花熟里(けじゅくり)の静かな日々

脳出血の後遺症で左半身麻痺。日々目する美しい自然、ちょっと気になること、健康管理などを書いてみます。

「18年9月の唱歌・童謡・名歌を歌う会」

2018年09月25日 09時00分00秒 | 趣味(音楽、絵画、等)
9月の「唱歌・童謡・名歌を歌う会」に行って来ました。今月は、「虫の声」、「村祭り」、「うさぎ」、「月」、「赤とんぼ」、「秋の夜半」など秋に因んだ歌を中心に15曲を練習しました。
最近、サトウハチローの「夕方のお母さん」が取り上げられることが多くなりました。会員のほとんどは女性ということもあり、リクエストが多いようです。サトウハチローは童謡の他、先月の例会で歌った 「長崎の鐘」のような歌謡曲を数多く手がけています。さらに、「悲しくてやりきれない」のようなフォーク・ソングもあり、幅の広さにビックリします。活動の広さを反映してか、サトウハチローの告別式には、音楽や詩の関係者の他、多くの一般の国民(女性が大半)が参列したので、3日に渡って行われました。幼稚園の送迎バスで多くの園児が式場に姿をみせたのは語り草になっています。参列者で「夕方のお母さん」を歌ってお別れをしたそうです。
<童謡>
秋の子(作曲:末広恭雄)、お山の杉の子(作曲:佐々木すぐる)、ちいさい秋みつけた(作曲:中田喜直、歌:ボニージャックス)。かわいいかくれんぼ(作曲:中田喜直)、うれしいひなまつり(作曲:河村光陽)、めんこい仔馬(作曲:仁木他喜雄)、夕方のお母さん(作曲:中田喜直)、他。
<歌謡曲、他>
リンゴの唄(作曲 万城目正、歌;並木路子)、長崎の鐘(作曲:古関裕而、歌:藤山一郎)。
二人は若い(作曲:古賀政男、歌:ディックミネ./星玲子)、あゝそれなのに(作曲: 古賀政男、歌:美奴)、うちの女房にゃ髭がある(作曲:古賀政男、歌:杉狂児/美ち奴)、
目ン無い千鳥(作曲:古賀政男。歌:霧島昇/ミス・コロムビア)、悲しくてやりきれない(作曲:加藤和彦、歌:ザ・フォーク・クルセダーズ)、他。


1、夕方のお母さん(サトウハチロー作詞、中田喜直作曲)
2、虫の声(作詞・作曲者不詳)
3、村祭り(作詞・作曲者不詳)
4、うさぎ(わらべうた)
5、月(作詞・作曲者不詳)
6、追憶(古関吉雄作詞、スペイン民謡)
7、夢路より(津川主一訳詩、フォスター作曲)
8、見上げてごらん夜の星を(永六輔作詞、いずみたく作曲)
9、汽車(作詞者不詳、大和田愛羅作曲)
10、北上夜曲(菊地規作詞、安藤睦夫作曲)
11、波浮の港(野口雨情作詞、中山晋平作曲)
12、赤とんぼ(三木露風作詞・山田耕筰作曲)
13、アンニーローリー(藤浦洸訳詩、スコット作曲)
14、秋の夜半(佐々木信綱作詞、ウエーバー作曲)
15、埴生の宿 (里見義作詞、ビショップ作曲)・・(H29/11~年間の課題曲)


「夕方のお母さん」
作詞:サトウ ハチロー、作曲;中田喜直 (昭和29年)
(一)
カナカナぜみが 遠くで鳴いた
ひよこの母さん 裏木戸あけて
ひよこを呼んでる ごはんだよ
やっぱりおなじだ おなじだな

