「中央区を、子育て日本一の区へ」こども元気クリニック・病児保育室  小児科医 小坂和輝のblog

川﨑の事件、不安な気持ちは、担任や養護、学校カウンセラーの先生、そして私達小児科医にご相談下さい。/病児保育鋭意実施中。

保育園・幼稚園での事故死から子ども達を守るには、(2)

2009-12-08 18:31:19 | 子育て・子育ち

(上のブログから続く)
16)2005.11.18. 託児所で1歳女児窒息死   
 鳥取県米子市角盤町3の無認可の民間託児所「ママ&マミーズ」(岩田結紀所長)で、18日午前11時35分ごろ、1歳女児が床の囲い(高さ約80センチ)の中に敷かれた布団の中でぐったりしているのを女性職員(37)が見つけた。119番通報で市内の病院に運ばれたが、既に死亡していた。
 県警米子署が19日、司法解剖した結果、窒息死と分かった。同署は管理上の問題があったとみて、業務上過失致死容疑で関係者から事情を聴いている。
 調べでは、女児は同9時半ごろ、職員がミルクを与えて1人で寝かせた。発見時は数枚の布団の下でうつぶせになっていた。 死亡推定の同10時ごろに年長の子どもが布団を出し入れするといい、同署は子どもが長女の上に布団を置いた可能性もあるとみている。
 所長ら職員3人は寝かしつけた後、長女の様子を確認していなかった。当時は0~4歳の乳幼児17人がいた。 



17)2005.08.10. 本棚で熱中症?かくれんぼ4歳男児が死亡 
 10日午後0時25分ごろ、埼玉県上尾市本町の同市立上尾保育所で、4歳男児が、廊下の本棚の中でぐったりしているのを、所長(59)が見つけ119番通報した。 病院に運ばれたが、約1時間半後、死亡した。死因は熱中症とみられる。
 上尾署によると、昼食をとろうとした午前11時30分ごろ、男児がいないことに所長が気付いた。所内を捜したところ、廊下の本棚(高さ1・2メートル、横90センチ、奥行き43センチ)の下段の物入れの中に座った状態でぐったりしている男児を見つけた。友人らとかくれんぼをして遊んでいたらしい。 



18)2005.04.19. 3歳園児水泳講習中にプールでおぼれ死亡
 十九日午後二時半ごろ、福岡県大牟田市草木の大牟田スイミングスクール(重松隆社長)で、みずほ保育園の3歳園児が、プールの底に沈んでいるのを同スクールのコーチが見つけた。病院に運ばれたが約三時間後に死亡した。大牟田署は死因の特定を急ぐとともに、安全管理について関係者から事情を聴いている。 
 同署の調べなどによると、章ちゃんは同日午後二時から、二十五メートルプール(水深約一メートル)で、同園など二保育園の園児約五十人を対象にした水泳講習に参加していた。 園児らは小グループに分かれ、それぞれに同スクールのコーチが付いて指導。章ちゃんのグループはプールサイドの縁を両手でつかみながら横に移動する練習中だった。足元には補助用のプラスチック製台(高さ四十センチ)が置かれていたが、担当コーチが気づいたときには、章ちゃんはプール側壁と台のすき間に沈んでいたという。

→<続報>大牟田市内のスイミングスクールで園児が水死した事故で、大牟田署は31日、スイミングスクールの経営者や当時のコーチら3人を業務上過失致死容疑で書類送検した。 (2006.2.1.) 



19)2005.03.24. 1歳男児手洗い場で死亡 
 川崎市宮前区の認可外保育園「すみれの園保育園」(現在は廃園)で二〇〇五年三月、同園に通っていた一歳六カ月の男児が手洗い場でおぼれた。
 元園長は〇五年三月二十四日午前十時五十分ごろ、園内のトイレを清掃中、男児が手洗い場に一人で行ったのを確認しながら、流し台(長さ76センチ、幅47センチ、高さ42センチ)に水を出したまま男児(身長85センチ)を近くで遊ばせ、付き添わずに放置。 五分後に清掃を終え手洗い場に行くと、水が深さ十センチになった手洗い場で、男児が顔をつけたままおぼれているのを見つけた
 男児は元園長が発見した際、うつぶせで上半身を流し台に乗せ、頭が水につかっていた。足は床に着いていなかった。
 元園長はトイレ掃除をするため、男児に「ちょっと待ってて」と声を掛けて部屋を出たという。当時、ほかの保育士は園児らと散歩中。園内にいたのは、亡くなった男児を含む園児3人と元園長、調理師だけだった。
 男児は意識不明となり、同年十月二十九日、低酸素性脳症のため死亡した。



20)2004.11.17. 園外保育中の6歳園児川に転落し死亡
 東京都世田谷区玉川3の多摩川河川敷にある区立兵庫公園で、区立新町保育園園児6歳(女児)が誤って多摩川に転落した。警視庁や東京消防庁などがヘリコプターで捜索し、約2時間後に1・5キロほど下流の同区野毛2付近で浮いているところを発見。同消防庁の水難救助隊員らが救助したが、午後6時に病院で死亡が確認された。同区では当面園外保育を中止、再発防止に取り組むという。

→<続報>東京都世田谷区の多摩川河川敷で昨年十一月、同区立新町保育園の女児=当時(6つ)=が園外保育中に川に転落、水死した事故で、警視庁捜査一課と玉川署は、安全管理を怠ったとして同保育園の前園長(56)と、引率していた三十四歳と三十二歳の元保育士二人=今年三月末に退職=を業務上過失致死の疑いで書類送検する方針を固めたとのこと。(2005.08.12.)

