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「中央区を、子育て日本一の区へ」こども元気クリニック・病児保育室  小児科医 小坂和輝のblog

感染を制御しつつ、子ども達の学び・育ちの環境づくりをして行きましょう!病児保育も鋭意実施中。子ども達に健康への気づきを。

【ポスト平成へ9】都市整備 超高層建築のまちづくりの持続可能性、その地域との調和(小学校等社会インフラ、既存マンションの資産価値、人口減少及び五輪後社会環境など)、開かれた場での議論と住民の合意形成。

2019-01-25 22:45:43 | 公約2019
 超高層建築の持続可能性について、常日頃、考えています。

 いまのまま超高層建築を中央区で建て続ければ、オフィスも住戸も供給過剰となり、すでにできている超高層建築だけではなく9割の住民の皆様がお住いになっているそれら大小の全てのマンションの資産価値をも下げることに繋がらないだろうか?

 大規模修繕や建て替えをうまく乗り切れるようにするにはどうすればよいのだろうか?

 頭ごなしに、中央区の超高層のまちづくりを否定しているのではございません。
 中央区が、超高層建築計画を行うのであれば、将来の建て替えも含めた持続可能性や、超高層大規模住宅建設に伴う人口増加や需要の増加に合わせた小学校・保育園・高齢者施設・交通機関・公園・防災施設など社会インフラが整えられ、地域との調和がとれていることまできちんと根拠を持って住民に説明責任を果たすべきであると考えます。現状は、超高層の建物をつくる計画を許容した後は、その物件を買った或は権利変換を受けた住民に、責任転嫁をしているように感じます。
 逆に、超高層のまちづくりの手法を使わない手法もあると私も提案するのであれば、その代替案はどうするのか、その補助金はどのように使うのか、説明責任を有していると考えます。(その際、小児医療が専門である私としては、多くの建築の専門家の皆様のご意見を伺いながら解を見つけて参る所存です。)
 両者を、開かれた場で、議論をして、住民合意形成のうえで、まちづくりを進めていくべきと考えます。

 私は、日本の建築技術を信じたうえで、書いています。


 どのようにして、持続可能なものにしていくべきか、考えるひとつのきっかけとなる文章だと思い、以下、掲載させていただきます。
 内田氏も、議論の土台をつくるべきと私は、読み取ります。
 抜粋:「一旦、容積率再緩和をやめ(例えば最大容積を1000%に戻し最近の超高層を容積上既存不適格にし)、二つの立場を対等にしてから議論をしませんか。」
    「高度な技術と見識を持った大手不動産各社の開発担当者や経営者が、増床を前提としない再開発計画に取り組んだ時、私たちは、初めて持続可能性を持った「東京の未来」を語る皆さんの本当の力量を知り、議論を尽くすことができるのではないか、そう考えるからです。」


*****建築家/一級建築士 内田 祥士氏SNS********
1月21日 18:04 ·

拝啓、各位

時々、繰り返し、言っておこうと思います。

この建物を竣工後40〜50年で建替えられるだろうか。実際、「超高層の建替」は既に始まっていますが、同時に、耐震改修問題の顕在化以来、建物のありように関する責任は所有者にという法的整備も確立されつつあります。
にも関わらず、既に相当量存在する「超高層の建替え」や建替計画が例外なく床面積の拡大再生産を前提としている背景には、国や自治体による容積率再緩和と民間による再再開発の一体化という現実があります。ならば、都市部の超高層プロジェクトは、官か民の何方かが破綻するか、民意が動く迄続くことになります
人口減少社会に於ける地方衰退の原因の大きな部分を、こうした官民一体の都市再再開発による人口集中が負っていると私は考えますが、再再開発側は、世界の大都市と競うことを諦めれば、東京に未来はないと言います。
しかし、容積率再緩和という行政補助をともなっての再再開発である以上、両者の立場は対等ではなく、彼らは、既に開発保護、いや寧ろ、介護の対象になっていると言った方が事実に近い様に思います。
ならば、一旦、容積率再緩和をやめ(例えば最大容積を1000%に戻し最近の超高層を容積上既存不適格にし)、二つの立場を対等にしてから議論をしませんか
高度な技術と見識を持った大手不動産各社の開発担当者や経営者が、増床を前提としない再開発計画に取り組んだ時、私たちは、初めて持続可能性を持った「東京の未来」を語る皆さんの本当の力量を知り、議論を尽くすことができるのではないか、そう考えるからです
しかし、長いなあ・・・
以上報告迄

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今週末の土曜日午後及び日曜日の急病対応の時間変更について 1月26日(土)及び27日(日)両日とも最終受付12時まで

2019-01-25 20:22:48 | 日程、行事のお知らせ
 現在、インフルエンザが猛威を振るっています。

 手洗い・うがい・マスク及び人ごみを避けることで乗り切って下さい。

 今週末、申しわけございませんが、急病対応の時間を変更させていただきます。


 1月26日(土)及び27日(日)両日とも最終受付12時まで


 なるべく受付けを12時までにお済ませ下さいますようにお願い申し上げます。

 ご不便をおかけいたしますが、どうかよろしくお願い申しあげます。


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早稲田大学 政治経済学術院教授坪井善明先生 最終講義「ベトナム研究46年」 1月26日13時~14時半3号館405教室、先生お疲れ様でございました。

2019-01-25 19:52:28 | 仲間・先生
 明日、尊敬申しあげる早稲田大学教授坪井善明先生の最終講義です。

 坪井先生は、社会人に課題本を出して2000字でまとめ発表しあう輪読会“坪井ゼミ”を、10年以上続けて下さいました。今も続いています。
 私もその参加者のひとりでした。

 無所属で自治体の議員に立候補するに至った背景には、何人かのキーパーソンとの出会いがございましたが、坪井先生は、重要なカギを握るその一人でした。
 素人の小児科医が、そんな無謀なことを思いつくわけがございません。

 12年前に、輪読会後の懇親会の席で、無所属で区議会議員に立候補することを考えているとご相談すると、先生が肩をたたき、私の迷う気持ちをふっ飛ばさせて下さいました。
 坪井先生のこの肩たたきがなければ、中央区議になっていなかったかもしれません。

 坪井先生、長年教鞭をとられた教授人生、本当にお疲れ様でございました。
 益々のご活躍をご祈念申し上げます。

 そして“坪井ゼミ”は、これからも末永くどうかよろしくお願い申しあげます。最近、実は欠席がちだったのですが、なんとか時間を作り出席したいと思っています。

 診療が早く終われば、駆けつけたいところです。


******早稲田大学HP*******
https://www.waseda.jp/top/news/62699

早稲田大学の最終講義は1927年(昭和2年)12月16日、早稲田大学文学部の創設者・坪内逍遙博士が大隈記念講堂で行った「シェークスピア最終講義」に始まる早稲田大学伝統の行事です。当日は、多くの教え子たちが駆けつけ、早稲田大学教員としての最後の晴れ舞台となります。

2018年度をもって定年退職される専任教員のうち、Webサイトへの掲載を了解頂いた最終講義は次のとおりです。特に注意・記載がない場合は、一般の方についても聴講が可能です。


政治経済学術院

坪井 善明

「ベトナム研究46年」
1月26日(土)13:00~14:30
3号館405教室
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