「中央区を、子育て日本一の区へ」こども元気クリニック・病児保育室  小児科医 小坂和輝のblog

感染を制御しつつ、子ども達の学び・育ちの環境づくりをして行きましょう!病児保育も鋭意実施中。子ども達に健康への気づきを。

それでも、説明責任を果たさない東京都の姿勢

2009-01-24 04:49:33 | 築地を守る、築地市場現在地再整備

 東京都は、1/15各紙夕刊で、「土壌・地下水汚染対策費586億円」を、いきなりメディア発表してきました。いままで、技術会議の内容を隠してきて、いきなりの発表です。翌1/16都知事の定例記者会見でも同様にインタビューに答えていました。
 私は、都に対し、技術会議の構成メンバー名・開催日程・議事録の公開を求めてきましたが、今まで、一切回答をいただけていない状態です。
 経過を述べますと、8/20の私の情報公開請求に対し、9/3非開示決定を都からいただきました。その非開示の理由(下記脚注*1)が理由になっていないということ(下記脚注*2)で、私は異議申立書を9/29提出し、回答を待っていました。12月末に「回答がまだか。」、1月あけてすぐに「回答がまだか。」と問合せにも、先延ばしにされてきました。その後、知事の記者会見後の一週間の間1/23まで、回答を得るために都に問合せを繰り返し致しましたが、何の回答もいただけておりません。
 以前から、述べてまいりましたが、科学技術の検討は、万人監視の公開の場ですべきです。技術会議を非公開で進め、かつ、技術会議で得られた移転推進に有利な情報をのみ、メディアで理由もなく述べる手法は、意図的な情報操作としか考えざるを得ません。
 どうか、このような情報操作の姿勢をあらため、すみやかに、技術会議の内容を公表し、都民への説明責任を果たすべきであると考えます。都民への説明の場をきちんとつくり、かつ都民の合意形成を得た後に、土壌汚染対策を実行するべきか否かの判断をするべきであると主張いたします。

                                 平成21年1月24日
                                 中央区議会議員
                                 小坂和輝

脚注*1技術会議で議事録等を非開示にする都側の理由
本会議で評価・検証する内容は、都の土壌汚染対策工事の発注につながるものである。そのため、公にすることにより、外部からの干渉、圧力等により行政の内部の自由かつ率直な意見の交換が妨げられ意思決定の中立性が損なわれるおそれ、不当に都民の間に混乱を生じさせるおそれ叉は特定の者に不当に利益を与え若しくは不利益を及ぼすおそれがあることから、東京都情報公開条例第7条第5号に該当する。

脚注*2上記都側の説明が、理由になっていないことの私の理由
上記非開示決定は、公にすることにより、外部からの干渉、圧力等により行政の内部の自由かつ率直な意見の交換が妨げられ意思決定の中立性が損なわれるおそれ等があるとして、東京都情報公開条例(以下「本条例」という)第7条第5号に該当するとする。
 しかしながら、本条例前文に「開かれた都政を推進していく」「都民がその知ろうとする東京都の保有する情報を得られるよう、情報の公開を一層進めていかなければならない」などとあるとおり、本条例においては公開が原則であり、例外的に非公開とするのは、公開による不利益が具体的かつ現実に生ずる蓋然性が極めて高い場合に限定すべきである。そして、公開による不利益がある場合でも、徒に文書全体を非公開とするのではなく、このような不利益を生じさせる部分を除外したうえ、他の部分は可能な限り開示しなければならない。
 議事録(速記録原稿)については、確かに都の土壌汚染対策工事の発注につながるものではあるが、都民の食卓や健康等に重大な影響を及ぼす築地市場移転予定地の土壌汚染対策工事であることを勘案すれば、都民がその工事内容を知る権利を重視すべきであるし、むしろこれを公開してよりよい土壌汚染対策工事について広く都民の意見を踏まえた議論がなされるべきである。また、公開した方が、有権者たる都民の監視のもとでのより公正な手続での発注が期待できる。
 仮に全部開示が不適切である場合でも、一部技術内容や発言者等を匿名にすることで、残部についての開示は十分に可能である。

以上、


関連のブログ:2008-09-29 14:30:45
 http://blog.goo.ne.jp/kodomogenki/e/6f093ee8c2f5a10d8430a9109d767efe

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年金の仕組み

2009-01-23 10:23:03 | 国政レベルでなすべきこと

 年金の仕組みに関する勉強会が、1/22あすなろの木で開催された。

 社会保障のあるべき姿を考える上での、自分が大事だと考えたことをまず述べる。
どうか、今日大事だと考えたことであって、今後勉強して、最終的な政策提案をして行きたいと考える。あくまで、今日の考え。
①社会保障制度を議論するには、社会に下地がまだまだ出来ていない。
②税で、老後を支えるのが理想。
③納める側の意欲がわくように。
 一つは、積立方式。現在、自分の積み立てた中の一部分が、自分の老後への備えになるとなると、より意欲がわく。
 もう一つは、健康であれば、自分に返って来るようになると、健康への意欲がさらにわく。
④“扶養の範囲”について、そのあり方の検討が必要。おそらく、虎の子に触れることになる故に、どの政党も真正面からとらえずらいものとみなしていると類推するが、その問題点・課題を、どうかマスコミが、まずあきらかにしていただければと考える。
 社会保障の破綻をまねくことを、なにがなんでも防がねばならない故に、あえて述べました。
⑤物価変動、保険会社の破綻に対し、加入者を守ることをしなくてはならない。
⑥社会保障の財源をどうするか、議論が必要。

以上、


次に、学んだことを箇条書きにする。
数値やシミュレーションは、おおざっぱな把握であって、細かな数字の正確さは省いている点をご了承願う。

<背景>

*日本人の平均寿命、平均余命は、延びている。
平均寿命
昭和40年 男性 67.7歳、 女性72.9歳
昭和54年 男性 73歳   女性78歳
現在    男性 79歳   女性85.8歳

平均余命の視点では、
30歳の男性、100人が、60歳で91人、80歳で57人、90歳で20人。
30歳の女性、100人           80歳で80人、90歳で44人。


*日本人口の減少
2006年1億2777万人をピークに減少
一日134人減る。

*高齢化
65歳以上 2006年20% 2025年30% 2050年40%
よって、65歳以上を、
       2006年は4人で一人を支える。2025年2人で一人、2050年1.5人で一人。
(現在の年金は、世代間扶養であり、今納めた年金は、今受け取る人を支えている。)

*日本の高齢化のスピード
人口の7%が65歳以上をいう「高齢化社会」 1970年
人口の14%が65歳以上をいう「高齢社会」  1994年
人口の21%が65歳以上をいう「超高齢社会」 2007年

*人口が増加の県
11県

<年金制度>
*国民年金(一階部分)
一人月14410円支払う、毎年280円ずつ上昇(平成29年まで)、60歳まで。
掛け金の1/3が国の負担。
これが、1/2へ。(財源はどこから持ってくるか?)

