花壇に鶏頭を思わせる花穂が多数下向きに垂れている草花を目にしました。ヒモケイトウ(紐鶏頭)の一種「アマランサス・カウダツス 」です。
“ヒユ科ヒユ属(アマランサス属)の一年草。原産:インド、熱帯アメリカ、熱帯アフリカ。日本へは江戸時代に主に観賞用として伝来。別名(ヒモゲイトウ:紐鶏頭、センニンコク:仙人穀、アマランサス)。葉色:紅・緑。草丈:70cm~100cm。花期8月~10月。茎の上部が紅色の穂状花序に成長し、ひも状に長く伸び下垂する。花穂色には赤と緑があり、赤花の方が一般的。本種やこの近縁種の種子は南米では食用にしており、わが国でも「アマランサス」の名で、健康食品として実(種)が売られており、お米と一緒に入れられて炊かれたりスープ等に入れて食べられている。東北地方では小規模ながらアカアワなどの名前で食用にも栽培されていた。
<アマランスの仲間>アマランサス・トリカラー(葉鶏頭)、 ヒモゲイトウ(紐鶏頭、アマランサス・カウダツス)、 スギモリケイトウ。“