(二)
チラチラ波に 夕焼けゆれた
めだかの母さん 小石のかげで
はよはよおかえり ごはんだよ
やっぱりおなじだ おなじだな

(三)
サヤサヤ風が ささの葉なでた
こねこの母さん あちこち向いて
おいしいおととで ごはんだよ
やっぱりおなじだ おなじだな






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(2018)「8月の唱歌・童謡・名歌を歌う会」

2018年08月18日 09時00分00秒 | 趣味(音楽、絵画、等)
「唱歌・童謡・名歌を歌う会」の8月例会に行って来ました。今回は夏に因んだ恒例の曲(われは海の子、海、水遊び、金魚の昼寝、風りん、夏の思い出)など6曲を始め、15曲を歌いました。久しぶりに歌った「月見草の花 (山川清作詞、山本雅之作曲)」は私の大好きな曲です。一般的にはあまり知られていないように思いますが、もっと知られてよい名曲だと思います。今月の特筆すべきことは、この会としては初めて、藤山一郎さんの歌で大ヒットした「長崎の鐘」を歌ったことです。歌謡曲はあまり取り上げられないのですが、一昨年の「青い山脈」、今回の「長崎の鐘」はいずれも、会員の強い希望があり、歌唱指導の先生がこの歌ならば、と取り上げたとのことです。

「長崎の鐘」の歌は、よく知られているように、長崎医科大学(現長崎大学医学部)放射線科の医師であり、自身も被ばく(妻は被ばく死亡)した永井隆博士が寝食を忘れて、被爆者を懸命に治療した記録的自伝本「長崎の鐘」を基にしてサトウハチローが作詞し、古関裕而が作曲、藤山一郎が歌った“祈り”の曲でした。
曲調は、短調のしっとりとしたメロディーで進んでいき、重々しい気分になりますが、後半の『なぐさめ はげまし 長崎のあゝ 長崎の鐘が鳴る』の部分が長調になり、しかも高い音域で、未来へ生きる希望を感じさせるので救われる気分になります。藤山一郎さんの明るく澄んだテノールの声による格調高い歌い方がこの曲にピッタシで大ヒットした要因とも思えます。
被ばく闘病中の永井博士には、昭和23年(1948年)10月に、ヘレン・ケラーが、また、昭和24年(1949年)5月には、昭和天皇が見舞いに訪れています。

なお、「長崎の鐘」とは長崎市内の浦上天主堂にあった「アンジェラスの鐘」のことです。浦上天主堂は原爆で崩壊し、左右二つあった聖楼ドームの右側の塔に小さな鐘、左側の塔に大きな鐘がありましたが、小さい鐘は破損していましたが、大きい鐘が無傷で見つかり、永井博士は、丸太を組みこの鐘をチェーンでつり下げ、終戦から4ヶ月後のクリスマスの日に戦後初めて鐘を鳴らしました。この鐘はその後再建された天主堂につるされて鐘の音を響かせています。一方、破損していた小さい方の鐘は、現場でそのまま遺構として保存されています。


1、われは海の子(作詞・作曲者不詳。明治43年7月尋常小学読本唱歌)
2、海(作詞・作曲者不詳。大正2年5月尋常小学唱歌)
3、月見草の花(山川清作詞、山本雅之作曲)
4、水遊び(東くめ作詞、滝廉太郎作曲。明治34年7月幼稚園唱歌)
5、しゃぼん玉(野口雨情作詞、中山晋平作曲。)
6、金魚の昼寝(鹿島鳴秋作詞、弘田龍太郎不詳)
7、証城寺の狸囃子(野口雨情作詞、中山晋平作曲)
8、かわいい魚屋さん(加藤省吾作詞、山口保治作曲)
9、長崎の鐘(サトウハチロー作詞、古関裕而作曲)
10、船頭さん(武内俊子作詞、峰田明彦補作、河村光陽作曲)
11、夏の思い出(江間章子作詞、中田喜直作曲)
12、夕焼け小焼け(中村雨紅作詞、草川信作詞)
13、風りん(川路柳紅作詞、草川信作曲)
14、夕方のお母さん(サトウハチロー作詞、中田喜直作曲)
15、埴生の宿 (里見義作詞、ビショップ作曲)・・(H29/11~年間の課題曲)