受け取りは、65歳から。年約80万円(正確には、79万2100円)

*厚生年金(二階部分)
働いている雇用者は、月給の15.3%の。これを会社が半分持つ。
夫が自分の厚生年金を納めていると、扶養の妻がいる場合、国民年金を払わない。国民年金を納めたことになる。

*例、年収500万円であった夫 扶養の妻の年金は?
年金の受け取り(セカンドライフ
夫 国民年金80万円、厚生年金140万円 小計140万円
妻 国民年金80万円
合計 300万円/年 (月25万円)

もし、夫が死ぬと(サードライフ
妻 国民年金80万円、遺族年金(厚生年金の75%)105万円
合計 185万円/年 (月15万円)

<民間保険のいろいろ>
*年齢ごとに掛ける、期間ありの保障
*同じ額を掛ける、期間ありの保障
*ある年齢まで同じ額掛ける、一生の保障
*一生同じ額掛ける、一生の保障
など

<講義後の質疑など>
*保険での得とは?
入院の前、死ぬ前に入るのが理論上は得だけど、そんなの誰もわからない。

*物価変動への対応は?

*保険会社が破綻した場合は?保障の90%は約束される

*日本の年金制度は、「賦課方式」である。「積立方式」の是非は?

*国の負担が1/3から1/2といわれるが、全額税でまかなうのはどうか?

*投資信託のような保険が理想。健康であると返ってくるもの。

*年金がもらえる年齢が、上がってきている。
 65歳であるが、70歳に上がるか。

以上、

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食糧危機 

2009-01-23 09:10:45 | 国政レベルでなすべきこと

 「世界の食糧事情」の勉強会が1/22あすなろの木で開催された。

<感じたこと>
 日本の農業の再生は、日本の国を食料面からも支えることに大事であると共に、食糧危機に瀕する国(特にサハラ以南)への食糧援助に寄与することであろう。
 農業の再生を目指し、日本の労働力の流れをつくることが求められる。
 世界の食糧危機は、深刻であり、8人に一人(発展途上国では、5人に一人)が飢餓に苦しんでいる。
 背景には、内戦、経済格差、人口の都市集中、温暖化による水不足などがある。
 食糧危機に対して、短期的には、食糧援助、中・長期的には、増産援助が必要である。
 増産援助では、農業を行う人材育成、水の確保の灌漑、食糧輸送の道路整備などがある。
 食糧の理論上からいうと、20億トンの現状の食糧生産で、90億人が養える計算となる。
 食糧が、飼料として用いられ、非効率に食肉がつくられたり、食糧がエネルギーとして用いられるなかで、食糧価格の急騰などの要因も加わり、食糧飢餓が生じている。
 日本は、水、肥沃な土地、温暖な気候がある。
 自国の食糧自給の改善、世界の食糧危機の解決へ向け、十分な潜在能力をもつと考える。


<学んだポイント>
 メモ程度に箇条書きに。

*世界の人口
現在65億人⇒2050年約90億人
20億トンの食糧で、90億人の食糧は養える

*食糧の一部が、
飼料用、エネルギー用に使われている

*食肉
食肉をつくるのに、飼料ので8倍かかっている

*世界の農地
世界平均25a/人 日本5a/人
全部で150000万ha

*食糧自給率
日本は、40%であり、農水省は、45%を目指したいとしている。
(仏130%、米120%、独91%、英71%、韓国50%)

*食糧自給率
カロリーベースで計算している。
金額ベースの試算法もある。(野菜など、カロリー低いが、金額が高くつく。この計算では、日本の自給率は、あがる。)

*各作物別の日本の自給率
小麦9%、大豆3%、そば18%、えび7%

*食糧輸入
5兆円
中国からは、1兆円(20%)
⇒中国からの輸入は、カロリーベースでの依存は低く、加工食品が多い。よって、日本はあまりこまらない。

*もし、食糧の輸入がストップした場合の食事(農水省の試算あり)
⇒米とイモで栄養をとる
 一日2020カロリー(2003年の平均は2588カロリー)

*栄養失調のものの割合、
 エトリアは、70%

*アフリカで食糧援助を求める国は53国

*飢餓
世界の8人に一人(64億人人口の8億人以上)、
発展途上国では、5人に一人

*一方日本では、
食糧を不足分を、輸入
食べ残しは、5.2%
アフリカで困っている2~3カ国が助けられる量の食べ残し

*地球温暖化(水不足)、経済格差、内戦が、飢餓を生んでいる


<講義後の質疑等>
*日本の自給率が上がらない構造上の理由は何か?米国への依存の構造。

*食糧増産で救えるのは?
1-2%の飢餓であろう

*やせた土地から、富む土地への強制移動もやむを得ないのでは?

*日本の援助の、背景にあるもの

*日本の農業を復興させ、その食糧を援助へ

*休耕田、休耕地をもとにもどすのは、たいへん

以上、

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本日1/22、勉強会「世界の食糧事情」「なるほど年金の仕組み講座」「区民の皆様のご意見を聴く会」

2009-01-22 11:20:05 | ブログ目次 / イベント情報・会議日程
(再掲です。)

 クリニック隣りの『みんなの子育てひろば あすなろの木』で勉強会が開催されます。

****あすなろの木 ブログより転載****

 ついに来週の1月22日(木)PM7:30-8:30『なるほど年金の仕組み講座』があります。皆さんは、セカンドライフ、どんな生活をイメージしてますか。年金の仕組みを知ることで「こんな時は、どうなるの?」という心配が解決できれば、より有意義に過ごせると思います。毎月支払っている年金は、どんなしくみなのか。この機会にぜひ御参加ください!!

講師:小西 亜紀子(ソニー生命保険会社)

日時:1月22日(木)PM7:30-8:30
対象:年金に興味のある方
参加費:無料
場所:あすなろの木 電話5547-1191


また、同日のPM6:30ー7:30は『知ってる?こんな国』もあります。
毎月JICAの方を講師に世界各国の話をする講座。
今回のテーマは『世界の食糧事情』。
世界人口は1日に20万人ずつ増えています。
一方食料生産は、地球温暖化などの影響を受けほとんど横ばいです。食料自給率が40%のわが国の将来はどうなるのか、数字を使って解説します。

講師:稲葉 大栄(シニアボランティアを活かす会)

