「中央区を、子育て日本一の区へ」こども元気クリニック・病児保育室  小児科医 小坂和輝のblog

感染を制御しつつ、子ども達の学び・育ちの環境づくりをして行きましょう!病児保育も鋭意実施中。子ども達に健康への気づきを。

初笑い

2009-01-04 19:49:53 | 仲間・先生

 初笑いは、このブログでどうぞ。

⇒ http://ameblo.jp/pintalife/


 夏目漱石が、「我輩は猫である」を書いているけど、現代版、夏目漱石、「我輩はフレブル(フレンチブルドッグ)である」って感じです。
 回りまわって、教えてもらったブログですが、主人公ピンタの表情が実に豊かなんです。そして、ピンタは、人間社会をこれまた、よく見ています。

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元旦の新聞から、2009年を読む。

2009-01-04 10:31:37 | メディア・リテラシー
 その一年を知りたく、元旦の新聞には、たいへん期待して、読むことにしています。新聞社の姿勢もよく現われていて、楽しいです。  

 2007年元旦の朝日新聞には、「ロスト・ジェネレーション」という言葉が、はじめて登場したと、私は記憶しています。(記憶違いでしたら、特に“はじめて”という点が違っていましたら、正してください。) 
 そして、実際、2007年は、「ロスト・ジェネレーション」が一つの足跡を築きだした年となりました。
 その後も、彼等の活躍は続いています。  

 2009年元旦の新聞が、とりあげていた内容、キーワードを挙げてみます。 
 時々、私の小言・ひと言を、(小坂;  )という形で挟んでいます。 特に大事なキーワードは、赤字にしています。

<日本経済新聞>
*一面:「サステナビリティ(持続可能性)」あらため「サバイバリティ(生き残る力)」
*一面:トヨタ、太陽電池車で挑む
*<逆境に克つ>少量販売 道は開く
*<逆境に克つ>「いのちの授業」生きる力を伝える
*<逆境に克つ>スーパーが耕す 野菜畑  “第六次産業”としての農業 一×二×三=六次産業、一次~三次のすべてを入れているからそう呼びます。
*<逆境に克つ>おもてなし 外国人魅了
*<逆境に克つ>福祉再生 住民が立つ /ホームの建設 市民が出資
*<逆境に克つ>少子化対策 火を消すな /育む社会 知恵集める
*<逆境に克つ>まちおこし 原石はある
*<逆境に克つ>知財は宝の山になる
*<逆境に克つ>個人投資家 自分流探し 再始動
(小坂;さすが、“株式投資新聞”だけあって、この特集をはずさないのが日経。しかし、例年あるはずのエコノミストによる株価予想が、本紙にはなかった。)
*<逆境に克つ>内憂外患の政治に風穴/ 変革の声は地方から
*<逆境に克つ>環境技術で温暖化阻止自然エネルギー導入機運
「日本は世界でも五本の指に入るほど豊富な地熱資源を持つ。潜在的には原子力発電所七十基が眠るとされる。」
*<逆境に克つ>日本企業 力解き放て/M&A交渉で有利
*時代を変えた4つの転機 09年の起点を探る
1929年10月「暗黒の木曜日」株価暴落
1969年10月 ネット原型 登場
1989年11月 「ベルリンの壁」崩壊
1999年1月 ユーロ誕生
*社説:賢く時に大胆に、でも基本は市場信ぜよ
*コラム春秋:日本人も、あまり捨てたものじゃない。・・・憂いは多く道は険しいけれど、過去と未来に思いを巡らせばまた新しい景色が見えてくるかもしれない。

<朝日新聞>
*一面:陰るハリウッド
*<明日を見つける>本物勝負 逆風の今
*衆院選 予想される顔ぶれと情勢
小島よしお「ブーム そんなの関係ねえ」
(小坂;正月のバラエティでも、ブームが去ったものの象徴として、笑いをとっていた。彼とは、札幌の雪まつり以来http://blog.goo.ne.jp/kodomogenki/e/cd62dfae353af0588573c014ef17c787であるが、是非、再度、ブレイクするのを期待している。)
*みんなが主役 育て発想力!公園でまちづくり遊び
*子どもの声聞こえてる? 首相になったら何をする?
*私の視点 桂文珍 今年の「笑い」大不況でも力をもらって
*揺れる国際社会/冷戦が終った1989年 変化は始まった
*社説:混迷の中で考える/ 人間主役に大きな絵を
*コラム天声人語「英雄のいない時代は不幸だが、英雄を必要とする時代はもっと不幸だ」の名言が歴史の本質を言い当てる。


