10日も高気圧に覆われ全国的に晴れの良い天気で気温も上がっているようです。東京も朝は放射冷却で冷え込みましたが、その後は順調に気温も上がり午後には14度を超え、風もなく暖かくなっています。今週は好天で気温も高目のようで、さぁ本格的な春の到来です。ポカポカ陽気で春を告げる花たちも次々に咲き出しています。
ハチの巣が枝からぶら下がったように見えるちょっと変わった花。ミツマタ(三又)です。ジンチョウゲ科の落葉広葉樹の低木で、三つ又(また)に分かれた枝の先に黄色い花を咲かせることろからこの名が付いたそうです。中国中南部・ヒマラヤ地方が原産で江戸時代に渡来したといわれます。赤い花の赤花三又もあるようです。花は先が黄色い小さい花が集まってまぁるく咲いてますが、花に見える部分は蕚(がく)が変化したものだそうです。ジンチョウゲ科ですからほんのり香りもあります。
ミツマタが有名なのは花でなく、和紙の原料になることでしょうね。樹皮に含まれる繊維は強靭で古くから紙の原料として使われ、繊維植物として広まったそうです。このため花言葉は「強靭」「壮健」です。ミツマタを使った和紙はしわになりにくく、高級で紙幣に使われたり証書や地図の用紙としても使われています。大蔵省印刷局が1876年(明治9年)からミツマタを原料に紙幣を作り始め、今でも一万円札に使用されています。2024年から流通の予定の渋沢栄一の肖像の新一万円札にも使われます。
ハチの巣が枝からぶら下がったように見えるちょっと変わった花。ミツマタ(三又)です。ジンチョウゲ科の落葉広葉樹の低木で、三つ又(また)に分かれた枝の先に黄色い花を咲かせることろからこの名が付いたそうです。中国中南部・ヒマラヤ地方が原産で江戸時代に渡来したといわれます。赤い花の赤花三又もあるようです。花は先が黄色い小さい花が集まってまぁるく咲いてますが、花に見える部分は蕚(がく)が変化したものだそうです。ジンチョウゲ科ですからほんのり香りもあります。
ミツマタが有名なのは花でなく、和紙の原料になることでしょうね。樹皮に含まれる繊維は強靭で古くから紙の原料として使われ、繊維植物として広まったそうです。このため花言葉は「強靭」「壮健」です。ミツマタを使った和紙はしわになりにくく、高級で紙幣に使われたり証書や地図の用紙としても使われています。大蔵省印刷局が1876年(明治9年)からミツマタを原料に紙幣を作り始め、今でも一万円札に使用されています。2024年から流通の予定の渋沢栄一の肖像の新一万円札にも使われます。