テーマ:世界の食糧事情
日程:1月22日(木)PM6:30-7:30
対象:関心のある方
参加費:無料
場所:あすなろの木 電話5547-1191

*****以上、転載終わり******

 私も参加します。年金を勉強し、社会保障のあり方を考えていきます。

 なにか、区政・行政へのご意見、ご相談をお持ちの方がいらっしゃいましたら、お時間をお作り致しますので、そのとき、お伝え下さい。

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中央区緑の基本計画(中間のまとめ)への意見書

2009-01-21 23:52:17 | 地球環境問題

 中央区緑の基本計画(中間のまとめ)への意見募集があり、以下のように、意見を提出いたしました。

 意見書では、「中間のまとめ」に準じて記載した分、わかりにくくなっていますので、修正・改善を求めた内容を、簡単に記載順に書きます。

1.地区別方針の地図で、施設名の記載をし、わかりやすく
2.本計画に関連する「中央区水辺利用の活性化に関する方策」を追加記載
3.10年後の目標 緑被率は、現状の増加率で達成できる12%ではなく、15%を目指すべき
4.保育園の緑化の追加記載
5.改築する小学校(中央小学校・明正小学校)は、隣接・近接する公園と一体的な緑化を
6.隅田川に沿った堤防の連続性が主に水門部で途切れることを改善し、完全な連続性をつくる
7.「晴海の中央清掃工場周辺」「八丁堀の労働スクウェア跡地」の遊休地を暫定花畑や区民菜園にする
8.区民・企業参加の仕組みづくりに、NPOも追加
9.新設する「(仮称)緑のボランティア推進会議」と、現在開催の「環境区民会議」の連携を謳う
10.緑づくりの支援体制において、「開発協力金」について追加記載
11.「中央区の森」の間伐材を公園・道路のフェンス・柵として使用すること
12.佃島ポンプ所の緑化
13.地区別方針に各保育園・幼稚園の施設も緑化対象として記載すること
14.高架下の緑化
15.前述の遊休地の暫定花畑について、地区別方針に記載すること
16.春海橋公園の樹木を再開発において温存して開発をすること

以上、



****提出した意見書****

中央区緑の基本計画(中間のまとめ)への意見書
 
                         提出日:平成21年1月21日
               提出者:中央区議会議員 小坂和輝(41歳)
                           中央区月島3-30-3
                           ベルウッドビル2F
                           03-5547-1191
 
 この度の、中央区緑の基本計画(中間のまとめ)の提示にあたりまして、中央区の緑化推進のあり方を検討し、この意見書を作成致しました。
 緑の増加は、温暖化防止の鍵となると共に、緑が多いまちづくりが、区民福祉の向上に密接に繋がり、この計画は非常に重要な位置づけになると考えています。
 よりよい計画となることを目指し、意見書を作成させていただきました。
 十分ご検討いただけますように、よろしくお願い申し上げます。
 
 
 <記載方法について>
1.      記載事項の追加のお願い
 第8章地区別方針の地図において、公共施設の緑化としてピンク色に塗っている。このままでは、ピンク色にぬった公共施設がどの施設か分かりづらい。
 公共施設名も、同時に記載を願う。

<第2章 上位関連計画の整理>
2.      中央区の計画において 「中央区水辺利用の活性化に関する方策」を追加
 中央区の計画として、「中央区基本構想」「中央区基本計画2008」「中央区環境行動計画」が記載されている。
 水辺の計画として存在する「中央区水辺利用の活性化に関する方策」も、関連性が高いゆえ、記載すべきである。

  <第6章 緑化の目標と基本方針>
3.       4.計画の目標 平成30年度緑被率12%を目指すことについて
 中央区の緑被率の現状9.1%は、23区中最下位の台東区8.4%に次いで少ない。これを12%に十年後引き上げたとしても、現状の品川区・豊島区・荒川区に並ぶ程度。
 まず、12%を定めた理由を記載願いたい。
 平成8年度7.4%が、平成16年度9.1%、単純に年の増加率は、0.21%。この増加率で平成16年度から平成30年度までキープさせると2.975%の増加、すなわち9.1+2.975=12.075%ということか。
 同じ増加率で計画を立てるのではなく、増加率をもう少しあげられないものか。現状の6割増加の15%を目指してはどうか。
 なお、中間年次の平成25年(2013年)で緑被率を評価し、計画の進行管理をお願いしたい。
 
<第7章基本計画>
4.      7-1まちづくりとともに緑とオープンスペースの拡充を図ります
3.公共施設の緑化 「2)学校の緑化」⇒「2)学校・保育園の緑化」
 学校と共に、保育園はとくに園庭の芝生化や屋上緑化、ビオトープの整備が可能と考えられるため、検討の枠組みに入れていただきたい。
 
5.      7-1まちづくりとともに緑とオープンスペースの拡充を図ります
3.公共施設の緑化 2)学校の緑化 「改築する学校の公園と一体的な緑化」
 「(1)公園と一体的な緑化」において、「今後、改築される中央小学校、明正小学校では、隣接・近接する各々鉄砲洲公園、越前堀児童公園と、双方の利便性が高まるよう設計上の配慮を行うなどにより可能な限り一体化し、公園やオープンスペース、運動場の拡大を図る旨を追加記載するべきである。
 
6.      7-2水と緑のネットワークを形成します 2.水のネットワークづくり
において、もう一つの項目として「11)堤防の連続性の確保」を追加願いたい。
 現状において、堤防は、水門の手前で行き止まりになってしまう。水門を通行可能に整備し、隅田川の堤防が、連続性をもつことによって、また、隅田川の堤防と、朝潮運河、月島川、新月島川、亀島川などの緑道とも連続性をなるべくもつことにより、堤防づたいに隅田川やその河口部を歩くことが可能になる。
 その結果、憩いの場や運動の場としての、堤防の価値がさらに高まるはずである。
 
7.      7-3緑の質の充実を図ります 4)遊休地の暫定花畑としての利用
 「晴海の中央清掃工場周辺」や、「労働スクウェア跡地」の遊休地で是非、実現を願いたい。
 よって、説明文内に、「晴海の清掃工場周辺」や、「労働スクウェア跡地」等の名称を具体的に記入願う。
 
8.      7-4緑のパートナーシップを築きます 「1.区民・企業参加の仕組みづくり」⇒「1.区民・企業・NPO参加の仕組みづくり」
 区民と企業のみでなく、NPOを入れていただきたい。
 実際に88ページ「緑の輪の発展イメージ」という図において、「NPOなど組織の自立と発展」と書いて、今後、NPOが緑の輪が広がる鍵を握るような書き方をしている。NPOの存在は、今後大切になってくる故に、「NPO」を追加挿入するべきである。
 
9.      7-4緑のパートナーシップを築きます 2.緑づくりの支援体制づくりにおいて、「2)(仮称)緑のボランティア推進会議の開催」で、「環境区民会議」との連携を。
 「(仮称)緑のボランティア推進会議」の説明において、「環境区民会議」と連携をとる旨の文章を入れるべきである。
  両者密接に関係しており、情報交換、連携をしながら、両者進めるべきであると考える。
 
