アル中(歩中)オジさんのフォト日記

 散歩中の出来事などを中心に写真とともに日記風に綴ったものです。

寒空に咲く地味な小花 ビワ

2024-02-08 13:41:19 | Weblog
 晴れてもなかなか気温の上がらない東京ですが、8日は都心で昼過ぎに11.3度と5日ぶりに10度を超えました。練馬は上りがちょっと鈍く10度までしか上がってませんが厳しい寒さからは解放されました。予報を見ると、この後東京は良い天気が続き気温も上昇するそうです。散歩でよく通るお宅の庭のビワの木に花が咲いてました。一年で一番花の少ない寒い時に咲く数少ない花のひとつで、大きな葉の割には小さな花が集まっているどちらかというと地味な花です。果物の花と言えば、リンゴやミカンなど可愛らしい花がありますが、ビワの花はパッと目を引くような艶やかさがないので気が付かない人が多いでしょうが、綿毛に包まれた小さな花は暖かそうでこの時季にぴったりです。

 初夏の頃収穫される実はフルーツのはしりでみずみずしく甘いのが特徴で、形が楽器の琵琶に似ているところから名が付いたともいわれます。この辺りでは千葉県の房州ビワが有名ですが、東京でもビワの木が結構見られます。ただ都内で見られる実は小ぶりで、あまり美味しそうには見えなかったのですが、この庭の主の長野県出身のおばさんの話では「あちこちで食べたビワは美味しいのはなかったけど、ここのは美味しかったよ」とのこと。小さくてもうまいのもあるんでしょうね。寒空に咲いている、美容や健康に良い食品としてのビワの花言葉は「温和」「治癒」「密かな告白」などだそうです。
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