アル中(歩中)オジさんのフォト日記

 散歩中の出来事などを中心に写真とともに日記風に綴ったものです。

処暑 涼しさちょっぴり

2020-08-23 14:46:01 | Weblog
 23日は二十四節気の処暑(しょしょ)です。厳しかった暑さも峠を越した頃で、朝夕には涼しい風が吹き、虫の声も聞こえ、穀物が実り始める頃ということですが、台風の季節の到来でもあります。とにかく今年の夏は暑さが厳しく、立秋を過ぎても秋の気配すら感じることの出来ない日が続いています。今日は都心では午前に激しい雨が降り、一時気温も23度台まで下がりました。こちら練馬では雨が降ったもののすぐ止んでしまい、ほんのお湿り程度にしかなりませんでしたが、気温は25度と都心同様雨の効果がありました。

 このところ朝から気温の高い日が続いていたので、処暑らしいちょっぴり涼しい時間もありましたが、時間とともに天気が回復し気温もまた上がり昼過ぎには練馬で30度、都心でも29度を超え暑さが戻りました。田んぼでは稲がこうべを垂れ出来秋を迎える準備も整い、散歩中に見かける果実も成長していて秋の到来を待つばかりですが、この先も真夏日の日が続きそうで、もう少しの間我慢を強いられそうです。
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せめて気分だけでも涼しく!

2020-08-19 15:01:04 | Weblog
 いつまで続くぬかるみ…じゃなかったこの暑さ。19日はさすがに40度とか39度といった超高温はなかったけど、それに迫る38度台はまだ数多いですねぇ。東京は猛暑日にはちょっと足りなかったが、もうええ加減にせんかいっと言いたいほどの連日の暑さ。どうやら週末は天気が崩れ雨が予想されるということだが、予報が当たるといいねえ。人間が出来てないせいか、暑くてのべつ汗が出るとイライラします。

 コロナのおかげで遠出もままならず、暑さに耐えていますが、こんな時はせめて気持ちだけでも涼を感じられれば…とお届けするのが今日の写真です。ちっとも雨が降らないので水が澄んでいる白子川を泳ぐ小魚たち。もっと寄って撮りたいけど2,3㍍上からのぞきこんでの撮影だけにちょっとわかりにくいかな。サカナははっきりしませんがモツゴかオイカワかしら。子供の頃のように、川に入ってサカナ捕りに興じられたら気持ちいいだろうなぁ。ちっとは涼を感じられましたか?
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シンテッポウユリ

2020-08-17 15:06:35 | Weblog
 お盆が明けても暑さは収まりませんねえ。毎日、暑いばかりでほかに書くことないのかねって言われそうですが、ないんだよね(笑)。だって浜松市は41.1度の高熱、じゃなかった高温であっさりこれまでの記録を更新しちゃったんだから。39度台もいっぱいで、東京も練馬は37度と暑く、コロナのせいだけでなく「これまでと違う夏」です。これが「残暑」なんておかしいよ。盛夏じゃないかね。なんてぶつぶつ言いながら歩いていたら、夏の花の中に混じって清楚なユリが咲いてました。

 すっくと伸びた茎からお辞儀をしたように花が横を向いて咲いてます。テッポウユリに似てますが台湾原産のユリで、観賞用に持ち込まれたものが野生化したタカサゴユリかもしれません。6月ごろに咲くテッポウユリより葉が細く、ホソバテッポウユリとも呼ばれることもあるタカサゴユリですが、よく見るとタカサゴユリの特徴の筒形の花の外側に赤い縞が見えません。じゃあ何だ?
帰宅してから調べてみると、どうやらシンテッポウユリ(新鉄砲百合)らしいです。テッポウユリとタカサゴユリの交雑種で、植えた覚えがないのに咲いたという場合は種子で増えるシンテッポウユリだそうです。

 いずれにしても純白のラッパ型の花はこれぞ百合といった感じです。さまざまな色の花があるユリですがシラユリ(白百合)は独特の趣がありますね。

 
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オトギリソウ

2020-08-15 15:33:37 | Weblog
 なかなか涼しくなりませんねえ。それどころか溜まった熱がちっとも開放されず、大地が蓄熱しているんじゃないかと思えるほど一日中気温が下がりません。青森では以前、ねぶたが終わったらもう秋で涼しくなると言われたものですが、近年はそうでもないようです。15日も全国的に39度台がひしめき、東京も都心は36.1度でしたが練馬など西部は37度台がずらりです。何年か前、37度ってどんな暑さだろうと、埼玉県の熊谷まで暑さ体験に出かけたものでしたが、今や練馬でも37度、38度は珍しくないものね。

 久しぶりに牧野記念庭園を訪ねてみました。お盆の頃に見ごろになるというキツネノカミソリはちょこっと残っているだけで終わりかかってました。猛暑の影響でしょうかね。庭園の隅にひっそり咲いていた小さな花が目に留まりました。名札にはオトギリソウとあり、ちょっと変わった名に惹かれ“素性”を調べてみました。夏から秋にかけて咲く一日草だそうです。変わった名の由来は、平安時代に、この草を原料とした秘薬の秘密を洩らした弟を鷹匠の兄が激怒して切り殺したという伝説からきているそうです。へえ~、薬草なんだ。

 全草を日干しにした生薬の煎じ液は、止血、鎮痛に効用があるほか、多くの用途が知られているようです。別名で青薬(あおくすり)、鷹の傷薬、盆花とよばれます。面白いのは、欧米では聖ヨハネの祝日(6月4日)4の前夜、魔女たちが活動するとされる夕にこの草を摘めば悪魔払いになると信じられていたそうです。
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稲の花 見たことある?

2020-08-14 15:37:32 | Weblog
 お盆の中日ですが耐え難いほどの暑さがまだ続いています。今日は西の方が38度、39度といった暑さが目立ってます。東京は34度台で猛暑日にはなりませんでしたが、暑さはもう勘弁してほしいです。しかし、人間サマがグロッキーになりそうな猛暑も歓迎しているのが水稲です。暑いの大好きで、田んぼでは稲の花が咲き始めました。えっ、稲も花が咲くの?って声が聞こえそうですが咲くんですよ!

 今年は梅雨時の日照不足と地方によってはまれに見るほどの大雨被害があったので、葉物を中心に野菜は大きな打撃を受けましたが、稲作にとっては夏の暑さが一番大事な時期です。橋戸の田んぼを見てきましたが青々と伸びた稲の穂が出る出穂(しゅっすい)期を迎えていました。穂の花は穂の先端部から開き始め、6本の雄蕊が出てきます。白くて小さな地味な花ですが、よぉ~く見るとなかなかかわいいじゃないですか。お米は虫などの力を借りずに自分の花粉で受粉する自家受粉植物です。
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