10.  7-4緑のパートナーシップを築きます 2.緑づくりの支援体制づくりにおいて、もうひとつの項目、「3)開発協力金」を追加願う。
 大規模開発事業において、3)開発協力金なる資金を中央区は開発事業者から得ることになっているが、その資金の用途の四番目に「四 地球温暖化防止などの環境保全活動に係る事業」がある。この資金が、緑づくりに用いられていくことになる。
 よって、「開発協力金」のことは、この計画にも記載すべきと考える。

  
11.  7-4緑のパートナーシップを築きます 3.緑づくりの普及・啓発
3)「中央区の森」と「森のみどりの基金」の活用 間伐材の使用について
 「檜原村で実施している「中央区の森」の間伐材を公園や道路などの施設・設備での使用を検討します。」というように文章内に「設備」を追加挿入すべき。
 「設備」の意味するところは、フェンスや、柵のこと。
 
  <第8章 地区別方針>
12.  (9)佃・月島地区
「佃島ポンプ所の緑化」の追加 
 
13.  (9)佃・月島地区
学校の緑化の充実に「佃保育園」・「月島幼稚園」の追加
(他地域でも、緑化できる保育園の追加を同様に)
 
14.  (9)佃・月島地区
「新月陸橋高架下の緑化」の追加
 
15.  (11)晴海地区
「晴海の中央清掃工場周辺遊休地の暫定花畑、区民菜園としての利用」の追加

16. (11)晴海地区
「春海橋公園の樹木を保存した開発」の追加
  
 
以上、
****転載終わり*****

****以下、区のホームページより転載****

中央区緑の基本計画(中間のまとめ)に関するご意見募集

 区では、人口の増加や環境問題に伴う緑化に対する区民、企業等の関心の高まりなど、緑を取り巻く環境の変化に対応するため、これからの区における緑化事業の基本となる「中央区緑の基本計画」を改定します。
 改定にあたり、計画の内容に関して区民の皆さんからのご意見をお聞きし、できる限り反映していきたいと考えています。

◆緑の基本計画(中間のまとめ)

目次 PDF・174KB

第1章 目的と位置づけ~第5章 課題の整理 PDF・1670KB

第6章 緑化の目標と基本方針、第7章 基本計画 PDF・3772KB

第8章 地区別方針、第9章 計画の推進、用語解説 PDF・2466KB

参考資料 PDF・1052KB

◆中央区緑の基本計画(中間のまとめ)概要版
中央区緑の基本計画(中間のまとめ)概要版 PDF・916KB

受付期間
平成20年12月15日(月曜日)から平成21年1月21日(水曜日)まで

【問合せ先】
公園緑地課課緑化推進係
電話 03-3546-5438 ファクス 03-3546-9550

****区のホームページ終わり****
 

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REMARKS OF PRESIDENT BARACK OBAMA  (1)

2009-01-21 09:28:57 | 国政レベルでなすべきこと

オバマ氏の就任演説を原文で見てみます。
赤字、下線は、重要と思うところ。

*****以下、原文******

REMARKS OF PRESIDENT BARACK OBAMA

Inaugural Address

Tuesday, January 20, 2009

Washington, D.C.

My fellow citizens:

I stand here today humbled by the task before us, grateful for the trust you have bestowed, mindful of the sacrifices borne by our ancestors. I thank President Bush for his service to our nation, as well as the generosity and cooperation he has shown throughout this transition.

Forty-four Americans have now taken the presidential oath. The words have been spoken during rising tides of prosperity and the still waters of peace. Yet, every so often the oath is taken amidst gathering clouds and raging storms. At these moments, America has carried on not simply because of the skill or vision of those in high office, but because We the People have remained faithful to the ideals of our forbearers, and true to our founding documents.

So it has been. So it must be with this generation of Americans.

That we are in the midst of crisis is now well understood. Our nation is at war, against a far-reaching network of violence and hatred. Our economy is badly weakened, a consequence of greed and irresponsibility on the part of some, but also our collective failure to make hard choices and prepare the nation for a new age. Homes have been lost; jobs shed; businesses shuttered. Our health care is too costly; our schools fail too many; and each day brings further evidence that the ways we use energy strengthen our adversaries and threaten our planet.

These are the indicators of crisis, subject to data and statistics. Less measurable but no less profound is a sapping of confidence across our land - a nagging fear that America's decline is inevitable, and that the next generation must lower its sights.

Today I say to you that the challenges we face are real. They are serious and they are many. They will not be met easily or in a short span of time. But know this, America - they will be met.

On this day, we gather because we have chosen hope over fear, unity of purpose over conflict and discord.

On this day, we come to proclaim an end to the petty grievances and false promises, the recriminations and worn out dogmas, that for far too long have strangled our politics.

We remain a young nation, but in the words of Scripture, the time has come to set aside childish things. The time has come to reaffirm our enduring spirit; to choose our better history; to carry forward that precious gift, that noble idea, passed on from generation to

generation: the God-given promise that all are equal, all are free, and all deserve a chance to pursue their full measure of happiness.

In reaffirming the greatness of our nation, we understand that greatness is never a given. It must be earned. Our journey has never been one of short-cuts or settling for less. It has not been the path for the faint-hearted - for those who prefer leisure over work, or seek only the pleasures of riches and fame. Rather, it has been the risk-takers, the doers, the makers of things - some celebrated but more often men and women obscure in their labor, who have carried us up the long, rugged path towards prosperity and freedom.

For us, they packed up their few worldly possessions and traveled across oceans in search of a new life.

For us, they toiled in sweatshops and settled the West; endured the lash of the whip and plowed the hard earth.

For us, they fought and died, in places like Concord and Gettysburg; Normandy and Khe Sahn.

Time and again these men and women struggled and sacrificed and worked till their hands were raw so that we might live a better life. They saw America as bigger than the sum of our individual ambitions; greater than all the differences of birth or wealth or faction.

This is the journey we continue today. We remain the most prosperous, powerful nation on Earth. Our workers are no less productive than when this crisis began. Our minds are no less inventive, our goods and services no less needed than they were last week or last month or last year. Our capacity remains undiminished. But our time of standing pat, of protecting narrow interests and putting off unpleasant decisions - that time has surely passed. Starting today, we must pick ourselves up, dust ourselves off, and begin again the work of remaking America.

For everywhere we look, there is work to be done. The state of the economy calls for action, bold and swift, and we will act - not only to create new jobs, but to lay a new foundation for growth. We will build the roads and bridges, the electric grids and digital lines that feed our commerce and bind us together. We will restore science to its rightful place, and wield technology's wonders to raise health care's quality and lower its cost. We will harness the sun and the winds and the soil to fuel our cars and run our factories. And we will transform our schools and colleges and universities to meet the demands of a new age. All this we can do. And all this we will do.

