アル中(歩中)オジさんのフォト日記

 散歩中の出来事などを中心に写真とともに日記風に綴ったものです。

春の花 ニリンソウ

2011-03-26 16:42:07 | Weblog
 間もなく4月になろうというのに、日本列島は相次いで寒波がやってきて春は名のみといった感じのお天気が続いてます。東北の震災被災地では朝夕の冷え込みはまだ厳しく、雪が降っているといいますから避難所での生活は想像を超えるものがあります。東京は晴れて気温も11度まで上がったとはいうものの北風が冷たく、まるで冬のようでした。南国からはサクラの開花の便りもチラホラ聞かれますが、こちらはまだ先のことでしょうか。


 冷たい風に、健気に咲いているニリンソウもちょっと可哀相です。これは石神井公園で見かけた花ですが、ニリンソウの名所として知られる板橋区の赤塚植物園では少し開花しただけで寒さの影響で遅れているそうです。キンポウゲ科のこの花は一つの茎から二輪の花が咲くのでこの名がついたそうですが、イチリンソウともよく似ています。どちらも春を代表する花のひとつです。ニリンソウの葉は食用にもなるということですが、猛毒のあるトリカブトとよく似ていて間違えることがよくあるそうですので注意が肝心です。ちなみに花言葉は予断だそうです。
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春の花 コブシ

2011-03-25 16:01:07 | Weblog
 東北関東大震災から2週間が経ちました。亡くなった方と未だに行方のわからない方々の数は2万7000人を超えていますが、これからまだ増えそうだということです。私もかつて同じ職場で仕事をした同僚を津波で一人失いました。世界中が注目している福島第一原子力発電所の放射線対策も一進一退で、まだまだ予断を許さない状態が続いており、いつまでたっても落ち着きません。災害を引き起こした地殻の変動はまさに地球が生きている証拠であり、人類の英知も自然の前にはひとたまりもないことがわかりましたが、私たちはこれからも向き合って行かなければなりません。


 さて、今日の花はコブシ(辛夷)です。青い空に真っ白な花が浮かんでいるような感じですね。コブシ咲く あの丘北国の ああ北国の春~と歌われたように、北国の人たちにとっては春を体感する花です。開花する前の蕾が子供の拳のように見えるからとか、果実がごつごつしていて握り拳のようだからということで付いた名のようです。よく似た花にハクモクレン(白木蓮)がありますが、こちらは花が上を向いており開きませんがコブシの花は少し小さく、全開するところが違いだそうですよ。それとコブシは小さな葉をつけます。
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春の花 間もなくです、カタクリ

2011-03-24 14:34:55 | Weblog
 節電のためお休みしていた東大泉の牧野記念庭園が再開したとのことで散歩のついでに寄ってみました。入り口のオオカンザクラは満開で訪れる人たちも見上げては盛んに写真を撮っています。春の妖精カタクリもつぼみが大きく膨らんでいて、その中でたった一株だけ花が開いていました。お天気が今ひとつだったせいか、何とも頼りなさげでしたがたくさん咲くのも間もなくでしょう。


 大泉には清水山憩いの森という関東でも有数のカタクリの自生地がありますが、こちらも近い内には咲きそうということです。ここのカタクリは30万株ともいわれ、遠いところからわざわざ足を運ぶ人も多い名所です。見頃は4月に入ってからでしょうが、斜面一体を埋め尽くすカタクリに圧倒されます。その時はまた、改めてご紹介いたします。
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春の花 ムラサキハナナ

2011-03-23 16:14:24 | Weblog
 巨大地震から10日以上にもなるというのに相変わらず余震が続いています。23日は午前中に2回も震度5強という大きな揺れが福島県を襲いました。あの地震の後ですからパニックにはならなかったでしょうが、震度5といえば平時なら大変な騒ぎになるほどの大きな地震ですよね。本震より大きな余震はないといわれますが、被災地でこんなのが度々襲ってきては捜索や復旧活動の妨げになるばかりでなく、本震でかろうじて難を免れた家屋も危なくなります。揺れが何度も続けば、小さな綻びもだんだん傷みが激しくなり倒壊の危険が増すということです。震源域が三陸・宮城県沖から茨城、千葉県と移ってきているのも気になります。東京も大丈夫かなどと心配ですし、この辺で収束へ向かってくれないと困りますね。


 こんな時ですからせめて気持ちだけでも明るく持ちたいですよね。ふと気がつくと、公園や道端には春を告げる草花がいくつか咲いています。まだそんな余裕はないと言われる方も多いでしょうが、歩いている最中に目にしたそんな花たちをいくつかご紹介しますのでひと息ついてください。今日は紫色の鮮やかなムラサキハナナ。ショカツサイ、ハナダイコンなどとも呼ばれる花で、東京でも結構いろんな所で見られます。今では雑草として扱われているのであまり気に留めない人も多いでしょうが、群生して咲いているとなかなか華やかな彩りです。その昔、東京に越してきた時、あちこちで初めて見て感動したものでした。私にとっては春を実感する花のひとつでもあります。
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企業は自粛よりCM再開で元気を!

2011-03-22 16:28:48 | Weblog
 東京は22日も雨が降ったり止んだりの肌寒い天気です。今年のサクラの開花予想はこのところの寒い天候の影響で例年並みの29日頃になりそうだといいます。もう蕾は大きくなっていますが、雨に打たれて首をすくめているかのよう。予報では3月は気温の低いまま推移するとのことで、東北の地震被災地ではまだ氷点下まで下がる日が少なくないようです。早く暖かさを取り戻してほしいものです。


 復興の槌音も響いているようですが、日本経済を牽引する多くの企業は依然として自粛ムードです。大きな被害に打ちひしがれて沈滞ムードにある日本にとって今、必要なのは元気ではないでしょうか。テレビ、ラジオは企業の自粛でCMが出稿されないため、公共広告機構(ACジャパン)のCMがひっきりなしの流れています。内容的にも決して悪いというわけではありませんが、繰り返し、繰り返し見せられ、聞かされては正直イライラします。さすがに苦情が寄せられ最後のサウンドロゴは音を消したものが多くなりましたが、朝から晩まで同じものをひんぱんに、では元気も出ません。


 こんな時だからこそ、日本を代表する大企業からの力強いメッセージで元気を与えて欲しいものです。商品をPRするだけでなくてもCMは出来るでしょう。気持ちはわかりますが自粛はもういいですから元気をくださいと願うのは私だけでしょうか。
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