goo blog サービス終了のお知らせ 

「中央区を、子育て日本一の区へ」こども元気クリニック・病児保育室  小児科医 小坂和輝のblog

感染を制御しつつ、子ども達の学び・育ちの環境づくりをして行きましょう!病児保育も鋭意実施中。子ども達に健康への気づきを。

☆新型コロナウイルスはプール自体では感染せず、水泳授業・プール活動の実施は可能。文科省の考え方

2020-05-27 11:11:49 | 教育

 新型コロナウイルスはプール自体では感染せず、授業実施は可能とするのが、文科省の考え方です。

 多々課題はあります。
 例えば、多くの学校で「定期健康診断」の実施ができていない状況ではありますが、地域のかかりつけ医が協力して、水泳授業が可能であるかの健康チェックはしていきませんか?

***********以下、抜粋*****
https://www.mext.go.jp/content/20200522_mxt_kouhou02_000007426_03.pdf

今年度における学校の水泳授業の取扱いについて

            記

1.学校プールについては、学校環境衛生基準に基づき適切に管理すること。特にプール
水の遊離残留塩素濃度については、プールのどの部分でも基準の濃度となるように管
理すること。また、ドアノブやシャワーや洗眼器の水栓など児童生徒が手を触れる箇所
は、こまめに消毒を行うこと。
 また、屋内プールについては、換気設備を適切に運転するなど換気を行うこと。なお、
学校以外のプールを活用して授業を行う場合には、そのプールの管理者に対して学校
環境衛生基準及び本事務連絡に基づく適切な管理を徹底すること。

2.毎朝の検温や健康観察により学習前の児童生徒の健康状態を把握し、体調が優れない
児童生徒の水泳授業への参加は見合わせること。
 また、授業を見学する児童生徒については、マスクを着用させるとともに、児童生徒
間の距離を1~2m以上確保するよう指導すること。ただし、気温が高い日などに屋外
で授業を見学する場合は、マスクを着用した児童生徒が熱中症にならないよう、日陰で
見学させたり、必要に応じてマスクを外し、他の児童生徒との距離を2m以上確保する
よう指導すること。

3.授業中、児童生徒に不必要な会話や発声を行わないよう指導するとともに、プール内
で密集しないよう、プールに一斉に大人数の児童生徒が入らないようにすること。プー
ル内だけでなくプールサイドでも児童生徒の間隔は2m以上を保つことができるよう、
複数のクラスによる合同授業はなるべく避けること。

4.授業中、児童生徒が手をつないだり、体を支えるなど、児童生徒が密接する活動は避
けること。ビート板などの用具を使用する場合は、児童生徒間での用具の使い回しは避
けるとともに、使用後に消毒を行うこと。

5.児童生徒によるプールサイドでの人数確認は、事故防止の上で重要であるが、バディ
システムは複数の児童生徒が組になる形態であるので、感染リスクに十分注意して運
用すること。例えば、プールサイドで、児童生徒が互いに手をつないだり、密着して座
ることはせず、2m以上の身体的距離を確保しつつ同時に挙手してお互いを確認する
とともに、名簿を用いた点呼を併用するなどの工夫をすること。

6.更衣室については、児童生徒の身体的距離を確保することが困難である場合は、一斉
に利用させず少人数の利用にとどめること。更衣室利用中は、不必要な会話や発声をし
ないよう児童生徒に指導すること。水泳の授業中はマスクを外すことになるので、マス
クの適切な取扱いについて指導するとともに、更衣室利用の前後に手洗いを徹底する
こと。併せて、更衣室のドアノブやスイッチ、ロッカーなど児童生徒が手を触れる箇所
は、こまめに消毒を行うこと。

7.水泳の授業で児童生徒が使用するタオルやゴーグルなどの私物の取り違えや貸し借
りをしないよう指導すること。

8.水泳授業を実施する際には、以上の感染症対策について学校内で共有するとともに、
児童生徒や保護者の理解を図ること。

9.幼稚園においてプール(ビニールプールを含む)を活用した活動を行う場合も、上記
1.~8.を十分に踏まえた対策を講じること。なお、幼児期の特性から、必ずしも幼
児が1.~8.に基づく対応を直ちに実施できない場合もあると考えられるが、幼児が
感染症予防の必要性を理解できるように説明を工夫するとともに、幼児自身が自分で
できるようになっていくために十分な時間を確保すること。

【本件担当】
〔水泳授業の全般に関すること〕
スポーツ庁政策課学校体育室
電話 03-5253-4111(内線 2674)

〔幼稚園におけるプール活動に関すること〕
文部科学省初等中等教育局幼児教育課
電話 03-5253-4111(内線 2376)

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ☆夏に流行するヘルパンギーナ... | トップ | 26日:入院1950(-171)退院1... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。

教育」カテゴリの最新記事