Now, there are some who question the scale of our ambitions - who suggest that our system cannot tolerate too many big plans. Their memories are short. For they have forgotten what this country has already done; what free men and women can achieve when imagination is joined to common purpose, and necessity to courage.

What the cynics fail to understand is that the ground has shifted beneath them - that the stale political arguments that have consumed us for so long no longer apply. The question we ask today is not whether our government is too big or too small, but whether it works - whether it helps families find jobs at a decent wage, care they can afford, a retirement that is dignified. Where the answer is yes, we intend to move forward. Where the answer is no, programs will end. And those of us who manage the public's dollars will be held to account - to spend wisely, reform bad habits, and do our business in the light of day - because only then can we restore the vital trust between a people and their government.

Nor is the question before us whether the market is a force for good or ill. Its power to generate wealth and expand freedom is unmatched, but this crisis has reminded us that without a watchful eye, the market can spin out of control - and that a nation cannot prosper long when it favors only the prosperous. The success of our economy has always depended not just on the size of our Gross Domestic Product, but on the reach of our prosperity; on our ability to extend opportunity to every willing heart - not out of charity, but because it is the surest route to our common good.

As for our common defense, we reject as false the choice between our safety and our ideals. Our Founding Fathers, faced with perils we can scarcely imagine, drafted a charter to assure the rule of law and the rights of man, a charter expanded by the blood of generations. Those ideals still light the world, and we will not give them up for expedience's sake. And so to all other peoples and governments who are watching today, from the grandest capitals to the small village where my father was born: know that America is a friend of each nation and every man, woman, and child who seeks a future of peace and dignity, and that we are ready to lead once more.

(下のブログに続く)

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REMARKS OF PRESIDENT BARACK OBAMA  (2)

2009-01-21 09:26:50 | 国政レベルでなすべきこと

(上のブログより続く)

Recall that earlier generations faced down fascism and communism not just with missiles and tanks, but with sturdy alliances and enduring convictions. They understood that our power alone cannot protect us, nor does it entitle us to do as we please. Instead, they knew that our power grows through its prudent use; our security emanates from the justness of our cause, the force of our example, the tempering qualities of humility and restraint.

We are the keepers of this legacy. Guided by these principles once more, we can meet those new threats that demand even greater effort - even greater cooperation and understanding between nations. We will begin to responsibly leave Iraq to its people, and forge a hard-earned peace in Afghanistan. With old friends and former foes, we will work tirelessly to lessen the nuclear threat, and roll back the specter of a warming planet. We will not apologize for our way of life, nor will we waver in its defense, and for those who seek to advance their aims by inducing terror and slaughtering innocents, we say to you now that our spirit is stronger and cannot be broken; you cannot outlast us, and we will defeat you.

For we know that our patchwork heritage is a strength, not a weakness. We are a nation of Christians and Muslims, Jews and Hindus - and non-believers. We are shaped by every language and culture, drawn from every end of this Earth; and because we have tasted the bitter swill of civil war and segregation, and emerged from that dark chapter stronger and more united, we cannot help but believe that the old hatreds shall someday pass; that the lines of tribe shall soon dissolve; that as the world grows smaller, our common humanity shall reveal itself; and that America must play its role in ushering in a new era of peace.

To the Muslim world, we seek a new way forward, based on mutual interest and mutual respect. To those leaders around the globe who seek to sow conflict, or blame their society's ills on the West - know that your people will judge you on what you can build, not what you destroy. To those who cling to power through corruption and deceit and the silencing of dissent, know that you are on the wrong side of history; but that we will extend a hand if you are willing to unclench your fist.

To the people of poor nations, we pledge to work alongside you to make your farms flourish and let clean waters flow; to nourish starved bodies and feed hungry minds. And to those nations like ours that enjoy relative plenty, we say we can no longer afford indifference to suffering outside our borders; nor can we consume the world's resources without regard to effect. For the world has changed, and we must change with it.

As we consider the road that unfolds before us, we remember with humble gratitude those brave Americans who, at this very hour, patrol far-off deserts and distant mountains. They have something to tell us today, just as the fallen heroes who lie in Arlington whisper through the ages. We honor them not only because they are guardians of our liberty, but because they embody the spirit of service; a willingness to find meaning in something greater than themselves. And yet, at this moment - a moment that will define a generation - it is precisely this spirit that must inhabit us all.

For as much as government can do and must do, it is ultimately the faith and determination of the American people upon which this nation relies. It is the kindness to take in a stranger when the levees break, the selflessness of workers who would rather cut their hours than see a friend lose their job which sees us through our darkest hours. It is the firefighter's courage to storm a stairway filled with smoke, but also a parent's willingness to nurture a child, that finally decides our fate.

Our challenges may be new. The instruments with which we meet them may be new. But those values upon which our success depends - hard work and honesty, courage and fair play, tolerance and curiosity, loyalty and patriotism - these things are old. These things are true. They have been the quiet force of progress throughout our history. What is demanded then is a return to these truths. What is required of us now is a new era of responsibility - a recognition, on the part of every American, that we have duties to ourselves, our nation, and the world, duties that we do not grudgingly accept but rather seize gladly, firm in the knowledge that there is nothing so satisfying to the spirit, so defining of our character, than giving our all to a difficult task.

This is the price and the promise of citizenship.

This is the source of our confidence - the knowledge that God calls on us to shape an uncertain destiny.

This is the meaning of our liberty and our creed - why men and women and children of every race and every faith can join in celebration across this magnificent mall, and why a man whose father less than sixty years ago might not have been served at a local restaurant can now stand before you to take a most sacred oath.

So let us mark this day with remembrance, of who we are and how far we have traveled. In the year of America's birth, in the coldest of months, a small band of patriots huddled by dying campfires on the shores of an icy river. The capital was abandoned. The enemy was advancing. The snow was stained with blood. At a moment when the outcome of our revolution was most in doubt, the father of our nation ordered these words be read to the people:

"Let it be told to the future world...that in the depth of winter, when nothing but hope and virtue could survive...that the city and the country, alarmed at one common danger, came forth to meet [it]."

America. In the face of our common dangers, in this winter of our hardship, let us remember these timeless words. With hope and virtue, let us brave once more the icy currents, and endure what storms may come. Let it be said by our children's children that when we were tested we refused to let this journey end, that we did not turn back nor did we falter; and with eyes fixed on the horizon and God's grace upon us, we carried forth that great gift of freedom and delivered it safely to future generations.