「長崎の鐘」「昭和24年(1949年)7月1日にコロムビアレコードより発売
作詞:サトウハチロー
作曲:古関裕而
歌 :藤山一郎
(一)
こよなく晴れた 青空を
悲しと思う せつなさよ
うねりの波の 人の世に
はかなく生きる 野の花よ
なぐさめ はげまし 長崎の
ああ 長崎の鐘が鳴る

(二)
召されて妻は 天国へ
別れてひとり 旅立ちぬ
かたみに残る ロザリオの
鎖に白き わが涙
なぐさめ はげまし 長崎の
ああ 長崎の鐘が鳴る

(三)
つぶやく雨の ミサの音
たたえる風の 神の歌
耀く胸の 十字架に
ほゝえむ海の 雲の色
なぐさめ はげまし 長崎の
あゝ 長崎の鐘が鳴る

(四)
こころの罪を うちあけて
更け行く夜の 月すみぬ
貧しき家の 柱にも
気高く白き マリア様
なぐさめ はげまし 長崎の
ああ 長崎の鐘が鳴る




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(2018)「7月の唱歌・童謡・名歌を歌う会」

2018年07月27日 09時00分00秒 | 趣味(音楽、絵画、等)
7月の「唱歌・童謡・名歌を歌う会」に行って来ました。夏・7月に因み、「七夕さま」、「うみ」、「蛍」、「ほたるこい/あっちの水」、「花火」を始め、よく知られている曲ばかり16曲を歌いました。

私の住んでいる地域に、“せせらぎを蛍の里にする活動”をしているグループがあります。蛍の幼虫をせせらぎに放流し、育てているのですが、カルガモやコサギなどがこの幼虫を食べてしまい、蛍が成長するまで苦労の連続だったようですが、活動をされている方の話では、今年は無事多くの蛍が舞ったとのことでしたが、7月下旬で蛍は終了とのことです。私は夜間の外出は控えているので、蛍を見ることができませんでしたが、いつの日か、見てみたい思っています。

「おゝ ブレネリ」はよく知られた歌ですが、この会ではここ数年歌っていないようで、皆さん久しぶりに歌ったと言っていました。この歌が日本に入ってきたのは、1949年(昭和24年)です。訳詩者の松田稔は、日本リクリエーション協会の会長で、アメリカのYMCAから派遣されてきたR.L.ダーギンから1冊の歌集を贈呈されましたが、その歌集の中の「おゝ ブレネリ」に注目し、一番と2番を訳詩(作詞)します。後日、東大音感合唱団が3番と4番を補作しています。 
終戦後、戦前への批判から社会運動の一環として「うたごえ運動」が盛んになり、都市では「歌声喫茶」が誕生し、ロシア民謡、労働歌などが好んで歌われました。この「おゝ ブレネリ」も最もよく歌われた曲の一つで、東大音感合唱研究会が付け加えた詞は、当時の世相を表していると言われています。



1、うみ(林柳波作詞、井上武士作曲)
2、あの町この町(野口雨情作詞、中山晋平作曲)
3、七つの子(野口雨情作詞、本居長世作曲)
4、おゝ ブレネリ(松田実訳詩、スイス民謡)
5、静かな湖畔(作詞・作曲者不詳)
6、サンタルチア(堀内敬三訳詩、ナポリ民謡)
7、時計台の鐘(高階哲夫作詞・作曲)
8、知床旅情(森繁久弥作詞・作曲)
9、ほたるこい/あっちの水(わらべうた、和田かずま編曲)
10、蛍(井上赳作詞、下総皖一作曲)
11、七夕さま(権藤はなよ・林柳波作詞・下総皖一作曲)
12、花火(井上赳作詞、下総皖一作曲)
13、叱られて(清水かつら作詞、弘田龍太郎作曲)
14、浜千鳥(鹿島鳴秋作詞、弘田龍太郎作曲)
15、浜辺の歌(林古径作詞、成田為三作曲)
16、埴生の宿 (里見義作詞、ビショップ作曲)・・(H29/11~年間の課題曲)


