花熟里(けじゅくり)の静かな日々

脳出血の後遺症で左半身麻痺。日々目する美しい自然、ちょっと気になること、健康管理などを書いてみます。

「第九、フィギュアスケート町田樹選手、フォレスタ澤田薫さん」

2014年12月20日 12時10分44秒 | 趣味(音楽、絵画、等)
地域の第九合唱団のコンサートに初めて行って来ました。今年は第5回目のコンサートということです。合唱団創設以来、オペラ歌手の三村卓也氏が指揮者を兼ねて歌唱指導されてきています。 「まだまだ小さな合唱団」と謙遜されていましたが、今回の参加者は、男声26名(テノール13名、バリトン13名)、女声40名(ソプラノ20名、アルト20名)です。 一般的にクラシックの演奏会では聴衆が集まりにくいと言われている中で、『第九演奏会』だけは特別で、どこも満席とのことです。 私が出かけた演奏会も前売り段階でほぼ完売とのことでしたが、一人ぐらいなんとかなるだろうと思い、受付でキャンセルの出た券をゲット、幸運にも入ることが出来ました。
やはり「第九合唱」は生で聞くべきですね。 実の姉が、さる県の県民第九合唱団(団員300名超)に30年以上入っており、第九合唱の素晴らしさは承知しているつもりでしたが、改めて合唱の迫力とソリストの素晴らしい歌声を堪能し、満足感に浸りました。

~プログラム~ (指揮者:三村卓也、ピアノ:比留間千里)

<第一部:「第九合唱団」によるクリスマス合唱特集>
1、「アベ・ヴェルム・コルプス」(モーツアルト作曲)
2、「アベマリア」(アルカデルト作曲)
3、「神の神子は」(讃美歌)
4、「ハレルヤ・コーラス」(ヘンデル作曲:メサイア44番)
5、「アーメン・コーラス」(ヘンデル作曲:メサイア53番)

アンコール:「里の秋」……(通常はドイツ語やイタリア語の曲を歌うが、5周年ということで、特別に日本語の曲を披露とのこと。)

<第二部:ソリストによる独唱>
6、針生美智子(ソプラノ):「春の声」(J.シュトラウス作曲)
7、渡邉公成(テノール) :「誰も寝てはならぬ」(プッチーニ作曲)
8、栗田真帆(メゾソプラノ):「ウェルテル この胸の内誰が言えましょうか」(ジュール・マネス作曲)
9、鹿野由之(バス);「蚤の歌」(ムソルグスキー作曲)

<第三部:「第九合唱団」と4名のソリスト>
10、「第九交響曲」から第四楽章「合唱」(ベートーヴェン作曲)

「第九の合唱」といえば、フィギュアスケートの町田樹選手がフリーの演技を「第九交響曲」で滑っていましたが、町田選手は「第九交響曲」を選んだ理由を「昨年(2013年)のグランプリシリーズのなかで疲労で極限状態になっているときに、テレビで流れた釜石市で『第九の合唱」をみんなで作るという番組に大変励まされ、それ以来、第九を大切に思っている。今年は第九をフリーに取り上げた」(NHK・TVより)
この「かまいしの第九」には、私の大好きな「フォレスタ」の澤田薫さんが深くかかわってます。 澤田さんのブログによれば、東日本大震災の年の2011年12月11日の“かまいの第九”にテノールソロで出演(7回目の出演だそうです)、今年(2014年)も12月7日に出演しています。うれしい限りです。

《澤田薫さんのブログから借用:2011年12月11日の記事》
「昨日から、岩手県釜石市に来ております。
今回で僕は、七回目の出演となる「かまいしの第九」が今から始まります
今年は震災があり、開催は難しいだろうと思っていましたが、関係者の方々や市民のみなさんの協力で今年も開催が決定したそうです。(今年で、第34回公演)『すごい』
とても素晴らしく迫力のある合唱のみなさんに押されないよう、僕もソロ頑張ろう!」

(2011年12月11日の演奏会)

歓喜の歌がみなさんに届くよう、ガンバリマス


(2014年12月7日の演奏会)






(2014年12月20日 花熟里)
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