(Provided by Presidential Inaugural Committee 2009)

*****以上、******

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CHANGEとUNITY

2009-01-21 03:10:12 | シチズンシップ教育
 歴史の現場には、いることはできませんでしたが、歴史の現場を、テレビ中継で見ることができました。

 オバマ氏が就任演説を聞いた直後に、その言霊(ことだま)を受け止めて、今、書いています。
 演説を聴いていて、オバマ氏の言霊がジーンと伝わってきました。
 私は、米国人ではありませんが、もし米国人なら、オバマ氏と、経済の難局をともに乗り切って行きたいという思いを抱きました。
 そして、命がけで、米国の改革に取り組む姿に対し、厚く敬意を表します。
 

 オバマ氏が述べたことは、二語でいうと、CHANGE(変革)とUNITY(団結)であったと思います。

 ポイントは、
①米国の自信をとりもどそう。そのために各自奉仕の精神をもって、ひとりひとりの役目を果たすため、行動をしてください。
②できる政策はすべてやります。結果がわるければ、見直しをして、中止します。
③安全保障は、力のみでなく、同盟を強めます。
④多様性を認め合います。
⑤建国の時代を思い起こし、がんばりましょう。

 以下に、自分の把握したおおざっぱな内容を書きます。同時通訳者のいったことを自分が理解して書いています。
 朝刊に出るスピーチの内容と異なっているかも知れませんが、今、自分が受け取った内容です。メディア報道と大きく異なっていたら、恥ずかしいですが、そのときは、メディアを分析し、真意をもう一度汲みなおします。
 あくまで、一度聞いて、心に響いた内容を、書き残しておきたくて、ここに書きました。

****小坂の理解した大まかなスピーチの内容*****

 経済危機、戦争がある中で、米国は、自信を失いつつあります。米国が後戻りするかもしれない不安を抱いています。しかし、希望をもち、団結することで、自信を回復し、不安を克服できます。
 与えられるのではなく、リスクを背負いながら、行動して行こう。目立たぬところでの仕事をする人にも支えられています。
 米国には、高い生産性、想像力、サービス提供する力があります。
 経済は大胆かつ速やかな対策で、再生できます。
 雇用、道路・橋建設、電気・通信網整備、科学技術、医療の質の向上とコストの低下、太陽エネルギー・風力発電・地熱発電の利用、学校建設を行います。
 目標を立て、勇気をもってできることをすべてやります。やったことの効果がでなければ、やめます。
 「政府が大きい、小さい」が問題なのではなく、「政府が機能するかどうか」が問題です。
 公金を使うにあたり、責任を持ち、透明性を高めて使います。
 市場は、富と自由をもたらす故に、否定はしませんが、監督しコントロールする必要があります。
 GDPのサイズが大きな国を目指すのではなく、すべての人に機会を与え、慈善の心を持ち、共通の善に向かって、国民が進む国作りをします。
 防衛は、力に頼らず、力を慎重に使います。同盟を大切にします。イラクの主権を、イラクの人に作り上げてもらいます。アフガニスタンの問題、核の削減に取り組みます。
 宗教・言語・文化の多様性を認めます。南北戦争や人種隔離政策を克服してきたではありませんか。分断を乗り越え、世界が結びつくことで距離は小さくなり、人間性が富む世界を目指します。イスラムとも尊敬と信頼をもって付き合います。
 世界の資源を、謙虚さと感謝の心を持って分かち合います。
 奉仕の精神を持ち、自分より大きなものにつかえる信念と決意を持ってください。例えば、災害で家を失った人を泊めてあげるようなこと、仕事を分かち合うようなこと、煙の中を階段を上っていく消防士のように、子をいつくしむ母親のように。
 勤勉、フェアプレー、勇気、寛容、忠誠心、愛国心、好奇心をもって、新しい時代を作ってきましょう。
 60年前には、私の父親は、レストランでいっしょに食事することが許されませんでした。今、その息子が、ここに立っています。
 困難はあります。でも、建国の時代、苦難を乗り越えたことを思い出してください。希望と美徳をもって、嵐に立ち向かっていったではありませんか。その精神をもって、今の時代の苦難に立ち向かって行きましょう。
 神のご加護がありますように。

****演説のあらまし、終わり****

以上、
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NHKプロフェショナル 仕事の流儀 「まぐろ一徹、意地を張れ」

2009-01-20 23:50:31 | 築地を守る、築地市場現在地再整備

NHKプロフェショナル 仕事の流儀。1/20の放送は、築地市場まぐろ仲買人のストーリー。
 「まぐろ一徹、意地を張れ」

*録画していますので、観たい方は、ご連絡下さい。
kazuki.kosaka@e-kosaka.jp



****以下、転載*****

これまでの放送

第107回 2009年1月20日放送 これまでの放送 トップへ この回のプロフェッショナルの道具へ

「まぐろ一徹、意地を張れ」 まぐろ仲買人・藤田浩毅

味こそ、すべて

未明の東京・築地市場。全国はもとより、そして世界中から集められたまぐろがせり場に所狭しと並ぶ。藤田たち仲買人は、その中からこれはと思うまぐろを見極めて競り落とし、プロの料理人やすし職人に卸す。しかしせり場に並ぶまぐろには、味見をする見本はない。魚の外見など、ごく限られた情報から魚の良し悪しを瞬時に見極めなければならない。
魚の大きさ、脂ののり具合、産地や漁法などさまざまな判断基準があるなかで、藤田が最も大切にするのが、味だ。藤田の味への徹底したこだわりと妥協しない姿勢が、多くのすしの名店からの信頼を集めている。

産地を守り、味を守る

藤田が仲買人にとって最も大切な仕事だと考えるのは、「良い魚にはそれに見合った値をつけること」。安く買いたたけば漁師たちの見入りは減り、それが長く続けば産地は疲弊してしまう。しかし仲買人が魚の価値を見極め、適正な値をつければ産地は守られ、結果として質の良い魚が安定的に客に届けられると信じているからだ。

意地を張れ

天然の本まぐろを扱うだけに、藤田にとって自らが「うまい」と思う魚があがらないこともしばしばある。客のすし店などからまぐろの仕入れを一任されている藤田が「今日はこれしかなかった」と言えば、それでも客は買ってくれる。客が離れてしまうことを恐れ、魚の味に対して妥協して間に合わせでせり落とすことも可能だ。しかし藤田は、そうはしない。それではいずれ信頼は損なわれると考えるからだ。
「自分がいいと思ったもの以外は、お出しできない。うそをついてまで、ということはしたくない」
妥協すればすべてを失う。だからこそ、藤田は意地を張る。

