春の花 ボケ

　東京は今日も良いお天気、東北の震災被災地でも久しぶりに暖かいとのことでよかったですね。春の花の“本命”といえばやはりサクラでしょうが、昨日東京でも開花したそうです。東京のサクラは千代田区・靖国神社の標準木が基準で５，６輪ほど咲いたので気象庁が開花宣言をしたものですが、文京区の小石川後楽園でも咲き始め、何と大泉でもちょっと開き始めたそうです。ですが、多くはまだのようでお花見には少し間がありそうですので、春の花紹介の締めくくりはこの花、ボケです。


　つい見過ごしてしまいそうですがよ～く見ると綺麗で、可愛い花でしょう。花の種類も赤、白、薄いピンクがかったのといろいろあり、早いものでは暮れ頃にも咲きますが、これは春に咲く花と区別して寒ボケと呼ぶそうです。実の形が瓜に似ていることから木瓜（もっけ）と呼ばれ、それが転じてボケという名になったといいますが、ボケじゃ可哀相ですなあ。オオイヌノフグリの時も書きましたが、どうも植物の名にはふさわしくない呼び名の花が多いような気がします。


　ちょっと背の低い草ボケというのもあり、素人にはあまり見分けがつきませんが、草ボケの枝にはトゲがあるそうです。春爛漫も間近ですが、春の厄介者は花粉ですね。私はこれまで花粉症になったことはないのですが、近頃はクシャミがひどく、目もかゆいところをみると花粉の影響でしょうかね。また鼻がムズムズしてきました。（この項　終）