『おゝ ブレネリ』
スイス民謡
詩詞:松田 稔、補詞(三番・四番):東大音感合唱研究会

(一)
 おおブレネリ あなたのお家はどこ
 わたしのお家は スイッツランドよ
 きれいな湖水の ほとりなのよ
 (以下繰り返し)  
  ヤッホ ホトゥラララ
  ヤッホ ホトゥラララ
  ヤッホ ホトゥラララ
  ヤッホ ホトゥラララ
  ヤッホ ホトゥラララ
  ヤッホ ホトゥラララ
  ヤッホ ホトゥラララ ヤッホホ

(二)
 おおブレネリ あなたの仕事はなに
 わたしの仕事は 羊飼いよ
 おおかみ出るので こわいのよ
 (繰り返し)

(三)
 おおブレネリ わたしの腕をごらん
 明るいスイスを つくるため
 おおかみかならず 追い払う
 (繰り返し)

(四)
 おおブレネリ ごらんよスイッツランドを
 自由を求めて 起ち上がる
 たくましいみんなの 足どりよ
 (繰り返し)
            」 





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「清瀬フォレスタ・セレクションコンサート~和魂洋才~」18

2018年07月12日 09時00分00秒 | 趣味(音楽、絵画、等)
7月10日に開催された「清瀬フォレスタ・セレクションコンサート~和魂洋才~」に行って来ました。清瀬のセレクション・コンサートは今年で6回目になります(第1回は2013年)。セレクション・コンサートでは、リーダーの大野隆さんがプロデュースし、歌もそれぞれが好きな歌を歌い、衣装も各自で考え、演奏中の動きも各々が工夫するというスタイルです。

今回は第一部では日本の抒情歌を3曲歌い(スタンドマイク使用)、其の後は、ハンドマイクを使用して、ミュージカル『サウンド・オブ・ミュージック』の中の名曲を歌いました。第二部は、例年通りオペラ名曲集でした(マイクなし)。 第一部で歌われる歌は、第1回(2013年)~第3回(2015年)は、日本の抒情歌だけでしたが、第4回(2016年)・第5回目(2017年)はミュージカルの名曲が一部入り、今年(第6回)は完全にミュージカル主体の構成となりました。今年のステージを見て、「こころの歌」などでフォレスタのレパートリーとして、ュージカルの名曲をもっと取り上げて歌っても良いのではないかと思いました。それほど、素晴らしいステージでした、フォレスタとしての縛りがないために、各メンバーが伸び伸びと歌っていました。

昨年は、第一部で「海ゆかば」を今井俊介さんはじめ男声が歌いました。軍歌・戦時歌謡を歌えるのは今の日本ではフォレスタのみです。毎年10月の「スペシャルコンサート東京」では軍歌・戦時歌謡を歌っていますが、清瀬セレクション・コンサートでも毎年1曲は歌ってほしいと願っています。

第一部が終了し、メンバー紹介に移り、まず、ピアニストの紹介から始まりました。今回は南雲さんと男性ピアニストの石川和男さんでした。二人は武蔵野音大の先輩・後輩に当たるそうです。ついで、女声からということで、小笠原さんが、「収録中で、毎日大変な作業をしている。収録した中で好きな曲」として、「お祭りマンボ」(美空ひばり)を披露してくれました。いつものコンサートであれば、新メンバー(谷原さん・池田さん・財木さん)を含め、各女声メンバ-の挨拶となるのでしょうが、休止中の中安さんと吉田さんがいるので、小笠原さんがとっさに配慮したのではないかと思っています。 男声に移って、大野さんが、「今日は小笠原さんがいつもと違うことをしたので、男声も突然の対応をした」と話し、女声同様に収録中であり、この中でノリの良い曲として「「青い瞳」(ブルーコメッツ)」を披露してくれました。