プロフェッショナルとは・・・

「どうでもいいことにこだわり続ける、意地を張り通すということですかね。」
藤田浩毅

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誕生日の日に

2009-01-20 23:00:00 | 政策・マニフェスト
 職員から、以下のコメントをいただきました。

****まるちゃんのコメント(2009-01-20 20:08:06 )****
おめでとうございます。

42歳ですねぇ。

出来れば、診察室も色々な場所を区議会の私物化や消防団の荷物等で散かしぱなしはいけないと思うので片付けて頂きたいものですねぇ。

あと、急きょ当日の診療変更を数分前に言わないでください。もっと早めに伝えてください。
午前中に午後の診察時間の確認をされる方もいらしゃるので。

区議会の会議で時間が読めないのは分かりますが、議会中にちょこっと事務長にメール一本でも良いかと思うのですが。

どうなんでしょうかね?
******コメント以上******

 自分が大いに反省すべきことです。
 直して行かねばならないと思います。
 
 ひとつだけ、最後の部分ですが、誤解があってはならないので、述べさせていただきます。
 毎日、職員には、何をしにいくかは、細かくお伝えしていません。区議会議員だから、会議ばかりする人とうつりがちかもしれません。区議の仕事は会議ばかりではなく、人と人との対話・交渉にあると思っています。
 一月は、主たる委員会や会議は開催されていません。会議に出席しているという風に誤解を与えてはいけませんので、念のため申し述べておきます。(“会合”に出席はたくさんあります。)

 クリニックで、説明すればいいのですが、読者への二重の誤解が生じてはいけませんので、ブログ上でも、お伝えいたしました。
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職員からのサプライズでした。

2009-01-20 18:32:16 | 仲間・先生
診療終了後、職員から、サプライズをいただきました。
ろうそくは、四本、十歳に一本ということで。

遠くから、「おめでとう」のメッセージも。

いくつになっても、誕生日って、うれしい気持ちがわくものですね。

42歳、誓いを新たに、がんばります。
本当にありがとうございました。

うれしい気持ちと、おいしかった味わいと、職員に誓った思いを、ブログに載せて、取って置きたいと思いました。
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2009年1月20日 歴史的な日 バラク・オバマ大統領 就任

2009-01-20 10:14:13 | シチズンシップ教育
 いよいよ歴史的な一日の幕開けです。

 米国第四十四代大統領にバラク・オバマ氏(47)が就任します。(任期13年1月までの4年間)
 
 20日正午(日本時間21日午前2時)の就任。
 正午前にはリンカーン大統領が使った聖書に手を置いて宣誓、その後、約20分間の就任演説を行うといいます。

 人々に希望を与えてくれるスピーチ、言霊(ことだま)を宿したスピーチを期待しています。

*この記念すべき日、私事ではありますが、42歳になりました。
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中央区緊急就労相談窓口を開設

2009-01-19 23:00:01 | 社会問題
 1月19日、中央区緊急就労相談窓口が開設されましたので、お知らせいたします。

****以下、中央区ホームページから転載*****

ハローワークプラザ八重洲内に中央区緊急就労相談窓口を開設します

 中央区では、ハローワーク飯田橋の協力を得て、中央区八重洲に所在するハローワークプラザ八重洲内に臨時に中央区緊急就労相談窓口を開設することといたしました。昨年の金融危機以降雇用情勢が大変に厳しくなってきていることから、中央区民をはじめ現在中央区に在勤している方を対象にお仕事に関する相談をお受けいたします。

中央区緊急就労相談窓口

受付開始 平成21年1月19日(月曜日)から

相談期間 平成21年1月24日(土曜日)から3月21日(土曜日)まで
       ※日曜、祝日を除く

相談時間 平日 午前11時30分から午後8時
       土曜日 午前10時から午後5時

※なお、相談は予約制となっておりますので、下記までご連絡ください。

【中央区緊急就労相談窓口】
電話 090-3228-7061
場所 ハローワークプラザ八重洲内
住所 中央区八重洲1-5-3不二ビル7階
    ・JR東京駅八重洲北口より徒歩2分
    ・東京地下鉄銀座線・東西線日本橋駅A3出口より徒歩3分

本文ここまで

****以上、転載終わり****
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土壌汚染処理費用586億円 新聞記事は、リーク記事?

2009-01-19 23:00:00 | 築地を守る、築地市場現在地再整備
 ある信頼する方から、メールをいただきました。
 ご本人に許可をとり、以下、転載します。

 都知事は、定例記者会見で公言し、一方で、担当者はリーク記事としている点で、矛盾を感じるところです。

 この方の情報からですと、技術会議は、2009年2月6日に最終会議を開催し、報告書を提出する運びとなります。


*****転載*****
 1月15-16日のマスコミ各誌、TVが築地移転記事について報道いたしましたが、東京都から、聞き取ったことをご報告します。

 まずこのニュースの背景ですが、今月末(30日)の築地仲卸の東卸組合の理事選の反対派の切り崩しのために、都が意図的にマスコミにリークしたものであることが分かりました。これらの日に合わせたように16日午後には築地で、青団連(青年団のような組織)主催による、理事長候補の公開討論会が開かれました。昨年暮れの総代選では移転反対派が過半を取ったので、現理事長側にあせりがあり(総代選→理事選→理事長選の順)最終理事長選は2月4日ですが、現在築地では大掛かりな切り崩しが始まっています。技術会議で明らかになったものであれば正式にコメントがあるはずですので、都に問い合わせをしたところ、ニュースの出所は分からないとしながらも説明要員を4名も配置して夜中まで説明をするという都の対応でした。リーク記事に対して後追い取材をさせて、さらにニュースを流すという巧妙な方法が取られていたと感じます。理事長候補の討論会では、反対派候補(山崎さん)は汚染問題で、現理事長(伊藤さん)は財政問題を展開したのですが、伊藤理事長の汚染についてのコメントで、「地下水も全て環境基準にする」と誇らしげに宣言して「早く決めてくれれば良かった」とも話していました。新聞のリーク記事が早速使われていたことに今回の記事の背景を感じました。

 東京都の方に「ニュースの出所は都では無いか」と聞くと「都では無い」と断言しつつ「技術者会議でも無い」と述べ「私たちも迷惑している」と話していました。
 「ニュースになっている内容はどうか」と質問してことろ「概ね合っている」とし「技術会議で現在話し合われていて2月6日以降公表されるであろうこと」と続けました。2月6日は、2月上旬と言い換えられましたが恐らく2月6日の技術会議を最後に提言がなされるものと思われます。

 正式なことは技術会議の発表を待ってということですが、聞き取った内容は、①対策費586億円の対象範囲、②汚染対策方法の2点です。

 ①対策費586億円の対象範囲
  (AP4m現況地盤面)の上の2.5mの土盛り
   100万立方メートルの土壌処理
   地下水汚染除去
   液状化対策
   以上の4項目。