→<続報>世田谷区は2006年3月9日、いずれも当時の保育園長(56)と主任保育士(56)を停職3カ月、区の部長ら2人を戒告処分にしたと発表した。主任保育士と女性保育士2人の計3人で園児19人を引率していたが、主任は会議に出席するため事故前に公園を離れており、女性保育士も園児の飲み物を取るためその場を離れるなど、監視を怠った。 



21)2004.08.20. 学童保育の8歳男児割れたガラスが胸にささり死亡
 広島県福山市立山手小学校の放課後児童クラブ(学童保育)で、8月20日午後4時ごろ、小3男児が学校の廊下のガラス戸にぶつかり、割れたガラスが左胸部に刺さって、病院で手当てを受けたが約3時間後に出血多量で死亡した。事故当時は清掃中で、男児はガラス戸に飛びつく遊びをしていた。



22)2003.10.24. 4歳男児公園遊具から転落死
 兵庫県尼崎市の公園で、10月24日、登り棒で遊んでいた4歳男児が高さ約2メートルから転落してコンクリートで腹を強打引率の保育士は救急車を呼ばず、男児は駆け付けた園長の車で近くの診療所に運ばれたが、大学病院で2日後、多臓器不全で死亡した。  


 
23)2002.11.1. 10か月の乳児 昼寝中に突然死 
 福岡県宗像市の認可外保育施設「都愛幼稚園」で、11月1日午後3時ごろ、生後10か月の女児が昼寝中にぐったりしているのを担当の保育士が発見。病院に運んだが既に死亡していた。司法解剖では死因は「不詳」で、乳幼児突然死症候群(SIDS)か、鼻口や上気道閉鎖などによる窒息死の可能性があるとされた。宗像署は、布団や枕が頭部にかぶさり窒息死した可能性もあるとみており、園の管理体制に不備がなかったか調べる方針。 



24)2002.09.18 屋上駐車場から転落したワゴン車の下敷きになって3歳園児死亡 
  名古屋市緑区の私立「めぐみ保育園」で、保育園に孫を迎えに来た男性(78)が運転を誤り、屋上駐車場の鉄さくに二度衝突して、3・6メートル下の園庭に転落。整列していた3歳園児が下敷きになって死亡、園児1人が重傷を負った。男性は、業務上過失致死傷罪で罰金50万円の略式命令を受けた。 



25)2002.07.30 1歳女児ベッドを覆っていた板に首を挟まれ死亡 
 午後0時40分頃、新潟市紫竹山の無認可保育園「小林乳児園」の2階で女児(1歳11カ月)が寝たのを保育士が確認し、仕事をするために現場を離れた。 1階で仕事を済ませ30分後に戻ったところ、ベッドの内で立ち上がった女児が柵に手をかけたままベビーベッドとベッドの上を覆っていた合板のあいだに首を挟まれてぐったりしていた。死因は首圧迫による窒息死。 女児が寝ていたベッドは縦106 cm、横76 cm、脚を除いた高さ75 cmで、市販ではなく手製であった。合板は縦121 cm、横65 cm、厚さ0.4 cm、重さ約 5 kgで、使わなくなったベッドの底板であった


 
26)2002.5.21. 押入れ内の椅子に挟まり、一歳男児窒息死
  鳥取県羽合町(現湯梨浜町)立橋津保育所のほふく室内で、同室内にいた保育士が気付かない間に一歳男児が押し入れに入り込み、下段に置かれていた牛乳パック製の長いすの上に倒れていた。保育士が気付いたときには呼吸停止状態で、救急車で病院に運ばれたが翌月、多臓器不全で死亡した。

→<続報>同町や保育士らが監視義務と安全配慮義務を怠ったのが原因として、男児の両親が保育所を運営する同町を相手取り、慰謝料など約五千百七十七万円を求めていた訴訟の判決が2004/4/12、鳥取地裁であった。山田陽三裁判長は原告側の主張をほぼ認め、湯梨浜町に対して約三千五百六十万円の支払いを命じた。 



