goo blog サービス終了のお知らせ 

「中央区を、子育て日本一の区へ」こども元気クリニック・病児保育室  小児科医 小坂和輝のblog

感染を制御しつつ、子ども達の学び・育ちの環境づくりをして行きましょう!病児保育も鋭意実施中。子ども達に健康への気づきを。

一度、いけばなと子育て支援の講座のコラボをやってみたい。池坊専好先生(華道家元池坊次期家元)のいけばなの美と哲学を伺い、その実演を聴講し感じました!

2020-11-01 13:40:28 | 仲間・先生

 2020年10月31日、池坊専好先生の「いけばな」に関するご講演と、「立花」の実演を聴講する貴重な機会を得ました。

 そのいけばなの美と哲学に感銘を受けました。

 生ける過程は、子育てそのものにも当てはまると感じました。以下、()が小坂による当てはめ。

 主となる大きな素材の一番よいところを見て据える(その子の個性を見極め、その個性を伸ばす)。

 その個性が際立つように、要らぬところは、潔く捨てていく(過度な負担となる習い事や塾などやめて無理をさせず、十分な成長の時間を作る)。

 葉をならして、風にそよぐ感じを出す(風を感じる生活環境整備)。

 針金を使い、枝ぶりの最小限の補正をする(憲法、法律、学校規則など最小限のルール、自分を守るルールを知る)。

 一見、見栄えの悪い部分を生かす、老いた葉も生かす(短所に見える部分も、見る角度を変えて、長所として生かせるようにする。「枯れた花にも華がある。」)。

 いけたもの同士を、競い合わせない(親の価値観を主張しあわない、家族の調和、学校・地域の調和)。

 できあがりの足元がきれい(家族の調和、学校・地域の調和)。

 
 いけばなと子育て支援の講座のコラボをやってみたいと、心から思っています。

 また、東京五輪、その中心となる選手村中央区でも、積極的にいけばなという日本の伝統・文化をもっともっと活用し、選手をお迎えでいればよいと考えます。


関連記事:
一木一草一花の命を慈しむ日本人の心 いけばな
https://www.westjr.co.jp/company/info/issue/bsignal/13_vol_146/issue/02.html


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 決算特別委論点30:コロナを... | トップ | 1日感染+877入院6349(+243)重... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。

仲間・先生」カテゴリの最新記事