はやぶさ

　東北新幹線の新型車両E５系はやぶさが５日から東京ー新青森で営業運転を始めましたが上々の滑り出しを見せているようです。１２日には九州新幹線も先行開業していた熊本県の新八代ー博多間が全線開通するので、新幹線は北の青森から南の鹿児島までつながることになり、日本列島は高速列車の時代を迎えますね。


　はやぶさはＪＲ東日本では１９９７年以来の新型車量としてデビュー、事前の試乗会に応募しましたが激しい競争率のためあえなく落選しました。５日の東京駅の一番列車の晴れ姿を見に行きたかったのですが、所用のためこれも行けなかったので今日、日暮里駅近くで走行車両を見てきました。今のところはやぶさが走るのは上下とも東京ー新青森が２往復、東京ー仙台が１往復だけで、日中は運行してませんのでなかなか出合うのは難しそうです。かものはしのくちばしのような長い先頭部分はいかにも早そうで、台車の部分をすっぽり覆っているため騒音もかなり抑えています。


　時速３００㌔で走り東京ー新青森を現行のはやてより１０分短縮して３時間１０分で結んでいますが、１２年度末には３２０㌔に引き上げさらに５分短縮するということです。さしあたり乗る予定はありませんが、機会があればぜひ３００㌔の国内一の速度を体験してみたいものです。