 ②汚染対策方法

 100万立方メートルの土壌処理とは
  AP2m~4m(専門家会議で土壌を入れ替えるとしたところ)では、汚染土壌を汚染されたところ、されていないきれいなところに峻別し、きれいなところはAP2m以下の埋め戻しに使用する。汚染された土は敷地内のプラントで主に燃焼処理(濃度、汚染物質で他の方法も採用)した後、現位置に戻す(敷地外搬出もある)。不足した土量は他から新しい土搬入する。以上がAP2m~4mの範囲の処理。
 次にAP2mより深いところですが、深度方向の調査で汚染が基準値を超えたところを汚染処理する。(バイオや水の処理方法も)「まだ1000箇所の深度方向の絞込み調査が残っているが100万立方メートル」と現段階で言い切れるのか」の問いに「あくまでも試算である」としながら「調査すればもっと減る」との返答がありました。
 その他にスポット的に汚染が見つかった場合は「当然処理」するとしながらも「基本は基準値を超えた調査ポイント処理」であるとしています。
 Yc層の下の汚染については「底面管理をして、見つかれば処理」とは専門家会議のままでしたが「仮に帯水層がYc層内部と繋がっている場合」について質問すると「処理するという考え方はある」とも言っています。
 

 以上が聞き取った内容です。液状化対策も聞きましたが、技術会議の結果を待って公表ということでした。


*****以上、転載終わり*****


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東京都は、技術会議の議事内容を速やかに公開すべきであると考えます。

2009-01-18 23:00:00 | 築地を守る、築地市場現在地再整備

 各種報道が、1/15になされたように、技術会議の検討内容の一部、「土壌汚染処理費用が、586億円」ということのみが、一人歩きしています。

 東京都知事の定例記者会見のインタビューで、都知事自ら、公言しています。

2009/1/16 [ 録画映像 ]
(都発表の議事録が出され次第、今後載せます)

MSNニュースが、インタビューでの知事の発言を、掲載していましたので、転載します。

****インタビュー、MSN転載*****
赤字や下線は、小坂が重要と考えた部分。

http://sankei.jp.msn.com/politics/local/090117/lcl0901171358000-n2.htm
http://sankei.jp.msn.com/politics/local/090117/lcl0901171358000-n3.htm
http://sankei.jp.msn.com/politics/local/090117/lcl0901171358000-n4.htm


--築地市場の移転問題について。汚染処理費の試算額(586億円)と、開場の遅れに(平成25年3月から26年12月にずれ込み)ついてどう思うか。

都知事「開場が遅れたのは仕方ないですね。精密に調査したらですね、ああいう膨大な量の汚染があることわかったわけですから、これは誰だって猪突(ちょとつ)猛進するわけにはいかんでしょう。これを除去してですね、新しい市場を作るということで、実は今まで日本になかった、新しい合議方式を取りましてね。専門家と、それを検討するさらに技術の専門家と、それをさらに検討する多角的な専門家のですね、会議を2つにわけて持ちましてね。結果、実はひそかに私は予測していたことですが、みなさんが侃々諤々(かんかんがくがく)やっていただくのは結構だが、あるゼネコン、複数の、あちこちの幹部からですね、『東京の市場をめぐっての是々非々を論じている議論はいささか滑稽ですな』と(言われた)」

都知事「(なぜなら)『現代の技術を知らない人たちがやってるんでね、私たちから考えると、もっと迅速にできますよ』ということで。その内訳については、うっかり話をすると企業秘密にもなるかもしらんし。同時に『どこの技術者も同じことを考えてないんでしょうかね』という、そういう議論も聞きました。それで、2つの会議を設けて、(有害物質の)ベンゼンならベンゼンの除去のために、バイオの要するに、細菌を使った方法など格段に進んでいますから。そういうものを束ねて、重層的に複合的に事を進めていけば、予想しているよりも短期間に、はるかに安い価格でできるというめどがつきましてね。昨日、最終報告ではありませんけど、最終報告に近い中間の報告を先生方から聞きました。人間は非常に保守的でね、旧弊な発想体系しかもってないから。本当の専門家に委嘱してやればですね、こういう結果(586億円)が出たんでね。これは今までなかったですね、公共事業に関するチェックの新しいシステムができたと思うんでね。東京だけでなしに、これを範としてね、地方の自治体がこういう問題に遭遇したときに、やっぱりこういう形の合議機関をつくってね、二重三重にチェックすれば、もっともっと合理的な結論が出ると確信いたしました」

都知事「噂が噂を呼んでね。あれだけのオーソリティー(権威)が、二重三重にチェックして結論を出したことは、私は日本の技術を信じていますから、報告の通りですね、短期間にはるかに安いコストで新しい市場が出来上がると思います。都民の方にぜひ安心していただきたい」

--586億円は、高濃度の汚染物質がみつかった以前の670億円という対策費よりも安い。以前の見積もりが甘かったということか。金額は安いほうがいいが、本当にこれで安心が保てるのかという声も出ると思うが

都知事「2番目の問題については、私も素人ですから。確かな疑義があるから、それは座長代行に詳しく聞きました。それからそれぞれの分野についても専門家に聞きました。それでバイオの専門家はですね、まだ方法は他にある、と。もっと安くなると思うけども、それが非常に効果的であるという検証を得るためには、もう少し時間がいる。しかし、それをやっているとおそらく時間がこのプロジェクトの展開に間に合わないでしょうから、今ある限りの技術の適用を考えたので、ということを言っておられた」

都知事「大事なことはね、過去の積算が甘かったとか甘くなかったとか、そういうことじゃなくてね、やっぱり技術というものに対する期待とか信頼とか、知的な意味で欠けていたんだね。だから古い発想で古い技術使って、そういうものでしか積算されなかったから、悪い数字が出てきたんですよ。これはやっぱりね、どういうのかな、担当の者たちの要するに教養の責任だと思います。発想の責任だと思いますね」

*****転載終わり*****

 みなさん、都知事の回答をいかに受け止められますか?

 都知事が、586億円の技術を公言されました。586億円の根拠も述べることなしに、586億円のみを述べるというのは、無責任ではないでしょうか。移転推進に有利な情報のみ公開するのでしょうか。
 ここまで公開した以上、すみやかに今までなされた技術会議の審議内容(議事録)をすべて公開すべきです。
 非公開で進めるというのであれば、それこそが、期待や信頼のできない技術を今回の土壌汚染処理技術に採用していることの裏返しではないでしょうか。

 ベンゼン処理にバイオを使うことが述べられています。
 都知事自身もみとめられているように、「非常に効果的であるという検証を得るためには、もう少し時間がいる」技術なわけであります。
 食の安全・安心を守らねばならない、リスクがゼロでなけらばならない市場になるはずの土地で、バイオがベンゼン処理に有効であるかどうかの実験をすることを知事は、お認めになられるのでしょうか?
 実験は、試験管の中だけでお願いしたいと思います。

 なお、写真にもありますように、早速1月16日に、私は、東京都に、技術会議の録音テープの開示請求を行いました。
 食の安全・安心を守れる技術提案が果たしてなされたかどうか、技術会議の内容を十分検討・検証させていただきます。

  東京都及び原島文雄先生をはじめ技術会議のメンバーの皆様へ。
 科学技術の検討は、万人監視の公開の場ですべきです。どうか、これ以上、非公開で進めることをやめてください。

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