は、信用取引の自動損切ぐらいである。 
 今、たいていの悪材料は、出尽くしていると思う。手放しもしないし、大きな悪材料もない状態で(中東で戦争が起これば別)、これ以上、下がらないのではないだろうか?7000円は切らないはず。 
 以上、株式投資の専門家でないので、オーソリティのない発言であります。)
*インド 巨象は走り続けるか
*コラム産経抄:「新しき 年の初めの 初春の 今日(けふ)降る雪の いやしけ吉事(よごと)」万葉歌人の大伴家持(おおとものやかもち)が、天平宝字3(759)年の正月の宴で読んだ。・・・「いやしく」とはますます重なるという意味。初春に積もる雪のように、「吉(よ)き事」が重なってほしいというのだ。当時、新年に降る雪は吉兆とされていた。

以上、分析終わり。  

2009年が、どんな年か、何か読めましたでしょうか? 
私なりには、読んだつもりではあります。  
一番印象に残っているのは、「ベルリンの壁崩壊から20年の年」ということです。あと、鎌田実氏の談話。  
未来に地図はありませんが、新聞という羅針盤も使いつつ、2009年を乗り切りたいと思っています。
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派遣村へ

2009-01-03 22:57:46 | 社会問題
できることを、自分たちの手でやっている人たちがいます。
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初夢

2009-01-02 10:12:27 | Weblog
皆さんは、どんな初夢でしたか?

今年二度目の日の出もとっても綺麗でした。
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あけまして、おめでとうございます。~2009年に臨んで~

2009-01-01 10:28:56 | 政策・マニフェスト
あけましておめでとうございます。

 東京は、雲ひとつない青空の快晴で、とても気持ちのいい元旦です。この青空を見上げていますと、澄みきった青空をキャンパスに素敵なデザインをいくつもいくつも描くことができて、この一年がきっとすばらしい一年となることが予感されます。

 旧年中は、様々なご指導、ご意見、そしてご支援をいただきましたことを、心から感謝申し上げます。ありがとうございました。
 本年も、皆様からいただきました様々な貴重な声を、形にしていくように精一杯頑張っていく所存でありますので、ご指導ご鞭撻を賜りますようよろしくお願い申し上げます。

 本年も、皆様そして皆様のご家族、お友達、職場の人、地域の人が健康で、幸せな一年でありますように、お祈り申し上げます。


 
 さて、昨年2008年の年明けにおいて、ここまで世界的な経済と景気の混迷を見る一年になろうとは、微塵だに思いませんでした。
 来年2010年を迎えた時に、同様なコメントは誰もしたくありません。「2008年がどん底だった。」と言えるように、立て直していかねばなりません。
 しかし、ボディブローのように、まだまだ日本経済への悪影響はつづくでしょうし、混迷から脱する妙案、好材料を見出せていないのも事実です。期待できることは、唯一、オバマ大統領のあらたな政策ぐらいでしょうか。
 社会の歪は、社会の弱者に対し、まず表れます。ボディブローは、障がいのある方、がん・難病を抱えた方、一人親世帯、老老介護世帯、非正規雇用者、ネットカフェ難民、ひきこもりなど社会の弱者への生活環境のますますの悪化となって表れてくることを懸念せねばなりません。
 世界経済の好転を待つという他力本願となるのではなく、日本は地道に取りうる手立てを取っていくしかありません。
 一つには、12月末のブログで取り上げました『反貧困』の書物にも書かれているように、日本のセーフティネットの強化です。「雇用」「社会保険」「公的扶助」のネットがきちんと抜け目なく機能するように、変えていかねばなりません。
 民間でいうなれば、自分達での「互助制度」創設、相談事業、生活保護申請付き添い、精神的ケアなど様々な活動を行っている組織・団体・NPOが連携し、自分達ができるささやかではあるかもしれないけれども行動を起こすことです。
 小児科医として私ができることは、クリニックでの一人親病児保育支援事業の充実や無保険の子どもの診療対策があてはまると考えます。
 区議として厳しい日本経済に抗してやらなければならないことは、障がいのある方の雇用の場の創出、障がいのある方のグループホームの増設、零細経営事業者援助対策、区や都の公的扶助のセーフティネットの点検、零細経営事業所でのワークライフバランスを実現可能にする方策の提案などがあたると考えています。
 ただ、このように書いては見たものの、現場を見、現場の声をお聞きし、かつ専門家の皆様のご指導を得ながら具体化していく所存です。

 2009年、厳しい経済状況の中で、まずなすべきことを書きました。
 区政、都政の課題は、それにとどまることなく山積みです。
 築地市場の現在地での再整備実現にあたり、メルクマールの年にもなることでしょう。
 
 ひとりひとりの皆様からいただきました声を、まだまだ微力ではございますが、着実に行政に反映していくことをお約束し、新年のご挨拶と致します。
 本年もどうかよろしくお願い申し上げます。

 あらためまして、皆様にも、素敵な一年となりますように心からお祈り申し上げます。

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