<東京新聞>
*一面:「ネットカフェ“難民”」あらため「ネットカフェ“住民”」発生
*農は国の本なり、“第六次産業”としての農業
*2009年衆院選 予想顔ぶれと情勢
*諏訪中央病院名誉院長 鎌田実さん 「幸せへの近道」鎌田氏談「99%までは「自分や家族のために生きても、残る1%を「誰かのために」いきてほしい。」
*北の核強まる脅威
*世界を覆う水不足 水ビジネスに商機 福岡市の日本最大の海水淡水化施設「まみずピア」取材
*社説「人間社会を再構築しよう」 「スウェーデン型社会という解答があるかもしれない。」
*コラム筆洗「お金よりも経験のある人の言葉や知恵を大切にする人、困っている牛を助けるような心やさしい人が、最後には大きな幸せを手に入れる。こんな意味がくみ取れる。今年一年、牛をまねて反すうしたい民話である。」


<読売新聞>
*一面:「生体認証」破り入国 韓国の女 08年4月、青森空港   テロリスト対策に穴
*衆院選 予想立候補者一覧
*天皇、皇后両陛下 ご結婚50年・ご即位20年
*安定雇用を創出 ニューディール計画
*対談小泉今日子・橋本五郎 コンサートの熱気 政治にも
*社説:危機に欠かせぬ機動的対応/政治の態勢立て直しを
*コラム編集手帳:北原白秋「からたちの花」の一節だが、こごえた心が人の優しい気遣いやちょっとしたしぐさに触れて目に露をむすぶ作用は、誰もが経験で知っている
*読売信条 
読売新聞は 責任ある自由を追求する。 
個人の尊厳と基本的人権に基づく人間主義をめざす。 
国際主義に立ち、日本と世界の平和、繁栄に貢献する。 
真実を追求する公正な報道、勇気と責任ある言論により、読者の信頼にこたえる (2000年1月1日制定)
(小坂;わざわざ紙面を割いて、新聞社の姿勢を、初心にかえって出している点を高く評価します。あとは、実行あるのみです!)


<産経新聞>
*一面:冷戦終結から20年「経済グローバル化」危機
*一面:年頭に 論説委員長 皿木喜久 日本人の「流儀」にこそ活路
*裁判員制度 誕生の経緯は?
*団塊男性の地域レビュー 「会社人」脱皮の年
*どう動く今年の株価・為替 
エコノミスト8人が予想日経平均株価 8人中7人が下限を6000円台に設定、最低は6000円。上限は、8500円~最高12000円。 1ドル=80円台で推移。
(小坂;日経新聞でもやっていない特集をよくやったと思う。 
 最低の株価を6500円などというのは、ひく過ぎないだろうか?
 どの個別株価も、これ以上の低い値で買っている人の割合は、少ない状態にある。すなわち、大抵の人は、今の株価より高く買っている。そういう人が、これ以上手放す可能性や動機は、信用取引の自動損切ぐらいである。 
 今、たいていの悪材料は、出尽くしていると思う。手放しもしないし、大きな悪材料もない状態で(中東で戦争が起これば別)、これ以上、下がらないのではないだろうか?7000円は切らないはず。 
 以上、株式投資の専門家でないので、オーソリティのない発言であります。)
*インド 巨象は走り続けるか
*コラム産経抄:「新しき 年の初めの 初春の 今日(けふ)降る雪の いやしけ吉事(よごと)」万葉歌人の大伴家持(おおとものやかもち)が、天平宝字3(759)年の正月の宴で読んだ。・・・「いやしく」とはますます重なるという意味。初春に積もる雪のように、「吉(よ)き事」が重なってほしいというのだ。当時、新年に降る雪は吉兆とされていた。

以上、分析終わり。  

2009年が、どんな年か、何か読めましたでしょうか? 
私なりには、読んだつもりではあります。  
一番印象に残っているのは、「ベルリンの壁崩壊から20年の年」ということです。あと、鎌田実氏の談話。  
未来に地図はありませんが、新聞という羅針盤も使いつつ、2009年を乗り切りたいと思っています。
コメント (1)
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