ジョルジュの窓

乳がんのこと、食べること、生きること、死ぬこと、
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いろんなことについて、考えたい。

新谷食事健康法と癌

2006-01-13 | 乳がん
新谷弘実(しんや・ひろみ)氏は
胃腸の内視鏡手術という
画期的な事を始めた医師だ。

当然、担当する患者には 癌患者もいる。

手術もする。

その時 氏は 癌の部分を切除するが
その後 抗がん剤を使った治療をしないのだそうだ。

なんと、リンパ節に転移があっても しないという。

理由は、
ミラクル・エンザイムを浪費してしまう‘薬’の、
最たるものが 抗がん剤だから。

その代わりに 新谷食事健康法を実行してもらうのだと言う。



そして、なんと!

氏によれば、
新谷食事健康法を実行して
再発や転移をした人は 
今だに ひとりも いないのだと言う。

本当に、ほんとう?



話半分に聞いたとしても、
凄い事だ。

がん患者は 必死だから、だそうだ。

必死に食生活を変え、
生活習慣を変え、
それを守る。

私も、気持ちはわかる。

(ただ ぐうたらなので 続かないだけ。)

(それに、完ぺき主義ではないので、イバレナイだけ。)

(それから、食べたいものを我慢するなんて、
 したくないし、できない。
 お肉だって、食べたいもん!!)



氏によると、
肉食を続けるなどして 腸相が悪くなると
便は腸の中に長く停滞するようになる。

憩室〈ポケット)ができると そこに停滞便(宿便)がたまり、
停滞便が毒素を出すと遺伝子に変化が起こる。

ポリープができる、ポリープが癌化する。



腸相の悪化は
大腸がん、大腸ポリープ、憩室炎などの
大腸の病気をもたらす。

のみならず、
腸相の悪い人の多くは
子宮筋腫、高血圧、動脈硬化、心臓病、肥満、
乳がん、前立腺がん、糖尿病などの
生活習慣病を発病しているとか。(p37)



氏は 特に 乳がんの患者に関して
憩室や停滞便が多く
悪い腸相をしている、と断言している。(p53)

ムカつくけれど、
氏がそう言うのなら、そうなのかもしれない。



氏は 患者の食歴を詳しく聞いているのだそうだ。

がん患者は 動物食(肉、魚、卵、牛乳など)を
たくさんとっていると言う。

そして 早い年齢で発病した人ほど
動物食を早くから、そして頻繁にとっているとか。

そして、腸相が悪い。

だから、
女性なら乳がん、男性なら前立腺がんの患者の大腸には
異常が発見される確立が高い。

アメリカでは 乳がん・前立腺がんの人は 
大腸検査を受ける、というのが 浸透してきている。

私は受けよう、受けようと(乳がん手術以後)思いつつも
まだ 一度も 大腸がん検査を受けたことがない。

怖い。



それにしても、癌の再発が0パーセントだなんて。

まず、
タバコとアルコールの習慣を止める。

肉類、牛乳、乳製品も 4、5年は完全に止める。

そして 動物食を少量に抑えた新谷食事健康法を実践。

さらに 毎日の生活に幸福感を持っていただけるように
精神面でのフォローをする。



あら、精神面でのフォローってのは、珍しい。

日本の各病院でも ぜひやってもらいたい。

でも 
私たちがん患者にもできることがあるのなら。

「病気を根本的に治すことができるのは、
 日々の積み重ねだけです。

 ですから、・・・(中略)・・・規則的な食生活と生活習慣を
 実践していくことが大切です。」p67



私はずいぶん、変わったと思うけど。

もちろん、手術後に。

人間の身体の細胞は
常に少しずつ入れ替わる。

短い部位では数日、長い部位でも数年で
それが全部入れ替わるのだそうだ。

術語3年を経て、
少しは気をつけた食生活を送り、
私の体の細胞は
だいぶ健康になってきてくれたのではないか、
と思っている。

きっと腸相も なかなかのいいオンナなのでは?

(ほら、快便だし。笑)


2 コメント

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このビンに・・ (arfa)
2006-01-15 09:00:17
一輪 欲しいところですね!
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そうなんです! (ジョルジュ)
2006-01-15 09:06:11
でも 白い花でなきゃヤダ、とか思っていたので

なかなか挿せなくて。。

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