会場全体合唱は「浜辺の歌」で、「最近、話が上手になった」として指名された塩入さんの指導で歌いました。会場合唱に移った時に。榛葉さんが舞台から姿を消しました。不思議だなと思ってみていると、大野さんが榛葉さんの姿を消した方に行き、暫くして、帰ってきました。 多分、榛葉さんが体調不良か何かで、一時的に舞台から消えたのではないでしょうか? 第二部が始まって、「オレンジの花は香り」を全員が歌う中で、榛葉さんは、客席に向かって舞台の端に座りました。やはり、体調に変化があったのではないかと思っていますが、真相やいかに?? 榛葉さんは、「母さん、あの酒は強いね」をソロで歌いましたが、なんとなく、声に張りがなく、顔色も艶がないように見えたのは、勘ぐりすぎでしょうか。

第二部はオペラ名曲集で、皆さん本領発揮です。 はじめてお目にかかる財木さん、谷原さんのステージを注目しました。「アヴェマリア(マスカーニ)」を谷原さんが持ち前の歌唱力で歌い上げました。ここまで表現できる声楽家は少ないのではと思いました。財木さんは真っ赤なドレスで、「ママも知るとおり」を歌い、会場を魅了しました。池田さんは、第二部のオペラでは出番がなく、第一部のミュージカルで、「私のお気に入り」を小笠原さんと一緒に歌い、途中二人で掛け合いをするなど、なかなか、素晴らしいステージでした。
休止中の中安さんと吉田さんが、「ホフマンの舟歌」を歌い、また、「ユー・レイズ。ミー・アップ」を小笠原~池田~吉田~中安さんの順でソロで歌いました。吉田さんと中安さんにとっては、今までの長年のフォレスタ・ステージの締めくくりでもあり、二人とも、心なしかやや控えめなステージに感じられました。(すこし寂しかったのかな???)
今後の活躍を祈念したいと思います。


【演奏曲】

<第一部>
「夏の思い出」;全員(スタンドマイク) アカペラ
「ほたるこい」:女声(スタンドマイク) アカペラ
「村祭り」 :榛葉・男声 (スタンドマイク) アカペラ
ミュージカル『サウンド・オブ・ミュージック』より
 「サウンド・オブ・ミュージックのテーマ」:榛葉:谷原、(ピアノ)南雲・石川
 「私のお気に入り」:小笠原・池田、(ピアノ)石川 
 「ドレミの歌」:澤田・横山、(ピアノ)南雲
 「エーデルワイス」:大野・塩入、(ピアノ)石川
 「すべての山に登れ」:財木・全員、(ピアノ)南雲、石川

~女声紹介~小笠原、「お祭りマンボ」(美空ひばり)
~男声紹介~大野、「青い瞳」(ブルーコメッツ)

「浜辺の歌」:会場合唱、(指導)塩入、(ピアノ)南雲

<第二部>
P.マスカーニ作曲 オペラ『カヴァレリア・ルスティカーナ』より
 「オレンジの花は香り」;全員、(ピアノ)石川・南雲
 「ママも知るとおり」;財木、(ピアノ)南雲
 「アヴェマリア」;谷原、(ピアノ)南雲
 「母さん、あの酒は強いね」;榛葉、(ピアノ)石川

J.オッフェンバック作曲 オペラ『ホフマン物語』より
 「ホフマンの舟歌」;中安・吉田、(ピアノ)南雲

G.ロッシーニ作曲 オペラ『オテロ』より
 「いいえ、おそれることはありません」;澤田・横山、(ピアノ)石川

G.ヴェルディ作曲 オペラ『シモン・ボッカネグラ』より
 「皆が私を讃えている」;大野・塩入、(ピアノ)石川

「ユー・レイズ。ミー・アップ」;小笠原・池田・吉田・中安、(ピアノ)石川・南雲

~アンコール~
「乾杯の歌」 G.ヴェルディ作曲  (ピアノ)南雲・石川
「グラナダ」 A.ララ作曲 (ピアノ)南雲・石川 

以上
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「大谷康子&スロヴァキア国立放送交響楽団の演奏会に行って来ました。」18

