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「中央区を、子育て日本一の区へ」こども元気クリニック・病児保育室  小児科医 小坂和輝のblog

感染を制御しつつ、子ども達の学び・育ちの環境づくりをして行きましょう!病児保育も鋭意実施中。子ども達に健康への気づきを。

いよいよ、新年度!!新たな診療体制で

2008-04-01 07:08:01 | 小児医療
さて、いよいよ新年度。

 3/31は、退職や人事異動になられる中央区職員さんに、お世話になったご挨拶にお伺いいたしました。
 幸いにして非常勤で現場に残られる方、残念ながら中央区から去られる方、東京都の職員に戻られる方等様々でした。
 お世話になった方、すべてにご挨拶できませんでしたが、この場をかりて御礼申し上げます。いろいろご指導ありがとございました。いろいろお世話様になりありがとうございました。

 新年度が始まり、3月に審議していた中央区の2008年度予算も始まります。いままでは、『「何に」(WHAT)、「いくらかけて」(HOW much)、「どう」(HOW)解決するか』という視点での論議でしたが、「何に」(WHAT)、「いくらかけて」(HOW much)は決定された以上、これからは、「どう」(HOW)という視点(いかにお金が使われていき、計画が達成されるのか)が最重要になってきます。予算執行が適切になされるか、現場を視察見学し、現場の声を聞き、その都度行政に反映するとともに、特に改善が必要とされる場合は常任委員会や特別委員会、10月の決算特別委員会で提案・要望して行きたいと思います。
 
 
 クリニックにおきましても、先日も書きましたが、さらなる小児医療の充実に向けて取り組みたいと思います。
 以下、新年度からの取組みです。
 
【計画1】診療時間幅拡大(新規の取組み)
朝8時15分から開始、夜6時30分まで。
保育園・学校前の診療や、保育園・学校終了後の診療のご要望があるのがわかりましたので、対応して行きたいと考えます。

【計画2】専門スタッフの増員(新規の取組み)
その1:発達外来、アレルギー外来
発達相談、アレルギー、アトピー性皮膚炎などをご専門とされる元総合川崎臨港病院小児科部長の高階慎子先生に、定期的に診察に来ていただきます。
火曜日午前診療9:30-12:30
木曜日午後診療1:30-5:30
特に、軽度発達障害の子ども達をはじめ特別支援教育の充実は、予算特別委員会教育費での一つの焦点でしたので、高階先生とも十分意見交換し、取り組んでまいりたいと考えます。

その2:小児がん、小児外科、小児神経
今後は、小児がん医療をご専門とされる辻尚子先生、小児がん、小児外科をご専門とされる荒木夕宇子先生、小児神経をご専門とされる先生らも入っていただく予定です。

【計画3】休日診療(取組みの充実)
日曜・祝日も急病対応していきます。予防接種・健診も行います。

【計画4】病児保育(取組みの充実)
病気のお子さんを病児保育室で1日お預かりします。
毎週月曜~金曜
時間9:00~17:30(受け入れ8:30より)
料金 2000円/日(区内)
   5000円/日(区外)

【計画5】一時保育(取組みの充実)
元気なお子さんを子育て広場あすなろの木で一時的にお預かりします。
毎週月曜~金曜
時間9:00~17:30
料金 1200円/時間

【計画6】みんなの子育て広場“あすなろの木”との連携(取組みの充実)
クリニック隣りの子育て広場“あすなろの木”では、遊びの時間や楽しい企画、小学生の放課後の時間など毎日行っています。あすなろの木と連携し、そこでの企画をお伝えしていきます。

 小児科医として私自身の関わる現場の実践は、行政の子育て支援策への提言の“根拠”となっています。今後、小児医療の充実、そして子育て支援の充実に努めてまいりたいと考えています。
 また、まだまだ、取り組まねばならない事柄がたくさんあるのも存じ上げております。実現にむけ考えて参ります。
コメント
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