27)2002.01.22. 缶ポックリのひもが首にからまり、3歳男児死亡
 新潟県長岡市豊2の私立鵬(おおとり)幼稚園で、02年1月22日午前9時25分ごろ、同幼稚園1階の遊戯室で、3歳男児が 「缶ポックリ」と呼ばれる遊具のひもを首に絡ませてぐったりしているのをほかの園児が見つけた。男児は病院に運ばれたが4時間後に死亡した。
 「缶ポックリ」は、ひもを通した空き缶に足を載せて竹馬のようにして遊ぶ遊具。長岡署の調べによると、男児は「缶ポックリ」を 使いながら「くまさんジム」と呼ばれる網目状のロープを上り下りできる遊具に登り、事故に遭ったらしい
 「くまさんジム」は全国27カ所の幼稚園などにあり、同署は安全管理方法などを調査する一方、園児が遊具で遊ぶ際の同幼稚園の安全管理マニュアルなどを押収した。 



28)2001.10.25. 白玉団子をのどに詰まらせて、6歳女児死亡
 沖縄県の認可保育園で二〇〇一年十月二十五日、6歳女児が保育士から与えられた白玉団子をのどにつまらせた。保育士は背中をたたいて吐き出させようとしたがかなわず、心肺停止状態で病院に搬送。 女児は意識が戻らないまま二〇〇二年九月二十八日に死亡した。 



29)2001.10.17. リンゴをのどに詰まらせて、一歳男児死亡
 千葉県船橋市市立緑台保育園で、一歳男児がリンゴをのどに詰まらせて死亡した。 



30)2001.04.18. 一歳女児 人工池に落ち死亡
 横浜市戸塚区小雀町の民間保育所「みどり共同保育所」で4月18日夕、1歳女児が保育所から約30メートル離れた人工池で浮いているのが見つかり、間もなく死亡した。
 戸塚署の調べによると、女児は園児約30人とともに園庭で遊んでいて、3人の保育士が気付かないうちに出入り口から外へ出て、この人工池に落ちた
 この保育所は、地域への開放などから「門なし保育」を理念にし、出入り口に門扉を取り付けていなかった。事故の前にも、別の園児が保育所からいなくなることが何度かあり、帰宅時に園児が同じ池に転落したこともあった
 同署は、園児が出入り口から抜け出して池に転落する危険を予想できたにもかかわらず、出入り口に門扉やさくを設けるなど必要な事故防止策をとらず、担任の保育士は園庭で遊んでいた園児たちに十分に気を配っていなかった、と判断し、安全管理を怠ったとして、園長(67)と担任の保育士(30)を業務上過失致死の疑いで17日にも書類送検する。 



31)2001.03.15. 24時間保育所で乳児死亡
 東京都豊島区池袋2丁目の雑居ビル2階にある保育所「ちびっこ園池袋西」で15日午後5時5分ごろ、幼児がベッドでぐったりしている、と保母(23)から119番通報があった。
 警視庁池袋署が調べたところ、4カ月男児が意識を失っており、病院に運ばれたが16日未明に死亡した。同署は司法解剖をして死因を調べるとともに、業務上過失致死の疑いもあるとみて、同施設の責任者から事情を聴く。
 調べでは、同園のベビールームで同日午後4時45分ごろ、ベッド(縦約80センチ、横約140センチ)で寝ていた男児の顔に、横に寝ていた生後8カ月の幼児が覆いかぶさっていたのを保母が見つけた。保母が呼びかけたが、男児の反応はなかったという。
 同ルームでは、3つのベッドには2人ずつ、6つのベッドには1人ずつの計12人が寝ていた。当時、保母はいなかったという
 同園は24時間保育の無認可保育所を全国チェーンで経営している「ちびっこ園」(本社富山市)で、全国に約60カ所ある。当時、同園には、4人の保母らとゼロ歳から6歳までの約40人の幼児がいたという。
 同保育所に対しては、東京都が昨年10月、立ち入り検査をし、常勤の保育従事者が不足していると指摘していた。当時、ゼロ歳から小学生まで57人の子どもがいて7人の保育従事者が必要だったが、6人しかいなかった。  
 これに対して同保育所は今年2月、「保育従事者の募集をする」との改善報告を都に提出していた。都福祉局は、今回の事故を受け、一両日中に立ち入り検査をする方針。 



32)2001.01.19. 箱型ブランコ下敷き,4歳園児死亡 
 島根県益田市七尾町の私立益田幼稚園(永見勝徳園長、園児百一人)で、昼休みに園庭の鉄製ぶらんこで遊んでいた4歳男児が、ぶらんこの下敷きになり頭などを強く打ち、市内の病院に運ばれたが約四十分後に死亡した。 
 益田署などの調べでは、男児は昼食を終えて園庭北側にある舟形の鉄製ブランコ(長さ三メートル、幅〇・八メートル)に四人の園児と乗り遊んでいたという。その後、何らかの原因であおむけのままぶらんこの底板と地面に上半身を挟まれたらしい。詳しい原因などは調査中。 同園によると、園庭では当時、男児と同じ年少組(二十五人)の園児約十五人が遊んでおり、女性教諭が園児を監視していた。この教諭がほかの園児の面倒を見るため、ぶらんこ周辺から目を離した間に挟まれていたという。 

以上、

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