2018年07月02日 09時00分00秒 | 趣味(音楽、絵画、等)
6月24日(日)に練馬文化センターで開催された「「大谷康子&スロヴァキア国立放送交響楽団の演奏会」に行って来ました。

~演奏曲~
スメタナ 「モルダウ」 ホ短調(連作交響詩 “我が祖国”より (楽団演奏)
チャイコフスキー 「ヴァイオリン協奏曲」 ニ長調 作品35  (楽団+大谷康子ソロ演奏)
ドヴォルザーク 「交響曲第9番『新世界より』」 ホ短調 作品95 (楽団演奏)

~アンコール~
ドヴォルザーク 「スラブ舞曲第4番」 (楽団演奏)

演奏曲は、チェコ&スロバキアの有名な作曲家で、ボヘミア音楽の両雄ともいえるスメタナとドヴォルザーク、そしてロシア人のチャイコフスキーの曲目で、いずれも日本人の大好きな曲ばかりです。 演奏会の眼目の一つは、ロシアの情緒を含んだ難曲・チャイコフスキーの 「ヴァイオリン協奏曲」を、 ヴァイオリンの超絶技巧を駆使する大谷康子さんのソロ演奏をスロヴァキア国立放送交響楽団の演奏が「追いかけたり」、「支えたり」する演奏の妙です。次に、スロヴァキア国立放送交響楽団の奏でるボヘミア音楽とスラブ民族音楽の精神でしょう。ボヘミアやハンガリーの音楽、さらにロシアの音楽は日本人の心情に共感するように思えます。スメタナ、ドヴォルザーク、チャイコフスキーの3名はスラブ系民族です。
スロヴァキア交響楽団のメンバーは演奏の途中には、ほとんど表情を変えませんが、チェロの女性の首席演奏者(?)だけは、時折、笑顔を見せたり、引き締まった表情をしたりと、実に表情豊かに演奏していたのが印象的でした。なお、大谷さんの挨拶、指揮者のマリオ・コシックさんのメッセージが聞けなかったのは残念でした。一言でも生の声を聴かせて頂きたかったです。



(チラシより借用)



(大谷康子さん:チラシより借用)
「2017年でデビュー42年を迎えた。国内外の著名なオーケストラと共演を重ねており、1公演で4曲のヴァイオリンコンチェルトを演奏する前代未聞の快挙を達成し話題となった。2017年5月には “キエフの春音楽祭”に招聘され、キエフ国立フィルと共演。2018年9月にキエフ国立コンサートホール創立155周年記念コンサートに招聘されている。また2017年夏にはモスクワ・フィルと日本ツアーにて共演し絶賛を博した。文化庁「芸術祭大賞」、川崎市文化賞受賞。東京音楽大学教授。東京芸術大学講師。(公財)練馬区文化振興協会理事長、川崎市市民文化大使。高知県観光特使。(公財)日本交響楽振興財団理事。テレビ番組「おんがく交差点」(BSジャパン 毎週木曜夜 11時00分~)では司会・演奏を務め、多彩なゲストとの共演も注目されている。」


(スロヴァキア国立放送交響楽団 :チラシより借用)
「スロヴァキア国立放送交響楽団は、中欧を代表するオーケストラとして世界中で活動を続けている。スロヴァキアの首都ブラティスラヴァを本拠地とする。1929年スロヴァキア放送の運営するオーケストラとして設立され、1942年より、放送局の音楽監督でありスロヴァキア出身の作曲家、アレクサンデル・モイゼスの尽力により規模を拡大、ラジオ放送のための定期公演を行うようになった。現在の首席指揮者はマリオ・コシック。来日は多数あり、いずれのツアーでも各地で絶賛を博している。その優れたテクニックから、ナクソスレーベル及び姉妹レーベルのマルコ・ポーロに多数の録音を残しており、ディスコグラフィは200枚近くに上る。」

以上
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